2007年04月26日 08:49

作曲法あれこれ(1)

作曲する方法は、人それぞれのやり方があると思います。
同じ人でも、その時によって
いくつかの方法を使い分けることもあるでしょう。

例えば、
コード進行を先に作って、後からメロディを作る。

その逆で、
メロディを先に作って、後からコード付けやアレンジをする。

または、
メロディとコードを同時(または交互)に作る人もいるでしょう。

市販されている作曲法の本は、
ポップス、クラシックなどのジャンルに関係なく、
勉強すれば誰でも理解出来ることが書いてあります。
読んで実行すれば曲も作れると思います。

しかし、これから私が話そうと思っている作曲法は
誰でも出来ない、いや限られた人にしか出来ない作曲法です。

読む人(あなたも含む)によっては、
とても信じられない作曲法かもしれません。

また、不特定多数の人が読むブログに
この特殊な作曲法を書いてはいけないのではとも思います。

なぜか?
その方法を真似すると、冗談ではなく、
人によっては精神病院に入院することになるかもしれません。
(本当に冗談ではありません)

ですから、今までに
そのような作曲法の本は、世界に1冊もありません。
危険が伴うからなのか、
書いた人、つまり著者が世間から馬鹿にされるからなのか、
理由はわかりませんが、本当に1冊もないのです。(多分)

              ☆

私は、作曲法は大きく分けて2種類あると思います。

1つは、左脳的作曲法。
従来の作曲法。教えることが出来ます。
私も教えていますし、
みなさんも学べば誰でも曲は作れます。

そして、もう1つの方法は、右脳的作曲法です。
これは人に教えられません。
いや、将来は教えられるように研究したいと思っています。
しかし、今は教えられません。

どのような作曲法か?
あなたは、もう想像出来ますよね?

次のような場合です。

「天国からメロディが降りて来た」
「詞と曲が同時に聞こえて来て5分で曲が完成した」
「夢の中で素晴らしい曲が流れて来たので、起きてすぐに書き取った」

このような話を、あなたは聞いたり、読んだりしたことがありますよね。
あなたは、信じますか?
(今は、信じなくてもいいですよ)
(このブログの続きを読んでいけば、信じられるようになりますから)

これは、インスピレーション、ひらめき、霊感ですよね。

霊感は、どこから来るのでしょうね?
インスピレーションを得るには、どうすればいいのでしょう。

この問題は、大変に大きなテーマです。

これから何回かに分けて、
右脳的作曲法を実践している人たちの例をあげて
話を進めようと思います。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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