2007年05月14日 05:34
誰でも弾けるアドリブの証明
ピアノ経験まったくなし。
大人、子供関係なし。
誰でも(その場で)アドリブは弾けることを、
今から証明しましょう。
☆
先日、ライヴをやりました。
1ステージ目が終った楽屋での話。
メンバーの2人(ベース、ドラム)が
「ピアノは弾けない」と言うのです。
そこで、私は
「簡単なアドリブならすぐ弾ける」と話したのですが、
どれだけ信じてくれたかは、わかりません。
多分、本気にしなかったと思います。
あなただって信じないでしょう。
ピアノなどやったことのない2人なのですから。
その後、2ステージ目、2曲目の演奏が終った時に、
突然「ひらめいた」のです。
「そうだ!」
「お客さんの前でメンバーにピアノを弾かせてみよう」と。
何と素晴らしい大胆な企画!
「ピアノなんか弾けない」と言っている2人を
本番のステージで、その場ですぐに弾けるようにしてしまう。
本当にそんなことが出来るのでしょうか?
「出来ます。私なら」。
120%の自信があるからやるのです。
早速、ドラマーから始めました。
まず、右手1音からスタート。
伴奏は私が鍵盤の左半分で受け持ちます。
1音だけ弾けばいいのなら未経験者でも誰でも弾けます。
この間、20〜30秒。
次に2音、3音と少しずつ音を増やしていきます。
肝心なことは、各段階(例えば2音)で、
その人がどう弾くかによって適切なアドバイスをします。
(その場ですぐ修正出来る範囲で)
これは相手の出方が1人ずつ違いますので、
弾かせてみないとわかりません。
ジャズ・ピアノ独習者の限界は、ここにあります。
例えば、あるスケールを理論書で知ってアドリブしてみます。
その結果は、
「果たして、これでいいものなのか?」
「もう少し何とかなるのではないか?」
でも、わかりません。
自分では出来る範囲で一生懸命やっているのですから、
どこが長所で、短所はどこか?
いえ、短所と言いましたが、
気が付いていないから出来ないのであって
一言のアドバイスですぐに修正出来ます。
さらに目の前でお手本を弾いて説明されれば、
誰でも弾けて当たり前。
しかし、自分1人ではなかなか気付かないのです。
あなたの性格、自分でわかっていると思うのは間違いで、
親、兄弟、友達の方があなたの短所をわかっています。
自分では気が付かないことが多いのです。
話は、ステージ上に戻ります。
5分後、お客さんも手拍子で応援してくれ、
ドラマーはカッコいいアドリブを生まれて初めて弾いたのです。
次のベーシストは、やり方を目の前で見ていたのですぐ弾けました。
各段階でのアドバイスが違うだけです。
「さあ、あなたはこの話を信じるでしょうか?」
きっと、こう思うかもしれません。
「疑う訳ではないけれど、
その2人はミュージシャンだから弾けたのでは」と。
絶対に違います。
誰でも弾けるのです。
証明しましょう。
客席に若くて美人の方がいましたので、
ステージに上げ、早速レッスン開始。
(当然アドリブなど出来ない方です)
5分後には、ベテラン・プロのベースとドラムの伴奏で、
つまり、ピアノ・トリオでアドリブを弾いてしまいました。
生まれて初めてのアドリブ体験が、
ステージで、しかもプロのピアノ・トリオで弾いたのですよ。
「すごい才能です!」(それを教えた私のことです)。
☆
以上のアドリブ内容は、1番簡単なアドリブ方法です。
本格的なジャズ・ピアノは、5分では出来ません。
当然のことです。
しかし
「自分はピアノを弾けない」
「アドリブなんか絶対無理」
と思い込んでいる人の心の壁を崩すには
この方法が非常に効果的なのです。
「変な先入観」が「ピアノ(またはアドリブ)は弾けない」と
思い込ませているのです。
まず心の枠(先入観、過去の学習法の失敗経験など)を外す。
「自分にも弾けた」という体験をさせると、
その後の学習がスムーズに進むのです。
大人、子供関係なし。
誰でも(その場で)アドリブは弾けることを、
今から証明しましょう。
☆
先日、ライヴをやりました。
1ステージ目が終った楽屋での話。
メンバーの2人(ベース、ドラム)が
「ピアノは弾けない」と言うのです。
そこで、私は
「簡単なアドリブならすぐ弾ける」と話したのですが、
どれだけ信じてくれたかは、わかりません。
多分、本気にしなかったと思います。
あなただって信じないでしょう。
ピアノなどやったことのない2人なのですから。
その後、2ステージ目、2曲目の演奏が終った時に、
突然「ひらめいた」のです。
「そうだ!」
「お客さんの前でメンバーにピアノを弾かせてみよう」と。
何と素晴らしい大胆な企画!
