コード進行の勉強

2015年08月04日

「ザ・ビートルズ全史」

ビートルズのレコードが
日本で初めて発売されたのは1964年。

その数年前にデビューしていたけれど、
日本で一般にも知られていくのは、
1965年ぐらいからじゃないかな?

私もその当時に知って影響を受けた。

あれからちょうど50年になるんだね!

今回紹介する本は、写真や資料が多数
あるビートルズのビジュアル版全史。

ビジュアル版
「ザ・ビートルズ全史」
(日経BPムック) ムック
2014/12/16
大人のロック! (編集)





<内容紹介> Amazonより

ビートルズ50年の活動と作品を
体感するビジュアルブック

本書では、
ビートルズの誕生から解散までの
重要なできごと100(+解散後1)を
ピックアップし、
貴重な歴史資料と写真を軸に
最新の研究成果をふまえて解説します。

また、彼らの残した音楽遺産である
全オリジナル盤を博物誌的視点もまじえて、
時期ごとの主要な名曲を
まるで音が聴こえてくるかのように描きます。

さらには、彼らの使用楽器や
ファッションの変遷、
いまや聖地となっている
ゆかりの地も紹介しています。

ビートルズの全歴史全作品を
最新研究の成果をふまえて
ビジュアル資料を中心に描く
世界にも類のない
究極のビートルズ全史です。

ビジュアル版 ザ・ビートルズ全史 (日経BPムック)

<目次>
【INTORODUCTION】
世界を揺るがした4人の若者たち
◆【PROLOGUE】
Boyhood 少年時代1940-1956
----------------------------------------
1940年7月7日 リンゴ・スター誕生
1940年10月9日 ジョン・レノン誕生
1942年6月18日 ポール・マッカートニー誕生
1943年2月25日 ジョージ・ハリスン誕生
◆【PART 1】
The Beginning 胎動1957-1961
----------------------------------------
1957年3月頃 ジョンがクオリーメン結成
1957年7月6日 ジョンとポールの出会い
(略)
◆【PART 2】
Top Of The U.K. 英国制覇1962-1963
-----------------------------------------
1962年1月24日 エプスタインとマネージメント契約
1962年4月5日 ファンクラブのイベントに出演
(略)
◆【PART 3】
Global Success 世界制覇1964-1965
-------------------------------------------
1964年1月16日 「抱きしめたい」全米1位!
1964年1月15日→2月4日 試練のパリ公演3週間
1964年2月7日→22日 全米を包む熱狂の渦
(略)
◆【PART 4】
Musical Revolution 音楽革命1966-1967
--------------------------------------------
1966年1月21日 ジョージがパティと結婚
1966年5月1日 英国内最後のコンサート
1966年6月20日 『イエスタデイ&トゥデイ』発売
(略)
◆【PART 5】
To The Break-Up 個の時代1968-1970
------------------------------------------
1968年1月9日→13日 4人のソロ活動本格化へ
1968年2月8日 新曲を世界野生動物基金に
(略)
【EPILOGUE】 世界をひとつにした4人

【PROFILE】 プロフィール
【NEWS】 ビートルズ情報


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2015年08月02日

ジャズピアノ独習法(10)

ビージー・アデール研究(8)

今回は
「スウィングしなけりゃ意味がない」
という日本語の題名で有名な曲です。

ビージー・アデールの
「It Don't Mean a Thing」が
YouTube にありましたので、
コピー譜(アレンジ譜)を見ながら
何回か聴いて、それから分析をして、
自分の音楽に取り入れて下さい。

「It Don't Mean a Thing」
Beegie Adair - My piano





いつものように最初はコピー譜に
「形式」を書き込みます。

<イントロ>(8)

<テーマ>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(8)

<アドリブ・コーラス1>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(8)

<アドリブ・コーラス2>
(セカンド・リフ)
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(12)

<テーマ>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(4)

<エンディング>(8)

この演奏のコピー譜(アレンジ譜)は、
以下の楽譜P49〜55にあります。





ピアノソロ ビージー・アデール Selection for Piano

<ジャズ・ピアノ学習のヒント>

☆イントロ
テーマ「A」5小節目からのモチーフを
使ってイントロを作っています。
これはイントロの作り方の一つの方法。

☆<アドリブ・コーラス2>
「A1〜3」の前半4小節は
セカンド・リフですが、
後半は4ビートのベースソロですね。
(ドラムとベースが普通に演奏している)

「B」(8)はピアノのアドリブです。

☆エンディング
イントロと同じように
テーマ「A」5小節目からのモチーフを
使ってエンディングを作っていますね。

☆その他
テーマ(メロディー)のフェイク、
ジャズ・コードの押さえ方、
コード進行など、いろいろな角度から
分析すると、勉強になるところが
まだまだ沢山ありますよ。

出来るだけ沢山発見して、
自分の音楽に取り入れましょう。


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2015年08月01日

ジャズ独習法まだ続くよ

8月1日(土曜日)

暑い日が続きますね。

でも暑さに負けず、
練習&勉強を続けましょう。

私もカフェなど
涼しい場所に移動しながら
読書や勉強を続けています。

最近書いている
「ジャズピアノ独習法」
特に
「ビージー・アデール研究」は
フレーズがキレイで分かりやすいので、
形式をすべての曲で書き込んだ後、
さらにもう少し詳しいところまで、
勉強のヒントを書く予定です。

各曲、もう1度
独習のヒントを付け加えていくようになる
と思うので、
形式は必ず書き込んでおいて下さいね。

例えば、
アドリブ(1)「A2」3小節目は〜〜
などのように解説しますので、
形式を書き込んでないと、
どこを説明しているのか分からないと
思いますので…。

それで今、
全曲の形式を書き出していますが、
これは第1段階で、近い内に
第2段階になっていく予定です。

内容がさらに充実していきますよ。

お楽しみに!


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2015年07月31日

ジャズピアノ独習法(9)

ビージー・アデール研究(7)

ビージー・アデールの
「Take the A Train」が
YouTube にありましたので、
コピー譜(アレンジ譜)を見ながら
何回か聴いて、それから分析をして、
自分の音楽に取り入れて下さい。

「Take the A Train 」
My Piano Romance
Beegie Adair





いつものように最初はコピー譜に
「形式」を書き込みます。

今回は<アドリブ・コーラス>が
<2コーラス>ありますので、
良いフレーズの作り方を学んで下さい。

難しいことはやっていないのですが、
とてもキレイなフレーズですから、
毎日弾いて良いフレーズの感じを
身に付けましょう。
いろいろな曲にも応用出来ますよ。

<イントロ>(4)

<テーマ>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(8)

<アドリブ・コーラス1>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(8)

<アドリブ・コーラス2>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」(8)
「A3」(12)

<セカンド・リフ(テーマ)>
「A1」(8)
「A2」(8)

<テーマ>
「B」(8)
「A3」(8)

<エンディング>(4)

この演奏のコピー譜(アレンジ譜)は、
以下の楽譜P28〜34にあります。





ピアノソロ ビージー・アデール Selection for Piano

<ジャズ・ピアノ学習のヒント>

☆イントロ
この曲の定番<イントロ>ですね。
今回のアレンジでは
<エンディング>にも使われています。

☆転調の研究
セカンド・リフから転調していますね?
何のキーから何のキーへ転調していますか?

