バイエル(ピアノ教則本)の謎

2013年03月12日 13:08

「バイエル」ピアノ教則本から
ピアノ・レッスンを始めた人は
沢山いると思う。

日本では、ピアノ初心者の多くが
お世話になったのではないかな?

ところが、
そんなに有名な教則本なのに
作曲者については
まったく知られていない謎の人物。

そこで「謎解き」が始まる。

「バイエルの謎」
日本文化になったピアノ教則本
[単行本]
安田 寛 (著)





<内容紹介> Amazonより
発売日: 2012/5/16

世界的ベストセラーとして、
出版されてから160年間
ロングセラーを続けている
バイエル・ピアノ教本。

ピアノ導入期から
日本文化にまでなった経緯、
バイエルの出自……
実は、
まったく謎に包まれているのだ。

ふとした疑問から、
バイエルの足跡をたどった筆者の記録、
日本とドイツ、数年にわたりバイエルを
追い求めたドキュメンタリー。

バイエルの謎: 日本文化になったピアノ教則本

内容(「BOOK」データベースより)

「バイエル」は、日本のピアノ文化に
もっとも影響を与えた教則本。

なぜバイエルなのか?
バイエルとはなにものか?
本当に実在したのか?

100年以上も「バイエル」を弾き続けてきた
日本人と日本の音楽史にとって、
画期的な発見。

19世紀の「謎の音楽家」バイエルを追って、
著者は、アメリカ、ウィーン、ドイツを旅した。

バイエルを日本に輸入した人、
チェルニー&バイエル同一人物説から
バイエル偽名説、初版の存在や、
ついに見つけた戸籍簿まで、
謎解きはスリリングに展開する。

読み応えあるノンフィクション。

<目次>
プロローグ バイエル文化の謎

■第一の封印
第一章 バイエルをめぐる日本人の愛憎
第二章 バイエルを日本に持ってきたのは誰だ?
第三章 初版はいつ出版されたのか?
第四章 バイエル偽名説
第五章 チェルニー・バイエル同一人物説

■第二の封印
第六章 バイエル初版
第七章 驚異の多作家
第八章 最古のバイエル
第九章 エディション研究

■第三の封印
第十章 静かにした手
第十一章 シュークリーム
第十二章 改築申請書
第十三章 最後の秘密
エピローグ 百四十八年後の弔辞


プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集