2014年03月19日 23:56

同じ休符でも違うんだね

前回の話の続きです。

アドリブをほとんど出来ない人、
または
やっと(ほんの少し)弾ける人などは
各小節で使う音がわかっていないと
指が止まってしまう。

これも休符ですけれど、
これは<意図的な休符>ではなくて
わからないから仕方なく休んでしまう
不自然な休符ですよね。

前回の話は、
各小節で使う音がわかっている段階の
(でも完全ではない)人を対象ですね。

ですから独習者で
「オレはアドリブ出来るんだ」と
思っている人は特に気を付けて下さい。

意図的な休み方なんて、
ジャズ理論書には書いてありませんよね。

どんなふうにアドリブしろとか書いてあっても
「このように休め」なんて書いてない。

でも、これもアドリブに大切な要素なので
書いていないことは
自分で研究して学ぶしかありません。

意図的な休符、
どうしたらカッコよく休めるか?

CDを聴いてヒントを見付けて下さい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この課題は中級〜上級者向けかも?


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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