「ピアノなんか弾けない」と言っている2人を
本番のステージで、その場ですぐに弾けるようにしてしまう。
本当にそんなことが出来るのでしょうか?
「出来ます。私なら」。
120%の自信があるからやるのです。
早速、ドラマーから始めました。
まず、右手1音からスタート。
伴奏は私が鍵盤の左半分で受け持ちます。
1音だけ弾けばいいのなら未経験者でも誰でも弾けます。
この間、20〜30秒。
次に2音、3音と少しずつ音を増やしていきます。
肝心なことは、各段階(例えば2音)で、
その人がどう弾くかによって適切なアドバイスをします。
(その場ですぐ修正出来る範囲で)
これは相手の出方が1人ずつ違いますので、
弾かせてみないとわかりません。
ジャズ・ピアノ独習者の限界は、ここにあります。
例えば、あるスケールを理論書で知ってアドリブしてみます。
その結果は、
「果たして、これでいいものなのか?」
「もう少し何とかなるのではないか?」
でも、わかりません。
自分では出来る範囲で一生懸命やっているのですから、
どこが長所で、短所はどこか?
いえ、短所と言いましたが、
気が付いていないから出来ないのであって
一言のアドバイスですぐに修正出来ます。
さらに目の前でお手本を弾いて説明されれば、
誰でも弾けて当たり前。
しかし、自分1人ではなかなか気付かないのです。
あなたの性格、自分でわかっていると思うのは間違いで、
親、兄弟、友達の方があなたの短所をわかっています。
自分では気が付かないことが多いのです。
話は、ステージ上に戻ります。
5分後、お客さんも手拍子で応援してくれ、
ドラマーはカッコいいアドリブを生まれて初めて弾いたのです。
次のベーシストは、やり方を目の前で見ていたのですぐ弾けました。
各段階でのアドバイスが違うだけです。
「さあ、あなたはこの話を信じるでしょうか?」
きっと、こう思うかもしれません。
「疑う訳ではないけれど、
その2人はミュージシャンだから弾けたのでは」と。
絶対に違います。
誰でも弾けるのです。
証明しましょう。
客席に若くて美人の方がいましたので、
ステージに上げ、早速レッスン開始。
(当然アドリブなど出来ない方です)
5分後には、ベテラン・プロのベースとドラムの伴奏で、
つまり、ピアノ・トリオでアドリブを弾いてしまいました。
生まれて初めてのアドリブ体験が、
ステージで、しかもプロのピアノ・トリオで弾いたのですよ。
「すごい才能です!」(それを教えた私のことです)。
☆
以上のアドリブ内容は、1番簡単なアドリブ方法です。
本格的なジャズ・ピアノは、5分では出来ません。
当然のことです。
しかし
「自分はピアノを弾けない」
「アドリブなんか絶対無理」
と思い込んでいる人の心の壁を崩すには
この方法が非常に効果的なのです。
「変な先入観」が「ピアノ(またはアドリブ)は弾けない」と
思い込ませているのです。
まず心の枠(先入観、過去の学習法の失敗経験など)を外す。
「自分にも弾けた」という体験をさせると、
その後の学習がスムーズに進むのです。
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