2007年01月23日 01:56
指の動きが速くなる練習法(1)
「指の動きが速くなるための方法は?」
という質問をいただきました。
その答えは「ひたすら練習すること」です。
(質問者ひっくり返る。あまりの当たり前の答えに)
この答えじゃダメですよね?
「何を?」
「どのように練習したらいいのか?」
「わからないもんね」
いろいろな方法があるのでしょうが、
私の若い時の体験談を話しましょう。
☆
私は、クラシックピアノはやらないで、
いきなりポピュラーから弾き始めました。
譜面どおりに弾くのではなく自由に弾く。
もう少し詳しく説明しましょう。
ポピュラーやジャズの曲を弾く時に
左手の伴奏まで書いてある2段譜ではダメです。
「なぜ?」
「だって応用が利かないでしょう?」
例えば、バンドのメンバーに
「イントロ、エンディングをもっとカッコよくやってよ」
「アドリブをもう1コーラス弾いて」
「歌うからメロディーを弾かないで伴奏だけして」
「歌うのにキーが高いから3度ぐらい下げて」
などと言われた時、その場ですぐに弾けますか?
譜面どおりに覚えているだけの人は出来ません。
「では、どうすればいいのでしょう?」
1段譜を弾けるようにするのです。
メロディーだけが書いてある譜面。
左手の伴奏は書いてありません。
伴奏はメロディーの上に書いてある
コード・ネームを見て弾くのです。
私は、このようなやり方でピアノを始めました。
最初から実際の曲(ヒット曲)を弾いたのです。
つまりクラシックのように練習曲など弾かずに。
その方が、楽しい、上達も早い、応用が利く。
指も、そこそこ動けば弾ける。
8分音符ぐらい弾ければいい。
これなら誰でもすぐに弾ける。
退屈な指の訓練なんかしなくていい。
私は、楽しくて楽しくて毎日が天国。
しかし、2〜3年してからでしょうか、
「もう少し指が速く動くといいのにな」
と思うようになったのです。
その時点での私は、3連符は弾けたのですが、
16分音符が弾けなかったのです。
アドリブ・フレーズに1ヵ所なら入れられるのですが、
16分音符で弾きまくることが出来ませんでした。
☆ ☆
実は、ピアノを始めた頃に
<ハノン>をやったことがありました。
その時の感想は、
「何と退屈で、つまらない練習なんだ」
と、三日坊主で終りました。
(だって曲を弾いてる方が楽しいもんね)
しかし「もう少し指を速く」と思ってから、
「もう1度<ハノン>をやってみよう」
という気になりました。
あの有名な1番「ドミファソラソファミ」ですね。
(うわあ!懐かしいなー)
「とにかく今はこれをやってみよう」
「これで指が速く動くようになるはずだ」
「もっともっと上手くなりたいじゃないか」
などと、心の中でつぶやきながら弾きました。
不思議ですね。
以前は「退屈で、つまらん!」と思ったのに
「何と楽しく、素晴らしい練習方法なのだ!」
と考え方が180度も変わってしまいました。
今日の話は、ここがポイントです。
同じ課題なのに目的意識を持つと違って見える。
何事も、いやいややっていてはダメなのです。
☆ ☆ ☆
あなたが仕事をいやいややっていたとする。
慢性病の原因になりますからやめて下さい。
別の角度から見て楽しさを発見して下さい。
「仕事があるから生活出来る。ありがたい」
と感謝するのでもいいですよね。
「じゃあ、仕事なくした人はどうするのよ」
その時は、
「今は、テル先生のブログを読んで、
人生を振り返る時なんだなー。ありがたい」と。
どんなことでも、良くも悪くも考え方次第ですよね。
何が起きてもプラスに考えましょう。
あなたは、ピアノが上手くなります。
今日から仕事も、きっと上手くいくでしょう。
いえ、上手くいく方法をいくつも考えるのです。
そして、あなたは幸せになるのです。
という質問をいただきました。
その答えは「ひたすら練習すること」です。
(質問者ひっくり返る。あまりの当たり前の答えに)
この答えじゃダメですよね?
「何を?」
「どのように練習したらいいのか?」
「わからないもんね」
いろいろな方法があるのでしょうが、
私の若い時の体験談を話しましょう。
☆
私は、クラシックピアノはやらないで、
いきなりポピュラーから弾き始めました。
譜面どおりに弾くのではなく自由に弾く。
もう少し詳しく説明しましょう。
ポピュラーやジャズの曲を弾く時に
左手の伴奏まで書いてある2段譜ではダメです。
「なぜ?」
「だって応用が利かないでしょう?」
例えば、バンドのメンバーに
「イントロ、エンディングをもっとカッコよくやってよ」
「アドリブをもう1コーラス弾いて」
「歌うからメロディーを弾かないで伴奏だけして」
「歌うのにキーが高いから3度ぐらい下げて」
などと言われた時、その場ですぐに弾けますか?
譜面どおりに覚えているだけの人は出来ません。
