ジャズ理論
2017年08月13日
Dm7の「13」とは?
最近の記事は
上級ジャズ理論の話が
多くなっているけれど、
今回もほとんどの人には
関係のない上級理論の話だ。
だから読まなくてもけれど、
読んでしまったら、
理解出来なくてもいい。
何となく
「ジャズは奥が深いんだな」と
感じてくれるだけで充分だ。
いつか(10年後に)役に立つ
かもしれないので。
☆
「Dm13」のコード知っているかな?
ほとんど人は知らないと思う。
見たこともない人がほとんどだよね。
日本のジャズ理論書や曲集には
出て来ないから知らないよね。
日本の理論書では「Dm7」で
「シ」の音はアヴォイドノート
といってコードには
使えないことになっている。
「Dm6」コードなら「シ=6」
をコードトーンとして使っている。
しかし「Dm13」は「シ=13」
をテンションとして使う。
コードネームを正確に書くと
「Dm7(13)」ということになる。
「♭7=ド」と一緒に使うことが必要で
この音がなければ単なる「m6」になる。
具体的な押え方は、
左手「レ」を弾き、
その短7度上の「ド」から右手で
「ド、ファ、シ」と弾く。
下から「レ、ド、ファ、シ」になって
数字は「1、♭7、♭3、13」になる。
「♭7」があるから「13」は
「6」ではなく「13」テンションに
なるんだね。
さて、このコード、いつでもどこでも
使える訳じゃない。
どういう時に使えるのか、
数日前に紹介した曲集などを調べて
研究するといい。
前後のコード進行、メロディーが
どうなっている時に使えるのか?
理論書には書いてないので
自分で分析して身に付けるんだ。
コードの使い方がレベルアップして
勉強が楽しくなってくると思う。
上級ジャズ理論の話が
多くなっているけれど、
今回もほとんどの人には
関係のない上級理論の話だ。
だから読まなくてもけれど、
読んでしまったら、
理解出来なくてもいい。
何となく
「ジャズは奥が深いんだな」と
感じてくれるだけで充分だ。
いつか(10年後に)役に立つ
かもしれないので。
☆
「Dm13」のコード知っているかな?
ほとんど人は知らないと思う。
見たこともない人がほとんどだよね。
日本のジャズ理論書や曲集には
出て来ないから知らないよね。
日本の理論書では「Dm7」で
「シ」の音はアヴォイドノート
といってコードには
使えないことになっている。
「Dm6」コードなら「シ=6」
をコードトーンとして使っている。
しかし「Dm13」は「シ=13」
をテンションとして使う。
コードネームを正確に書くと
「Dm7(13)」ということになる。
「♭7=ド」と一緒に使うことが必要で
この音がなければ単なる「m6」になる。
具体的な押え方は、
左手「レ」を弾き、
その短7度上の「ド」から右手で
「ド、ファ、シ」と弾く。
下から「レ、ド、ファ、シ」になって
数字は「1、♭7、♭3、13」になる。
「♭7」があるから「13」は
「6」ではなく「13」テンションに
なるんだね。
さて、このコード、いつでもどこでも
使える訳じゃない。
どういう時に使えるのか、
数日前に紹介した曲集などを調べて
研究するといい。
前後のコード進行、メロディーが
どうなっている時に使えるのか?
理論書には書いてないので
自分で分析して身に付けるんだ。
コードの使い方がレベルアップして
勉強が楽しくなってくると思う。
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2017年08月06日
「Nardis」謎の音(2)
ジャズの名曲
「Nardis」(ナルディス)には
従来のジャズ理論では
説明出来ない音が2ヵ所ある。
前回は、
その1つについて書いたけれど
今回は、
残りのもう1つを問題にしよう。
☆
前回、
最初の4小節のコード進行は、
以下のようになっていると書いた。
|Em|FM7|B7|CM7|
今回は、この後の4小節。
(楽譜がある人は見てね)
|Am7|FM7|EM7|Em|
このコード進行、何か変では?
キーは「Em」だから
上記3小節目は「Em」になるはず。
もちろん転調してキーが「E」に
なることもある。
ところが「EM7」になった途端
すぐに本来のトニック「Em」に。
こんなことって他の曲にある?
もっと変(不思議)なのは、
3小節目のメロディーだ。
|♯ソ、ラ、♯ソ、ファ|
「Em」のはずなのに、
「♯ソ」が出て来たから
コードを「EM7」にした?
それにしても、もっと変なのは
「ファ」の音。
「EM7」だったら、
何で「ファ」が使えるの?
従来のジャズ理論では
「EM7」のスケールは、
「ION」と「LYD」だよね。
そこに「♭9」なんてある?
ここがこの曲の謎だよね。
「解釈は2つある」と
私は思っているんだ。
あなたも研究してみてね。
「Nardis」(ナルディス)には
従来のジャズ理論では
説明出来ない音が2ヵ所ある。
前回は、
その1つについて書いたけれど
今回は、
残りのもう1つを問題にしよう。
☆
前回、
最初の4小節のコード進行は、
以下のようになっていると書いた。
|Em|FM7|B7|CM7|
今回は、この後の4小節。
(楽譜がある人は見てね)
|Am7|FM7|EM7|Em|
このコード進行、何か変では?
キーは「Em」だから
上記3小節目は「Em」になるはず。
もちろん転調してキーが「E」に
なることもある。
ところが「EM7」になった途端
すぐに本来のトニック「Em」に。
こんなことって他の曲にある?
もっと変(不思議)なのは、
3小節目のメロディーだ。
|♯ソ、ラ、♯ソ、ファ|
「Em」のはずなのに、
「♯ソ」が出て来たから
コードを「EM7」にした?
