2019年01月31日 23:59

ブログを書かない時は、
ずっとサボってしまう。

でも最近は調子よく進んでいるよね。

習慣にすると上手くいくんだね。

ピアノの練習でも、
あるいは
基本課題でも、
習慣にするといい。

あなたはすでに練習が習慣になっている
と思うけれど、サボっている人は今から
練習&勉強を続けよう。

ほんの少しでもいいから毎日やるといい。

そうするといつの間にか習慣になっている。


2019年01月30日 23:58

スケールの7つの音を
漠然と覚えようとしても
なかなか覚えられない。

例えば、HmP5↓を
12キーで覚えるのは大変だよね。

CのHmP5↓を覚える時、
「ド、♭レ、ミ、ファ、ソ、♭ラ、♭シ」
このスケールを1つ置きに
まずコード・トーンを見る。

「ド(♭レ)ミ(ファ)ソ(♭ラ)♭シ」

そうすると7つの音の内、
4つの音は確実に覚えられるよね。

「ド、ミ、ソ、♭シ」=「C7」だね。

次に残りの3音を覚えればいい。
1.「ド、ミ」の間は「♭レ」
2.「ミ、ソ」の間は「ファ」
3.「ソ、♭シ」の間は「♭ラ」

この1.2.3を別々に練習する。

各コード・トーン(3度音程)の
経過音として覚えると、
コード・トーンだけのアドリブと
経過音を入れたアドリブを
即座に切り替えられる。

この3度音程の経過音入りを
隣の3度音程に上でも下でも
つなげていけば自動的にスケールになる。

意味わかるかな?
ちょっと説明が悪いので、
よく考えて練習してみてね。


2019年01月29日 23:58

なるべく楽をして上手くなろう
と思う人がいるけれど、
それはダメだよね。

楽というよりも手抜きだね。

例えば、
Dドリアンは全音下のメジャースケールを〜
というように、何かに置き換えて覚えるやり方。

だってね、
曲の中にm7コードが何種類も出て来たら
その度に「えーと全音下は?」って考えるの?

そんなこと、どんどん進んで行く曲の中で
出来るのかな?

C♯ドリアンなら「C♯音」から即座に
弾けないと実際の演奏には使えないよ。


2019年01月28日 23:57

アドリブの時に使う各種スケール。

例えば、ドリアン、ミクソ・リディアン、
オルタード、HmP5↓、その他など。

すべてのスケールを
12キーで弾けるようにすること。

独習ではなかなかやらないと思うので、
教室では宿題にしてやらせているけれど、
その時は必ず2オクターブの往復で
弾かせる。

それには意味があって、
1オクターブでは間違えないけれど
2オクターブ目で間違う場合が多い。

距離が長いと頭が混乱するからか?

それと下降型で間違える場合も多い。

スケールというと下から覚えている。

上から下に向かって覚えていないので
やはり頭が混乱するのかな?


2019年01月27日 23:58

あまりにも当たり前の基本は、
わかっている気になっている。

例えば「ドリアンは?」というと
「知ってますよ。
レから始まるスケールでしょう」

「じゃあ、G♯ドリアンを弾いてみて」
「B♭ドリアンは?C♯ドリアンは?」

<知っている>ということは、
すべて(12)のドリアンを
1音も間違えないで
即座に弾けることでしょう。

でもDドリアンを知っているだけなのに
自分はすべてのドリアンを弾けると
思い込んでいる。(勘違いだよね)

このような例が他にも沢山ある。

本当に基本的なことを
わかっているのだろうか?

もう1度確認した方がいいかもしれない。


2019年01月26日 23:59

基本が大切ということは
誰でも知っていると思う。

そして自分はすでに基本は出来ている、
知っていると思っている。

でも、それは勘違いかもしれない。

実際に基本コードや各種スケールを
12キーで弾かせると、
必ずどこかで間違える。

100%すべて1音も間違えない人は
ほとんどいない。

みんな復習した方がいいかも?


