2009年09月25日 11:31
テンションの一致とは?
読者の方からコメントで質問がありましたので、
今回の記事は、その回答です。
本来ならコメント内で答えればいいのでしょうが
みんなにも役に立つ内容と思いますし、
コメントまで読まない人もいるでしょうから
この本文で答えることにしました。
昨日の記事のポイントは、
〜「G7の代理でD♭7が使える」と言っても
いつでもどこでも使えるわけではありません〜
私は短い文の中で、
このことを伝えようとしたのですが
その後に余計な文章を書いてしまいました。
説明も足りなかったようです。
では、ここから質問です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1. Posted by *** 2009年09月24日 13:45
*いつも楽しく読ませていただいております。
☆読んでくれて、ありがとう。
*この記事に関して質問させてください。
>さらにジャズは複雑で、
>左手コードのテンションを一致させること。
とあるのですが、ここがよくわからなかったです。
☆申し訳ありません。
代理コードの記事で書かなくてもよかったかもしれません。
と言うのは、
代理だけでなく他のところでも当てはまることだからです。
*「右手と左手のテンションを一致させる」
ということでしょうか。
☆そうですね。
右手のフレーズと左手コードのテンションを
一致させるのです。
具体的に言うと、
右手フレーズに「9」があるのに、
左手コード「♭9」が入っていたら合わない。
あるいは
左手コードに「♭9」があるなら
右手フレーズで「9」を使おうと思ったら「♭9」にして
両手のテンションを統一するということです。
*「テンションの一致」というのは
「同じテンションを用いること」でよいのでしょうか。
☆上の説明だけでは、そのように思われてしまいますね。
実は違うのです。
「同じテンションを用いる」ということではありません。
「一致」という表現では、そう思われてしまいますが、
私が言おうとしたことは次のことです。
正しくは〜
フレーズで使うスケールのテンションと「一致」させる。
具体的に説明すると
「G7」のフレーズを「ミクソリディアン」で弾いているのに
左手コードに「♭9」や「♭13」が入っていたら変でしょう
ということですね。
左手コードも「9」や「13」で両手のテンションを一致させる。
そして、ここからが肝心なところですが、
必ずしも同じテンションを使えという訳ではありません。
フレーズで「9」を使ったら、コードにも必ず「9」を〜
ではなくて「13」でもいいのです。
つまり
「ミクソリディアン」のテンションと一致していれば、
フレーズは「13」、コードには「9」でもいい。
あるいはコードに「9、13」両方入っていてもいい。
そのスケール内のテンションで両手を統一すれば
左右どちらかに「9」、
もう片方に「13」でもいいのですね。
わかっていただけたでしょうか?
*私も編曲に興味があり、代理コードに苦戦していて
まさに、記事のとおり"何か変だな"と思う音だらけで
そう簡単にいかないことを実感してます。
☆そうですよね。
そのように実感している人は、問題ありません。
これから勉強を続けていけばよいのですから…。
私が今回対象にしたのは、
何も疑問を持たずに、
明らかに変な音に気付かない人がいる
と思って、一言書いておいたのです。
*お忙しいところ申し訳ありませんが、
返信お待ちしております。
☆質問してくれてありがとう。
私も勉強になりました。
頭の中にあるものを文章で人に伝えるのは難しいですね。
決して言い訳ではありませんが、
前回の記事は
代理コード(他のことも含め)は、
簡単に使いこなせないので
これからいろいろなことを学んでいきなさい、
ということを伝えたかったのです。
また、何かありましたらコメントして下さい。
今回の記事は、その回答です。
本来ならコメント内で答えればいいのでしょうが
みんなにも役に立つ内容と思いますし、
コメントまで読まない人もいるでしょうから
この本文で答えることにしました。
昨日の記事のポイントは、
〜「G7の代理でD♭7が使える」と言っても
いつでもどこでも使えるわけではありません〜
私は短い文の中で、
このことを伝えようとしたのですが
その後に余計な文章を書いてしまいました。
説明も足りなかったようです。
では、ここから質問です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1. Posted by *** 2009年09月24日 13:45
*いつも楽しく読ませていただいております。
☆読んでくれて、ありがとう。
*この記事に関して質問させてください。
>さらにジャズは複雑で、
>左手コードのテンションを一致させること。
とあるのですが、ここがよくわからなかったです。
☆申し訳ありません。
代理コードの記事で書かなくてもよかったかもしれません。
と言うのは、
代理だけでなく他のところでも当てはまることだからです。
*「右手と左手のテンションを一致させる」
ということでしょうか。
☆そうですね。
右手のフレーズと左手コードのテンションを
一致させるのです。
具体的に言うと、
右手フレーズに「9」があるのに、
左手コード「♭9」が入っていたら合わない。
あるいは
左手コードに「♭9」があるなら
右手フレーズで「9」を使おうと思ったら「♭9」にして
両手のテンションを統一するということです。
*「テンションの一致」というのは
「同じテンションを用いること」でよいのでしょうか。
☆上の説明だけでは、そのように思われてしまいますね。
実は違うのです。
「同じテンションを用いる」ということではありません。
「一致」という表現では、そう思われてしまいますが、
私が言おうとしたことは次のことです。
正しくは〜
フレーズで使うスケールのテンションと「一致」させる。
具体的に説明すると
「G7」のフレーズを「ミクソリディアン」で弾いているのに
左手コードに「♭9」や「♭13」が入っていたら変でしょう
ということですね。
左手コードも「9」や「13」で両手のテンションを一致させる。
そして、ここからが肝心なところですが、
必ずしも同じテンションを使えという訳ではありません。
フレーズで「9」を使ったら、コードにも必ず「9」を〜
ではなくて「13」でもいいのです。
つまり
「ミクソリディアン」のテンションと一致していれば、
フレーズは「13」、コードには「9」でもいい。
あるいはコードに「9、13」両方入っていてもいい。
そのスケール内のテンションで両手を統一すれば
左右どちらかに「9」、
もう片方に「13」でもいいのですね。
わかっていただけたでしょうか?
*私も編曲に興味があり、代理コードに苦戦していて
まさに、記事のとおり"何か変だな"と思う音だらけで
そう簡単にいかないことを実感してます。
☆そうですよね。
そのように実感している人は、問題ありません。
これから勉強を続けていけばよいのですから…。
私が今回対象にしたのは、
何も疑問を持たずに、
明らかに変な音に気付かない人がいる
と思って、一言書いておいたのです。
*お忙しいところ申し訳ありませんが、
返信お待ちしております。
☆質問してくれてありがとう。
私も勉強になりました。
頭の中にあるものを文章で人に伝えるのは難しいですね。
決して言い訳ではありませんが、
前回の記事は
代理コード(他のことも含め)は、
簡単に使いこなせないので
これからいろいろなことを学んでいきなさい、
ということを伝えたかったのです。
また、何かありましたらコメントして下さい。
- ブログネタ:
- 本物の音楽家になるために に参加中!