2007年03月05日 03:29
「強力なリズム感を」の補足
メトロノームの音を裏拍で聞く練習出来ていますか?
今回は、前回言わなかったことを補足します。
いきなりピアノを弾きながらやるよりも、
まずはメトロノーム音を裏で聞く練習をした方がいいと思います。
すでに出来た人も、ぜひ練習してみて下さい。
メトロノームの音を聞くと、
どうしても最初は表拍に聞こえてしまいます。
慣れると裏拍で聞けるようになりますが、
その前段階として、次の課題をやってみて下さい。
まず、裏拍への入り方。
<4拍子を2分の2拍子にして電子音を1小節に2つ鳴らす場合>
普通に聞くと、1拍目と3拍目に聞こえてしまいます。
そこで次のようにしてみましょう。
1,(2),3,(4)と拍子を数えながら
(1と3で鳴っている状態、カッコ内の2と4は無音)、
次の小節で「4」(無音)の時に「1」と数え始めます。
1,(2),3,(4),1,(2),3,「(1),2,(3),4」
これで電子音が2拍目と4拍目に聞こえますよね。(カッコは無音)
しばらくこの状態で聞いていて下さい。
(2拍目、4拍目で電子音が鳴っている状態)
<4拍子で1小節に4つ電子音を鳴らす場合>
「ピッピッピッピッ」と音が鳴っていると、最初は表に聞こえます。
「1ト2ト3ト4ト」と聞いていて(数字のところで音が鳴っている)
次の小節で「4ト」の「ト」(無音)で「1」と数え始めます。
1ト2ト3ト4ト、1ト2ト3ト4「1ト2ト3ト4ト」
これで電子音が「ト」のところで全部鳴っていますよね。
しばらくリズムに乗って裏拍で聞いていて下さい。
<3番目のやり方>
上の2つの方法が出来るようになると、
メトロノームの音と音の間、ちょうど中間のところを
「1」と数えて、どこからでもすぐに入れるようになります。
さらに慣れると、始めから裏拍で聞こえて来ます。
いろいろな速さでも練習しましょう。
テンポが速いほど難しいと思いますが、
2分の2拍子はゆっくり過ぎると意外と難しいかもしれません。
☆
しばらく聞いていても裏拍を保てる(表拍にならない)ようになったら、
次のことをやってみて下さい。
(1)好きな歌を歌う。
裏拍を聞きながら、最後まで歌えましたか?
出来なければ、もう少し続けましょう。
簡単な曲、童謡などでもいいですよ。
(2)手拍子(または「ひざ」「おなか」など)で
即興的にいろいろなリズムを叩いて下さい。
(今日、悪いことをした人は「ホホ」にピンタも)
それでも途中で表拍になりませんか?
これが出来ないとピアノを弾くどころではありません。
(3)歌いながらリズムも叩く。
これは(1)と(2)を組み合わせた応用練習。
(4)歌いながら部屋を片付ける。
これも応用です。
(1)か(2)と、「何か」を組み合わせて下さい。
カード型の電子メトロノームを聞きながら
鼻歌と共に「犬の散歩」をする。
コーヒーを飲みながらスプーンでカップを。
(うるさいし、ひびが入るからやめてね)
スプーンで頭を。(痛いからやめてね)
これ以外にも自分で独創的な方法を考えてみましょう。
とにかく練習は工夫して楽しくやりましょうね。
それから、すでにピアノで弾けた人は、
「ハノン」の他の課題や、得意な曲、即興演奏などを
テンポをいろいろ変えて練習して下さい。
(多分、1曲を最後まで無事に弾けないと思うけれど?)
今回の補足課題も裏の世界に慣れるためにやるといいですよ。
みんなで裏街道を歩いて行きましょう!(怪しいブログみたい)
今回は、前回言わなかったことを補足します。
いきなりピアノを弾きながらやるよりも、
まずはメトロノーム音を裏で聞く練習をした方がいいと思います。
すでに出来た人も、ぜひ練習してみて下さい。
メトロノームの音を聞くと、
どうしても最初は表拍に聞こえてしまいます。
慣れると裏拍で聞けるようになりますが、
その前段階として、次の課題をやってみて下さい。
まず、裏拍への入り方。
<4拍子を2分の2拍子にして電子音を1小節に2つ鳴らす場合>
普通に聞くと、1拍目と3拍目に聞こえてしまいます。
そこで次のようにしてみましょう。
1,(2),3,(4)と拍子を数えながら
(1と3で鳴っている状態、カッコ内の2と4は無音)、
次の小節で「4」(無音)の時に「1」と数え始めます。
1,(2),3,(4),1,(2),3,「(1),2,(3),4」
これで電子音が2拍目と4拍目に聞こえますよね。(カッコは無音)
しばらくこの状態で聞いていて下さい。
(2拍目、4拍目で電子音が鳴っている状態)
<4拍子で1小節に4つ電子音を鳴らす場合>
「ピッピッピッピッ」と音が鳴っていると、最初は表に聞こえます。
「1ト2ト3ト4ト」と聞いていて(数字のところで音が鳴っている)
次の小節で「4ト」の「ト」(無音)で「1」と数え始めます。
1ト2ト3ト4ト、1ト2ト3ト4「1ト2ト3ト4ト」
これで電子音が「ト」のところで全部鳴っていますよね。
しばらくリズムに乗って裏拍で聞いていて下さい。
<3番目のやり方>
上の2つの方法が出来るようになると、
メトロノームの音と音の間、ちょうど中間のところを
「1」と数えて、どこからでもすぐに入れるようになります。
さらに慣れると、始めから裏拍で聞こえて来ます。
いろいろな速さでも練習しましょう。
テンポが速いほど難しいと思いますが、
2分の2拍子はゆっくり過ぎると意外と難しいかもしれません。
☆
しばらく聞いていても裏拍を保てる(表拍にならない)ようになったら、
次のことをやってみて下さい。
(1)好きな歌を歌う。
裏拍を聞きながら、最後まで歌えましたか?
出来なければ、もう少し続けましょう。
簡単な曲、童謡などでもいいですよ。
(2)手拍子(または「ひざ」「おなか」など)で
即興的にいろいろなリズムを叩いて下さい。
(今日、悪いことをした人は「ホホ」にピンタも)
それでも途中で表拍になりませんか?
これが出来ないとピアノを弾くどころではありません。
(3)歌いながらリズムも叩く。
これは(1)と(2)を組み合わせた応用練習。
(4)歌いながら部屋を片付ける。
これも応用です。
(1)か(2)と、「何か」を組み合わせて下さい。
カード型の電子メトロノームを聞きながら
鼻歌と共に「犬の散歩」をする。
コーヒーを飲みながらスプーンでカップを。
(うるさいし、ひびが入るからやめてね)
スプーンで頭を。(痛いからやめてね)
これ以外にも自分で独創的な方法を考えてみましょう。
とにかく練習は工夫して楽しくやりましょうね。
それから、すでにピアノで弾けた人は、
「ハノン」の他の課題や、得意な曲、即興演奏などを
テンポをいろいろ変えて練習して下さい。
(多分、1曲を最後まで無事に弾けないと思うけれど?)
今回の補足課題も裏の世界に慣れるためにやるといいですよ。
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