和声学
2020年12月02日
沢山集めたけれど…
久し振りです。
元気でしたか?
こちらも元気ですよ。
私が最近やっていたことは、
いままでに集めた
和声学や対位法の本を
何となく眺めていた?
「しっかり課題をやった!」と
言えたら素晴らしいのですが、
「ページをパラパラめくっていた」
という情けない状態です。
本は沢山持っているのですが、
どれか1冊を決めて、
ちゃんと学ぼうかな
と思っているところです。
ジャズの勉強も続けています。
そのことは、また後日報告しますね。
元気でしたか?
こちらも元気ですよ。
私が最近やっていたことは、
いままでに集めた
和声学や対位法の本を
何となく眺めていた?
「しっかり課題をやった!」と
言えたら素晴らしいのですが、
「ページをパラパラめくっていた」
という情けない状態です。
本は沢山持っているのですが、
どれか1冊を決めて、
ちゃんと学ぼうかな
と思っているところです。
ジャズの勉強も続けています。
そのことは、また後日報告しますね。
terusannoyume at 17:44|Permalink│Comments(2)│
2020年01月20日
「男の子女の子」ジャズ(その6)
今回は、[ B ] 9(サビ)のコード進行を学ぼう。
この曲「男の子女の子」の形式は
サビ付きのブルースだったよね。
[ A1 ] 12
[ A2 ] 12
[ B ] 9
[ A3 ] 12
すでに[ A1 ] 12、[ A2 ] 12のコード進行は学んだ。
[ A3 ] 12は、
[ A1 ] 12のコード進行と同じにすればいいので、
あとは[ B ] 9を学べば
この曲を演奏出来ることになる。
☆
原曲のコード進行を<キーB♭>で書くと〜
| E♭ | E♭7 | B♭ | B♭ |
| D7 | Gm7 | C7 | F7 | F7 (sus4) |
次に私が付け替えたコード進行。
| E♭|E♭m7 | Dm7 Dm7/C | Bm7(♭5) B♭7 |
| Am7(♭5) D7 | Gm7 Gm7/F | Em7(♭5) E♭m6 |
| Dm Dm(M7) Dm7/G G7 | Cm7 F7 |
コード進行は気分で勝手に付けているのではなく、
すべてのコードにちゃんとした理由がある。
2小節目「E♭m7」は、
本来ならサブドミナント・マイナー
「E♭m6」が来るところだが
メロディーに「♭レ」があるので
このようになった。
原曲3〜4小節目はトニック(B♭)だが、
トニックは [ A3 ] の頭で出したいので、
ここは代理を利用したコード進行にした。
沢山の曲を分析すると、
この意味がわかると思う。
7小節目のメロディーは、
「ド」が8分音符で7つもあり、
コード「C7」ではベースも「ド」。
それでベース音を変えた。
この場合、原曲のコードを
まったく無視しているのではない。
「C7」と「Em7(♭5)」は
同じコード。ベースが違うだけ。
8小節目のメロディーは
「ファ」が4分音符で4つ。
コードも「F7」のみ。
これでも決して悪くはない。
しかし私は一つの声部だけは変化させようと思い
「クリシェ」を使った。
実際の押さえ方は次回説明する。
コードネームだけでは伝わらない場合がある。
例えば9小節目の「Cm7」。
「そんなの知ってるよ」
「ド、♭ミ、ソ、♭シでしょ!」
と答える人達のために〜。
ここは左手でベース音「ド」を弾いて、
右手は「ソ、♭シ、レ、ファ」を弾く。
「え〜、何で〜?」
次回説明する。
☆
簡単に主要部分を説明したけれど、
もちろんすべてのコードについて
説明出来るし理由がある。
コード進行はフィーリングで付けるのではない。
ベースライン(横の流れ)と
なるべくメロディーと重複しないコードを選ぶ。
いや、これだけではない。
これでは誤解を与えるかもしれない。
まだまだいろいろな約束事がある。
和声学を学んだ人なら理解出来ると思うけれど、
どんなに細かいコードを付けても、
すべて説明出来る。
一定のルールの中で
各自が自由に付けるゲームみたいなもので、
結果は一人ずつ違ってくるから面白い。
(続く)
この曲「男の子女の子」の形式は
サビ付きのブルースだったよね。
[ A1 ] 12
[ A2 ] 12
[ B ] 9
[ A3 ] 12
すでに[ A1 ] 12、[ A2 ] 12のコード進行は学んだ。
[ A3 ] 12は、
[ A1 ] 12のコード進行と同じにすればいいので、
あとは[ B ] 9を学べば
この曲を演奏出来ることになる。
☆
原曲のコード進行を<キーB♭>で書くと〜
| E♭ | E♭7 | B♭ | B♭ |
| D7 | Gm7 | C7 | F7 | F7 (sus4) |
次に私が付け替えたコード進行。
| E♭|E♭m7 | Dm7 Dm7/C | Bm7(♭5) B♭7 |
| Am7(♭5) D7 | Gm7 Gm7/F | Em7(♭5) E♭m6 |
| Dm Dm(M7) Dm7/G G7 | Cm7 F7 |
コード進行は気分で勝手に付けているのではなく、
すべてのコードにちゃんとした理由がある。
2小節目「E♭m7」は、
本来ならサブドミナント・マイナー
「E♭m6」が来るところだが
メロディーに「♭レ」があるので
このようになった。
原曲3〜4小節目はトニック(B♭)だが、
トニックは [ A3 ] の頭で出したいので、
ここは代理を利用したコード進行にした。
沢山の曲を分析すると、
この意味がわかると思う。
7小節目のメロディーは、
