2008年11月28日 23:35

スケールを覚えるコツ(2)

前回の続きです。

メジャースケール(長音階)を12キーで練習し

 「確実に覚えることが大切なんだぞ」という話。

その理由は、

 アドリブで使う各種スケールの基準になるから。

例えば<ミクソ・リディアン>は、
 「メジャースケールの第7音を半音下げる」
   と覚える。これで、すぐに弾けるようになる。

こんな内容でしたね。

            ☆

さて、今回は<リディアン>を考えてみましょう。

「メジャースケールの第4音を半音上げる」と覚える。

これで、長音階が確実に弾ける人なら、

  <リディアン>も、すぐに弾けるようになります。

2つのスケールを比べて学んで下さい。

<メジャースケール>

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ

 1,2,3,4,5,6,7

<リディアン>

ド、レ、ミ、♯ファ、ソ、ラ、シ

 1,2,3,♯4,5,6,7

この2つのスケール、違いは第4音のみですよね。

丸暗記で覚えるのではなく、「どこが違うのか?」

 ポイントを覚えて練習すると習得が早いですよ。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<ランキング>の応援、いつもありがとう。

右上2ヵ所を「1日1回」よろしくお願いします。

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コメント一覧

1. Posted by さちぴょん   2008年11月29日 00:52
5 とても勉強になります!
このように一つずつ確実に覚えていけばいいんですね☆
今までいっぺんに覚えようとしては挫折していたので、今度こそしっかりがんばります♪ 
いつもためになる記事をどうもありがとうございます(^o^)丿

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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