2016年05月09日
エヴァンス・フレーズ(4)
今回は、ビル・エヴァンスの
アドリブ・フレーズを説明する。
とても勉強になるので、
じっくり読んでもらいたい。
その前にコピー譜は手に入れたかな?
あと数日で6月号が出ると
5月号は店頭からなくなるので、
まだ手元にない人は、
本当に急いでもらいたい。
世界で初めての大変に貴重な
エヴァンス・コピー譜だからね。
JAZZ LIFE 2016年 05 月号 [雑誌]
では、始めよう。
☆
21ページ、上から2段目、
4小節目を見てみよう。
この小節の「G7sus4」のフレーズは、
どのように作られているのだろう?
自分でわかるかな?
最初は、なるべく自分の力で分析しよう。
☆
「G7sus4」のコードは、
別名「Dm7(Bass G)」と同じなので、
アドリブは「Dm7」でフレーズを作る。
ここでは、さらに複雑にして、
以下のクリシェを使っている。
Dm、DmM7、Dm7、G7になっている。
アドリブ・フレーズを1音1音、
よく見ていくと、
「レ、♯ ド、ド(ナチュラル)、シ」
のラインがあるね。
これにコード・ネームを当てはめると
さっきのコード進行になる。
音が「シ」になったところで
コードが「G7」になっているんだね。
ジャズ理論を学んだ人なら、
これで充分な説明だと思う。
何だか分からない人は
ジャズ理論書を読んで勉強すれば
言っていることがわかるはずだ。
興味があったら
自分で勉強してみよう。
日本のジャズ理論書なら、
どの本にも書いてあることの
応用例なんだね。
普通は、理論書だけを読んでも、
それ(理論)を
「どこで、どうやって使えるの?」
と思う人が沢山いるけれど、
こうやって大先生のお手本を
分析すると具体的によくわかるよね。
さて、このフレーズ、
「他の音は、どうなっているのか?」
わかるかな?
自分で研究しよう!
<練習課題>
このフレーズを12キーで練習しよう。
その場合は
次の小節「CM7」1拍目「G音」まで
弾かなければダメだ。
そうしないと
不完全なフレーズになってしまう。
その理由は、わかるよね?
コード進行を「G7」から「CM7」の
2小節にして練習しよう。
(つづく)
アドリブ・フレーズを説明する。
とても勉強になるので、
じっくり読んでもらいたい。
その前にコピー譜は手に入れたかな?
あと数日で6月号が出ると
5月号は店頭からなくなるので、
まだ手元にない人は、
本当に急いでもらいたい。
世界で初めての大変に貴重な
エヴァンス・コピー譜だからね。
JAZZ LIFE 2016年 05 月号 [雑誌]
では、始めよう。
☆
21ページ、上から2段目、
4小節目を見てみよう。
この小節の「G7sus4」のフレーズは、
どのように作られているのだろう?
自分でわかるかな?
最初は、なるべく自分の力で分析しよう。
☆
「G7sus4」のコードは、
別名「Dm7(Bass G)」と同じなので、
アドリブは「Dm7」でフレーズを作る。
ここでは、さらに複雑にして、
以下のクリシェを使っている。
Dm、DmM7、Dm7、G7になっている。
アドリブ・フレーズを1音1音、
よく見ていくと、
「レ、♯ ド、ド(ナチュラル)、シ」
のラインがあるね。
これにコード・ネームを当てはめると
さっきのコード進行になる。
音が「シ」になったところで
コードが「G7」になっているんだね。
ジャズ理論を学んだ人なら、
これで充分な説明だと思う。
何だか分からない人は
ジャズ理論書を読んで勉強すれば
言っていることがわかるはずだ。
興味があったら
自分で勉強してみよう。
日本のジャズ理論書なら、
どの本にも書いてあることの
応用例なんだね。
普通は、理論書だけを読んでも、
それ(理論)を
「どこで、どうやって使えるの?」
と思う人が沢山いるけれど、
こうやって大先生のお手本を
分析すると具体的によくわかるよね。
さて、このフレーズ、
「他の音は、どうなっているのか?」
わかるかな?
自分で研究しよう!
<練習課題>
このフレーズを12キーで練習しよう。
その場合は
次の小節「CM7」1拍目「G音」まで
弾かなければダメだ。
そうしないと
不完全なフレーズになってしまう。
その理由は、わかるよね?
コード進行を「G7」から「CM7」の
2小節にして練習しよう。
(つづく)