コード付けのコツ
2014年04月23日 23:59
今回も[B](17〜24小節)の
最後の2小節(23〜24)を
じっくり説明したいと思います。
23小節目を「 Fm 」として、
25小節目[A3]で「 CM7 」に帰ります。
では24小節目に
1つコードを入れるとしたら、
何を入れたらいいか分かりますね?
〜|(23)Fm |(24)ここは?|
[A3]
| (25)CM7 〜 |
ごく当たり前に考えてください。
これが分からない人はいないでしょう、
というぐらい簡単に考えれば正解です。
さて、
この小節(24)のメロディー音は
「♭ラ、ソ、レ、ソ、シ」です。
今、あなたが考えたコードを
今度は2つに分割するとしたら、
どうしますか?
ジャズ理論をほんの少し知っていれば
簡単ですよね?
|(23)Fm |
|(24)ここに2つ「?」「?」|
[A3]
| (25)CM7 〜 |
<ヒント>
ここも簡単な問題ですが、
単純に考えると失敗します。
初心者は
メロディーまで考えないからです。
これで分かりましたね?
さて、ついでに勉強しましょう?
24小節目
もしメロディーに「♭ラ」がなかったら
(例えば「ファ」とか「レ」なら…)
2つのコードの内、
最初のコードはどうしますか?
2つ目のコードは当然「G7」です。
1つ目のコードは?
以下から選んで下さい。
1、ほんの少し変える。
2、そのままにする。
3、どちらでもいいと思う。
答えを選んでから以下を読んで下さい。
分かりますか?
メロディーに「♭ラ」があれば
当然「Dm7(♭5)」ですよね。
ですから、この曲は
|Dm7(♭5) G7 |が正解です。
しかし曲には関係なく、
もし「♭ラ」がなかったら?
1、ほんの少し変える。
2、そのままにする。
3、どちらでもいいと思う。
答えは1つしかありません。
あなたはどうしますか?
この後にヒントを与えますので、
先を読む前に
1〜3の内どれかを選んでから
先を読んで下さいね。
正解は1つしかありません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話は横道に入ってしまいましたが、
これでこの曲のコード進行が完成しました。
[A1] 1〜8
|CM7 F7|B♭m7 E♭7|
|A♭M7||Dm7(♭5) G7 |
|Cm Am7(♭5)|Dm7(♭5)G7 |
|CM7 Am7|Dm7 G7 |
[A2] 9〜16
|CM7 F7|B♭m7 E♭7|
|A♭M7||Dm7(♭5) G7 |
|Cm Am7(♭5)|Dm7(♭5)G7 |
|CM7 |Gm7 C7 |
[B] 17〜24
|FM7 B♭7|E♭m7 A♭7|
|D♭M7||Gm7(♭5) C7 |
|Fm Dm7(♭5)|Gm7(♭5)C7 |
|Fm |Dm7(♭5) G7 |
[A3] 25〜32
|CM7 F7|B♭m7 E♭7|
|A♭M7||Dm7(♭5) G7 |
|Cm Am7(♭5)|Dm7(♭5)G7 |
|CM7 (Am7)|(Dm7 G7) |
(最後の2小節のカッコ内のコードは
曲を繰り返す場合に使います)
何ときれいなコード進行でしょう。
すべてのコードが
本当にきれいにつながっていますね。
コード1つひとつのつながり方を
理論的に説明出来ますか?
あなたはこの曲を覚える時、
丸暗記出来るでしょうか?
それとも
私がここまで説明してきた方法で、
理論的に簡単に覚えたいですか?
このことについては、
まだまだ話が続きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、
先程の課題ですが、分かりましたか?
ヒントを言いましょう。
|(23)Fm |
|(24)「ここは?」 「G7」|
[A3]
| (25)CM7 〜 |
初心者はコード付けの時に
次のコードとの関係しか考えません。
つまり前の小節からのつながりが、
自然に違和感なく入って来られる
コードで、次にも関係のあるコード、
常に前後(両方)を
考えなくてはいけないのです。
そうすると前の小節は
Fm ですから、
ここは…?
