フリープレイ・人生と芸術におけるインプロヴィゼーション

2014年11月25日 19:35

ジャズ(即興)をする人には
大変興味深い本がありますよ。

キース・ジャレットも、この本を読んでいる。
(推薦文を書いているので…)

フリープレイ
人生と芸術におけるインプロヴィゼーション
単行本 – 2014/8/27
スティーヴン・ナハマノヴィッチ (著)
若尾裕 (翻訳)





<内容紹介> Amazonより

芸術と人生を
「インプロヴィゼーション」として捉え、
その真髄に迫る、表現者のためのバイブル。
欧米で読み継がれる古典が待望の邦訳! !

「インプロヴィゼーション(即興)」とは
どういう行為なのか。

なぜインプロヴィゼーションは
芸術をもたらすことができるのか。

音はいつ音楽になるのでしょう?
形や色はいつ美術になるのでしょう?
言葉はどこから文学になるのでしょう?
訓練はどこから教育となるのでしょう?
どうすれば、
ほんとうの自分の声で話したり歌ったり、
書いたり描いたりできるように
なるのでしょうか?

ある意味で、すべての芸術、
そして人生は、即興である。

私たちはみな、即興的に表現をしながら、
生きている。

本書は、言語化しづらいゆえに
これまで不透明なものとされてきた、
芸術家のひらめき、クリエイティブの力、
スランプや失敗の力、練習することの意味など、
表現者の内面では何が起きているか、
ということに迫り、
表現行為そのものに輪郭を与えます。

自分自身の創造的な力を見いだし、
それを大きく育てたいと思う
すべての人たちのために書かれた本です。

音楽や演劇の領域に限らず、
近年ではビジネスや教育分野、
ワークショップなどにも
方法論として用いられる「インプロ」。

創造性を持って活動するあらゆる芸術家、
表現が必要とされるすべての現代人に
インスピレーションを与える1冊です。

すべての表現者の創造の源泉をたどり、
人を惹き付ける表現の奥にあるものに迫る、
「表現すること」についての哲学的解体新書! !

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フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィゼーション

「創造性の神秘」は、
この世でもっとも難しいテーマである。
本書はこのことが、思考を通して、
まれに見るほど情熱的に、
ぎっしりと語られている。
「人間はどのように物事を創造するのか」
という問題を、知的に知りたかったら、
この本を読むべきだ。
〜ロバート・M・パーシグ
(『禅とオートバイ修理技術』著者)

本書はスティーヴィン・ナハマノヴィッチによる
「人間のユニーク性」への賛歌だ。
遊びごころ、創意工夫、創造性という、
私たち人間が持つ資源を
より良く使うためのアドバイスであり、
すべてのことは可能であることを
教えてくれるガイドブックである。
〜ノーマン・カズンズ
(作家、ジャーナリスト/『笑いと治癒力』著者)

この本は、学校、会社、病院、工場など、
すべての現場に必要でしょう。
とても刺激的で、とても重要な本です。
〜ユーディ・メニューイン
(ヴァイオリン、ヴィオラ奏者)

あなたが急に、
大事な会議に呼び出されるとする。
テーマは知らされていない。
そこで最も大事なことは
「あなたらしくいること(Be Yourself)」。
会議はもうすぐ始まるというのに、
あなたの服はまだクリーニング屋だ。
洗う時間もヒゲを剃る時間もない。
これは「深刻」な状況でしょう?
〜そう、だから「即興」なのだ。
本書は、私が読んできた
「インプロヴィゼーション(即興)」についての
本の中でも最も重要な一冊である。
〜キース・ジャレット(ジャズ・ピアニスト)

この本が重要なのは、
創造的プロセスを
徹底的に調べたからだけではない。
創造的な可能性や才能に
読者自身がつながる機会を、
この本が創造したからだ。
〜『ハーベスト・エデュケーショナル』誌レビュー

本書は、さまざまなメディアで
クリエイトしたいと
熱望するすべての人への、
素晴らしいガイドである。
〜『ニュー・ウーマン』誌レビュー

<目次>
プロローグ 新しい笛
1. 創造の源
:The Sources
インスピレーションと時の流れ/
媒体/創造の流れ/ミューズ/
遊びのこころ/消えること
2. 作品と仕事
:The Work
性とヴァイオリン/練習すること/
制限の力/失敗の力/いっしょに奏でる/
開かれてゆく形式
3. 妨げとそれを開くこと
:Obstacles and Openings
子ども時代の終わり/悪循環/
批判する亡霊/捨てること/忍耐/結実
4. 果実
:The Fruits
エロスと創造性/質/生きるための芸術/
こころのブレイクスルー

特別寄稿
日本語版によせて/絹川友梨
訳者あとがき/若尾 裕

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内容(「BOOK」データベースより)

生きることは即興である。
芸術と人生を
「インプロヴィゼーション(即興)」
としてとらえ、その真髄に迫る、
芸術の哲学的解体新書。


プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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