2019年01月25日 23:59

代理コードはいつでもどこでも使える
というわけではない。

前回は、こんな話だったけれど、
もう少し話を続けよう。

ジャズ理論書には、
このコードには、こんな代理が使えます
と書いてあるだけで、どんな時に使えて、
どんな時には使えない、などは書いてない。

もっというと、そこで代理コードを
使った方がいい場合、
絶対に使えない場合、
どちらでもいい場合などがあるけれど、
こんなことまで説明している理論書は
見たことがない。

それで理論書を読んだ人は、
いつでもどこでも使えると
勘違いしても仕方がないかもしれない。

メロディー1音1音をよく見ること。

ピアノで弾いて耳で確認すること。


2019年01月24日 23:59

代理コードを学ぶと、
いつでもどこでも使えると
勘違いする人が多いと思う。

特にドミナントの代理コードは
気を付けなければいけない。

例えばキーCで
「G7」の代理で「D♭7」は
ほとんどの場合使えない。

なぜかというと、
「G7」のメロディーは基本的に
「ミクソリディアン」で出来ている。

そこに「D♭7」を弾いても
合うわけがない。

「D♭7」のスケールは
「リディアン♭7」なので
構成音がまるで違う。

メロディーが「ソ、ファ」、
または「シ」だけなど、
両者に共通の音だけで出来ていると
使えるが、他の音があると使えない。


2019年01月23日 23:27

「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
コード付けの話を進めていこう。

前回の話は1小節目3〜4拍目で
「Cm(BassE♭)」と「E♭7」
どちらも使えるという話だった。

今回は5小節目のメロディー
「ソードー」の「ド」(3〜4拍目)
に「Cm(BassE♭)」を使おう。

1小節目3〜4拍目は「E♭7」にして、
5小節目3〜4拍目に「Cm(BassE♭)」
を配置すれば両方のコードを活かせて、
同時に変化に富んだコード付けになる。

以下に1〜7小節までのコード進行を
まとめたので確認しよう。

メロディーを知っている人は
このコード進行と共に弾こう。
テンポはゆっくりでいい。

1|Cm E♭7|
2|Dm7(♭5) D♭7 |
3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |
5|Cm Cm(BassE♭)|
6|Dm7(♭5) G7 |
7|Cm|

上記のコード進行と
下記の市販楽譜のコード進行を
比較しながらコード付けを分析研究しよう。

1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|
6|Dm7(♭5) G7 |
7|Cm|

(続く)


2019年01月22日 23:57

「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
調子よく続いているコード付けの話を
さらに進めていこう。

前回はドミナント「G7」の
代理コード「D♭7」を使った。

今回は、
この理論を他の小節に応用する。

    ☆

1小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

|ドーソー|
|Cm Cm(BassE♭)|

この小節の3〜4拍目は、
数日前の説明で「Cm」の第1転回形
(BassE♭)にした。

実は、ここで「E♭7」が使える。

その理由は、
次の小節「Dm7(♭5)」に行く
「A7」の代理コードで、メロディー
「ソ」にも合うからだ。

この3〜4拍目、ベース音は同じだけど、
「Cm(BassE♭)」も「E♭7」も
どちらも使える。

コード付けの段階では、同じ小節でも
使えるコードを書き出しておき、
最後に調整してどちらかを選ぶ。

この微妙な響きの違いを
ピアノを弾いて確かめよう!

(続く)


2019年01月21日 23:50

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
さらに話を進めよう。

今回は2小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

|(ン)ファソファソーファー|
|Dm7(♭5) G7 |

3〜4拍目のメロディーは
「ソーファー」で、
コードは「G7」だ。

メロディー3拍目「ソ」と
ベース音「ソ」が重複する。
メロディー音は他に「ファ」しかない。

このような条件の時には
「G7」の代理コード「D♭7」が使える。

前回学んだ前小節(1)のベース音と
3小節目「ド」まで続けてみると、
|ドー♭ミー|レー♭レー|ド|
「♭ミ」から「ド」まで半音下降している。

コード・ネームでも確認してみよう。

<コード進行>
1|Cm Cm(BassE♭)|
2|Dm7(♭5) D♭7 |
3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |
5|Cm|

以下にある元(普通)のコード進行と、
上記の例をピアノで弾いて確認しよう。
メロディーにもピッタリ合うはずだ。

1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

「コード進行の付け替えとは、
どの様なことなのか?」
これで体験出来たと思う。

(続く)


2019年01月20日 23:54

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
話を進めよう。

キーは「Cm」だったね。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

今回は1小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

メロディー|ドーソー|
コード|Cm|

これを右手メロディー、
左手ベースを弾く場合を考えてみよう。

テーマの時のベースは、
2分音符中心に弾くことが多い。
(2ビートだね)