これで、もうわかりましたよね。
では、次回をお楽しみに。
最後の2小節(23〜24)を
じっくり説明したいと思います。
23小節目を「 Fm 」として、
25小節目[A3]で「 CM7 」に帰ります。
では24小節目に
1つコードを入れるとしたら、
何を入れたらいいか分かりますね?
〜|(23)Fm |(24)ここは?|
[A3]
| (25)CM7 〜 |
ごく当たり前に考えてください。
これが分からない人はいないでしょう、
というぐらい簡単に考えれば正解です。
さて、
この小節(24)のメロディー音は
「♭ラ、ソ、レ、ソ、シ」です。
今、あなたが考えたコードを
今度は2つに分割するとしたら、
どうしますか?
ジャズ理論をほんの少し知っていれば
簡単ですよね?
|(23)Fm |
|(24)ここに2つ「?」「?」|
[A3]
| (25)CM7 〜 |
<ヒント>
ここも簡単な問題ですが、
単純に考えると失敗します。
初心者は
メロディーまで考えないからです。
これで分かりましたね?
さて、ついでに勉強しましょう?
24小節目
もしメロディーに「♭ラ」がなかったら
(例えば「ファ」とか「レ」なら…)
2つのコードの内、
最初のコードはどうしますか?
2つ目のコードは当然「G7」です。
1つ目のコードは?
以下から選んで下さい。
1、ほんの少し変える。
2、そのままにする。
3、どちらでもいいと思う。
答えを選んでから以下を読んで下さい。
分かりますか?
メロディーに「♭ラ」があれば
当然「Dm7(♭5)」ですよね。
ですから、この曲は
|Dm7(♭5) G7 |が正解です。
しかし曲には関係なく、
もし「♭ラ」がなかったら?
1、ほんの少し変える。
2、そのままにする。
3、どちらでもいいと思う。
答えは1つしかありません。
あなたはどうしますか?
この後にヒントを与えますので、
先を読む前に
1〜3の内どれかを選んでから
先を読んで下さいね。
正解は1つしかありません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話は横道に入ってしまいましたが、
これでこの曲のコード進行が完成しました。
[A1] 1〜8
|CM7 F7|B♭m7 E♭7|
|A♭M7||Dm7(♭5) G7 |
|Cm Am7(♭5)|Dm7(♭5)G7 |
|CM7 Am7|Dm7 G7 |
[A2] 9〜16
|CM7 F7|B♭m7 E♭7|
|A♭M7||Dm7(♭5) G7 |
|Cm Am7(♭5)|Dm7(♭5)G7 |
|CM7 |Gm7 C7 |
[B] 17〜24
|FM7 B♭7|E♭m7 A♭7|
|D♭M7||Gm7(♭5) C7 |
|Fm Dm7(♭5)|Gm7(♭5)C7 |
|Fm |Dm7(♭5) G7 |
[A3] 25〜32
|CM7 F7|B♭m7 E♭7|
|A♭M7||Dm7(♭5) G7 |
|Cm Am7(♭5)|Dm7(♭5)G7 |
|CM7 (Am7)|(Dm7 G7) |
(最後の2小節のカッコ内のコードは
曲を繰り返す場合に使います)
何ときれいなコード進行でしょう。
すべてのコードが
本当にきれいにつながっていますね。
コード1つひとつのつながり方を
理論的に説明出来ますか?
あなたはこの曲を覚える時、
丸暗記出来るでしょうか?
それとも
私がここまで説明してきた方法で、
理論的に簡単に覚えたいですか?
このことについては、
まだまだ話が続きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、
先程の課題ですが、分かりましたか?
