2014年01月20日 23:59

ジャズ上達の鑑賞法(6)

ジャズ上達のためのCD鑑賞法
今回は第6回目になりますね。

話すことはまだ沢山ありますが、
今回は全員が実行しなくてもよく
必要な人だけが実行して下さい。

でも大切な話ですよ。
全員いつかは必要になります。

では、始めましょう。
今回の話は、左手コードについてです。

左手のジャズ・コードは、基本的に
コードトーンとテンションを組合せ、
3声〜4声で作られていますよね。

これらのジャズ・コードは、
レッスンで教えてしまえば
その日からジャズ・ピアニストと
同じコードを弾くことが出来ます。

ところが、どのようなタイミングで
弾けばいいのか?

弾く場所ですね。
小節内のどこで弾くべきか?

一定のパターンを
教えることも出来ますが、
右手のフレーズとの関連もありますから
不規則で、一言では説明出来ません。

そこで実際のジャズ・ピアニストは
どのように弾いているのか?

ここでCDを聴く必要があるのです。

と言っても、
今回の話をすぐにしなかったのは
もっと右手フレーズやベース、ドラム
を聴き続けることが大切だからです。

今はジャズの雰囲気、ノリを身に付ける。

左手のことは、もう少し後でもいいです。

でも必要ないなんて言っていませんよ。

特に必要な人だけ、または、
その時期に来たと思った人は
集中的に左手コードも聴いて下さい。

しかし、ほとんどの人は、
前回までの段階を十分にやりながら
たまに気分転換で左手も聴いてみようかな
ぐらいでいいと思いますが、
自分で判断して適度に行って下さいね。

今は他のことに集中して、左手コードは
自然に聞こえてくる程度でいいですよ。

頭の片隅に今回の話を置いておく程度?

では楽しんで下さい。


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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