それにしても、もっと変なのは
「ファ」の音。
「EM7」だったら、
何で「ファ」が使えるの?
従来のジャズ理論では
「EM7」のスケールは、
「ION」と「LYD」だよね。
そこに「♭9」なんてある?
ここがこの曲の謎だよね。
「解釈は2つある」と
私は思っているんだ。
あなたも研究してみてね。
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2017年07月23日
「銀座の恋の物語」分析1
ジャズ理論中級〜上級者は
ぜひ最後まで読んで下さい。
「え!何で?」と思うでしょうが、
「これはスゴイ曲だ!」と
目からウロコ状態になるでしょう。
従来のジャズ理論では説明不可能な
音の使い方が出て来るから驚きです。
では始めます。
デュエット曲の定番曲、
あなたは「銀恋」を知っていますよね。
形式は、
A(8)+B(8)+C(12)=28小節
イントロは8小節で、最後の2小節は、
|ラ、ソ、ミ|シ、ミ、♯ファ、ミ|です。
最後の小節は
コード「Am」なので、
|9、5、6、5|ですよね。
「9th」と「6th」が出て来て
ジャズっぽいですね。
そして歌が始まります。
「A」の1〜2小節目、
|ファ、ミ、ド、ラ|(繰り返し)
歌詞は
|こ、こ、ろ、の|
|そ、こ、ま、で|です。
コードは「Am」ですから
第5音「ミ」の半音上「ファ」
(アプローチ・ノート)から
曲が始まるなんて珍しい例ですよね。
しかもイントロの最後で
「6=♯ファ」を聞かせておいて
曲の頭は「ファ(ナチュラル)」です。
☆
さて、ここからが本題です。
この曲のスゴイところは〜
「B」の1〜2小節目
|な、み、だ、が|
|お、も、わ、ず|のところです。
この2小節目(おもわず)は、
コード「Dm」で、
メロディーが
「ラ、♯ソ、ファ、ファ」なんです。
「ビックリしましたか?」
「いや、何だかわからない?」
解説しましょう。
この「♯ソ」の次に「ラ」があるなら
驚きません。
「ラ」に行くための半音下の
アプローチ・ノートですから
ごくごく普通です。
ところが、
この「♯ソ」は「ファ」に行っています。
普通「ラ」から「ファ」に行く経過音は
「ソ(ナチュラル)」に決まっています。
「ラ、ソ、ファ、ファ」になります。
スケールは「ドリアン」ですからね。
では「♯ソ」は、異名同音の「♭ラ」で
ブルーノート「♭5」なのでしょうか?
その可能性もあるかもしれませんが、
ここは「♯ソ」で良いと思います。
「B」の1小節目
|な、み、だ、が|のメロディーは
|ラ、ラ、ラ、♯ソ|で
「が=♯ソ」のすぐ後で
2小節目|お、も、わ、ず|の
「も=♯ソ」が出て来るのです。
前小節の「♯ソ」を次の小節で
もう1回繰り返して使ったのですね。
「♭5」ではない理由として
後半に別の形が出て来ますので
そこでもう1度説明しますね。
では、この「♯ソ」は何でしょう?
答えは「♯4=♯11」で、
スケールは「ドリアン♯4」ですね。
スケールの構成音は
「レ、ミ、ファ、♯ソ、ラ、シ、ド」
海外のジャズ理論書には
以前から出ていたスケールですが、
(日本のジャズ理論書は遅れていて)
最近の教則本で少しずつ
日本語でも見かけるようになりました。
従来のジャズ理論を学んだ人なら
「HmP5↓」を知っていますよね。
「完全5度下のハーモニック・マイナー」。
このような言い方で「ドリアン♯4」を
説明すると「HmP4↓」になります。
「完全4度下のハーモニック・マイナー」。
つまり「Dm7」のルート「D音」から
完全4度下「A音」の和声的短音階。
逆に言えば「Am」の和声的短音階を
「レ」から弾けば「Dドリアン♯4」
になります。
「Am」の和声的短音階
「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、♯ソ」
「Dドリアン♯4」
「レ、ミ、ファ、♯ソ、ラ、シ、ド」
「わかりますか?」
次に、この曲の後半で、
別の形で使われている所を見て下さい。
「C」の5〜6小節目
|わ、か、い、|
|ふ、たー、り、が|のところです。
この2小節のコードは「Dm」で
6小節目のメロディーは
|ラ、ラ、♯ソ、ラ、♯ソ|です。
次の7小節目はコード「Am」で
8分休符が入ってからメロディー「ミ」。
つまり6小節目、最後の「♯ソ」は
完全に独立して使われていますよね。
ということは「♯11=♯4」です。
もし異名同音「♭ラ」
(ブルーノート)なら
次に「ミ」へ行くのは(休符が入っても)
何か変?ブルースっぽくありません。
「いかがでしたか?」
この曲の「すごさ」がわかりましたか?
でもね、不思議です。
この曲が発表されたのは
1961年(昭和36年)で
映画の公開は1962年3月。
現在でも「ドリアン♯4」なんて
知らない人がほとんどなのに、
約57年も前に作曲者は
知っていたのでしょうか?
多分、別の理由で使ったのでしょうね。
例えば、
Amの和声的短音階を意識して作った。
または、
民族音楽的な音階を使っている?
☆
さて、この曲、
これで話が終りではありません。
何と!この後にもっともっとスゴイ、
「もう信じられな〜い」
「絶対にありえない!」
驚きの音使いが出て来るのです。
「ジャズ理論上級者は絶対に読んでね」
お楽しみに!
