2015年02月14日 23:48

大作曲家の創作動機は?

大作曲家たちのように
名曲を一生作り続けることは
普通の人には出来ない。

何が創作の動機になっているのだろう?

それは信仰心が大きな理由になっている。

大作曲家の信仰と音楽
単行本 – 2000/11
P. カヴァノー (著)
Patrick Kavanaugh (原著)
吉田 幸弘 (翻訳)





<著者からのコメント> Amazonより

えっ、あのワーグナーがなぜこの本に?
そう思った貴方は、なかなかスルどい。

他にもリストやストラヴィンスキーが、
キリスト教信仰と
どんな積極的な接点を持っているか、
想像できますか?

いや、それこそモーツァルトについて
「アマデウス」しか知らないとしたら、
この本は結構エキサイティングかも知れない。

どんな人でも色々な側面を持っています。
ましてや天才作曲家です。
一般に流布した、
あるいは貴方の頭にこびりついた
いかなるレッテルも取り除けること。

いや、この本の一つの章にでも目を通せば、
レッテルよさらば!となること請け合い。

イザ、購入を。

大作曲家の信仰と音楽

内容(「BOOK」データベースより)

偉大なものへの渇望から生まれた音楽。

生身の人間として
さまざまな困難に直面しながら、
彼らに壮大な音楽をつくらせたものは何か。

美しい音楽の中に秘められた大作曲家20人の
深い霊性を初めて明らかにする。

<目次>

ヨハン・セバスチャン・バッハ
ジョージ・フリデリック・ヘンデル
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
フランツ・ペーター・シューベルト
フェリックス・メンデルスゾーン
フレデリック・ショパン
フランツ・リスト
リヒャルト・ワーグナー
シャルル・グノー
セザール・フランク
アントン・ブルックナー
ヨハネス・ブラームス
アントニン・ドヴォルジャーク
エドワード・エルガー
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ
チャールズ・アイヴズ
イゴール・ストラヴィンスキー
オリヴィエ・メシアン

     ☆

この本は、かなり前に買って
少しは読んでいたと思う。

最近また読みたくなったが、
部屋のどこにあるかわからないので、
もう1冊新たに買ってじっくり読んだ。

目次を見て分かると思うけれど、
すごいメンバーが揃っているよね。

ジャズでも有名な巨人は、
精神世界や何らかの信仰を持っている。

それが大きな力になるんだね。


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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