セカンド・リフに入る前の4小節にも注目。
じっくり分析して転調方法を学んで下さい。

☆セカンド・リフ
形式「A1」「A2」のコード進行で
別のメロディーが最初から作られています。
これをセカンド・リフといいます。

別の曲「Whisper Not」などにもありますので、
楽譜を持っていたら調べてみて下さい。

☆4(フォー)バース
セカンド・リフ「A1」「A2」それぞれの
前半4小節はトリオ、後半はドラム・ソロです。
このように4小節の掛け合いを4バースといいます。

この楽譜はソロ・ピアノ用ですので、
ドラム・ソロの小節は(休むと無音になるので)、
ベース・ラインとコードが書いてあります。
バンド演奏でドラムがいる場合は弾きません。

☆エンディング
最後のテーマ「A3」の7〜8小節目。
典型的なエンディングですので、
12キーで練習しておきましょう。

このアレンジでは、さらにこの後に
イントロと同じものが続きます。
エンディングが2つあるような構成です。

☆その他
テーマ(メロディー)のフェイク、
ジャズ・コードの押さえ方、
コード進行など、いろいろな角度から
分析すると、勉強になるところが
まだまだ沢山ありますよ。

出来るだけ沢山発見して、
自分の音楽に取り入れましょう。


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2015年07月30日

ザ・ベンチャーズの本

懐かしい!
大昔の話なんだけれど、
エレキ・ブームというものが
あったのを知っているだろうか?

その当時のエレキ少年たちから
プロになった人も多いと思う。

現在、大ベテランのプロは
ほとんど影響を受けているはずだ。
私もその中の一人なので懐かしい。

THE DIG Special Edition
ザ・ベンチャーズ
(シンコー・ミュージックMOOK)
ムック – 2015/7/16





<内容紹介> Amazonより

“日本の夏=ザ・ベンチャーズ!”
〜〜だが「通算69回目」となる
今年2015年の来日は、
遂に
ドン・ウィルソン・ラスト・ツアー
となってしまう。

1962年に初めて日本の地を踏んで以来、
半世紀以上にわたる
エレキ・インスト・バンドの
代表としての彼らの歴史を、
丸ごとこの一冊にアーカイヴ。

ドン最後の来日公演を前に、
ベンチャーズのすべてを本書で復習、
そして
最後となるホンモノのライヴを倍楽しもう!!

山下達郎スペシャル・インタヴューもあり!!!

THE DIG Special Edition ザ・ベンチャーズ (シンコー・ミュージックMOOK)

■コンテンツ
●山下達郎
 スペシャル・インタヴュー
 ベンチャーズへの熱き想い
●最終章
ドン・ウィルソン
 2015来日直前ラスト・インタヴュー
●徳武弘文
 インタヴュー
 ベンチャーズにみる“ぶれない”ことの大切さ

・グラビア/ベンチャーズ・ギャラリー
(米・日60’s アルバム&シングル・ジャケット、
レア写真集他)
・ザ・ベンチャーズ・レコード・グラフィティ
・ベンチャーズ・リスペクト
 パート1
:謎の多い最初期のシングル・レコードを解明!
 パート2
:60年代全米チャートにみるベンチャーズの
ヒット・シングルの全貌
 パート3
:ベンチャーズのアルバム・ヒット戦略と
ライヴ・アルバム
 パート4
:ポップス・イン・ジャパンと
ベンチャーズ歌謡の軌跡
 パート5
:2015年 来日記念BOXレヴュー

●再録『ミュージック・ライフ』1965〜1966年
ベンチャーズ来日記事
・貫録充分のベンチャーズ
 『ミュージック・ライフ』1965年3月号
・アストロノウツ・ベンチャーズのステージを
 見たまま聞いたまま
 『ミュージック・ライフ』1965年3月号
・ベンチャーズ来日! エレキ・ブームの使者達
 『ミュージック・ライフ』1965年9月号
・おしゃべりジョッキー
 『ミュージック・ライフ』1966年5月号
●再録・改稿
『エレキ・ギター・ブック』2006 〜 2009年
・1965年1月、
衝撃のベンチャーズ日本公演を語る 2006年

●再録インタヴュー
・50年の軌跡を語る
(ドン・ウィルソン/ボブ・ボーグル/
リオン・テイラー/ボブ・スポルディング)
・『〜ザ・ベンチャーズ
50周年記念号・栄光の黄金時代』2009年
・インタヴュー/ドン・ウィルソン&ボブ・スポルディング
 『〜ザ・ベンチャーズ
50周年記念号第2弾・フォーエバー』2009年
・改稿 保存版・ザ・ベンチャーズ56年史

●ベンチャーズ・ファミリー・ツリー
●ベンチャーズ・トピックス
●数字で見る日本公演の軌跡
 〜通算69度目の来日、総公演数2,752回!!!


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2015年07月26日

ジャズピアノ独習法(8)

ビージー・アデール研究(6)

ビージー・アデールの
「You' Be So Nice to Come Home to」が
YouTube にありましたので、
コピー譜(アレンジ譜)を見ながら
何回か聴いて、それから分析をして、
自分の音楽に取り入れて下さい。





「You' Be So Nice to Come Home to」
Beegie Aair
<My piano Journey>より

いつものように最初はコピー譜に
「形式」を書き込みます。

今回は<アドリブ・コーラス>が
<2コーラス>ありますので、
良いフレーズの作り方を学んで下さい。

<イントロ>(8)

<テーマ>
「A1」(8)
「B」(8)
「A2」(8)
「C」(8)

<アドリブ・コーラス1>
「A1」(8)
「B」(8)
「A2」(8)
「C」(8)

<アドリブ・コーラス2>
「A1」(8)
「B」(8)
「A2」(8)
「C」(8)

<テーマ>
「A1」(8)
「B」(8)
「A2」(8)
「C」(6)

<エンディング>(9)

この演奏のコピー譜(アレンジ譜)は、
以下の楽譜P56〜63にあります。





ピアノソロ ビージー・アデール Selection for Piano

<ジャズ・ピアノ学習のヒント>

☆イントロ
この曲でよくやるイントロ4小節に
後半さらに別の4小節が付け加えられていますね。

☆転調の研究
「A1」8小節の中で転調しています。
何のキーから何のキーへ転調しているでしょう?
「A2」も同じですね。

☆アドリブ・フレーズ
アデールさんのフレーズは分かりやすくて、
キレイで、とても良いお手本です。
他の曲にも応用出来るので、
研究&練習して下さい。

☆コード進行
ドミナントの代理コード、知っていますね。
アドリブ・コーラス(1)と(2)の「B」
3小節目で使われていますね。
それからアドリブ・コーラス(2)「A1」の
4小節目、ここは元のコードは何でしょう?
わかりますよね。
その他、どこで代理が使われているか?
調べてみましょう。

☆その他
テーマ(メロディー)のフェイク、
ジャズ・コードの押さえ方、
コード進行など、いろいろな角度から
分析すると、勉強になるところが
まだまだ沢山ありますよ。

出来るだけ沢山発見して、
自分の音楽に取り入れましょう。


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2015年07月21日

ジャズピアノ独習法(7)

ビージー・アデール研究(5)

今回は「バラード」の勉強&練習ですよ。

ビージー・アデールの
「Smoke Gets in Your Eyes」が
YouTube にありましたので、
コピー譜(アレンジ譜)を見ながら
何回か聴いて、それから分析をして、
自分の音楽に取り入れて下さい。





「Smoke Gets in Your Eyes」
<My Piano Romance>
Beegie Adair

最初はコピー譜に「形式」を書き込みます。

今回は<イントロ>がありません。
いきなり<テーマ>です。

<テーマ>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」 (8)
「A3」(8)
<テーマ>
「B」 (8)
最初の4小節はフェイクしていますが。
「A3」(8)

この演奏を参考にしたアレンジ譜は、
以下の楽譜P24〜27にあります。





ピアノソロ ビージー・アデール Selection for Piano

<ジャズ・ピアノ学習のヒント>

☆左手の分散和音が勉強になりますね。

ジャズピアノは
左手でコードだけを弾くことが多いので
この演奏のように分散和音も練習しないと
指が動かなくなりますよ。
ぜひチャレンジしましょう。

☆転調の研究

この曲の「A」は何のキーで、
「B」は何のキーへ転調しているか?
わかりますね。
転調する前と元のキーへ戻る数小節の
コード進行を調べて下さい。

☆最後の「A3」(27ページ)の
3小節目「G7」は何のスケールでしょう?
スケール名、分かりますか?