「では、どうすればいいのでしょう?」
1段譜を弾けるようにするのです。
メロディーだけが書いてある譜面。
左手の伴奏は書いてありません。
伴奏はメロディーの上に書いてある
コード・ネームを見て弾くのです。
私は、このようなやり方でピアノを始めました。
最初から実際の曲(ヒット曲)を弾いたのです。
つまりクラシックのように練習曲など弾かずに。
その方が、楽しい、上達も早い、応用が利く。
指も、そこそこ動けば弾ける。
8分音符ぐらい弾ければいい。
これなら誰でもすぐに弾ける。
退屈な指の訓練なんかしなくていい。
私は、楽しくて楽しくて毎日が天国。
しかし、2〜3年してからでしょうか、
「もう少し指が速く動くといいのにな」
と思うようになったのです。
その時点での私は、3連符は弾けたのですが、
16分音符が弾けなかったのです。
アドリブ・フレーズに1ヵ所なら入れられるのですが、
16分音符で弾きまくることが出来ませんでした。
☆ ☆
実は、ピアノを始めた頃に
<ハノン>をやったことがありました。
その時の感想は、
「何と退屈で、つまらない練習なんだ」
と、三日坊主で終りました。
(だって曲を弾いてる方が楽しいもんね)
しかし「もう少し指を速く」と思ってから、
「もう1度<ハノン>をやってみよう」
という気になりました。
あの有名な1番「ドミファソラソファミ」ですね。
(うわあ!懐かしいなー)
「とにかく今はこれをやってみよう」
「これで指が速く動くようになるはずだ」
「もっともっと上手くなりたいじゃないか」
などと、心の中でつぶやきながら弾きました。
不思議ですね。
以前は「退屈で、つまらん!」と思ったのに
「何と楽しく、素晴らしい練習方法なのだ!」
と考え方が180度も変わってしまいました。
今日の話は、ここがポイントです。
同じ課題なのに目的意識を持つと違って見える。
何事も、いやいややっていてはダメなのです。
☆ ☆ ☆
あなたが仕事をいやいややっていたとする。
慢性病の原因になりますからやめて下さい。
別の角度から見て楽しさを発見して下さい。
「仕事があるから生活出来る。ありがたい」
と感謝するのでもいいですよね。
「じゃあ、仕事なくした人はどうするのよ」
その時は、
「今は、テル先生のブログを読んで、
人生を振り返る時なんだなー。ありがたい」と。
どんなことでも、良くも悪くも考え方次第ですよね。
何が起きてもプラスに考えましょう。
あなたは、ピアノが上手くなります。
今日から仕事も、きっと上手くいくでしょう。
いえ、上手くいく方法をいくつも考えるのです。
そして、あなたは幸せになるのです。
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コメント一覧
1. Posted by 景 2007年01月23日 09:06
おはよ〜ございます
ハノン あれは本当に最高です
出だしの方の曲は譜読みもいらないし パターンさえ掴めば弾ける!
なのに 練習になる クイックでいいですよね
まず黒鍵を使わない ハ長調C:の音階はまず指が早く動く練習になるそうで 二長調D:は♯2つしかつかない音階ですけど 指のコントロールが取りにくい動きなんですって だから D:は 音のムラをなくすのにも効果的なんですって〜
ジャズの皆さん アレンジテクニックはズバ抜けているけど まさかジャズの話しにハノンが出てくるとは
そしてハノンが楽しいなんて なんだか嬉しいです

ハノン あれは本当に最高です
出だしの方の曲は譜読みもいらないし パターンさえ掴めば弾ける!
なのに 練習になる クイックでいいですよね
まず黒鍵を使わない ハ長調C:の音階はまず指が早く動く練習になるそうで 二長調D:は♯2つしかつかない音階ですけど 指のコントロールが取りにくい動きなんですって だから D:は 音のムラをなくすのにも効果的なんですって〜

ジャズの皆さん アレンジテクニックはズバ抜けているけど まさかジャズの話しにハノンが出てくるとは

そしてハノンが楽しいなんて なんだか嬉しいです

2. Posted by テルさん 2007年01月24日 01:26
景さん、ありがとう。
とてもいいこと教わりました。
早速、ハノン1番を12のキーで弾きました。これはすごくいい事なのでブログの方で取り上げますね。
今(夜中)から近くのレストランで食事してから書き込み始めますので、今日24日の朝には投稿していると思います。
また、教えて下さいね。
とてもいいこと教わりました。
早速、ハノン1番を12のキーで弾きました。これはすごくいい事なのでブログの方で取り上げますね。
今(夜中)から近くのレストランで食事してから書き込み始めますので、今日24日の朝には投稿していると思います。
また、教えて下さいね。