その場合、ベース音を
|ドードー|とは弾かないで普通は
|ドーソー|のように第5音を弾く。

しかし、この小節のメロディーは
2分音符で|ドーソー|なので、
メロディーもベース音も
まったく同じになってしまう。

これでは面白くないので、
ベース音「ソ」を「♭ミ」にする。

|ドー ソー|メロディー
|ドー ♭ミー|ベース

右手メロディー、
左手ベースをピアノで弾いてみよう。

ベースを|ドーソー|と弾く場合と
どちらがいいか?体験するといい。

「♭ミ」にした場合、
次の小節(2)のベース音「レ」
に半音下降することも良い点だ。

(続く)


2019年01月19日 23:50

<スタンダード曲のコード付け>

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
コード付けを体験してみよう。

キーは「Cm」だったね。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

前回は4小節目の1〜2拍目を
「Dm7(♭5)(BassA♭)」
にしたので、3〜4拍目「G7」
に向かってベースが半音下降になった。

今回は3小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

まずメロディーは、
|ドー♭ミー|で
コードは|Cm|になっている。

この小節(3)の3〜4拍目、
メロディー「♭ミ」のところに
コード「Am7(♭5)」を入れる。

なぜ入れられるかというと、
「Cm」は「Cm7」ではないので
「Cm6」ということで第3転回形が
「Am7(♭5)」になる。

「Cm6」基本形(ド、♭ミ、ソ、ラ)
第3転回形(ラ、ド、♭ミ、ソ)で
「Am7(♭5)」になり、
この2つのコードは同じコードなんだ。

それからメロディー「♭ミ」は
「♭5」になるのでちゃんと合うよね。

さて、このようにしてから
ベース音を見てみよう。

|ド ラ|♭ラ ソ|

「ラ」から「♭ラ」と「ソ」へ、
半音下降のラインが出来たよね。

3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |

ピアノで弾いてジャズの響きを確認しよう。

(続く)


2019年01月18日 23:53

<なぜ分析が必要なのか?>

理由の1つは、
曲の理解が深まること。
漠然と弾いたり聴いたりしているよりも
曲の仕組み、組み立て方が理解出来る。

もう1つの大きな理由は
仕組みがわかると他の曲にも応用出来る。

今回は、ジャズ曲への応用について話す。

     ☆

<ジャズ曲への応用例>

「朝日の如くさわやかに」を例にして、
最近学んだコード進行を応用してみよう。
キーは「Cm」だ。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

4小節目のメロディーと
コード進行を見てほしい。

まずメロディーは、
「レ」が中心で「♭ミ」は装飾音。

コード進行の1〜2拍目は
「Dm7(♭5)」なので
ベース音は「D音=レ」で、
メロディーの「レ」と重複する。

このような時こそ最近<分析>で
学んだことを応用する場面だ。

テーマのメロディーは変えられないので、
「Dm7(♭5)」の
「♭5」=A♭をベース音にする。

その結果、
「Dm7(♭5)(BassA♭)」
の1〜2拍目が「♭ラ」になって、
3〜4拍目「G7」の「ソ」に
ベースが半音下降する。

これでメロディー音とベース音が
重複しないことになる。

ルート(根音)=「レ」を弾いた場合と、
ベース音「♭ラ」を弾いた場合の違いを
ピアノで弾いて体験してほしい。

1〜5小節目までのメロディーと
コード(ベース音も含め)を弾くこと。
(曲の流れがあるので…)

どちらも間違いではないけれど、
あなたはどちらを採用するかな?

(続く)


2019年01月17日 22:22

先月末から続いている
「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
について、まだ部分的な解説だけれど、
この段階でも最初に聴いた時よりも
いろいろなことが理解出来たと思う。

曲の理解度が深まったということだ。

このようなやり方で、あなたが好きな
ピアニストや曲を分析するといい。

例えば、ビル・エヴァンスが好きなら
エヴァンスが弾いている好きな曲を選んで、
徹底的に聴くこと。

出来れば1音1音採譜するのがいいけれど、
それは面倒という人は、以下の項目だけでも
徹底的に聴いて分析するといい。

曲の形式、1曲全体の構成(アレンジ)、
イントロ、エンディング、テーマの弾き方、
コード進行、コードの押さえ方、
アドリブ・フレーズを追い掛けて歌う、
左手コードの入れ方、リズムの乗り方など、
まだまだ沢山の項目が考えられる。