☆ディミニッシュ・コードで注意すること

最初の「B」(25ページ)3小節目。
「B♭dim」は「A♯dim」ですね。
鍵盤上ではまったく同じコードですが、
ここは「Bm7」に行くための「F♯7」
の「3、5、♭7、♭9」だからです。
「dim」コードは転回すると4種類の
同じ構成音のコードが出来ますね。
でも、どれを書くかは前後関係の
コードによって決まります。
26ページ2回目の「B」4小節目の
1拍目を見て下さい。
ここはちゃんと「A♯dim」になって
いますよね。本来は前の小節にある
コードですが、ここでは少しずれて
ここに来てしまったのですが…。

☆<エンディング>

メロディー音がトニック音で終わり、
コードが別のコードになっていますね。
偽終止(ぎしゅうし)の1つです。
何度のコードか確認してから
12キーで練習しましょう。

☆その他
テーマ(メロディー)のフェイク、
ジャズ・コードの押さえ方、
コード進行など、いろいろな角度から
分析すると、勉強になるところが
まだまだ沢山ありますよ。

出来るだけ沢山発見して、
自分の音楽に取り入れましょう。


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2015年07月16日

ジャズピアノ独習法(6)

ビージー・アデール研究(4)

ビージー・アデールの
「'S Wanderful」が
YouTube にありましたので、
コピー譜(アレンジ譜)を見ながら
何回か聴いて、それから分析をして、
自分の音楽に取り入れて下さい。

「'S Wanderful」
Beegie Adair
<My Piano Journey>





最初はコピー譜に「形式」を書き込みます。

<イントロ>(8)

<テーマ>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」 (8)
「A3」(8)

<アドリブ・コーラス1>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」 (8)
「A3」(8)

<アドリブ・コーラス2>
「A1」(8)
「A2」(8)
「B」 (8)
「A3」(8)

<テーマ>
「B」 (8)
「A3」(8)

<エンディング>(6)

この演奏を参考にしたコピー(アレンジ)譜は、
以下の楽譜(P42〜48)にあります。





ピアノソロ ビージー・アデール Selection for Piano

☆ジャズ・ピアノ学習のヒント

☆<イントロ>
<テーマ>のどこを利用して、
少し変形させているか?
よく調べて他の曲でも応用しましょう。

☆コード進行
(1)「A1」と「A2」の3〜4小節と
「A3」の3〜4小節ではコードが
違うことに気付いていましたか?

(2)アドリブ・コーラス1の
「A1」6〜8小節はテーマにない進行です。
ジャズでは、このようなことをよくやります。
6小節目、最初のコードと
7小節目、最初のコード、
その間に入っているコードは
なぜここに入っていいのでしょう?
理論的に説明出来ますか?

☆転調の研究
この曲の「A」と「B」では
キーが違いますね?
何のキーになっているのか?
それはすぐ分かるでしょうが、
どのように転調しているか調べましょう。

「A」から「B」に行く前の小節、
「B」から「A」に帰る前の小節。

転調の仕方の勉強です。

☆<エンディング>
形式のところでは
エンディングを6小節にしましたが
実際は「A3」最後の2小節で曲が終わる
と同時にエンディングが始まりますので
8小節で考えると分かりやすいですよね。

このエンディングは
曲のどこの部分を利用して作ったのか?
分かりますよね?
理解出来たら他の曲でも応用して下さい。

☆その他
テーマ(メロディー)のフェイク、
アドリブ・フレーズ(すごくキレイですね)、
ジャズ・コードの押さえ方など、
いろいろな角度から分析すると、
勉強になるところがまだまだ沢山あります。

発見したことを
自分の音楽に取り入れましょう。


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2015年07月12日

ジャズピアノ独習法(4)

ビージー・アデール研究(3)

ビージー・アデールの
「Night and Day」が
YouTube にありましたので、
コピー譜(アレンジ譜)を見ながら
何回か聴いて、それから分析をして、
自分の音楽に取り入れて下さい。

「Night and Day」
<My Piano Romance>
Beegie Adair





最初はコピー譜に「形式」を書き込みます。
今回は特殊な形式ですね。
1コーラスが32小節ではありません。
48小節の曲です。
イントロもヴァースを使用しています。

<ヴァース>(16)
「V1」(8)
「V2」(8)

<テーマ>(48)
「A1」(8)
「B1」(8)
「A2」(8)
「B2」(8)
「C」(8)
「B3」(8)

<アドリブ・コーラス>(32)
「A1」(8)
「B1」(8)
「A2」(8)
「B2」(8)

<テーマ>(18)
「C」(8)
「B3」(10)

<エンディング>(19)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この演奏を参考にしたアレンジ譜は、
下記の楽譜P10〜16にあります。 





ピアノソロ ビージー・アデール Selection for Piano

☆ジャズ・ピアノ学習のヒント

☆<イントロ>
今回は<ヴァース>を
<イントロ>として使っていますね。
16小節=V1(8)+V2(8)
「V1」(8)と「V2」(8)が、
どのように出来ているか調べて下さい。

☆転調の研究
<ヴァース>「V2」
<テーマ>「C」
最後の<テーマ>「B3」(7〜8)

上記の3ヵ所の転調を分析しましょう。
何のキーに転調しているのか、
楽譜を見て、よく調べて下さい。

☆<エンディング>
2つのコードの繰り返しですね。
このような場合、好きなだけ繰り返します。
今回はたまたま19小節になったのですね。

☆その他
テーマ(メロディー)のフェイク、
アドリブ・フレーズ、
ジャズ・コードの押さえ方など、
いろいろな角度から分析すると、
勉強になるところが沢山あります。

発見したことを
自分の音楽に取り入れましょう。


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2015年07月03日

コードを理解して弾く

生徒がよくやる間違いの話です。

ジャズ・コードの押さえ方を間違える。

トンでもないコード、他の小節のコード、
他の曲のコードなどを弾いてしまう。

これは前回話した「小節を見失う」とは、
まったく別の話で小節は分かっている。

それでも間違える原因は、
コードを手だけ(丸暗記)で覚えていて、
意味が分かっていない。

ちょっと説明が分かりにくいかもしれない。

こういうことなんだ。

ジャズ・コードは難しい。

「C」といっても「ド、ミ、ソ」ではないし、
「G7」も「ソ、シ、レ、ファ」ではない。

コード・トーンとテンションを組み合わせた
コードなので構成音をしっかり理解して
弾かなければ(覚えなければ)いけない。

ところが意味も分からず弾いていると、
どこか似ている別のコードを弾いてしまう。

例えば、親指が同じ音だけれど、
別の曲でさんざん弾いた他のコードなどを
無意識に弾いてしまう。

この小節のコードネームはこれで、
構成音はこれこれと理解していれば、
絶対に間違う訳がないコードを弾いて、
しかも指摘するまで気が付かないことも。

まだ勉強中だから仕方ない?
ということもあるけれど、
いつまでもこれではダメだね。

少しでも自覚症状のある人は、
ちょっとずつでいいから構成音を理解しよう。

「ね、お願いしますよ」
(テル先生も急に低姿勢になる)

