滝廉太郎

2012年12月05日

「荒城の月」は賛美歌だった!

私は「荒城の月」をアレンジして
以前から演奏していた。
テリー・ハーマンのCD「日本のうた」
にも収録している。(廃盤だけど)

でも「荒城の月」が
賛美歌になっていたことは
知らなかった!

賛美歌、ゴスペル、唱歌ファンに
必読書を紹介しよう。

「賛美歌・唱歌とゴスペル」
〜「荒城の月」
「オー・ハッピー・デイ!」
などをめぐって [単行本]
大塚 野百合 (著)





著者の賛美歌シリーズ第5弾!

<内容> Amazonより
(「BOOK」データベースより)

ベルギーでは賛美歌となった
「荒城の月」、
ゴスペルの父ドーシーが作詞・作曲した
「プレシァス・ロード」、
ドーシーの師ディンドレイの
「ナッシング・ビトウィーン」、
世界的大ヒット曲の
「オー・ハッピー・デイ!」は
イギリスの牧師ドッドリッジの作、
イ・ミンソプ作の韓国生まれのゴスペル
「きみは愛されるために生まれた」、
など…。
心の糧となる楽曲の成り立ちと
数々の逸話を満載。

賛美歌・唱歌とゴスペル―「荒城の月」「オー・ハッピー・デイ!」などをめぐって

内容(「MARC」データベースより)

敬虔なクリスチャンにして、
賛美歌研究の第一人者である著者が、
霊歌、ブルースから、
ゴスペル誕生への流れをていねいに解説。
また、「荒城の月」
「プレシァス・ロード」等、
心の糧となる楽曲の成り立ちと
数々の逸話も紹介。

<目次>

第1章
滝廉太郎とキリスト教
〜「荒城の月」と「ケルビム賛歌」
第2章
土井晩翠とキリスト教
〜「荒城の月」をめぐって
第3章
讃美歌四八八番
「はるかにあおぎ見る」と「松島」
第4章
河井道子と賛美歌
〜讃美歌四一九番
「主イエスにありては 世のくにたみ」
第5章
「きみは愛されるために生まれた」
〜長野の人々を励ます歌
第6章
ゴスペルのルーツを探る
〜霊歌、ブルースからゴスペルへ
第7章
「ゴスペルの父」
トーマス・A.ドーシー
〜新聖歌一九一番
「慕いまつる主なるイエスよ」
第8章
ドーシーの師チャールズ・A.ディントレイ
〜奴隷の息子から牧師に
第9章
「オー・ハッピー・デイ!」Oh,Happy Day!
〜讃美歌五一六番
「主イエスを知りたる うれしきこの日や」
第10章
讃美歌三〇八番
「いのりは口より いでこずとも」
〜祈りは隠れた炎が燃え立つこと


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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