2011年08月15日 00:37

個性的な即興演奏

私のレッスン方法の一部に、
「ドリアン」や「リディアン」などを使って
即興演奏する課題がある。

モード奏法の基本だけれど、
この課題は誰でもすぐに弾けてしまう。
(最初だけは…)

そこで、さらに発展させるヒントを与え、
もう一度練習して来るように言う。
(ここから苦労する。多分、きっと…?)

特にクラシック・ピアノを長年やっていた人には
そのテクニックを使って弾けるようにアドバイス。

これを何回か繰り返していると、
個性豊かな素晴らしい即興演奏になる。

長年学んで来たクラシック・ピアノの技術を
即興演奏に応用することが出来るんだよ。

本人が持っているクラシック・ピアノの技術を
即興演奏で最大限に活かす工夫をすること。

それは決して夢物語ではなくて
実現可能な話なんだよね。

いつも生徒達の演奏を聞いて感心している。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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