例えば、
このコードは下から「♭7、9、3、13」とか、
「3、♭13、♭7、♯9」だよね、なんて感じで。

「お願いしましたよ、じゃあ、またね!」


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2015年07月02日

アドリブ途中で見失う

生徒がアドリブの途中で、
小節を見失うことがよくあります。

1コーラスが32小節の曲で
小節が足りなかったり多く弾いて
次のコーラスに行ってしまう。

特に
同じようなコード進行が出て来る曲で、
別の小節に行ってしまう、
というようなことが起きます。

でも弾いている本人は気が付かない。
または「間違えたかな?」と多少の
自覚症状がある場合もあります。

どちらにしても、これを防ぐには、
現在位置をしっかり把握すること。

つまり曲の「形式」を意識することです。

例えば、
A1−A2−B−A3の形式なら
今「A2」を弾いている、と意識する。

個々のコード進行、押さえ方などを
理論的に覚えることはもちろん必要。

同時に
形式(現在位置)まで意識すること。

しかし
アドリブのことを考えているので、
そんなところまで考えていられない、
というのが現実ですかね?

まあ、段々と
余裕が出てくれば大丈夫ですけれど…。

他人事と思わないで、
自分のことをチェックしてみてくださいね。


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2015年04月06日

楽典・楽譜の書き方

不思議なこと(シンクロ)がよく起こる。

昨日の夜中(本日の早朝と言うか)、
洋書のキンドル版で「MUSIC NOTATION」を
買おうと思って注文ボタンを押した。

すると「すでに購入している」という
メッセージが出て来たので調べてみると、
確かにiPadの中に入っていた。

2年ぐらい前に買っていたのを、
すっかり忘れていたのだ。

そんなことがあって数時間後(午後から)
前から見たい本があったので楽譜店へ行き、
目的の本を数冊見た後に新刊書のコーナー
を見ると、何と洋書しかなかった例の本の
日本語訳が出ているではないか!
それも、つい最近出たばかり。

これが「シンクロ」(虫の知らせ)なんだね。

エッセンシャル・ディクショナリー
楽典・楽譜の書き方
単行本 – 2015/3/21
トム・ゲルー (著)
リンダ・ラスク (著)
西尾 洋 (監修)
元井 夏彦 (翻訳)





<内容紹介> Amazonより

すべての音楽家必携!
アメリカのベストセラーが
ついに邦訳!!

1冊で読めて書ける、
楽典・楽譜事典の決定版!

記譜のルールをきちんと理解すれば、
読みやすい楽譜を書くことができ、
曲が意図するものを
明確に伝えられるでしょう。

本書は、楽譜を書く際に必要な楽典と、
楽譜の書き方をわかりやすく紹介した
ガイドブックです。

プロ・アマ問わず、すべての音楽家に贈る、
必須アイテムです!

<本書の特徴>
・楽譜と記譜がこの1冊でわかる!
・わかりやすい解説&譜例付き
・使いやすい事典スタイル

エッセンシャル・ディクショナリー 楽典・楽譜の書き方

内容(「BOOK」データベースより)

楽譜が読める!書ける!
わかりやすい譜例付き!
楽典・楽譜事典の決定版!
アメリカのベストセラー、
ついに邦訳!

    ☆

このブログを読むほとんどの人は、
楽譜を読めるし書けると思っているよね。

ところがところが意外と知らないことが多い。

細かい規則があることを知らないんだね。

それは、この本を読むと納得すると思う。

「へえー、そんなんだ!」
と勉強になることが多数ある。


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2015年03月08日

「ひな祭り」ジャズ秘伝(3)

中級〜上級者のためのジャズ理論講座、
「うれしいひなまつり」の
ジャズ・コード付け秘伝!

今回は、
第3回目をこっそり伝えましょう。

<9〜16>の8小節

|おは|なを|あげ|ましょ|
|もも|のは|な〜|〜〜|

このアレンジは
原曲の8分音符を
4倍の2分音符にしていますが、
正直に2分音符を歌うのではなく、
(それでは間延びするので)
休符を適度に使って、
メロディーが自然に聞こえるように
譜割を変えて(フェイクして)います。
(実際の音を聴いて確認して下さい)





このメロディーに対して、
コード進行は次のようになっています。

<9〜16>

|Cm|CmM7|Cm7|Am7(♭5)|
|Fm6(ベースA♭) Fm6|F♯dim7 G7|
|Cm|G7|

このコード進行を見て、
理解した気になってはいけません。

「各コードをどのように押さえるか?」
「ベースをどう弾くか?」が問題です。

これらのすべてが分からないと、
とんでもない伴奏になりますので、
初心者(ジャズ理論をかなり学んだ人以外)
は弾かないで下さい。

最初の4小節の進行は、
ベースが「C音」から
半音で降りて行きますが、
曲によっては、そのラインが内声に来たり、
1番上に来たりしますよね。

しかも「CmM7」の押さえ方が、
その時々で変わってきます。

今回は「C音」は、どこにもありませんね。

音をよく聴いて研究して下さい。

(つづく)


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2015年03月07日

音楽のアプリを使って

最近は「iPad mini」で
音楽関係のアプリを使うことを学んでいる。

これらをいろいろと使えるようにしたい。

ジャズ・ピアノ上達法、コード進行、
作曲法などなど、いろいろな応用法が
考えられる。

以前に比べて、かなり勉強しやすい環境に
なってきている。

ただ、これをどうやって効果的に使うか?
その方法に気が付くか、気が付かないか?

その「差」だけだと思う。

そこに気が付けば、これはかなり強力な
秘密の玉手箱になる。

今、これをレッスンに応用する方法を
考えている。


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2015年03月04日

「ひな祭り」ジャズ秘伝(2)

中級〜上級者のためのジャズ理論講座

「うれしいひなまつり」の
ジャズ・コード付け秘伝!

今回は、
第2回目を、こっそり伝えましょう。

|あか|りを|つけ|ましょ|
|ぼん|ぼり|に〜|〜〜|

このアレンジは
原曲の8分音符を
4倍の2分音符にして
ここまでを8小節にしています。

このメロディーに対して
コード進行は次のようになっています。

<1〜8>
|Cm|D♭7|
|Cm|Dm7(♭5)|
|E♭M7 Edim7|
|Fm7 A♭(ベースF♯)|
|G7(4)|G7|

<1〜2>
イントロと同じコード進行です。
いいえ、正確に言うと逆ですね。
テーマ(頭の2小節)を先に付けて、
それを利用してイントロを作った。
よくやる手ですね。

<3〜8>
ベースの流れを見て下さい。
|ド〜|レ〜|
|♭ミ、ミ(ナチュラル)|
|ファ、♯ファ|ソ〜|〜〜|

3〜4は、1小節に1つのコード。

5〜6は、1小節に2つのコード。
(少し盛り上げている)

7〜8は、2小節で1つのコード。
しかし
「sus4」で変化を付けていますが…。

<コード付け>とは、
いろいろなことを考えているのですが
メロディーに対して、
どのようなベースラインを作るか、
ということなのですね。

以上を参考に前回のミクさんの歌を
何回か聴いてじっくり研究して下さい。

(つづく)


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2015年03月03日

「ひな祭り」ジャズ秘伝(1)

今日から
中級〜上級者のためのジャズ理論講座、
「うれしいひなまつり」の
ジャズ・コード付け秘伝を
こっそり伝え始めようと思います。

以前このブログで紹介したミクさんが歌う
「うれしいひなまつり」は、
とても複雑なコード進行が付いています。

特にテーマ最後の8小節目ぐらいからは
かなり上級者用のコードを使っています。

これは、どんなことをやっているのでしょうか?