ヒントを言いましょう。
|(23)Fm |
|(24)「ここは?」 「G7」|
[A3]
| (25)CM7 〜 |
初心者はコード付けの時に
次のコードとの関係しか考えません。
つまり前の小節からのつながりが、
自然に違和感なく入って来られる
コードで、次にも関係のあるコード、
常に前後(両方)を
考えなくてはいけないのです。
そうすると前の小節は
Fm ですから、
ここは…?
これで、もうわかりましたよね。
では、次回をお楽しみに。
2012年12月24日 23:42
今日と明日は、クリスマスですね。
そこで、有名なクリスマス曲に
コード進行を付ける豆知識を、
あなたにプレゼントしましょう。
「ホワイト・クリスマス」を
知っていますよね。
メロディーは…、
|ミ〜〜〜|ファ、ミ、レ♯、ミ|
|ファ〜〜〜〜|ファ♯、ソ〜〜|
原曲のコード進行は〜
|C |Dm7、C、B、C|
|Dm7 |F♯7、G7〜〜|
2小節目の「C」と「B」は
当然「CM7」「BM7」に、
または「C6」「B6」にします。
さて、問題は、4小節目。
メロディー1拍目の「ファ♯」に対して
コード「F♯7」が付けられています。
2拍目から4拍目までは「G7」です。
メロディーが半音で
次の音に解決している時、
全声部を半音で同一方向に解決させる
今回のようなやり方は、よく使う方法です。
これで間違いではありません。
しかし、ここを〜
「A♭7、G7〜〜」にしたら
どうでしょうか?
メロディーは半音上がり、
ベース音は半音下がる。
つまり反行させるのです。
内声は、どうするか、
自分で考えて下さい。
普通ならメロディー以外は
内声も半音下行させるでしょうね。
でも、私だったら…。
ぜひ、研究してみて下さいね。
☆
実は、今回の技法、最近学んでいた
「ニューヨークの秋」にも応用出来ます。
いや、すでに応用されている楽譜もあります。
最後から4小節目、
1拍目メロディー「ラ=A音」に対して
前小節、最後の音が「ラ♭=A♭音」です。
何だか見たことあるような状況ではありませんか?
ここは、どのように弾いたらいいでしょう?
効果的な押さえ方は…?(各声部を考える)
ぜひ研究してみて下さいね。
そこで、有名なクリスマス曲に
コード進行を付ける豆知識を、
あなたにプレゼントしましょう。
「ホワイト・クリスマス」を
知っていますよね。
メロディーは…、
|ミ〜〜〜|ファ、ミ、レ♯、ミ|
|ファ〜〜〜〜|ファ♯、ソ〜〜|
原曲のコード進行は〜
|C |Dm7、C、B、C|
|Dm7 |F♯7、G7〜〜|
2小節目の「C」と「B」は
当然「CM7」「BM7」に、
または「C6」「B6」にします。
さて、問題は、4小節目。
メロディー1拍目の「ファ♯」に対して
コード「F♯7」が付けられています。
2拍目から4拍目までは「G7」です。
メロディーが半音で
次の音に解決している時、
全声部を半音で同一方向に解決させる
今回のようなやり方は、よく使う方法です。
これで間違いではありません。
しかし、ここを〜
「A♭7、G7〜〜」にしたら
どうでしょうか?
メロディーは半音上がり、
ベース音は半音下がる。
つまり反行させるのです。
内声は、どうするか、
自分で考えて下さい。
普通ならメロディー以外は
内声も半音下行させるでしょうね。
でも、私だったら…。
ぜひ、研究してみて下さいね。
☆
実は、今回の技法、最近学んでいた
「ニューヨークの秋」にも応用出来ます。
いや、すでに応用されている楽譜もあります。
最後から4小節目、
1拍目メロディー「ラ=A音」に対して
前小節、最後の音が「ラ♭=A♭音」です。
何だか見たことあるような状況ではありませんか?
ここは、どのように弾いたらいいでしょう?
効果的な押さえ方は…?(各声部を考える)
ぜひ研究してみて下さいね。