2007年07月27日 09:29
愛と感謝の即興演奏法(5)
カプースチン
「トッカティーナ作品36」のイントロを応用して、
8(エイト)ビートの練習をしよう。
♪左手ベース・パターンの練習
8分音符を8つ均等に弾く。
「単純だけどカッコいいぞ!」
<課題5−1>
|ド ド ド ド ド ド ド (↓ド)|
最後の音(4拍目の裏)だけは「オクターブ下」(↓ド)
「指使い」は、連打の練習
| 1 3 2 1 3 2 1 5 |
最後の「5」(小指)だけ「オクターブ下」です。
このパターンをずっと続けて弾く練習をしてね。
♪右手コード
コードを弾くリズム・パターンも参考にしよう。
最初の2小節は、
|・ ・ タ タ ・タ タ ・|タターターーーー|
「・」は、8分休符。
「−」は、8分音符単位で音を伸ばす。
<課題5−2>
「C」(ド、ミ、ソ)のコードで弾いてみよう。
|・ ・ ソ ソ ・ ソ ソ ・|ソソーソーーーー|
左手は上記のパターンで。
<課題5−3>
2つのコードを交互に弾こう。
「C」(ド、ミ、ソ)、「Dm」(レ、ファ、ラ)
|・ ・ ソ ソ ・ ソ ソ ・|ラ ラーラーーーー|
この後は当然「転回型」も弾く。
第1〜3回目の各課題を参照。
<課題5−4)
カプースチンの3〜4小節目をヒントにして、
分散和音的な練習を考えてみた。
最初(1拍目)と最後(2拍目裏)をコードで。
この例では、基本型。
「ド、ミ、ソ」と「レ、ファ、ラ」
中2つの音は、1番上の音以外のコードトーン。
この場合は、「ソ」がメロディーだから、
残りの音「ミ、ド」または「ド、ミ」。
以下のようになる。
|ソ ミ ド ソ ーーーー|ラ ファ レ ラーーーー|
または、
|ソ ド ミ ソ ーーーー|ラ レ ファ ラーーーー|
この後は、転回型を続けて練習しよう。
(両側はコード、中2音は単音で)。
第1転回型(ミ、ソ、ド)=「ド ソ ミ ド」「ド ミ ソ ド」
第2転回型(ソ、ド、ミ)=「ミ ド ソ ミ」「ミ ソ ド ミ」
<課題5−5>
<5−3><5−4>を組み合わせて、4小節でも練習しよう。
|・ ・ ソ ソ ・ ソ ソ ・|ラ ラーラーーーー|
|ソ ミ ド ソ ーーーー|ラ ファ レラーーーー|
3〜4小節目は、転回型にしてもいい。
☆
左手ベースは上記と同じで、
右手だけ別の弾き方を考えてみた。
<課題5−6>
左手の親指(指番号1)の時、右手でコードを弾く。
|ソ ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・|ラ ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・|
<課題5−7>
左手の人差指(指番号2)の時、右手でコードを弾く。
| ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・ ・| ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・ ・|
<課題5−8>
上の2つの課題(6と7)を組合せて
|ソ ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・| ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・ ・|
これは「ボサ・ノバ」の基本パターンです。
<課題5−9>
上の課題を逆にする。(7と6の順に)
| ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・ ・|ラ ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・|
以上のパターンを使って、
第1〜3回目の各課題を練習しよう。
「楽しいぞ!」
☆
以上の課題を12キーで練習している人は、
楽譜通りしか弾いていない人達よりも「底力」が違ってくる。
自分の音楽に対しての自信にもつながる。
カプースチンの曲でも、クラシックの曲でも、
「楽譜通り弾けたら終り」というのでは勿体無い。
応用出来るところは自分の音楽に活かすこと。
その姿勢を今後も心掛けてほしい。
「トッカティーナ作品36」のイントロを応用して、
8(エイト)ビートの練習をしよう。
♪左手ベース・パターンの練習
8分音符を8つ均等に弾く。
「単純だけどカッコいいぞ!」
<課題5−1>
|ド ド ド ド ド ド ド (↓ド)|
最後の音(4拍目の裏)だけは「オクターブ下」(↓ド)
「指使い」は、連打の練習
| 1 3 2 1 3 2 1 5 |
最後の「5」(小指)だけ「オクターブ下」です。
このパターンをずっと続けて弾く練習をしてね。
♪右手コード
コードを弾くリズム・パターンも参考にしよう。
最初の2小節は、
|・ ・ タ タ ・タ タ ・|タターターーーー|
「・」は、8分休符。
「−」は、8分音符単位で音を伸ばす。
<課題5−2>
「C」(ド、ミ、ソ)のコードで弾いてみよう。
|・ ・ ソ ソ ・ ソ ソ ・|ソソーソーーーー|
左手は上記のパターンで。
<課題5−3>
2つのコードを交互に弾こう。
「C」(ド、ミ、ソ)、「Dm」(レ、ファ、ラ)
|・ ・ ソ ソ ・ ソ ソ ・|ラ ラーラーーーー|
この後は当然「転回型」も弾く。
第1〜3回目の各課題を参照。
<課題5−4)
カプースチンの3〜4小節目をヒントにして、
分散和音的な練習を考えてみた。
最初(1拍目)と最後(2拍目裏)をコードで。
この例では、基本型。
「ド、ミ、ソ」と「レ、ファ、ラ」
中2つの音は、1番上の音以外のコードトーン。
