2009年10月29日

困るよね、♯9は…?

「9th」は、3種類ある。(以下「9」と略す)

普通「9」(ナインス)と言えば
  「ナチュラル9」のこと。

残り2つは「♭9」と「♯9」で、
  ドミナント7コードで使うことがある。
    (いつでも使える訳ではない)

「G7」を例にして説明すると、

「9=ラ(A音)」

「♭9=♭ラ(A♭音)」

ここまではわかると思うけれど
      問題は「♯9」なんだ。

「9」に♯を付けるから
 「♯9=♯ラ(A♯)」になると思うよね?

ところが実際は

「♯9=♭10=♭シ(B♭)」と書くんだ。

「G7」の「♭9、♯9」は
     「♭ラ、♭シ」ということ。

「♯9=♭10」と覚えておこう。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ランキング応援ありがとう。

  右上カレンダー下のバナー2ヵ所です。

terusannoyume at 23:55│Comments(0)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集