ぜひ最後まで読んで下さい。
「え!何で?」と思うでしょうが、
「これはスゴイ曲だ!」と
目からウロコ状態になるでしょう。
従来のジャズ理論では説明不可能な
音の使い方が出て来るから驚きです。
では始めます。
デュエット曲の定番曲、
あなたは「銀恋」を知っていますよね。
形式は、
A(8)+B(8)+C(12)=28小節
イントロは8小節で、最後の2小節は、
|ラ、ソ、ミ|シ、ミ、♯ファ、ミ|です。
最後の小節は
コード「Am」なので、
|9、5、6、5|ですよね。
「9th」と「6th」が出て来て
ジャズっぽいですね。
そして歌が始まります。
「A」の1〜2小節目、
|ファ、ミ、ド、ラ|(繰り返し)
歌詞は
|こ、こ、ろ、の|
|そ、こ、ま、で|です。
コードは「Am」ですから
第5音「ミ」の半音上「ファ」
(アプローチ・ノート)から
曲が始まるなんて珍しい例ですよね。
しかもイントロの最後で
「6=♯ファ」を聞かせておいて
曲の頭は「ファ(ナチュラル)」です。
☆
さて、ここからが本題です。
この曲のスゴイところは〜
「B」の1〜2小節目
|な、み、だ、が|
|お、も、わ、ず|のところです。
この2小節目(おもわず)は、
コード「Dm」で、
メロディーが
「ラ、♯ソ、ファ、ファ」なんです。
「ビックリしましたか?」
「いや、何だかわからない?」
解説しましょう。
この「♯ソ」の次に「ラ」があるなら
驚きません。
「ラ」に行くための半音下の
アプローチ・ノートですから
ごくごく普通です。
ところが、
この「♯ソ」は「ファ」に行っています。
普通「ラ」から「ファ」に行く経過音は
「ソ(ナチュラル)」に決まっています。
「ラ、ソ、ファ、ファ」になります。
スケールは「ドリアン」ですからね。
では「♯ソ」は、異名同音の「♭ラ」で
ブルーノート「♭5」なのでしょうか?
その可能性もあるかもしれませんが、
ここは「♯ソ」で良いと思います。
「B」の1小節目
|な、み、だ、が|のメロディーは
|ラ、ラ、ラ、♯ソ|で
「が=♯ソ」のすぐ後で
2小節目|お、も、わ、ず|の
「も=♯ソ」が出て来るのです。
前小節の「♯ソ」を次の小節で
もう1回繰り返して使ったのですね。
「♭5」ではない理由として
後半に別の形が出て来ますので
そこでもう1度説明しますね。
では、この「♯ソ」は何でしょう?
答えは「♯4=♯11」で、
スケールは「ドリアン♯4」ですね。
スケールの構成音は
「レ、ミ、ファ、♯ソ、ラ、シ、ド」
海外のジャズ理論書には
以前から出ていたスケールですが、
(日本のジャズ理論書は遅れていて)
最近の教則本で少しずつ
日本語でも見かけるようになりました。
従来のジャズ理論を学んだ人なら
「HmP5↓」を知っていますよね。
「完全5度下のハーモニック・マイナー」。
このような言い方で「ドリアン♯4」を
説明すると「HmP4↓」になります。
「完全4度下のハーモニック・マイナー」。
つまり「Dm7」のルート「D音」から
完全4度下「A音」の和声的短音階。
逆に言えば「Am」の和声的短音階を
「レ」から弾けば「Dドリアン♯4」
になります。
「Am」の和声的短音階
「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、♯ソ」
「Dドリアン♯4」
「レ、ミ、ファ、♯ソ、ラ、シ、ド」
「わかりますか?」
次に、この曲の後半で、
別の形で使われている所を見て下さい。
「C」の5〜6小節目
|わ、か、い、|
|ふ、たー、り、が|のところです。
この2小節のコードは「Dm」で
6小節目のメロディーは
|ラ、ラ、♯ソ、ラ、♯ソ|です。
次の7小節目はコード「Am」で
8分休符が入ってからメロディー「ミ」。
つまり6小節目、最後の「♯ソ」は
完全に独立して使われていますよね。
ということは「♯11=♯4」です。
もし異名同音「♭ラ」
(ブルーノート)なら
次に「ミ」へ行くのは(休符が入っても)
何か変?ブルースっぽくありません。
「いかがでしたか?」
この曲の「すごさ」がわかりましたか?
でもね、不思議です。
この曲が発表されたのは
1961年(昭和36年)で
映画の公開は1962年3月。
現在でも「ドリアン♯4」なんて
知らない人がほとんどなのに、
約57年も前に作曲者は
知っていたのでしょうか?
多分、別の理由で使ったのでしょうね。
例えば、
Amの和声的短音階を意識して作った。
または、
民族音楽的な音階を使っている?
☆
さて、この曲、
これで話が終りではありません。
何と!この後にもっともっとスゴイ、
「もう信じられな〜い」
「絶対にありえない!」
驚きの音使いが出て来るのです。
「ジャズ理論上級者は絶対に読んでね」
お楽しみに!
terusannoyume at 23:57|Permalink│Comments(0)│
2017年07月22日
とても楽しいと思うよ?
今回は、とても楽しい(変な?)記事を
書く予定だったけれど時間がなくなってしまった。
あなたが「え!何で?」と思うタイトルなんだ。
でも、きっと勉強になる。
意外なところに大発見があった。
そんな内容なんだけれど、お楽しみに!
