「男の子女の子」ジャズ
2020年01月03日 02:03
「男の子女の子」(郷ひろみデビュー曲)は
<ジャズのブルース進行がピッタリ当てはまる>
という話を前回しました。
そして実例のピアノ演奏も聴いてもらいましたよね。
ジャズのブルース進行が
あまりにもピッタリ合っているので
あなたは思わずニヤリとしたことでしょう。
☆
さて「ジャズの〜」という前提が重要なので、
今回はそこから説明します。
ブルースのコード進行と言っても、
ジャズとその他のジャンル(ロックなど)では
同じ12小節でも少しコード進行が違うのです。
今回のピアノ演奏は「キーB♭」ですので
「B♭のブルース」を例にして説明します。
まず、ジャズ以外のジャンルでは、
以下のようなコード進行が典型です。
|B♭7|B♭7|B♭7|B♭7|
|E♭7|E♭7|B♭7|B♭7|
|F7|E♭7|B♭7|B♭7|
コードが3種類しか出て来ません。
トニック、サブドミナント、ドミナント。
これ(上記の例)に対して、
ジャズの進行は以下が典型です。
|B♭7|E♭7|B♭7|B♭7|
|E♭7|E♭7|B♭7|G7|
|Cm7|F7|B♭7|B♭7|
両者の違いを見て下さい。
まず大きな違いは
9〜10小節目です。
ジャズ以外のブルースでは〜
|F7|E♭7|
ジャズでは〜
|Cm7|F7|
次に最初の4小節。
ジャズ以外のジャンルでは、
トニックが4小節続きます。
|B♭7|B♭7|B♭7|B♭7|
それに対してジャズでは
2小節目にサブドミナントが入って
3小節目でトニックに帰ります。
|B♭7|E♭7|B♭7|B♭7|
次に7〜8小節目。
ジャズ以外のジャンルは〜
|B♭7|B♭7|
トニック2小節。
ジャズでは8小節目に「G7」が入ります。
9小節目の「Cm7」へ行くための一時的ドミナント。
以上、簡単に説明すると、
このような違いがあるのですね。
今回は、このジャズの進行(原型)を元に
「男の子女の子」のメロディー1音1音を
確認しながらコード進行をさらに発展していきます。
実例を何度か聴いて耳コピしておいて下さい。
次回をお楽しみに。
<ジャズのブルース進行がピッタリ当てはまる>
という話を前回しました。
そして実例のピアノ演奏も聴いてもらいましたよね。
ジャズのブルース進行が
あまりにもピッタリ合っているので
あなたは思わずニヤリとしたことでしょう。
☆
さて「ジャズの〜」という前提が重要なので、
今回はそこから説明します。
ブルースのコード進行と言っても、
ジャズとその他のジャンル(ロックなど)では
同じ12小節でも少しコード進行が違うのです。
今回のピアノ演奏は「キーB♭」ですので
「B♭のブルース」を例にして説明します。
まず、ジャズ以外のジャンルでは、
以下のようなコード進行が典型です。
|B♭7|B♭7|B♭7|B♭7|
|E♭7|E♭7|B♭7|B♭7|
|F7|E♭7|B♭7|B♭7|
コードが3種類しか出て来ません。
トニック、サブドミナント、ドミナント。
これ(上記の例)に対して、
ジャズの進行は以下が典型です。
|B♭7|E♭7|B♭7|B♭7|
|E♭7|E♭7|B♭7|G7|
|Cm7|F7|B♭7|B♭7|
両者の違いを見て下さい。
まず大きな違いは
9〜10小節目です。
ジャズ以外のブルースでは〜
|F7|E♭7|
ジャズでは〜
|Cm7|F7|
次に最初の4小節。
ジャズ以外のジャンルでは、
トニックが4小節続きます。
|B♭7|B♭7|B♭7|B♭7|
それに対してジャズでは
2小節目にサブドミナントが入って
3小節目でトニックに帰ります。
|B♭7|E♭7|B♭7|B♭7|
次に7〜8小節目。
ジャズ以外のジャンルは〜
|B♭7|B♭7|
トニック2小節。
ジャズでは8小節目に「G7」が入ります。
9小節目の「Cm7」へ行くための一時的ドミナント。
以上、簡単に説明すると、
このような違いがあるのですね。
今回は、このジャズの進行(原型)を元に
「男の子女の子」のメロディー1音1音を
確認しながらコード進行をさらに発展していきます。
実例を何度か聴いて耳コピしておいて下さい。
次回をお楽しみに。