今回は、まず「イントロ」から始めましょう。

<イントロ> 8小節

|Cm|D♭7|Cm | D♭7|
|Cm|D♭7|Cm | Dm7(♭5) G7|

これだけ見ると簡単そうで、
とても中級以上の講座には思えないかも
しれませんが、
「Cm」は「ド、♭ミ、ソ」ではないし、
「G7」なども「ソ、シ、レ、ファ」ではありません。

当然ですが「ジャズ・コード」を使っています。
(テンション・ノートを含むコードですね)

いきなり始まるイントロの最初のフレーズは、

|レー、シ、ソ、♭ミ、ソ|♭シ、♭シー|〜

コード進行と、このフレーズをヒントに、
何回か聴いて、じっくりと研究してみましょう。

さらに、その後も研究しておいて下さい。

(つづく)


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2015年02月13日

ブルクミュラー・ジャズ(5)

今回は増6の和音(コード)の勉強です。
ジャズ理論には出て来ない使い方です。

それでは
<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー秘伝>
(第5回目)をお楽しみ下さい。

18小節目を見て下さい。
テーマから移行部へ行くところです。

右手3拍目のコードだけを原曲に戻します。
「ド、♭ミ、♯ファ」ですね。
左手3拍目は8分休符になっていますが、
ここを「♭ラ」にします。
音の高さは
前の小節からタイでつながっている「ラ」の
半音下の「♭ラ」を弾いて下さい。

これが「増6の和音」です。
左手「♭ラ」が次の小節の「ソ」へ、
右手「♯ファ」が次の小節の「ソ」へ
それぞれ半音で解決します。

「ド、♭ミ」は同じですね。

74小節も同じように変えて下さい。

       ☆

普通の「A♭7」は、
「♭ラ、ド、♭ミ、♭ソ」ですね。

増6の和音は、
「♭ラ、ド、♭ミ、♯ファ」になります。

クラシックでよく使うコードで、
今回のように解決させます。


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2015年02月11日

曲を確実に覚える方法(2)

5日前の記事で
「曲を確実に覚える方法」を書いた。

曲を効果的に覚えるには?

沢山の曲を確実に覚えるには?

よくあるパターンを普段から
12キーで練習しておく。

要約すると以上のような内容だ。

これで「そうか、わかった!」
と思わないでほしい。

実は、これがなかなか出来ない。

いや、本人は出来ていると思っている。

ところが曲を丸暗記するのと同じように、
コード進行の課題も丸暗記で弾いている。

これではダメだ。
応用が出来ない。

前の記事をじっくり読み返してほしい。

理論的に分析して〜
隅々まで理解すること〜。

ここが本当に重要なのだけれど、
理論もわかっていないから出来ない。

結局、総合的に勉強していないと
出来ないんだね。

これは、ほとんどの人に当てはまるから、
決して落ち込むことはないよ。

やはり地道な努力が必要なんだね。

勉強そして練習を続けよう!


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2015年02月05日

ブルクミュラー・ジャズ(4)

今回もジャズ理論(コード)の勉強です。

<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー秘伝!>

「ブルクミュラー25の練習曲」の15曲目
「バラード」(Ballade)を第9回まで分析し、
その後「ジャズ・アレンジ編」になりました。

今回は「ジャズ・アレンジ編」第4回目です。

前回までを読んでいない人は、
「バラード」分析の第1〜9回目と、
ジャズ・アレンジ編の第3回目までを読んでから、
これ以後を読んで下さい。

途中から読むと理解しにくい所がある
かもしれません。続いている話なので…。

それでは
<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー>
(第4回目)をお楽しみ下さい。

         ☆

今回は、
コーダ、最後の5小節(92〜96)を
少し変えてみましょう。

最後のコード(95)は
2種類書きましたので、
(両方を試してから)
あなたの好きな方を選んで下さい。

それでは始めましょう。

      ☆

92〜94の3小節を見て下さい。

ここは「Cm」のコードが
1オクターブずつ上がって行きます。

ここで変えるのは右手のみで、
左手は変えません。

右手「ソ」の音に、
全音上の「ラ」を加えて下さい。

左手は楽譜(原曲)のままで、
右手は下から「ソ、ラ、ド」になりますね。

3小節(92〜94)とも同じように
1オクターブずつ上がって行きます。

さて、次は最後のコード(95)です

(96)は
(95)の音が続いているだけですので、
(95)だけを説明します。

☆エンディング・コード(その1)

左手は変えません。そのままです。

右手「ド」を省略して、
「♭ミ」と、その上の「ラ」と「レ」を弾く。

右手「♭ミ、ラ、レ」=「♭3、6、9」です。

これは完全なジャズ・コードです。

☆エンディング・コード(その2)

左手は変えません。そのままです。

右手「ド」を省略して「♭ミ」から、
その上の「ソ、シ、レ」を同時に弾きます。

右手「♭ミ、ソ、シ、レ」=「♭3、5、M7、9」です。

これもジャズ・コードです。

あなたが気に入った方を使って下さい。
または、その時の気分で使い分けて下さい。

(つづく)


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2015年02月03日

図書館は素晴らしい!

今日は充実した1日だった。

先日、国立国会図書館に行った
という話は報告しましたね。

それで図書館をもっと利用したい
と思って、今日は
東京文化会館音楽資料室と
東京藝術大学付属図書館、
2ヵ所に行って来ました。

もう手に入らない50〜60年前の
クラシック理論書などがあります。

アマゾンの中古で買おうと思っても
1冊5〜6万円もするものは、
買う気がしません。

それが無料で読めるのですから
本当にありがたいです。

図書館って素晴らしい存在ですね。

もっともっと早くから利用すれば
よかったと思います。

読んでみたい絶版の理論書は
まだまだ沢山あるので、
これからも図書館に通うつもりです。

とにかく勉強は一生続けましょう。


terusannoyume at 23:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年02月02日

勉強を続けることだね

今日は自分の研究課題に関係した本を
買って来て、読み始めた。

と言っても、今日だけでなく、
いつもやっているけれど、
なかなか思うようには進まないね。

「もっともっと上達したい」という
気持ちだけはあるのだけれど…。

まあ、コツコツやるしかないのかな?

お互いに楽しく続けよう!