書く予定だったけれど時間がなくなってしまった。
あなたが「え!何で?」と思うタイトルなんだ。
でも、きっと勉強になる。
意外なところに大発見があった。
そんな内容なんだけれど、お楽しみに!
terusannoyume at 23:58|Permalink│Comments(0)│
2017年07月20日
効果的な曲の覚え方(10)
曲を覚えられない理由として、
「記憶力」は関係ないと説明した。
別の理由で「私は頭が悪くて…」
というのもよくあるけれど、
日常生活が出来るなら関係ない。
とにかく何回も説明したように
丸暗記は時間のムダ。
クラシックのソナタなど長い曲を
丸暗記するのは大変だと思う。
理論を勉強して分析した方が、
効率よく曲を覚えられる。
しかし「勉強はしたくない」
という人は仕方ない。
今までどおり丸暗記でいくことになる。
クラシックの場合は、
ほとんどの人が丸暗記なので、
それでも通用してしまう(ように思える)。
その結果、応用力、即興、作曲などが
苦手になる場合がほとんど。
ということは、
ジャズはそれではダメだよね。
だってね、丸暗記じゃ
アドリブ(即興演奏)ではないから。
ジャズの曲を伴奏付きの楽譜で
そのまま弾いても
それは本当のジャズじゃないでしょう。
本当の即興演奏じゃないということだね。
「それでもいい」という人は、
もちろん「それでいい」のだけれど、
「ちゃんとしたジャズをやりたい」
という人は、
地道にジャズ理論を学んでいこう。
「記憶力」は関係ないと説明した。
別の理由で「私は頭が悪くて…」
というのもよくあるけれど、
日常生活が出来るなら関係ない。
とにかく何回も説明したように
丸暗記は時間のムダ。
クラシックのソナタなど長い曲を
丸暗記するのは大変だと思う。
理論を勉強して分析した方が、
効率よく曲を覚えられる。
しかし「勉強はしたくない」
という人は仕方ない。
今までどおり丸暗記でいくことになる。
クラシックの場合は、
ほとんどの人が丸暗記なので、
それでも通用してしまう(ように思える)。
その結果、応用力、即興、作曲などが
苦手になる場合がほとんど。
ということは、
ジャズはそれではダメだよね。
だってね、丸暗記じゃ
アドリブ(即興演奏)ではないから。
ジャズの曲を伴奏付きの楽譜で
そのまま弾いても
それは本当のジャズじゃないでしょう。
本当の即興演奏じゃないということだね。
「それでもいい」という人は、
もちろん「それでいい」のだけれど、
「ちゃんとしたジャズをやりたい」
という人は、
地道にジャズ理論を学んでいこう。
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2017年07月19日
効果的な曲の覚え方(9)
前回の最後で「コード進行は
デタラメに並んでいるのではなく、
法則に基いて連結されている」
という説明をした。
もう少し具体的に説明すると
以下のような場合、
5つのコードを丸暗記するのではなく、
「トニックに向かって4度進行している」
と理解する。
|Em7 A7|Dm7 G7|C|
そうすると「Em7」以下は、
(覚えなくても)
自動的に出て来ることになる。
大きくグループ化して理解する。
デタラメに並んでいるのではなく、
法則に基いて連結されている」
という説明をした。
もう少し具体的に説明すると
以下のような場合、
5つのコードを丸暗記するのではなく、
「トニックに向かって4度進行している」
と理解する。
|Em7 A7|Dm7 G7|C|
そうすると「Em7」以下は、
(覚えなくても)
自動的に出て来ることになる。
大きくグループ化して理解する。
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2017年07月18日
効果的な曲の覚え方(8)
前回までに
「コード」(縦の積み重ね)
の話をしたけれど、
今回は「コード進行」(横の流れ)
の話をしよう。
いままでに何回か同じ話をしたけれど、
コード進行を覚えるのに<記憶力>は
まったく関係ない。
「記憶力がないから覚えられない」
という人がよくいるけれど、
その考えは間違っている。
何千曲も覚える人は、
意味も分からずに丸暗記しているのではない。
コード進行は
デタラメに並んでいるのではなく、
法則に基いて連結されている。
従って法則を学べばいい。
そういう意味で
理論を学ぶことは絶対に必要なんだね。
「コード」(縦の積み重ね)
の話をしたけれど、
今回は「コード進行」(横の流れ)
の話をしよう。
いままでに何回か同じ話をしたけれど、
コード進行を覚えるのに<記憶力>は
まったく関係ない。
「記憶力がないから覚えられない」
という人がよくいるけれど、
その考えは間違っている。
何千曲も覚える人は、
意味も分からずに丸暗記しているのではない。
コード進行は
デタラメに並んでいるのではなく、
法則に基いて連結されている。
従って法則を学べばいい。
そういう意味で
理論を学ぶことは絶対に必要なんだね。
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2017年07月17日
効果的な曲の覚え方(7)
今回は
「コード」(縦の積み重ね)の続き。
前回はクラシックの場合だったので
今回はジャズの場合。
ジャズのコードは
コードトーンとテンションを
組み合わせて出来ている。
まず基本コードを覚えることは
大前提。
<左手コード>
コードトーンとテンションを
組み合わせて片手で押さえられる
コード。
例えば「G7」
「ファ、ラ、シ、ミ」
(♭7、9、3、13)
同じコードネームでもいくつもある。
<両手で弾くコード>は
大きく分けると2種類ある。
<ルートを入れた両手コード>
と、
<ルートを省略したコード>
の2種類だ。
丸暗記で弾いている人は、
曲の途中どこかで必ず間違える。
しっかり覚えるには、
どこにコードトーンが来ているか?
どれがテンションなのか?
を意識すること。
もちろん具体的に
コードトーンなら何度の音なのか、
テンションなら「9」「♭9」「♯9」
または
その他のテンションか?
