宮沢賢治の聴いたクラシック

2013年12月10日

宮沢賢治の聴いたクラシック

これは貴重な本そしてCDだ。

宮沢賢治の聴いたクラシック
CD2枚付:
宮沢賢治没後80年記念企画
(CDブック) [単行本]
萩谷 由喜子 (著)
佐藤 泰平, クリストファ・N. 野澤





<内容紹介> Amazonより

宮澤賢治没後80年記念出版

今年は宮澤賢治の没後80年。

この間に様々な賢治像が
解明されてきたにもかかわらず、
その音楽世界は主として
童話・童謡的な世界のイメージに
留まってきたように思われる。

しかし彼は、当時の最先端を行く
クラシック・レコードのコレクターであり、
そこから詩や童話創造への
根源的インスピレーションを
得ていることも多い。

本企画では、
長くその音源が得られなかった
賢治所蔵のレコード音源を、
佐藤泰平、
クリストファ・N・野澤両氏
から提供を受け、
賢治の作品創造や
生涯に即した視点から編集、
2枚のCDに収録した。

詩集「春と修羅」執筆に
最初のエネルギーを与えた
ベートーベンの「運命」、
童話「セロ弾きのゴーシュ」
の背景にあるオーケストラ音の再現、

「銀河鉄道の夜」の少年カムパネルラの
イメージを喚起したと思われる
ピアノ曲「ラ・カンパネルラ」の特定など、
賢治ファンには興味津々の内容。

丹念な資料調査に基づいて、
賢治の生涯と
音楽の関係を浮き彫りにする
萩谷由喜子の解説本を付す。

装画は、
賢治世界の光と風を描く
第一人者・田原田鶴子。

最高の布陣をもって、
長く失われていた賢治の音楽体験、
詩創造の根源の“心象宇宙”を再生させる!

宮沢賢治の聴いたクラシック CD2枚付: 宮沢賢治没後80年記念企画 (CDブック)

【編集担当からのおすすめ情報】

・賢治自身が死の床で聴いた
「牧神の午後への前奏曲」を、
賢治遺愛のレコードから再生。

賢治最晩年の心境に肉迫する。

・全16曲中、8曲までが世界初復刻。

「運命」「田園」「新世界」など、
賢治が耳にした クラシックの名曲が、
80年の歳月を超えて追体験可能に。

・最新の資料調査に基づき
賢治の生涯と音楽を描く、
読み応え充分の解説本付き。

内容(「BOOK」データベースより)

全16曲中8曲が世界初復刻!

80年の時を超え追体験する賢治詩創造の原点!

賢治遺愛の『牧神の午後への前奏曲』を含む、
全16曲156分の心象宇宙、交響!


terusannoyume at 17:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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