2013年08月16日 23:57

丸暗記は絶対にダメだ

いつもレッスンでみんなに言っていること。

「丸暗記や何となく弾くのは、
絶対にやめてね」ということ。

これは、すべての面なんだけれど、
例えば、左手のコードの押さえ方。

ジャズのコードは難しい。

「C」は「ド、ミ、ソ」ではない。
コード・トーンとテンションを組合せて
コードを作る。
しかも、一種類ではなく、いくつもある。

だから必ず、
どこがコード・トーンで、
どこがテンションなのか?
「ちゃんとわかって弾いてね」と注意している。

始めたばかりの初心者は例外。
まだテンションの課題をやっていないので、
ある期間だけは左手コードの丸暗記もあり。

この話の対象は、テンションを教えた生徒、
または最初から知っている生徒なので、
超初心者は近い内に課題をやるとわかる。


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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