しっかり分析して覚えること。
いつも言っているように丸暗記では
曲をなかなか覚えられないし、
他の曲にも応用出来ないからだ。
「コード」(縦の積み重ね)の続き。
前回はクラシックの場合だったので
今回はジャズの場合。
ジャズのコードは
コードトーンとテンションを
組み合わせて出来ている。
まず基本コードを覚えることは
大前提。
<左手コード>
コードトーンとテンションを
組み合わせて片手で押さえられる
コード。
例えば「G7」
「ファ、ラ、シ、ミ」
(♭7、9、3、13)
同じコードネームでもいくつもある。
<両手で弾くコード>は
大きく分けると2種類ある。
<ルートを入れた両手コード>
と、
<ルートを省略したコード>
の2種類だ。
丸暗記で弾いている人は、
曲の途中どこかで必ず間違える。
しっかり覚えるには、
どこにコードトーンが来ているか?
どれがテンションなのか?
を意識すること。
もちろん具体的に
コードトーンなら何度の音なのか、
テンションなら「9」「♭9」「♯9」
または
その他のテンションか?
しっかり分析して覚えること。
いつも言っているように丸暗記では
曲をなかなか覚えられないし、
他の曲にも応用出来ないからだ。
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2017年07月16日
効果的な曲の覚え方(6)
曲を効果的に覚えるには、
曲のすべての要素を分析すること。
形式、旋律、和音、進行など。
今回は「和音」つまり「コード」。
縦の積み重ね。
クラシックの場合は
基本形だけでなく
転回形を上手く使っている。
ベース音に
何度の音(1、3、5、7)
が来ているか注意すること。
メロディーも見て、
両者の関係を頭に入れる。
メロディー音と重複しないように
転回形を使う場合が多いからだ。
☆
ジャズの場合は、
コードトーンとテンションを
理解すること。
曲のすべての要素を分析すること。
形式、旋律、和音、進行など。
今回は「和音」つまり「コード」。
縦の積み重ね。
クラシックの場合は
基本形だけでなく
転回形を上手く使っている。
ベース音に
何度の音(1、3、5、7)
が来ているか注意すること。
メロディーも見て、
両者の関係を頭に入れる。
メロディー音と重複しないように
転回形を使う場合が多いからだ。
☆
ジャズの場合は、
コードトーンとテンションを
理解すること。
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2017年07月15日
効果的な曲の覚え方(5)
曲を効果的に覚えるには、
その曲の隅々まで理解すること。
自分が作った曲のように
なぜこうなっているのか、
分析して理論的に理解する。
このような話をすると、
頭ばかり使っていては
良い音楽は出来ない
と言う人がいて驚いてしまった。
このようなやり方を
体験したことがない(出来ない)から
想像で言ったのだろうけれど、
良い音楽演奏するために分析する
ということが理解出来ないらしい。
演奏中にも頭だけを使うように
思っているらしいけれど、
演奏中はそんな細かいことまで
考えていない。
あくまでも効率よく曲を理解するため、
そして
覚えるために必要なことなんだよね。
その曲の隅々まで理解すること。
自分が作った曲のように
なぜこうなっているのか、
分析して理論的に理解する。
このような話をすると、
頭ばかり使っていては
良い音楽は出来ない
と言う人がいて驚いてしまった。
このようなやり方を
体験したことがない(出来ない)から
想像で言ったのだろうけれど、
良い音楽演奏するために分析する
ということが理解出来ないらしい。
演奏中にも頭だけを使うように
思っているらしいけれど、
演奏中はそんな細かいことまで
考えていない。
あくまでも効率よく曲を理解するため、
そして
覚えるために必要なことなんだよね。
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2017年07月14日
効果的な曲の覚え方(4)
ジャズのアドリブ・フレーズを
分析する時に気を付けること。
☆
コピー譜に書いてあるコードを
信じないこと。
同じ曲でも演奏者によって
コード進行が違うのでよく調べること。
テーマとアドリブ・コーラスでは
コード進行を変えている場合もある。
1コーラス目とその後のコーラスでは、
コード進行を一部分変えることがある。
分析している小節のフレーズが
次の小節(別コード)に
はみ出すことがある。
逆に、前の小節から(弱起のように)
次の小節のフレーズを始めている
例もある。
以上のように、
分析は出来ると思っている人でも、
実際にやってもらうと、
かなり勘違いしていることが多いです。
指摘されると「あ、なるほどね」と
なるのですが、自分では気が付きません。
何十回も注意されると、
少しずつ分かってきます。
何事も経験ですね。
とにかく分析は難しいですが、
何をやっているのか分からないと
応用して使うことが出来ませんから
丸暗記ではダメなのですね。
意味、内容を理解すると、
覚えるのが楽になります。
分析する時に気を付けること。
☆
コピー譜に書いてあるコードを
信じないこと。
同じ曲でも演奏者によって
コード進行が違うのでよく調べること。
テーマとアドリブ・コーラスでは
コード進行を変えている場合もある。
1コーラス目とその後のコーラスでは、
コード進行を一部分変えることがある。
分析している小節のフレーズが
次の小節(別コード)に
はみ出すことがある。
逆に、前の小節から(弱起のように)
次の小節のフレーズを始めている
例もある。
以上のように、
分析は出来ると思っている人でも、
実際にやってもらうと、
かなり勘違いしていることが多いです。
指摘されると「あ、なるほどね」と
なるのですが、自分では気が付きません。
何十回も注意されると、
少しずつ分かってきます。
何事も経験ですね。
とにかく分析は難しいですが、
何をやっているのか分からないと
応用して使うことが出来ませんから
丸暗記ではダメなのですね。
意味、内容を理解すると、
覚えるのが楽になります。
terusannoyume at 23:59|Permalink│Comments(0)│
2017年07月01日
上達するには理論も大切
今日は、7月1日です。
今年も半分終ってしまい、
今日から後半がスタート!
