2020年10月06日 23:57
「ヒメノ」楽曲分析4
パスカル・ヒメノ楽曲分析(4)
☆「GIMENO」(ヒメノ)
演奏会用リズム・エチュード第2集
3曲目
「Swing-i-Au(スウィング・イ・アウ)」
35小節目
第1回目から続いている謎のコード!
今回は、いよいよ解決編になる。
あなたはすでに答えを見付けただろうか?
それでは、解決編スタート!
この曲をよく調べてみると、
謎のコードを本来の「F7」として
使っているところがある。
7小節目を見てみよう。
ここは完全に「F7」として使っているので
謎でも何でもない。ごく普通の使い方だ。
注、実際は前の小節の4拍目裏にある。
これはジャズでもよくやる方法で
次の小節のコードを半拍前で弾く。
同じように23小節目を見てみよう。
ここも「F7」として使っている。
注、23〜24小節目は「F7」だけど、
ここでは別の大問題がある。
そのことについては後日の話題になる。
以上のことで作曲者は例のコードを
本来の「F7」として使っているので、
問題の「G7」は正確の言うと、
「G7」の上に「F7」を乗せている。
普通のポップスやジャズでも
「G7」を(メロディー音によっては)
「G7sus4」にすることがよくある。
「G7sus4」ということは、
「Dm7(BassG)」「F(BassG)」と同じ。
「F(BassG)」がよくやる手なら、
拡大解釈で「F7/G7」があってもいい?
今回は「sus4」ではないけれど。
(続く)
☆「GIMENO」(ヒメノ)
演奏会用リズム・エチュード第2集
3曲目
「Swing-i-Au(スウィング・イ・アウ)」
35小節目
第1回目から続いている謎のコード!
今回は、いよいよ解決編になる。
あなたはすでに答えを見付けただろうか?
それでは、解決編スタート!
この曲をよく調べてみると、
謎のコードを本来の「F7」として
使っているところがある。
7小節目を見てみよう。
ここは完全に「F7」として使っているので
謎でも何でもない。ごく普通の使い方だ。
注、実際は前の小節の4拍目裏にある。
これはジャズでもよくやる方法で
次の小節のコードを半拍前で弾く。
同じように23小節目を見てみよう。
ここも「F7」として使っている。
注、23〜24小節目は「F7」だけど、
ここでは別の大問題がある。
そのことについては後日の話題になる。
以上のことで作曲者は例のコードを
本来の「F7」として使っているので、
問題の「G7」は正確の言うと、
「G7」の上に「F7」を乗せている。
普通のポップスやジャズでも
「G7」を(メロディー音によっては)
「G7sus4」にすることがよくある。
「G7sus4」ということは、
「Dm7(BassG)」「F(BassG)」と同じ。
「F(BassG)」がよくやる手なら、
拡大解釈で「F7/G7」があってもいい?
今回は「sus4」ではないけれど。
(続く)