この場合は、「ソ」がメロディーだから、
残りの音「ミ、ド」または「ド、ミ」。
以下のようになる。
|ソ ミ ド ソ ーーーー|ラ ファ レ ラーーーー|
または、
|ソ ド ミ ソ ーーーー|ラ レ ファ ラーーーー|
この後は、転回型を続けて練習しよう。
(両側はコード、中2音は単音で)。
第1転回型(ミ、ソ、ド)=「ド ソ ミ ド」「ド ミ ソ ド」
第2転回型(ソ、ド、ミ)=「ミ ド ソ ミ」「ミ ソ ド ミ」
<課題5−5>
<5−3><5−4>を組み合わせて、4小節でも練習しよう。
|・ ・ ソ ソ ・ ソ ソ ・|ラ ラーラーーーー|
|ソ ミ ド ソ ーーーー|ラ ファ レラーーーー|
3〜4小節目は、転回型にしてもいい。
☆
左手ベースは上記と同じで、
右手だけ別の弾き方を考えてみた。
<課題5−6>
左手の親指(指番号1)の時、右手でコードを弾く。
|ソ ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・|ラ ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・|
<課題5−7>
左手の人差指(指番号2)の時、右手でコードを弾く。
| ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・ ・| ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・ ・|
<課題5−8>
上の2つの課題(6と7)を組合せて
|ソ ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・| ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・ ・|
これは「ボサ・ノバ」の基本パターンです。
<課題5−9>
上の課題を逆にする。(7と6の順に)
| ・ ・ ソ ・ ・ ソ ・ ・|ラ ・ ・ ラ ・ ・ ラ ・|
以上のパターンを使って、
第1〜3回目の各課題を練習しよう。
「楽しいぞ!」
☆
以上の課題を12キーで練習している人は、
楽譜通りしか弾いていない人達よりも「底力」が違ってくる。
自分の音楽に対しての自信にもつながる。
カプースチンの曲でも、クラシックの曲でも、
「楽譜通り弾けたら終り」というのでは勿体無い。
応用出来るところは自分の音楽に活かすこと。
その姿勢を今後も心掛けてほしい。
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コメント一覧
1. Posted by ヒマジン 2007年07月28日 00:12
更新を楽しみにしています。やっと(3)も慣れてきて、楽しくできるようになりましたよ
(5)はリズム感が必要ですね〜。ゆっくりはじめてみましたが、右手と左手を合わせるのが難しいです。
カブースチンの楽譜は用意した方が良いでしょうか?近くの楽器店では置いてなかったので、ネットで購入しようかと思うんですが、どの楽譜が必要ですか?

(5)はリズム感が必要ですね〜。ゆっくりはじめてみましたが、右手と左手を合わせるのが難しいです。
カブースチンの楽譜は用意した方が良いでしょうか?近くの楽器店では置いてなかったので、ネットで購入しようかと思うんですが、どの楽譜が必要ですか?
2. Posted by テルさん 2007年07月28日 07:44
エイトビートのリズムに乗る訓練です。少し難しいかもしれませんが、練習すれば弾けます。楽しんで下さい。楽譜は持っていない人のために詳しく書きましたので特に用意しなくてもいいです。この曲はリクエストに応じて取り上げただけで、このブログで本来分析していたのは別の曲集だからです。過去の記事を読んで興味があったら購入して下さい。頭使いますよ。(頭が痛くなるかも?)
3. Posted by スズラン 2007年07月28日 20:43

頑張ってトライしましたが移調して弾くのは、かなり手がついていけない・・・
頭では分かっているのに・・・。
ジュニアに弾かせてみたら、いとも簡単に転回型も出来るから腹がたつ!やはり
継続は力なりですよね。
今日私はノートを買ってきたので愛と感謝マイミュージックノートをつくり書き写して頑張ってトライしてみます。
4. Posted by ヒマジン 2007年07月28日 23:55
ありがとうございます。なんとかリズムに乗れてきました☆
それで質問なんですが、右手の指は決まっていますか?ソとラを小指で弾いていたんですが・・・。
それで質問なんですが、右手の指は決まっていますか?ソとラを小指で弾いていたんですが・・・。
5. Posted by テルさん 2007年07月29日 07:34
スズランさんへ。
移調も練習を続けていれば楽に弾けるようになります。ジュニアは「さすが!」ですね。それにしても、自分の子供の才能に腹を立てるお母様もユニーク!ジュニアをライバルにして日々の練習に励んで下さい。
ヒマジンさんへ。
「指使い」は自分が弾き易いように弾いて下さい。「ソ」=「124」、「ラ」=「135」のように変えてみてもいいし、どちらか一方だけでもいいです。
移調も練習を続けていれば楽に弾けるようになります。ジュニアは「さすが!」ですね。それにしても、自分の子供の才能に腹を立てるお母様もユニーク!ジュニアをライバルにして日々の練習に励んで下さい。
ヒマジンさんへ。
「指使い」は自分が弾き易いように弾いて下さい。「ソ」=「124」、「ラ」=「135」のように変えてみてもいいし、どちらか一方だけでもいいです。