いつも言っているけれど、
月日の経過が速いよね。
とにかく1日1日を
大事に生きていくしかないですね。
ジャズピアノ上達には
練習だけでなく理論の勉強も大切。
最近のブログ記事を読んでも
そのことが分かると思います。
内容は理解出来ない人でも
理論を知らないと
限られた範囲でしか
学ぶことが出来ないということが、
分かるのではないかな?
今年も半分終ってしまい、
今日から後半がスタート!
いつも言っているけれど、
月日の経過が速いよね。
とにかく1日1日を
大事に生きていくしかないですね。
ジャズピアノ上達には
練習だけでなく理論の勉強も大切。
最近のブログ記事を読んでも
そのことが分かると思います。
内容は理解出来ない人でも
理論を知らないと
限られた範囲でしか
学ぶことが出来ないということが、
分かるのではないかな?
terusannoyume at 23:59|Permalink│Comments(0)│
2017年06月27日
2017年06月25日
「BE MY LOVE」(7)
話が前から続いていますので、
第1回目から読んで下さい。
☆
さて前回の問題の解答です。
[A1]5〜7小節目
(キーG)
5.|Em7|
6.|Em7|
7.|C ♯ m7(♭5)〜省略|
「6小節目は、このままでいいのか?」
という問題でしたね。
<解答>
ベース音「E音」から短3度下に
「C ♯ 音」がありますので、
この間に「D音」を入れると
ベースラインがスムーズに流れます。
5.|Em7|
6.|Em7(Bass D)|
7.|C ♯ m7(♭5)〜省略|
「Em7」コードの「♭7」の音(D)を
経過音として使います。
6小節目1拍目からでもいいですし、
3〜4拍目でもいいです。
その時の条件(テンポ、メロディーなど)
により多少の調整をします。
メロディーに「レ= D音」が長くあったら、
別の方法を考えます。
☆
楽譜に書いてなくても「このように弾く」
という例は、他にも沢山あります。
その人がどれだけ勉強して
いろいろなことを知っているかによって、
同じ楽譜を見ても結果はまるで違ってきます。
ですから理論、その他の勉強は必要なのですね。
第1回目から読んで下さい。
☆
さて前回の問題の解答です。
[A1]5〜7小節目
(キーG)
5.|Em7|
6.|Em7|
7.|C ♯ m7(♭5)〜省略|
「6小節目は、このままでいいのか?」
という問題でしたね。
<解答>
ベース音「E音」から短3度下に
「C ♯ 音」がありますので、
この間に「D音」を入れると
ベースラインがスムーズに流れます。
5.|Em7|
6.|Em7(Bass D)|
7.|C ♯ m7(♭5)〜省略|
「Em7」コードの「♭7」の音(D)を
経過音として使います。
6小節目1拍目からでもいいですし、
3〜4拍目でもいいです。
その時の条件(テンポ、メロディーなど)
により多少の調整をします。
メロディーに「レ= D音」が長くあったら、
別の方法を考えます。
☆
楽譜に書いてなくても「このように弾く」
という例は、他にも沢山あります。
その人がどれだけ勉強して
いろいろなことを知っているかによって、
同じ楽譜を見ても結果はまるで違ってきます。
ですから理論、その他の勉強は必要なのですね。
2016年06月05日
ジャズ理論を知らないと
分析のことを2回続けて書きましたが、
今回も関連した話をしましょう。
私の教室はアドリブ出来ない人を
弾けるようにするレッスンをしています。
ところが別の目的で来ている人もいる。
ここから分析の話が始まりましたよね。
今回は、その中でも特殊な例です。
カプースチンの曲だけを
徹底的に分析している人もいるんです。
カプースチンはジャズ理論を知らないと
分析出来ません。
例えば、
「ファ、ラ、ド、ミ」のコード・ネームは?
ジャズ理論を知らないと
「FM7」と思いますね。
でも、これは「Dm7」です。
ベースに「G音」があったら「G7sus4」です。
では「ファ、ラ、シ、ミ」は?
「FM7(♭5)」?
「FM7(♯4)」?
いえ違います。
ベース「D音」なら「Dm6」
ベース「G音」なら「G7」
ベース「D♭音」なら「D♭7」
ね!なかなか難しいでしょう?
でもジャズ・ピアノを学んでいる人なら
理解出来ますよね。
ビル・エヴァンスなどが使っているコード
とまったく同じですからね。
今回も関連した話をしましょう。
私の教室はアドリブ出来ない人を
弾けるようにするレッスンをしています。
ところが別の目的で来ている人もいる。
ここから分析の話が始まりましたよね。
今回は、その中でも特殊な例です。
カプースチンの曲だけを
徹底的に分析している人もいるんです。
カプースチンはジャズ理論を知らないと
分析出来ません。
例えば、
「ファ、ラ、ド、ミ」のコード・ネームは?
ジャズ理論を知らないと
「FM7」と思いますね。
でも、これは「Dm7」です。
ベースに「G音」があったら「G7sus4」です。
では「ファ、ラ、シ、ミ」は?
「FM7(♭5)」?
「FM7(♯4)」?
いえ違います。
ベース「D音」なら「Dm6」
ベース「G音」なら「G7」
ベース「D♭音」なら「D♭7」
ね!なかなか難しいでしょう?
