2019年01月04日 05:08

ジャズの精神とは?

「ある曲を弾きたいと思ったら、
コード進行の付け替えから始める」
という話、
あなたは充分に理解したと思います。

このブログの数日の記事
(12月31日、1月2〜3日)
を読んだ人は、自分の手でピアノを
弾いて体験した人もいるでしょう。

ピアノ初心者でも書いてあることを
よく読んで挑戦すれば弾けますので、
ぜひこの機会に体験してみて下さい。

原曲を知らなかった人は、YouTube で
検索すれば出て来ますので聴いて下さい。

原曲と今回のアレンジを聴き比べると
楽しさが<倍増する>と思います。

原曲はリズムを強調して、
歌は熱唱、歌詞は意味不明?と、
メチャクチャに楽しい感じですね。

それとは対照的に
アレンジした演奏は追悼ですし、しんみり。

この落差を「面白い」と思うか、
「トンでもない、原曲への冒涜!」と思うか。

普通の場合は、例えば
歌の曲をピアノで再現する時、
原曲になるべく忠実にアレンジしますよね。

でもね、
ジャズの精神は、その曲を素材にして、
自分なりの解釈、スタイルに重点を置きます。

どちらが良い、悪いではありませんよ。

どちらも「あり」です。
その人の好み、考え方の違いでしょうか。

私はずっとジャズをやってきたので、
どうしても「自分の〜」になってしまいます。

「あなたはどちらを目指していますか?」

       ☆

<修正文>
いや、
「ずっとジャズをやってきたから〜」
ではなく、
「他人と同じことはしたくない」という
<我がまま>な性格が前面に出ているのかも?


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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