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2015年02月01日

ブルクミュラー・ジャズ(3)

今回はジャズ理論(コード)の勉強です。

本格的なジャズ両手コードも出て来ますので、
じっくり読んで下さいね。

<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー秘伝!>

「ブルクミュラー25の練習曲」の15曲目
「バラード」(Ballade)を第9回まで分析し、
その後「ジャズ・アレンジ編」になりました。

今回は「ジャズ・アレンジ編」第3回目です。

前回までを読んでいない人は、
「バラード」分析の第1〜9回目までと、
ジャズ・アレンジ編の第2回目までを、
それぞれの第1回目から読んで下さいね。

途中から読むと理解しにくい所がある
かもしれません。続いている話なので…。

それでは
<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー>
(第3回目)をお楽しみ下さい。

     ☆

今回は「A」に戻る「移行部」
最後の4小節(53〜56)を
ジャズ・コードに変えてみましょう。

変奏1から変奏3までの3種類と
変奏4〜5を用意しましたので、
(組合せを全部試してから)
あなたの好きなものを選んで下さい。

では、始めましょう。
楽譜を見て下さい。(53〜56)

この4小節は「G7(♭9)」で、
ルートを省略すると「B dim7」でしたね。

変奏1〜3まで右手は変えません。

変えるのは左手の音のみです。

<変奏1>
(53〜55)の3小節は、
右手の短3度下の音を
順番に1音ずつ弾いて行って下さい。

左手|ファ|レ|シ|(53〜55)

(56)は、
(55)と同じ音「シ」を弾きます。

<変奏2>
(53〜55)の3小節は、
右手の減5度(増4度)下の音を
順番に1音ずつ弾いて行って下さい。

左手|レ|シ|♭ラ|(53〜55)

(56)は、
(55)「♭ラ」の半音下「ソ」を弾きます。
その結果、ここは原曲と同じになりますね。

<変奏3>
(53〜55)の3小節は、
右手の減7度(長6度)下の音を
順番に1音ずつ弾いて行って下さい。

左手|シ|♭ラ|ファ|(53〜55)

(56)は、
(55)「ファ」の全音上の「ソ」を弾きます。
その結果、ここも原曲と同じになりますね。

ここまでは分かりましたか?

次からは最後の小節「56」だけの話です。

ここからは右手も左手も変えます。

<変奏4>
(56)
右手「ソ」と長3度下の「♭ミ」、
左手「ソ」と長3度上の「シ」、
以上の4つの音を同時に弾いて下さい。

「ソ」と「ソ」のオクターブの間を
下から「ソ、シ、♭ミ、ソ」になっていますね。

このコードを
変奏1〜3(53〜55)と組み合わせて
(56)で使えます。使わなくてもいいです。

<変奏5>
(56)
左手「ソ」をオクターブ下にして、
右手「ソ」はそのままにすると、
2つの「ソ」の間は2オクターブ離れます。

この状態で左手、下から「ソ、ファ」、
(「ファ」は短7度上です)そして、
この「ファ」の増4度上の「シ」から
右手で下から「シ、♭ミ、ソ」を弾く。

この結果、
1番下の「ソ」から1番上の「ソ」は
2オクターブで、下から
「ソ、ファ、シ、♭ミ、ソ」と
なっていれば正解です。

このコードは変奏3(53〜55)の時に
(56)で使って下さい。
(使わなくてもいい。あなたの自由です)

(つづく)


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2015年01月28日

ブルクミュラー・ジャズ(2)

<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー秘伝!>

「ブルクミュラー25の練習曲」の
「バラード」(Ballade)分析を
第9回まで続けて、
その後「ジャズ化」になりました。

今回は「ジャズ化」第2回目です。

「バラード」分析の第1〜9回目までと、
ジャズ化の第1回目を読んでいない人は、
それぞれの第1回目から読んで下さいね。

途中から読むと理解しにくい所がある
かもしれません。続いている話なので…。

それでは
<ジャズ・ピアノで弾くブルクミュラー>
(第2回目)をお楽しみ下さい。

     ☆

今回は
コーダ(87〜90)のフレーズを
変えてみましょう。

これは形式「A」の重要テーマでしたね。
コーダでは4小節も繰り返しますが、
これを少し変えましょう。

☆秘伝(その3)

今回は右手のフレーズは変えません。
変えるのは左手のみです。

☆「87小節」
この小節は楽譜(原曲)のまま、
左手も変えません。

☆「88」
原曲の左手は
「ド、シ、ド、ソ、ラ、シ」ですが
6音のうち後半の3音を3度上にして
「シ、ド、レ」に変えます。

「ド、シ、ド、シ、ド、レ」になり
最後の「レ」は次の小節で半音上の
「♭ミ」になります。

☆「89」左手のみ
「♭ミ、レ、♭ミ、シ、ド、レ」
に変えましょう。
原曲の左手の3度上になりますね。
右手フレーズから見れば6度下を
弾いていることになります。

☆「90」は前小節「89」と同じ
「♭ミ、レ、♭ミ、シ、ド、レ」
になります。

以上の4小節を確認して下さい。

(87)原曲のまま
「ド、シ、ド、ソ、ラ、シ」

(88)後半の3音のみ変える。
「ド、シ、ド、シ、ド、レ」

(89〜90)の2小節は、
原曲の6音すべてを変えて
「♭ミ、レ、♭ミ、シ、ド、レ」
右手の6度下を弾くことになる。

さて、この後(91)は二通りあります。
あなたの好きな方を選んで下さい。

☆「91」(その1)
楽譜(原曲)のまま。
つまり(90)左手の最後の音「レ」は
全音下がって「ド」に行くと原曲になる。

☆「91」(その2)
(90)左手の最後の音「レ」は
半音上がって「♭ミ」に行く。

(その1)と(その2)は、
あなたが良いと思う方を選んで下さい。

では、この5小節(87〜91)を
スムーズに弾けるよう練習して下さい。
(楽しんでね)

      ☆

今回は、これで終りますが、
今後まだまだ続きますよ。

次回も別の小節を変えて、
ジャズ・ピアノ・スタイルを
少しずつ完成させていく予定です。

原曲と変えた小節を、
どちらもスムーズに弾けるように
練習しておいて下さい。

これから楽しくピアノ練習が出来て、
ジャズ理論の勉強にもなりますよ。

お楽しみに!


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2015年01月27日

ブルクミュラー・ジャズ(1)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)の分析を
前回(第9回)まで続けて来ました。

あなたは、この曲を隅ずみまで理解し
「バラード」博士になっています。

1曲を、こんなに細かいところまで理解
したのは生まれて初めての経験です。

そこでお祝いに今回から次の段階である
「バラード」ジャズ化の秘伝を
こっそり伝授しようと思います。

クラシック・ピアノの先生に聞かせると
怒られますので、決して弾かないように、
こっそり自分だけで楽しんで下さい。

もし、あなたがピアノの先生なら、
「バラード」練習中または練習した生徒に
ぜひ弾いて聞かせてあげて下さい。

きっと尊敬(またはバカに)されるでしょう。

あきれられても私の責任ではありません。

今後、数回に分けて説明していく予定です。
少しずつ変化してカッコよくなっていきます。
原曲も練習(復習)しておいて下さい。

それでは、秘伝の伝授を始めます。

         ☆

<ブルグミュラーをジャズ・ピアノで弾く秘伝!>

☆秘伝(その1)

イントロの右手コードは「Cm」で
音は「ド、♭ミ、ソ」ですが、
「ド」を「レ」に変えて、
「レ、♭ミ、ソ」にします。
(1〜2、57〜58小節)

<理論的解説>
「Cm」の「レ」は「9(ナインス)」です。
「レ=9」と「♭ミ=♭3」を半音でぶつけて
ジャズ・コードを作ります。
ジャズ・ピアノでよく使う押さえ方ですね。

