2010年09月12日

モード奏法の基本には

 バルトーク「子供のために」

モード奏法の基本を学ぼうと思ったら
バルトーク作品もいい。

ドリアン、フリジアン、リディアン、
ミクソリディアン旋法の曲が出て来る。

子どものための作品なので
テクニック的には難しくない。

しかし、
簡単な即興演奏の素材にしたり、
伴奏型を参考にするなど応用出来る。

今回紹介するのは演奏の解説書だけれど、
楽譜も手に入れて学んでみたら?

ピアノの先生なら生徒の教材にすると
自分も勉強になっていいかもしれない。

「バルトーク 子供のために」演奏と解釈
山崎 孝 (著)

バルトーク 子供のために 演奏と解釈

内容(「BOOK」データベースより)

芸術と教育の類い希なる融合、
バルトークピアノ作品の決定版。
民謡採集の足跡を訪ねたヴィジュアル資料と
ハンガリー年譜もあわせ、
全79曲のポイントと練習法をきめ細かく解説。

作曲家、ピアニスト、
そして教育者であった芸術家の集大成を
より豊かに演奏するための手引き。

<目次>

第1巻 ハンガリー民謡による第1番~第40番
第2巻 スロヴァキア民謡による第1番~第39番






terusannoyume at 23:58│Comments(0)TrackBack(0) 愛と感謝の即興演奏法 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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