演奏上達法
2020年01月04日 07:25
例のコード付け(ピアノ演奏)を聴いて
あなたは気が付いたでしょうか?
[A1](12)と [A2](12)では、
別のコード進行が付いていることを…。
普通の場合、
[A1] と[A2] はメロディーが同じなので
コード進行も(ほぼ)同じです。
「ほぼ」と書いたのは
それぞれの最後の1〜2小節が違います。
[A1](12)の11〜12小節は、
[A2](12)に帰るためのコード進行。
[A2](12)の11〜12小節は、
[B](9)に行くための進行になるからです。
ですが、それ以外はメロディーが同じなので
当然コード進行も同じなのです。
では、なぜ今回は変えたのか?
その理由は〜
今回の演奏はソロ・ピアノですが、
ピアノ・トリオや管楽器がいるバンドで
演奏する場合、アレンジの一つの方法として
次のような想定をしているのです。
[A1] をソロ・ピアノで自由に弾いて、
11小節目あたりからテンポを出して、
[A2] からドラム、ベースが入って来る。
または管楽器がメロディーを吹き始める。
そんな設定になっているのです。
ソロ・ピアノなら細かいコード付けも出来ますからね。
私はピアノ・トリオでずっと活動していましたから、
この方法をよく取り入れていました。
コード進行の違いに気が付かなかった人は
ぜひもう1度 [A1] と [A2] を注意して聴いて下さい。
1〜7小節目までが
別のコード進行になっています。
どちらもメロディーにピッタリ合っていて、
自然に聴こえるはずです。
コード付けの面白さは同じメロディーでも
いろいろなコード進行が付けられることです。
同じ曲でもジャズ・ピアニストによって
コード付けが違うことはジャズ・ファンなら
すでに体験していることでしょう。
それもジャズの楽しみ方の一つですからね。
一般の人が音楽を聞く場合、
歌なら歌詞、演奏ならメロディーを中心に
聞きますよね?
ベース・ラインやコードまで聞かないでしょう?
しかしコード付けを出来るようになりたい人、
演奏能力を高めたい人は、音楽を聞く時に
コード進行(ということはベース・ライン)や
コードの響き(縦の積み重ね方)まで聴く訓練を
しなくてはいけません。
(続く)
あなたは気が付いたでしょうか?
[A1](12)と [A2](12)では、
別のコード進行が付いていることを…。
普通の場合、
[A1] と[A2] はメロディーが同じなので
コード進行も(ほぼ)同じです。
「ほぼ」と書いたのは
それぞれの最後の1〜2小節が違います。
[A1](12)の11〜12小節は、
[A2](12)に帰るためのコード進行。
[A2](12)の11〜12小節は、
[B](9)に行くための進行になるからです。
ですが、それ以外はメロディーが同じなので
当然コード進行も同じなのです。
では、なぜ今回は変えたのか?
その理由は〜
今回の演奏はソロ・ピアノですが、
ピアノ・トリオや管楽器がいるバンドで
演奏する場合、アレンジの一つの方法として
次のような想定をしているのです。
[A1] をソロ・ピアノで自由に弾いて、
11小節目あたりからテンポを出して、
[A2] からドラム、ベースが入って来る。
または管楽器がメロディーを吹き始める。
そんな設定になっているのです。
ソロ・ピアノなら細かいコード付けも出来ますからね。
私はピアノ・トリオでずっと活動していましたから、
この方法をよく取り入れていました。
コード進行の違いに気が付かなかった人は
ぜひもう1度 [A1] と [A2] を注意して聴いて下さい。
1〜7小節目までが
別のコード進行になっています。
どちらもメロディーにピッタリ合っていて、
自然に聴こえるはずです。
コード付けの面白さは同じメロディーでも
いろいろなコード進行が付けられることです。
同じ曲でもジャズ・ピアニストによって
コード付けが違うことはジャズ・ファンなら
すでに体験していることでしょう。
それもジャズの楽しみ方の一つですからね。
一般の人が音楽を聞く場合、
歌なら歌詞、演奏ならメロディーを中心に
聞きますよね?
ベース・ラインやコードまで聞かないでしょう?
しかしコード付けを出来るようになりたい人、
演奏能力を高めたい人は、音楽を聞く時に
コード進行(ということはベース・ライン)や
コードの響き(縦の積み重ね方)まで聴く訓練を
しなくてはいけません。
(続く)