2022年06月
2022年06月04日
ジャズ・コード付け専門書
ジャズのコード進行、コード付けについて
詳しく解説してくれる専門書が出ました。
私は以前から輸入版では持っていて、
良い内容ということは知っていたが、
これからは翻訳版でじっくり学べるので
大変ありがたい。
対象者は中級〜上級者用で、
全体の内容はこの記事最後にある目次で
何となくわかると思う。
これらの項目(目次)を詳しく解説している
中級〜上級者用の専門書は今までなかった。
実例も多いけれど解説文も多く、
ひとつひとつの項目が詳しく書いてある。
今まで知っていると思っていたことが、
「そういうことなのか」と納得することも
多くあるのではないかと思う。
何度も読み直して、しっかり学んでほしい。
本の値段が少し高いと思うかもしれないが、
原書は譜例の音源CD2枚が付属していて、
翻訳版ではCDなしでダウンロードで聴ける。
譜例の音源もあるということで、
この値段になっている。
「ザ・ジャズ・ハーモニー・ブック」
メロディとコードを結びつけるために
知っておくべきこと
(リットーミュージック) 単行本
2022/3/11
デビッド・バークマン (著)
佐藤 渉 (翻訳)
クイーンズ大学におけるジャズ・ハーモニー講義
1年分の履修カリキュラムをこの1冊に再構築
以下は<Amazon>より
『ザ・ジャズ・ハーモニー・ブック』は、
“単旋律にコードをつける"という観点から
ジャズ・ハーモニゼーションのテクニックを
紹介していく中上級者向けの教則本です。
著者であるデビッド・バークマン氏は
ニューヨークのクイーンズ・カレッジで
教授を務めるピアノ奏者で、
バークリー音楽大学、ミシガン大学卒
という経歴の持ち主。
その彼が実際に大学での講義に使用している
履修カリキュラムをもとにして書かれた本書は、
掲載譜例のほとんどがダウンロード対応の
オーディオ・ファイル(MP3)と連動しており、
その内容の素晴らしさは、
原著である『The Jazz Harmony Book』の
評価の高さで立証済みと言っても過言ではありません。
また、翻訳は
雲井雅人サックス四重奏団の
アルト・サクソフォン奏者で、
桜美林大学などでも教鞭を執る佐藤渉氏
(シンシナティ⾳楽院にて学⼠号、
ノースウエスタン⼤学⼤学院にて修⼠号を取得)。
まさに、
現役のジャズ・プレイヤー兼教育者である
人から生み出された、
正統的なジャズ・ハーモニゼーションの
実践的な理論解説書と言えるでしょう。
【CONTENTS】
<Part1>
調性ハーモニーとその広がり
I・IV・V7コード
I・IV・V7に対応する代理コード
セカンダリー・ドミナントと付随するiiコード
ジャズ・ケーデンスとターンアラウンド
パッシング・コード
モーダル・インターチェンジ・コード
トライトーン・サブスティテューション
マイナー・キーにおけるハーモニー
6th/dim7th ペアによる別視点からのアプローチ
深層構造、正しいコード進⾏とリハーモニゼーション
<PART 2>
調性的ハーモニーの先へ:非調性ハーモニーのルール
機能和声外コードの11の用法
同じルート、異なるコード・クオリティ
スラッシュ・コード
ベース・ラインによるハーモニゼーション
4度堆積
ジャイアント・ステップス
カラー・コード
正確なトランスポジション(プレーニング)
ペダル
コードを取り除く
“利⽤できない"テンション
不完全なコード
まとめ
Appendix A 作曲家のためのヒント
Appendix B ピアノの基本
詳しく解説してくれる専門書が出ました。
私は以前から輸入版では持っていて、
良い内容ということは知っていたが、
これからは翻訳版でじっくり学べるので
大変ありがたい。
対象者は中級〜上級者用で、
全体の内容はこの記事最後にある目次で
何となくわかると思う。
これらの項目(目次)を詳しく解説している
中級〜上級者用の専門書は今までなかった。
実例も多いけれど解説文も多く、
ひとつひとつの項目が詳しく書いてある。
今まで知っていると思っていたことが、
「そういうことなのか」と納得することも
多くあるのではないかと思う。
何度も読み直して、しっかり学んでほしい。
本の値段が少し高いと思うかもしれないが、
原書は譜例の音源CD2枚が付属していて、
翻訳版ではCDなしでダウンロードで聴ける。
譜例の音源もあるということで、
この値段になっている。
「ザ・ジャズ・ハーモニー・ブック」
メロディとコードを結びつけるために
知っておくべきこと
(リットーミュージック) 単行本
2022/3/11
デビッド・バークマン (著)
佐藤 渉 (翻訳)
クイーンズ大学におけるジャズ・ハーモニー講義
1年分の履修カリキュラムをこの1冊に再構築
以下は<Amazon>より
『ザ・ジャズ・ハーモニー・ブック』は、
“単旋律にコードをつける"という観点から
ジャズ・ハーモニゼーションのテクニックを
紹介していく中上級者向けの教則本です。
著者であるデビッド・バークマン氏は
ニューヨークのクイーンズ・カレッジで
教授を務めるピアノ奏者で、
バークリー音楽大学、ミシガン大学卒
という経歴の持ち主。
その彼が実際に大学での講義に使用している
履修カリキュラムをもとにして書かれた本書は、
掲載譜例のほとんどがダウンロード対応の
オーディオ・ファイル(MP3)と連動しており、
その内容の素晴らしさは、
原著である『The Jazz Harmony Book』の
評価の高さで立証済みと言っても過言ではありません。
また、翻訳は
雲井雅人サックス四重奏団の
アルト・サクソフォン奏者で、
桜美林大学などでも教鞭を執る佐藤渉氏
(シンシナティ⾳楽院にて学⼠号、
ノースウエスタン⼤学⼤学院にて修⼠号を取得)。
まさに、
現役のジャズ・プレイヤー兼教育者である
人から生み出された、
正統的なジャズ・ハーモニゼーションの
実践的な理論解説書と言えるでしょう。
【CONTENTS】
<Part1>
調性ハーモニーとその広がり
I・IV・V7コード
I・IV・V7に対応する代理コード
セカンダリー・ドミナントと付随するiiコード
ジャズ・ケーデンスとターンアラウンド
パッシング・コード
モーダル・インターチェンジ・コード
トライトーン・サブスティテューション
マイナー・キーにおけるハーモニー
6th/dim7th ペアによる別視点からのアプローチ
深層構造、正しいコード進⾏とリハーモニゼーション
<PART 2>
調性的ハーモニーの先へ:非調性ハーモニーのルール
機能和声外コードの11の用法
同じルート、異なるコード・クオリティ
スラッシュ・コード
ベース・ラインによるハーモニゼーション
4度堆積
ジャイアント・ステップス
カラー・コード
正確なトランスポジション(プレーニング)
ペダル
コードを取り除く
“利⽤できない"テンション
不完全なコード
まとめ
Appendix A 作曲家のためのヒント
Appendix B ピアノの基本