自分が普段から疑問に思っていること、
そこを重点的に聴くのでもいい。

何十回〜何百回と徹底的に聴けば、
あなたは確実に上手くなっている。

努力した人は必ず報われる。
いや「努力」と思うと苦痛になって
長続きしないので「遊び」と思ってやる。

毎日の通勤電車の中で、
行き帰りにスマホで聴くのでもいい。
自分の部屋でゆったりとして聴くのでもいい。

楽しく毎日長続きするように、
今日の聴くべきテーマを決めてもいい。

例えば、今日は
「左手コードを入れるタイミングを聴こう」
などと今日の課題を絞って取り組む。

これを続ければ、あなたは確実に上達する。

その理由は、今のあなたにないものを
徐々に気付いて、取り入れていけば、
出来なかったことが出来るようになるからだ。

そうすると嬉しくて、もっと上手くなりたい
と、自然に続けられるようになり、
運命が好転して行く!

        ☆

あなたの練習&勉強を楽しんで続けよう!


2019年01月16日 21:35

前回の最後にある<ヒント>の補足です。

<ヒント>にあった
「A7」と「G7」の間にあるコード
を先に考えてから、その答えを全音上げて
「A7」の前に置けば正解になります。

これで「G7」まで半音下降のベース音に
なりましたよね。

|(?)A7|(?)|G7|(C)|

ただしベース音は同じでも
コードは2種類でしたね。

1つのコードは
ジャズでよく使われている代理コード、
もう1つの転回形は
ジャズ理論書には出て来ませんが、
応用範囲が広くてジャズで使えますよ。

(続く)


2019年01月15日 18:02

ちょうど1週間前(1月8日、9日)
に出した問題がありましたね。

「次のコード進行の(カッコ)内に
4種類ずつコードを入れて下さい」
という問題。

|(?)A7|(?)|G7|C|

実は、その時に説明したのは基本編で、
まだ続きがあります。

「走れ正直者」で私が実際に付けた
コード進行は、まだ説明していません。

今回の記事から読んでいる人は、
何を言っているのか分からないと思うので
以前の記事(12月31日)から読んで下さい。

      ☆

あの時(1月8日、9日)に
次の設定をしたコードがありましたね。

☆メロディーとベース音が
重複しないコード=仮に「B」

私は、この「B」を2種類用意しました。
メロディー音とベース音を重複させたく
なかったからです。

それで「B1」と「B2」を用意しました。

注意、この「B1」と「B2」は
コードネームではありません。
2種類のコードを分類する記号です。

あの時に説明した<組合せ例2>は、
以下のようになっていました。

メロディー音とベース音が重複しない例。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=B 7=B

これを発展させて、
「C1」6=B1 7=B1
「C2」6=B2 7=B2
このようにしました。

他の可能性として上例を逆にすると、

「C1」6=B2 7=B2
「C2」6=B1 7=B1

さらに交互に入れ替えて、
「C1」6=B1 7=B2
「C2」6=B2 7=B1

上例の逆も考えられますね。

「C1」6=B2 7=B1
「C2」6=B1 7=B2

私が実際に付けたコード進行は
少し凝っていて「C1」「C2」を
まったく同じベース音にして、
コードの種類だけを変えてあります。

「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
(12月31日に投稿)をよく聴けば
ベース音はよくわかると思います。

「C1」6=B1 7=B1
「C2」6=B2 7=B2

「C1」の6〜8小節目と
「C2」の6〜8小節目は
まったく同じ半音下降のベース音ですが、
コード・ネームは「C1」と「C2」で
別のものになっています。

|(?)A7|(?)|G7|(C)|

どうなっているのか、わかりますか?

<ヒント>
「A7」と「G7」の間にあるコード
を例にして説明しましょう。

1つは、よく使われるコードの代理コード。
これを「B2」として使いました。

もう1つは1番よく出て来るコードの
1音を変えて転回形を使っています。
これを「B1」として使いました。

こうすることによって、
ベース音がまったく同じ半音下降でも
2種類のコードを使い分けられるのです。

(続く)


2019年01月14日 08:54

以前この楽譜を紹介したのか、
忘れてしまったので再度紹介する。

エロール・ガーナーのコピー譜は
日本では出たことがないので、
非常に珍しい。

この表紙と同じジャケット写真のCD
から11曲採譜されている。

気を付けることは、CDの完全盤には
後で発見された追加音源が入っているが、
この楽譜は初期CD収録曲(11曲)のみ。

なお名前がエロール・ガーナーと
エロル・ガーナーの表記もあり。

Concert by the Sea
(Artist Transcriptions Piano)
(ペーパーバック)
Erroll Garner (寄稿)





