2007年03月03日 21:11
強力なリズム感を手に入れる方法(1)
強力な「リズム・トレーニング法」の話です。
ジャズ、クラシック、ポップス、ロック、フュージョンなど
ジャンルは関係ありません。
ピアノ、管、弦、打楽器など、すべての人が対象です。
これを練習すれば、あなたのリズム感は確実にレベルアップします。
しかし、そう簡単には出来ません。
難しいからこそ、出来るようになった時の喜びと効果が大きいのです。
あなたは、メトロノームを持っていますか。
持っていない人は、ぜひ買いましょう。
カード型の電子メトロノームでいいです。
メトロノームの使い方は奥が深いですよ。
普通に合わせて弾けばいい訳ではありません。
それは小学生レベルです。
プロの使い方を教えましょう。
☆
<第一段階>
4拍子で1小節に8分音符が8つあると思って下さい。
わかりやすい例で、「ハノンの1番」を使います。
「ド、ミ、ファ、ソ、ラ、ソ、ファ、ミ」が、8分音符で1小節だとします。
「さあ、メトロノームに合わせて練習しましょう」
4拍子ですから1小節に4分音符が4つ鳴るように設定。
テンポは、あなたが余裕で弾ける速さでいいです。
1小節に「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」と、4つ音が鳴っていますね。
それでは、上の例、「ハノン1番」を、8分音符で弾いて下さい。
ただし、メトロノームを表拍で聞かないで、裏拍で聞くようにします。
普通の場合は「ド*ファ*ラ*ファ*」(音名のところ)で
メトロノームの音が鳴っています。
それを「*ミ*ソ*ソ*ミ」のように、
「ミ、ソ」を弾いている時に電子音が聞こえるように弾くのです。
別の例で説明します。
「ハノンはたのしい」の「*ノ*は*の*い」
*の印は、あなた自身が「1,2,3,4」と
リズムを感じているところ。(足を踏むなど)
「文字」のところは、電子音が鳴っているところです。
「わたしはしあわせ」の「*た*は*あ*せ」
わかりますね?
あなたが拍子を感じている表拍では、電子音は鳴っていません。
電子音は、裏拍(文字部分)で鳴っているのです。
ピアノ(ハノン)は当然、あなたが感じている1拍目から弾き始めています。
さらに、別の例で説明します。
「1、ト、2、ト、3、ト、4、ト」
数字部分は、あなたが感じている表拍。
ピアノも1で「ドの音」を弾き始めています。
カタカナの「ト」で電子音が鳴っています。
もう、わかりましたよね?
出来た人は、テンポを速くしていきましょう。
ハノンを練習したら、あなたの得意な曲を練習して下さい。
もちろん、メトロノーム音は裏拍で聞いて。
8ビートでアドリブ出来る人は、挑戦して下さい。
すぐに電子音が表拍になってしまいますよ。
自分のリズム感が
「いかにいい加減なものであったか」思い知らされます。
☆ ☆
以上の課題が難し過ぎる人は、以下の方法から始めて下さい。
「4分の4拍子」を「2分の2拍子」だと思って
あなたが練習したいテンポの半分に設定します。
1小節に2つ音(2分音符)が鳴りますね。
普通は、1拍目と3拍目に電子音を聞きます。
「ドミファソ」の「ド」、「ラソファミ」の「ラ」で鳴ります。
それを、2拍目と4拍目に聞いて練習しましょう。
「ドミファソ」の「ファ」、「ラソファミ」の「ファ」で鳴るように聞きます。
☆ ☆ ☆
このブログのコメントには、プロの人も書き込んでくれています。
最近書き込みのあったアドバイスを活かして詳しく説明しました。
コメントは、長い文章が書けませんしね。
☆<第二段階><第三段階>は、さらに難しくなります。
奥が深いですよ。
ジャズ、クラシック、ポップス、ロック、フュージョンなど
ジャンルは関係ありません。
ピアノ、管、弦、打楽器など、すべての人が対象です。
これを練習すれば、あなたのリズム感は確実にレベルアップします。
しかし、そう簡単には出来ません。
難しいからこそ、出来るようになった時の喜びと効果が大きいのです。
あなたは、メトロノームを持っていますか。
持っていない人は、ぜひ買いましょう。
カード型の電子メトロノームでいいです。
メトロノームの使い方は奥が深いですよ。
