2009年11月20日 23:59

(♯5)について(その2)

ごめんよ!ゴメンね!

「今晩(こっそり)ここに来るんだぞ!」

と命令しておいたのに、

今日は時間がなくて
(連休なので新幹線が混んでいた)

記事を書けなかったんだ。

この後、夜中に書いて
(ちょっと昼寝も?して)
早朝までには必ず投稿するからさあ。

「許しておくれよね!」

本当にゴメンよ!

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夜中に書きましたよ。

「カプースチン分析〜」ブログは、
  今からコンビニに行き、
   「あんパン」を買って来て、
ゆっくり食べて、休憩してから…。

では、このブログの記事は投稿します。

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昨日の続き「マイナーコードの♯5」について。

マイナーコードの(♯5)は、
次のような時に使われることが多い。

Am−Am(♯5)−Am6−Am(♯5)

「ラ、ド」を同時に弾きながら、
第5音だけが半音ずつ上がって下がって来る。

「ミー、ファー、♯ファー、ファー(ナチュラル)」

これを繰り返す場合が多い。

これって聴いたことあるよね?

007のボンドが登場する時に…。

「え、例が古過ぎてわからない?」

オードリー・ヘプバーンの主演映画
「シャレード」最初の4小節なら?

「え、それも古い?」

まあいいや。
そんなことは、今日はいいんだ。

この「Am(♯5)」を音符で書く時は、
「ラ、ド、ファ」で書くといいよって
  前回言ったよね。

これは「F」(ファ、ラ、ド)の第1転回型
「ラ、ド、ファ」と同じだよね、とも言った。

ここからが今日の大事な話なんだけれど、

「F」と同じだからと言っても、
  次の例はダメだよ。

Am−F−Am6−F

Am−F−F♯m7(♭5)−F

市販の楽譜によく出て来るんだけれど、

これがダメな理由は、
ベースが「ファ」を弾いてしまうよね。

ベースは「ラ」を弾いて、
別のパートが第5音の上下行。

では、
「F(BassA)」と書けばいいのか
   と言うと、
間違いじゃないけれど、やめた方がいい。

Am−F(Bass A)−Am6−F(Bass A)

これでは
「Am」が、ずっと続いているんですよ、
というイメージが伝わらないよね。

この進行は、
「Am」が続く時に使うんだよね。

だからコードネームは
 最初に書いた例が1番いいと思う。

Am−Am(♯5)−Am6−Am(♯5)

コード進行は、このように書いておいて、
  実際の音(音符)を書く時は
「♯5=♭6」と考え直して
「ファ=♭6」を書くといい。

          ☆

前回と今回の説明をじっくり読んでくれると、
言いたいことが伝わると思うんだけどな。

この進行は応用範囲が広いから
12キーで練習しておこう。

きっと役に立つ時がくるよ。

この話、まだ続くかもしれない?

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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