でもジャズ・ピアノを学んでいる人なら
理解出来ますよね。
ビル・エヴァンスなどが使っているコード
とまったく同じですからね。
2015年01月23日
ブルクミュラー分析(6)
「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析、第6回目です。
今回は、
いきなり「♭9」が出て来ますので、
ジャズ理論の勉強になります。
第1〜5回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。
☆
前回まで「B」の
前半(31〜38)と後半(39〜46)の
メロディーを分析しましたので、
今回は、その後「A」に戻るための「移行部」
(47〜56)の10小節を分析します。
<移行部>(47〜56)
|G7(♭9)|〜|C | 〜|(47〜50)
この後の6小節(51〜56)は、
(ジャズ理論なら)すべて「G7(♭9)」です。
これでは、よく分からない場合は、
10小節を以下のように書いて下さい。
|Bdim7 G7|〜|C|〜|(47〜50)
|Bdim7 G7|〜|(51〜52)
|Bdim7 | 〜|〜|G7 |(53〜56)
これなら分かりますか?
では説明しましょう。
「G7(♭9)」は、構成音を下から書くと、
「ソ、シ、レ、ファ、♭ラ」です。
下の4音だけなら「ソ、シ、レ、ファ」で
「G7」ですね。
今度は上の4音(ルート=ソを省略)なら
「シ、レ、ファ、♭ラ」で「Bdim7」です。
つまり「G7」も「Bdim7」も同じコード。
「G7」の「3、5、♭7、♭9」が
「シ、レ、ファ、♭ラ」で「Bdim7」です。
機能は、どちらも「ドミナント」です。
ここで47小節目を見て下さい。
1小節、8分音符3つの内、
2つ分が「Bdim7」で、
残り1つが「G7」ですから
以下のように書いても正解です。
|Bdim7 G7|
これはコードを細かく見た場合です。
でも、この小節内の音を総合して考えれば
「G7(♭9)」ですので、これも正解です。
どちらか自分が分かりやすい方を書いて下さい。
47〜48、51〜52小節は同じですね。
そして、
53〜55の3小節も同じように
「Bdim7」と思ってもいいですし、
56も含めて(53〜56)を
「G7(♭9)」と書いてもいいです。
☆
この曲、
他にもカッコいいところがありましたけれど、
ここもジャズっぽくてカッコいいですよね。
(つづく)
「バラード」(Ballade)分析、第6回目です。
今回は、
いきなり「♭9」が出て来ますので、
ジャズ理論の勉強になります。
第1〜5回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。
☆
前回まで「B」の
前半(31〜38)と後半(39〜46)の
メロディーを分析しましたので、
今回は、その後「A」に戻るための「移行部」
(47〜56)の10小節を分析します。
<移行部>(47〜56)
|G7(♭9)|〜|C | 〜|(47〜50)
この後の6小節(51〜56)は、
(ジャズ理論なら)すべて「G7(♭9)」です。
これでは、よく分からない場合は、
10小節を以下のように書いて下さい。
|Bdim7 G7|〜|C|〜|(47〜50)
|Bdim7 G7|〜|(51〜52)
|Bdim7 | 〜|〜|G7 |(53〜56)
これなら分かりますか?
では説明しましょう。
「G7(♭9)」は、構成音を下から書くと、
「ソ、シ、レ、ファ、♭ラ」です。
下の4音だけなら「ソ、シ、レ、ファ」で
「G7」ですね。
今度は上の4音(ルート=ソを省略)なら
「シ、レ、ファ、♭ラ」で「Bdim7」です。
つまり「G7」も「Bdim7」も同じコード。
「G7」の「3、5、♭7、♭9」が
「シ、レ、ファ、♭ラ」で「Bdim7」です。
機能は、どちらも「ドミナント」です。
ここで47小節目を見て下さい。
1小節、8分音符3つの内、
2つ分が「Bdim7」で、
残り1つが「G7」ですから
以下のように書いても正解です。
|Bdim7 G7|
これはコードを細かく見た場合です。
でも、この小節内の音を総合して考えれば
「G7(♭9)」ですので、これも正解です。
どちらか自分が分かりやすい方を書いて下さい。
47〜48、51〜52小節は同じですね。
そして、
53〜55の3小節も同じように
「Bdim7」と思ってもいいですし、
56も含めて(53〜56)を
「G7(♭9)」と書いてもいいです。
☆
この曲、
他にもカッコいいところがありましたけれど、
ここもジャズっぽくてカッコいいですよね。
(つづく)
2014年03月11日
いろいろ難しい問題
今回の話は
中級者以上対象です。
ジャズピアノの勉強で
難しいことの1つに
♭7コードの選び方がありますね。
9、♭9、♯9、どれを使うのか?
13、♭13、どちらを使うの?
例えば、曲で「G7」が出て来て、
9、13の押さえ方を、いつでも、
どこでも弾けばいいという訳では
ありませんよね。
ある時は、♭9、♭13を選んで
弾かなければいけない。
だから1つの押さえ方だけを
知っていても通用しないのです。
今、弾いている曲のキーは何で、
何度のコードなのかを常に意識して
使い分ける。
ですから
ジャズ理論が分かっていないと
とても出来ない話だと思います。
じっくり勉強しましょう。
中級者以上対象です。
ジャズピアノの勉強で
難しいことの1つに
♭7コードの選び方がありますね。
9、♭9、♯9、どれを使うのか?
13、♭13、どちらを使うの?
例えば、曲で「G7」が出て来て、
9、13の押さえ方を、いつでも、
どこでも弾けばいいという訳では
ありませんよね。
ある時は、♭9、♭13を選んで
弾かなければいけない。
だから1つの押さえ方だけを
知っていても通用しないのです。
今、弾いている曲のキーは何で、
何度のコードなのかを常に意識して
使い分ける。
ですから
ジャズ理論が分かっていないと
とても出来ない話だと思います。
じっくり勉強しましょう。
2014年02月19日
2014年02月18日
ジャズ理論を学ぶ時には
以前からあったジャズ理論書3冊を
1冊にまとめたもの。
ジャズ&ポピュラー理論の
一般的な内容を知りたい人には
決定版と言ってもいい本なので
時間を掛けてじっくり勉強しよう。
絶対わかる!