さて、続けて形式「A」から始まるテーマの
右手コード「Cm」も同じように変えて下さい。
「レ、♭ミ、ソ」にします。
以下の小節です。
(3〜7、9、11〜15、17)

「19」は原曲のままにしておきます。

再現部「A」も同じように変えて下さい。
(59〜63、65、67〜71、73)

「75」は原曲のままにしておきます。

ここまで大丈夫ですね。

では、次に進みます。

☆秘伝(その2)

形式「A」のテーマにある
「F♯dim7」(8、10)は
「ド、♭ミ、♯ファ」になっていますが、
ここも同じように「ド」を「レ」に変えて
「レ、♭ミ、♯ファ」にして下さい。

形式「A」にある以下の小節も同じですね。
(16、18、64、66、72,74)

<理論的解説>
「dim7」コードは、
コード・トーンの全音上の音を
テンション・ノートとして使えるのです。

      ☆

今回は、ここで終りますが、
このコードで曲を最後までスムーズに
弾けるように練習しておいて下さいね。

次回から別の小節を少しずつ変えて、
ジャズ化を完成させていく予定です。

お楽しみに!


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2015年01月26日

ブルクミュラー分析(9)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析、第9回目。

今回は
以前(第5回目に)出しておいた宿題の
回答編ですので、宿題をやっていない人は、
この後は読まないで下さい。

答えを先に知ってしまうと、
何も勉強になりませんからね。

第1〜8回目からじっくり読んで、
今回の回答編を勉強して下さいね。

       ☆

さて、第5回の最後に出した宿題ですが、
以下の問題でしたね。

41〜42は
「Dm」で同じコードネームですが、
41は「レ、ファ、ラ」
42は「ファ、ラ、レ」です。

「なぜ変えたのでしょう?」

「どちらかの押さえ方を
続けてもいいんじゃないの?」と
思う人がいるかもしれませんが、
このように変えた理由が2つあります。

「その2つの理由は…?」

以上が以前出しておいた宿題でしたね。

では、ここから解答です。

      ☆

まず分析をする時の前準備として、
メロディーの装飾的な音を取り、
骨組み(コードトーン)を調べておきます。

41は、メロディーの「ソ」を取ると、
「ファ」が「Dm」の「♭3」ですね。

42は、メロディーの「ミ」を取ると、
「レ」が「Dm」のルート(1度)です。

☆宿題の解答(その1)

42小節目、
メロディーが「D音=レ」なので
コードが基本形ではベースとメロディーが
同じ音(レ)になってしまう。

それを避けるために第1転回形
(ベース音がファ)にしたのです。

これは「和声学」や「対位法」の基本で、
クラシックは徹底的にこのようにします。

☆宿題の解答(その2)

41〜43の右手メロディーの骨組みは
|ファ|レ|ド|と下行していますから、
ベースは|レ|ファ|ソ|と上行させます。

「反行」させるのです。

ですから「レ」から「ファ」は、
6度下に行ってはダメで、
必ず3度上の「ファ」に行かなくては
「反行」になりません。

以上が解答(2つの理由)です。

      ☆

次回からは、
この曲の「まさかのジャズ化!」です。

この曲がもう少し近代的に、
そしてジャズ的に生まれ変わります。

第1回から第9回目までをしっかり読んで、
予習&復習をしておいて下さいね。

では、次回をお楽しみに!


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2015年01月25日

ブルクミュラー分析(8)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析、第8回目。

前回まで
形式とコード進行を中心に分析しましたが、
この曲はリズムの面から見ても
大変良く出来ていて、感心してしまいます。

「本当に良く出来ている曲だなあ」と、
あなたもきっと納得すると思います。

第1〜7回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。

      ☆

この曲は8分の3拍子ですから
1小節に8分音符が3つですね。

3つとも弾く場合は「タ、タ、タ」。

これは「イントロ」(1〜2)と
「A」右手コード(3〜10)にありますね。

8分休符を1つ入れる場合は、
以下の3種類がありますよね。

1拍目に入れる「ン、タ、タ」
2拍目に入れる「タ、ン、タ」
3拍目に入れる「タ、タ、ン」

「A」の左手(5〜6)に「タ、ン、タ」。

移行部(19〜23)に「タ、タ、ン」。

「B」の左手(31〜44)に「ン、タ、タ」。

「A」にはない素材が「移行部」や「B」に
「A」にも「移行部」にもない素材が「B」に
バランスよく3種類のリズムを配置しています。

さらに細かく見ていくと、
1番細かい音符は8分音符を半分にして
1小節に6つ音符を入れた「A」左手モチーフ。
(3〜4、11〜12など)
コーダ(87〜90)にもありますね。

逆に1番長い音符は8分音符5つ続けたもので
これも「A」の左手にありますね。(7〜10)
この曲の1番カッコいいところです。

この5つ分続ける音符は、「A」以外には
コーダ(最後のコード)しかありません。

4分音符と8分休符の組み合わせは、
「B」に行く移行部の最後4小節。
(27〜30)

4分音符と8分音符の組み合わせは
「B」後半の右手メロディーに。
(38、40〜42、44など)
「A」に戻る移行部の右手。
(47〜48、51〜52)

付点4分音符は、
「B」前半の右手メロディー。
(31〜37)
「A」に戻る移行部(53〜56)

以上を参考にして楽譜をじっくり見て、
あなたも研究して下さい。

「A」と対称的な素材で「B」を作る。
これは作曲技法の基本ですけれど、
この曲をリズムの面から分析しても
実によく考えて配置されていますよね。

       ☆

さて、今後の予定ですが、
以前出しておいた宿題を答えてから、
その後「まさか!」の企画をやります。

誰も予想しなかった、この曲のジャズ化!

クラシック・ピアノの先生に怒られそうな
トンでもない企画です。

ご期待下さい!(あまり期待しないでね)

(つづく)


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2015年01月24日

ブルクミュラー分析(7)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析、第7回目。

今回は、「A」の再現からコーダまで。
この曲の最後までです。
(57〜96)

第1〜6回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。

「A」再現のためのイントロ
57〜58

「A1」59〜66
「A2」67〜74

<移行部>
75〜86

<Coda>
87〜96
この10小節は、すべて「Cm」になる。

         ☆

57〜86は1〜30と同じですね。

重要な違いは、
移行部30にはフェルマータがあるのに、
86には「ない」ことに注意して下さい。

30では「B」に入るのに一呼吸、間を置く。

しかし、86では、一気にコーダに入る。

これは演奏の時、表現上の注意ですね。

コーダでは、「A」の重要なモチーフが
両手で強調されて4小節繰り返します。
(87〜90)

92〜94の3小節は、
移行部を盛り上げたリズム(タ、タ、ン)で
Cmのコードが1オクターブずつ上がっていく。

この曲の最高音が最後で出て来るのです。

そしてCmのコードで余韻を残して曲が終ります。

この曲は、本当に良く出来ていましたね。

(まだまだ続く)


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2015年01月23日

ブルクミュラー分析(6)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析、第6回目です。

今回は、
いきなり「♭9」が出て来ますので、
ジャズ理論の勉強になります。

第1〜5回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。

       ☆

前回まで「B」の
前半(31〜38)と後半(39〜46)の
メロディーを分析しましたので、
今回は、その後「A」に戻るための「移行部」
(47〜56)の10小節を分析します。

<移行部>(47〜56)

|G7(♭9)|〜|C | 〜|(47〜50)

この後の6小節(51〜56)は、
(ジャズ理論なら)すべて「G7(♭9)」です。

これでは、よく分からない場合は、
10小節を以下のように書いて下さい。

|Bdim7 G7|〜|C|〜|(47〜50)
|Bdim7 G7|〜|(51〜52)
|Bdim7 | 〜|〜|G7 |(53〜56)

これなら分かりますか?

