2007年06月19日 07:54

作曲法あれこれ(7)

「F子さんの場合」

ある朝、F子さんのお母さんが、
「あなた、夜中にキーボード弾いていたでしょう。
うるさいから注意したのよ」と言うのです。
「え、私、弾いていない」とF子さんは答えたのですが、
部屋のドアを開けて注意したから間違いないと言います。

変なことを言う母だと思いながら自分の部屋に戻ると、
譜面台の五線紙に音符と歌詞が書いてある。
「あれー」と思って弾いてみると完成された曲になっている。
何と、眠っている間に曲が出来ていた。

歌詞も、曲想も、神様からの曲。
聖歌を無意識状態で作ってしまったのだ。
いや、天上界から聖歌が降りて来たのだ!

       ☆

このように曲が降りて来た作曲家は
昔からいたのでは?
しかし、本当のことを伝えてくれなかった。
「おかしい奴だ」と思われたくない。
女性なら「魔女だ」と言われて殺されたかも?

これからは、聞こえて来る人は
どんどん報告して下さい。
研究課題にして解明したいですね。

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集