コード理論
THE PERFECT COMPILE
[単行本(ソフトカバー)]
北川 祐 (著)


<内容紹介> Amazonより
ロングセラー
『絶対わかる! コード理論』3部作を
1冊にまとめた、ミュージシャン必携の
本格的なコード理論解説書
長い間
多くのミュージシャンに
読まれ続けてきた
『絶対わかる! コード理論』シリーズ。
現在音楽専門学校などで
教鞭をふるっている先生たちの中にも、
この本からコード理論を学んだ
という人は多いのではないでしょうか。
本書は
その『絶対わかる! コード理論』
1〜3部作を1冊にまとめ、
しかも
グッとお求めやすい価格で再登場した、
究極のコード理論解説書です。
「音階」→
「ダイアトニック・コード」→
「ドミナント・コード」
という段階を踏んだ本格的な内容ながら、
初学者にもわかりやすい口調で
コード進行の秘密を解き明かしていく本書で、
付け焼き刃ではない
“本当の"コード理論を会得してください。
【CONTENTS】
■基本はドレミファソラシド
■ダイアトニック・コードのすべて
■ドミナント・コードのすべて
絶対わかる! コード理論 THE PERFECT COMPILE
<目次>
■【STEP 1】
基本はドレミファソラシド
●第1章 音程編 音程修得術
●第2章 音階編 音階修得術
●第3章 調号編 調号修得術
●第4章 和音編 和音修得術
●第5章 テンション編 テンション修得術
■【STEP 2】
ダイアトニック・コードのすべて
●第1章 長調編
音階和音修得術/主要和音と終止形修得術
その他の音階和音(副和音)修得術
コード・パターンと実用例
●第2章 短調編
音階和音修得術/主要和音と終止形修得術
その他の音階和音(副和音)修得術
特殊な音階和音修得術/
コード・パターンと実用例
●第3章 長・短調合流編
平行調関係修得術/同主調関係修得術
コード・パターンと実用例
●第4章 音階和音のコード・スケール編
音階和音のコード・スケール修得術
■【STEP 3】
ドミナント・コードのすべて
●第1章 長調編
セカンダリー・ドミナント・コード修得術
コード・パターンと実用例
●第2章 短調編
セカンダリー・ドミナント・コード修得術
コード・パターンと実用例
●第3章 代理和音編
ドミナント・コードの代理和音修得術
コード・パターンとそのバリエーション
●第4章 ドミナント・スケールとテンション編
ドミナント・スケール修得術
コード・スケールと
テンション・ボイシング修得術
内容(「BOOK」データベースより)
ロングセラー
「絶対わかる!コード理論1〜3」三部作を
1冊にまとめたコンポーザー必携、
本格的理論解説の集大成。
1冊にまとめたもの。
ジャズ&ポピュラー理論の
一般的な内容を知りたい人には
決定版と言ってもいい本なので
時間を掛けてじっくり勉強しよう。
絶対わかる!
コード理論
THE PERFECT COMPILE
[単行本(ソフトカバー)]
北川 祐 (著)
<内容紹介> Amazonより
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『絶対わかる! コード理論』3部作を
1冊にまとめた、ミュージシャン必携の
本格的なコード理論解説書
長い間
多くのミュージシャンに
読まれ続けてきた
『絶対わかる! コード理論』シリーズ。
現在音楽専門学校などで
教鞭をふるっている先生たちの中にも、
この本からコード理論を学んだ
という人は多いのではないでしょうか。
本書は
その『絶対わかる! コード理論』
1〜3部作を1冊にまとめ、
しかも
グッとお求めやすい価格で再登場した、
究極のコード理論解説書です。
「音階」→
「ダイアトニック・コード」→
「ドミナント・コード」
という段階を踏んだ本格的な内容ながら、
初学者にもわかりやすい口調で
コード進行の秘密を解き明かしていく本書で、
付け焼き刃ではない
“本当の"コード理論を会得してください。
【CONTENTS】
■基本はドレミファソラシド
■ダイアトニック・コードのすべて
■ドミナント・コードのすべて
絶対わかる! コード理論 THE PERFECT COMPILE
<目次>
■【STEP 1】
基本はドレミファソラシド
●第1章 音程編 音程修得術
●第2章 音階編 音階修得術
●第3章 調号編 調号修得術
●第4章 和音編 和音修得術
●第5章 テンション編 テンション修得術
■【STEP 2】
ダイアトニック・コードのすべて
●第1章 長調編
音階和音修得術/主要和音と終止形修得術
その他の音階和音(副和音)修得術
コード・パターンと実用例
●第2章 短調編
音階和音修得術/主要和音と終止形修得術
その他の音階和音(副和音)修得術
特殊な音階和音修得術/
コード・パターンと実用例
●第3章 長・短調合流編
平行調関係修得術/同主調関係修得術
コード・パターンと実用例
●第4章 音階和音のコード・スケール編
音階和音のコード・スケール修得術
■【STEP 3】
ドミナント・コードのすべて
●第1章 長調編
セカンダリー・ドミナント・コード修得術
コード・パターンと実用例
●第2章 短調編
セカンダリー・ドミナント・コード修得術
コード・パターンと実用例
●第3章 代理和音編
ドミナント・コードの代理和音修得術
コード・パターンとそのバリエーション
●第4章 ドミナント・スケールとテンション編
ドミナント・スケール修得術
コード・スケールと
テンション・ボイシング修得術
内容(「BOOK」データベースより)
ロングセラー
「絶対わかる!コード理論1〜3」三部作を
1冊にまとめたコンポーザー必携、
本格的理論解説の集大成。