「ド」が8分音符で7つもあり、
コード「C7」ではベースも「ド」。
それでベース音を変えた。
この場合、原曲のコードを
まったく無視しているのではない。
「C7」と「Em7(♭5)」は
同じコード。ベースが違うだけ。
8小節目のメロディーは
「ファ」が4分音符で4つ。
コードも「F7」のみ。
これでも決して悪くはない。
しかし私は一つの声部だけは変化させようと思い
「クリシェ」を使った。
実際の押さえ方は次回説明する。
コードネームだけでは伝わらない場合がある。
例えば9小節目の「Cm7」。
「そんなの知ってるよ」
「ド、♭ミ、ソ、♭シでしょ!」
と答える人達のために〜。
ここは左手でベース音「ド」を弾いて、
右手は「ソ、♭シ、レ、ファ」を弾く。
「え〜、何で〜?」
次回説明する。
☆
簡単に主要部分を説明したけれど、
もちろんすべてのコードについて
説明出来るし理由がある。
コード進行はフィーリングで付けるのではない。
ベースライン(横の流れ)と
なるべくメロディーと重複しないコードを選ぶ。
いや、これだけではない。
これでは誤解を与えるかもしれない。
まだまだいろいろな約束事がある。
和声学を学んだ人なら理解出来ると思うけれど、
どんなに細かいコードを付けても、
すべて説明出来る。
一定のルールの中で
各自が自由に付けるゲームみたいなもので、
結果は一人ずつ違ってくるから面白い。
(続く)
terusannoyume at 07:10|Permalink│Comments(0)│
2018年12月07日
和声学とジャズ理論
私が以前から毎日続けていることは、
クラシック系の和声の分析。
ジャズ&ポピュラーの理論書には
転回形の使い方は詳しく書いてない。
逆に和声学などクラシック系は、
転回形を上手く使っている。
両方の良い面を取り入れると
バランスが取れるのではないかと思う。
クラシック系の和声の分析。
ジャズ&ポピュラーの理論書には
転回形の使い方は詳しく書いてない。
逆に和声学などクラシック系は、
転回形を上手く使っている。
両方の良い面を取り入れると
バランスが取れるのではないかと思う。
terusannoyume at 23:44|Permalink│Comments(0)│
2018年05月01日
楽しいことをしよう!
やっと暖かくなりましたね。
今日から5月です。
いろいろなことにチャレンジして、
成長していくには良い季節です。
あなたの勉強&練習も進んでいるでしょう。
私も最近は和声学の本を復習したりしています。
もう何十年も前にレッスンに通って学んだのですが、
その頃よりも今の方がさらに理解出来ます。
ジャズ理論との違い。
それぞれの良さがある。
両方学んで上手く使い分け出来たらいいなと思います。
あなたも自分の信じる道を楽しんで進んで下さい。
今日から5月です。
いろいろなことにチャレンジして、
成長していくには良い季節です。
あなたの勉強&練習も進んでいるでしょう。
私も最近は和声学の本を復習したりしています。
もう何十年も前にレッスンに通って学んだのですが、
その頃よりも今の方がさらに理解出来ます。
ジャズ理論との違い。
それぞれの良さがある。
両方学んで上手く使い分け出来たらいいなと思います。
あなたも自分の信じる道を楽しんで進んで下さい。
terusannoyume at 21:29|Permalink│Comments(2)│
2017年03月01日
2014年12月02日
和声をマスターするなら
和声学を本格的に学びたい人は
このシリーズ(1〜3巻)が決定版。
芸大和声だね。
今回紹介しているのは第2巻だけれど、
音大に行っていた人は、
赤い表紙の第1巻を学んだと思う。
しかし第1巻だけでは基本の基本。
第3巻(分厚い本だ)まで学ぶと、
かなりのことが出来るようになる。
和声 理論と実習 (2)
単行本 – 1998/12/10
島岡 譲 (著)
和声―理論と実習 (2)
昨夜(早朝まで)第2巻を
2日前には第3巻を朝まで
ざっと読み直していたけれど、
これは本気でやらなければ
全巻を理解するのは難しい。
音大の作曲科を受験する人なら
全巻やっていなければいけない。
それぐらいの覚悟がないと、
これを独習でやるのは無理。
私も本は以前から持っていたけれど、
ちゃんと(真面目に)学んでいないので、
ここらでちょっとやってみようかな?
と思い始めている。
(私が高校(作曲科)の時に学んだ
和声学は別の本だったので…)
他にも学ぶことが沢山あるので、
時間を上手く使わないとダメだね。
このシリーズ(1〜3巻)が決定版。
芸大和声だね。
今回紹介しているのは第2巻だけれど、
音大に行っていた人は、
赤い表紙の第1巻を学んだと思う。
しかし第1巻だけでは基本の基本。
第3巻(分厚い本だ)まで学ぶと、
かなりのことが出来るようになる。
和声 理論と実習 (2)
単行本 – 1998/12/10
島岡 譲 (著)
和声―理論と実習 (2)
昨夜(早朝まで)第2巻を
2日前には第3巻を朝まで
ざっと読み直していたけれど、
これは本気でやらなければ
全巻を理解するのは難しい。
音大の作曲科を受験する人なら
全巻やっていなければいけない。
それぐらいの覚悟がないと、
これを独習でやるのは無理。
私も本は以前から持っていたけれど、
ちゃんと(真面目に)学んでいないので、
ここらでちょっとやってみようかな?
と思い始めている。
(私が高校(作曲科)の時に学んだ
和声学は別の本だったので…)
他にも学ぶことが沢山あるので、
時間を上手く使わないとダメだね。