楽譜の収録曲は以下です。

Concert by the Sea (Artist Transcriptions Piano)

<Amazonより>
(Artist Transcriptions).
This collection matches exactly the 11 songs from the original 1955 release by jazz pianist Erroll Garner of Concert by the Sea which achieved gold record status.
It includes piano/keyboard
transcriptions of:

April in Paris
Autumn Leaves
Erroll's Theme
I'll Remember April
It's All Right with Me
Mambo Carmel
Red Top
Sultry Serenade(How Could You Do a Thing like That to Me)
Teach Me Tonight
They Can't Take That Away from Me
Where or When

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こちらは、Kindle版です。

Erroll Garner - Concert by the Sea Songbook:
Artist Transcriptions for Piano
(Artist Transcriptions Piano)
(English Edition) Kindle版





Erroll Garner - Concert by the Sea Songbook: Artist Transcriptions for Piano (Artist Transcriptions Piano) (English Edition)


2019年01月13日 04:36

(カッコ)内に4種類ずつ
コードを入れて下さいという問題。

|(?)A7|(?)|G7|C|

数日前(1月8日、9日)に
出した問題ですが、
あなたは、すでにわかりましたよね。

この問題、私なら1秒で出て来ます。
自分が作った問題だからではありません。

常套句というか、あまりにも沢山の曲で
使われているコードの連結だからです。

ジャズ理論を理解している人なら
多分1分以内に出て来たでしょう。

これは決して才能の問題ではなく、
勉強、そして訓練の問題です。

ここでもう1度試してみましょう。

次の(カッコ)内にコードを1つ、
数秒内で入れて下さい。

ジャズ理論を学んだ人、
スタンダード曲を10曲以上
弾いたことがある人なら簡単ですね。

|C Am7|(?) G7|C|

どうですか?
1つならすぐ出て来たでしょう?

ジャズ理論書の最初の方に出て来る
基本のコード進行ですからね。
実際の曲でも沢山の例がありますよ。

このような学習の積み重ねで2つ、
3つ瞬時に出て来るようになります。
あくまでも訓練の問題です。

1つが数秒以内に出て来なかった人は、
ジャズ理論書を読み直して下さい。

スタンダード曲を
10曲以上弾いている人で、
すぐ出て来なかった人は、
曲を丸暗記で弾いている人ですね。

1曲ごとに
コード進行がどうなっているのか、
意識していませんね?

その曲のキーは何で、
各コードが何度から何度に行っている。

トニック、ドミナント、サブ・ドミナント、
ツー・ファイブ、コード・パターン、
代理コードなど、ジャズ理論を学んで
意識して弾くことが大切です。

このような作業が曲の理解につながり、
曲を沢山覚えられて、しかも忘れない
ということなどに関係してくるのです。

感覚一発、フィーリングだけで弾かないこと。

すべてを理解して弾けば、
自信を持って弾けるようになります。

勉強&練習を楽しんで続けて下さい。


2019年01月12日 09:08

待ってました!
一冊すべて藤田菜七子の写真と記事。

早速買って来てじっくり読みました。
(写真を眺めただけかも…?)

私は昔からギャンブルはやりません。
競馬も今でもまったく知りません。

ただ例外は、藤田菜七子騎手が勝った
レースだけは、YouTubeで何回も観ます。

大人の男たちの中、この若さで紅一点。
そこで活躍するなんて大変なことだと思う。

誰でも応援したくなるんじゃないかな?

丸ごと一冊「藤田菜七子」VOL.2





デビューから3年目!
ジョッキーとして成長した
藤田菜七子騎手の魅力を
まとめた保存版です。

丸ごと一冊 藤田菜七子 VOL.2 (週刊Gallop臨時増刊)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

藤田菜七子騎手の活躍を観ていると
「自分も、もっとがんばらなくては」
と思う。
この人の環境や努力に比べたら、
自分の人生なんて甘っちょろいもの。
すごく大きな刺激を頂ける。

競馬ファンではないけれど、
こんな菜七子ファンが
いてもいいんじゃないかな?


プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴60年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集