2011年07月11日 23:59

同じ曲でも別の弾き方

私のレッスンでは、
スタンダード曲を簡単なアドリブから始め、
少しずつ難しい方法を教えていく。

同じ曲でも、いろいろなアドリブ方法、
いろいろな弾き方を教えている。

どこまで出来るかは個人差があるので
生徒各自の能力による。

「絶対ここまでは弾け」ということはなく
出来なければ、それでもいい。

しかし、無理のない進度で、または
努力すれば弾ける範囲を教えるので
生徒達は確実に上達していく。

それは生徒本人が1番良く知っている。

この教室に来る前と、以後では
レベルがまるで違うからだ。

この教室に来た時、
アドリブ出来なかった人も多いけれど、
半年、1年後は、まるで別人のようだ。

独習の人は、
何をどのように練習すれば上達するか、
その方法が分からないので、
時間だけが無駄に過ぎていく。

しかし、レッスンに来ていると
「この課題を弾けたら、次はこれ」
というふうに課題を与えられるので
無駄な時間を過ごさずに、効果的に、
確実に進歩上達していく。

課題の「勘違い」もよくあるけれど、
次のレッスンで修正されるし、
「勘違い」はなくても
「こうすると、もっと良くなる」
と指導されれば上達しない訳がない。

例えば、
「今、こんなフレーズを弾いたけれど、
こうすればもっと良いフレーズになる」

「各小節で最良のジャズコードは?」

例えば
「1つのジャズコードの中の1音でも、
その音を弾くなら、この音にした方がいい」

あまりにも細かい話と、逆の話もある。

「曲全体の組み立て方、アドリブ展開法」

以上のように、かなり広範囲の内容になる。

毎回、毎回のレッスンで
こんなことばかり教わっていれば、
どんな凡人(失礼!)、いや、普通の方でも
弾けるようになると思わないかな?

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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