2009年02月13日 09:50

拍子の感じ方(2)

前回(昨日)の話は、曲を(無意識に)
2拍子で感じている人への注意です。

4拍子を2拍子で弾く人が多いので、
気付いてもらうために書きました。

ただし、「それがいけない」
と言っているのではありません。

ジャズでは両方使い分けるのです。

       ☆

ジャズの演奏では、
テーマの時に、2ビート、
アドリブ・コーラスは、4ビート。

または、最初から最後まで4ビート。

あるいは、テーマのサビから4ビート。

このように4ビート、2ビートを使い分けます。

実際に練習してみて下さい。

<練習 1>
4ビートは、ベースが4分音符を刻んでいる
イメージで、足を4分音符で4つ踏みます。

<練習 2>
2ビートは、ベースが1拍目と3拍目を弾く
イメージで、足を1、3拍目に踏んで下さい。

<練習 3>
足は4分音符4つ踏んでテンポをキープし、
体は左右に2分音符で動くような感じに。

以上の練習を同じ曲で弾いてみましょう。

同じ曲でも何となく違いがわかりますか?

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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