普通に合わせて弾けばいい訳ではありません。
それは小学生レベルです。
プロの使い方を教えましょう。
☆
<第一段階>
4拍子で1小節に8分音符が8つあると思って下さい。
わかりやすい例で、「ハノンの1番」を使います。
「ド、ミ、ファ、ソ、ラ、ソ、ファ、ミ」が、8分音符で1小節だとします。
「さあ、メトロノームに合わせて練習しましょう」
4拍子ですから1小節に4分音符が4つ鳴るように設定。
テンポは、あなたが余裕で弾ける速さでいいです。
1小節に「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」と、4つ音が鳴っていますね。
それでは、上の例、「ハノン1番」を、8分音符で弾いて下さい。
ただし、メトロノームを表拍で聞かないで、裏拍で聞くようにします。
普通の場合は「ド*ファ*ラ*ファ*」(音名のところ)で
メトロノームの音が鳴っています。
それを「*ミ*ソ*ソ*ミ」のように、
「ミ、ソ」を弾いている時に電子音が聞こえるように弾くのです。
別の例で説明します。
「ハノンはたのしい」の「*ノ*は*の*い」
*の印は、あなた自身が「1,2,3,4」と
リズムを感じているところ。(足を踏むなど)
「文字」のところは、電子音が鳴っているところです。
「わたしはしあわせ」の「*た*は*あ*せ」
わかりますね?
あなたが拍子を感じている表拍では、電子音は鳴っていません。
電子音は、裏拍(文字部分)で鳴っているのです。
ピアノ(ハノン)は当然、あなたが感じている1拍目から弾き始めています。
さらに、別の例で説明します。
「1、ト、2、ト、3、ト、4、ト」
数字部分は、あなたが感じている表拍。
ピアノも1で「ドの音」を弾き始めています。
カタカナの「ト」で電子音が鳴っています。
もう、わかりましたよね?
出来た人は、テンポを速くしていきましょう。
ハノンを練習したら、あなたの得意な曲を練習して下さい。
もちろん、メトロノーム音は裏拍で聞いて。
8ビートでアドリブ出来る人は、挑戦して下さい。
すぐに電子音が表拍になってしまいますよ。
自分のリズム感が
「いかにいい加減なものであったか」思い知らされます。
☆ ☆
以上の課題が難し過ぎる人は、以下の方法から始めて下さい。
「4分の4拍子」を「2分の2拍子」だと思って
あなたが練習したいテンポの半分に設定します。
1小節に2つ音(2分音符)が鳴りますね。
普通は、1拍目と3拍目に電子音を聞きます。
「ドミファソ」の「ド」、「ラソファミ」の「ラ」で鳴ります。
それを、2拍目と4拍目に聞いて練習しましょう。
「ドミファソ」の「ファ」、「ラソファミ」の「ファ」で鳴るように聞きます。
☆ ☆ ☆
このブログのコメントには、プロの人も書き込んでくれています。
最近書き込みのあったアドバイスを活かして詳しく説明しました。
コメントは、長い文章が書けませんしね。
☆<第二段階><第三段階>は、さらに難しくなります。
奥が深いですよ。
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コメント一覧
1. Posted by ひのな♪ 2007年03月04日 19:44
テル先生こんにちは\(^_^)/
早速メトロノームでハノン一番弾いてみました(^^)
ハノンでならなんとか弾けました〜\(^_^)/でもそんなにアップテンポじゃないですが・・(^^ゞ
第二段階・第三段階楽しみにしております♪
早速メトロノームでハノン一番弾いてみました(^^)
ハノンでならなんとか弾けました〜\(^_^)/でもそんなにアップテンポじゃないですが・・(^^ゞ
第二段階・第三段階楽しみにしております♪
2. Posted by テルさん 2007年03月05日 03:43
早速実行してくれてありがとう。
次の補足の記事で言いましたが、ハノンの他の課題や、さらに実際の曲でも練習して下さい。それからテンポも速くしてね。これが出来ないと次の段階は出来ませんよ。でも、お楽しみに!
次の補足の記事で言いましたが、ハノンの他の課題や、さらに実際の曲でも練習して下さい。それからテンポも速くしてね。これが出来ないと次の段階は出来ませんよ。でも、お楽しみに!