2019年01月25日 23:59

代理コードは難しい

代理コードはいつでもどこでも使える
というわけではない。

前回は、こんな話だったけれど、
もう少し話を続けよう。

ジャズ理論書には、
このコードには、こんな代理が使えます
と書いてあるだけで、どんな時に使えて、
どんな時には使えない、などは書いてない。

もっというと、そこで代理コードを
使った方がいい場合、
絶対に使えない場合、
どちらでもいい場合などがあるけれど、
こんなことまで説明している理論書は
見たことがない。

それで理論書を読んだ人は、
いつでもどこでも使えると
勘違いしても仕方がないかもしれない。

メロディー1音1音をよく見ること。

ピアノで弾いて耳で確認すること。


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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カプースチン・ピアノ曲集