では説明しましょう。

「G7(♭9)」は、構成音を下から書くと、
「ソ、シ、レ、ファ、♭ラ」です。

下の4音だけなら「ソ、シ、レ、ファ」で
「G7」ですね。

今度は上の4音(ルート=ソを省略)なら
「シ、レ、ファ、♭ラ」で「Bdim7」です。

つまり「G7」も「Bdim7」も同じコード。

「G7」の「3、5、♭7、♭9」が
「シ、レ、ファ、♭ラ」で「Bdim7」です。
機能は、どちらも「ドミナント」です。

ここで47小節目を見て下さい。

1小節、8分音符3つの内、
2つ分が「Bdim7」で、
残り1つが「G7」ですから
以下のように書いても正解です。

|Bdim7 G7|

これはコードを細かく見た場合です。

でも、この小節内の音を総合して考えれば
「G7(♭9)」ですので、これも正解です。

どちらか自分が分かりやすい方を書いて下さい。

47〜48、51〜52小節は同じですね。

そして、
53〜55の3小節も同じように
「Bdim7」と思ってもいいですし、
56も含めて(53〜56)を
「G7(♭9)」と書いてもいいです。

       ☆

この曲、
他にもカッコいいところがありましたけれど、
ここもジャズっぽくてカッコいいですよね。

(つづく)


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2015年01月21日

ブルクミュラー分析(5)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析の続き、
今回は第5回目です。

今回もジャズと作曲の勉強になりますよ。

第1〜4回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。

今回は「B」(31〜46)の内の後半です。

前回は(31〜38)までのメロディーを
分析しましたので、今回はその後の8小節
(39〜46)のメロディーを分析します。

この8小節のコード進行は、
すでにあなたの楽譜に書き込んでいますね。

|C(E)|A|Dm|Dm(F)|
|C(G)|G7|C|〜|
(2小節目「A」は四和音なら「A7」で、
3〜4小節目「Dm」は「Dm7」ですね)

コード・ネーム後の(カッコ)内はベース音、
「〜」は前小節と同じコードでしたね。

さて、
今回(後半39〜46)のメロディーには、
まるでジャズのテンションのように聞こえる
小節が4小節もあります。

ここで前回の復習から入りますが、
38小節目のクライマックス音「A音(ラ)」は
「G7」の「9」のように聞こえますよね。

この音は、正しくはテンション音ではなく、
コードトーンに解決する非和声音、
つまりジャズで説明すると
上からのアプローチ・ノートです。

このような見方をしますと、
以下の小節の最初の音も非和声音ですが
一瞬テンションのように聞こえます。

40小節「A7」F音(ファ)=♭13
41小節「Dm7」G音(ソ)=11
42小節「Dm7」E音(ミ)=9
44小節「G7」E音(ミ)=13

ここで「B」の全体(31〜46小節)を
見て下さい。

前半8小節(31〜38)の7小節目まで
メロディーは装飾のないコードトーンのみですね。
(31〜37まで)

そこに(38)クライマックス音「A音(ラ)」
が出て来て、それが一瞬「9」のように聞こえ、
その後(39〜46)テンションに聞こえる音が
4ヵ所も出て来るのです。

つまり前半は(和声音のみで)単純化しておき、
後半を複雑化するのは「お話作り」でも同じ展開法。

         ☆

さて、今回の最後に宿題です。

41〜42は「Dm」で同じコードネームですが、
41は「レ、ファ、ラ」
42は「ファ、ラ、レ」です。

なぜ変えたのでしょう?

「どちらか同じ押さえ方を続けてもいい?」

いえいえ、このように変えた理由が
ちゃんと2つあります。

「その2つの理由は…?」

(つづく)


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2015年01月19日

ブルクミュラー分析(4)

「ブルクミュラー25の練習曲」から
「バラード」(Ballade)分析の続き、
第4回目です。

第1〜3回目を読んでいない人は、
第1回目から読んで下さいね。

今回は「B」(31〜46)で、
作曲技法の勉強にもなりますよ。

「B」31〜46小節目まで。
(全体は16小節で出来ています)

コード進行を楽譜に書き込みましょう。

|C(E)|〜|G7(F)|〜|
|C(E)|〜|G7(F)|〜|
|C(E)|A|Dm|Dm(F)|
|C(G) | G7|C|〜|

コード・ネームの後の(カッコ)内は
ベース音です。
|〜|は前の小節と同じコードです。

少し復習をすると、
この曲の「A」は「キーCm」でした。
そして移行部がドミナント(G)で終り、
この「B」で「キーC」に転調したのです。

同主調への転調ですね。
(平行調、下属調、属調、同主調など
知っていますよね。これらは楽典
ですから必ず勉強しておきましょう)

今回は31〜38までの右手メロディー
について分析します(新発見だと思います)

この8小節のメロディーは〜

|ソ|ド|シ|ソ|
|ソ|ド|シ|ラ ソ|

ここで注目してほしいのは、
(33)「シ」から
短6度上の「ソ」(34)へ行った音が、
(37)「シ」からは
短7度上の「ラ」(38)になっていること。

つまり(31〜33)と(35〜37)
は同じ|ソ|ド|シ|で、
(34)で「ソ」に跳躍し、
次の(38)では「ソ」の全音上「ラ」になり、
この「ラ」がこの曲のメロディーとしての
クライマックスになっています。
(コーダに、これより高い音が
コードとして出てきますが…)

実は、このモチーフ「ソ、ド、シ、*」は
移行部でさりげなく提示されていたのです。

移行部(19〜22)のメロディーを
見て下さい。(コードの1番上の音です)

|ソ|ド|シ|ファ|ですよね。

つまり、これも含めて見てみると、

|ソ|ド|シ|ファ|
|ソ|ド|シ|ソ|
|ソ|ド|シ|ラ| 

「ソ、ド、シ」以外の音だけが
「ファ」「ソ」「ラ」と全音ずつ上がっていく。

このような作曲技法は、ジャズ・スタンダード
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」のサビを
思い出して下さい。

|♭シ〜♭ミ♭ミ、レ|♭ミ〜♭ミ、レ|
|ド〜 ♭ミ♭ミ、レ|♭ミ〜♭ミ、レ|
|レ〜 ♭ミ♭ミ、レ|♭ミ〜

「♭ミ、レ」は同じ高さのモチーフを繰り返し、
「♭シ」「ド」「レ」だけが全音ずつ上がっていく。

つまり音を少しずつ上げていき、
曲を盛り上げる技法なのです。

この作曲技法を使った他のジャズの曲は、
「飾りのついた四輪馬車」を調べて下さい。

さて、今回のまとめです。

前回学んだ移行部は「A」と「B」を結ぶために
何となく気分で作ればいいのではなく、
徹底したドミナント音の保続、そして
「B」のモチーフまでも予告していたのです。

そして音を1音ずつ上げていき、
クライマックスに持っていく。

さすが<プロの技>だと思いませんか?

(つづく)


terusannoyume at 23:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0)
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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