コード進行の勉強

2017年11月01日

究極のコード付け(その6)

今回は「ラ」の音を
繰り返すだけのメロディーで、
コード進行を付けてみた。

前回までの2曲は、どうだったかな?

ちゃんと曲に聞こえたでしょう?

作品4は、キーDmで
メロディー「レ」のみ。

作品5は、キーDmで
メロディー「ファ」のみ。

そして今回の作品6は、
キーDmでメロディー「ラ」のみ。

マイナーキーの1度、3度、5度、
それぞれの音のみで挑戦してみた。

マイナーキーはメジャーキーよりも
コード進行が少ないので多少難しい。

本当に曲芸みたいだよね。

まあ、聴いてみてよ。

あわ歌を楽しく歌おう!
作品6 二短調 メロディ「ラ」






terusannoyume at 00:31|PermalinkComments(0)

2017年10月31日

究極のコード付け(その5)

たったひとつの音「ファ」だけを
繰り返すだけのメロディで、
一般的な曲(32小節)になるように
コード進行を付けられるのだろうか?

前回(昨日)は、
キーDmで
メロディーは「レ」を紹介したけれど、
今回は同じキーDmで
メロディーは「ファ」のみ1音だけ。

これで本当に曲になるのだろうか?

この意味わかるよね?

つまり「ファ」の音が合うコードだけで
曲(コード進行)を作っていく曲芸みたいなもの。

あ、まさに曲の芸だね。

まあ、とにかく聴いてみてね。

あわ歌を楽しく歌おう!
作品5 二短調 メロディ「ファ」






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2017年10月30日

究極のコード付け(その4)

たったひとつの音「レ」だけを
繰り返すだけのメロディーで、
一般的な曲(32小節)になるように
コード進行を付けられるのだろうか?

今年の6月頃に作品1〜3を紹介してね。

覚えているかな?

その時は、
キーCの第3音「ミ」、
キーCの第1音「ド」、
キーCの第5音「ソ」
それぞれメロディーは1音のみの曲だった。

今回はマイナーキーに挑戦してみた。

作品4は、
キーDmでメロディーは「レ」のみ1音。

これで曲になるのだろうか?

自分では、とても気に入っているのだけど、
どうかな?

聴いてみてね。

あわ歌を楽しく歌おう! 作品4 二短調 メロディ「レ」






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2017年08月16日

Dm7の「♭13」とは?

Dm7(13)の話を
3日前にしたので、
それに関連して
(♭13)の話をしよう。

 「m7」コードで
(13)が使えるのは
スケールがドリアンの時。

(♭13)が使えるのは、
「m7」コードでスケールが
エオリアン、フリジアンの時と、
「m7(♭5)」コードで
ロクリアンの時にも使える。

「Dm7」を例にすると
左手「レ(ルート)」を弾き、
その短7度上の「ド」から右手で
「ド、ファ、♭シ」と弾く。

下から「レ、ド、ファ、♭シ」になって
数字は「1、♭7、♭3、♭13」になる。

この押さえ方なら「Dm7(♭5)」の
コードでも使える。

第5音がないので、
「Dm7」でも「Dm7(♭5)」でも
どちらでも使えることになる。

さらに頭が混乱するかもしれないけれど
(♭13)と同じ音がテンションではなく、
コードトーン(♭6)として
使われる場合もあるよね。

「Dm」のコードが続く時に
「5−♯5−6−♭6−5」という
ラインを弾く時がある。

「クリシェ」と呼ばれている一種だね。

この時の「♭6=♭シ」は
テンション「♭13=♭シ」ではなく、
コードトーンだね。

       ☆

今回の話、
まったくわからなくていいですよ。

まだ書いていない注意もあるので
下手に使うと間違いになりますからね。

興味ある人はジャズ理論を
徹底的に勉強して使いこなして下さい。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年08月14日

分析すると良いことが

前回は、Dm7(13)の話だったので、
今回は関連してDm7(♭13)の話を
しようと思っていたけれど時間がない。

後日にする予定だ。

さて今日もコード付けの分析をしていた。

コピー(採譜)や曲を分析していると、
勉強になることは当然だけれど、
それ以外に、それがヒントになって、
別のアイデアが出て来ることも良いことだ。

自分では思い付かなかったことが
考えられるのは得した気分になれる。

勉強を続けよう!


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年08月13日

Dm7の「13」とは?

最近の記事は
上級ジャズ理論の話が
多くなっているけれど、
今回もほとんどの人には
関係のない上級理論の話だ。

だから読まなくてもけれど、
読んでしまったら、
理解出来なくてもいい。

何となく
「ジャズは奥が深いんだな」と
感じてくれるだけで充分だ。

いつか(10年後に)役に立つ
かもしれないので。

     ☆

「Dm13」のコード知っているかな?

ほとんど人は知らないと思う。

見たこともない人がほとんどだよね。

日本のジャズ理論書や曲集には
出て来ないから知らないよね。

日本の理論書では「Dm7」で
「シ」の音はアヴォイドノート
といってコードには
使えないことになっている。

「Dm6」コードなら「シ=6」
をコードトーンとして使っている。

しかし「Dm13」は「シ=13」
をテンションとして使う。

コードネームを正確に書くと
「Dm7(13)」ということになる。

「♭7=ド」と一緒に使うことが必要で
この音がなければ単なる「m6」になる。

具体的な押え方は、
左手「レ」を弾き、
その短7度上の「ド」から右手で
「ド、ファ、シ」と弾く。

下から「レ、ド、ファ、シ」になって
数字は「1、♭7、♭3、13」になる。

「♭7」があるから「13」は
「6」ではなく「13」テンションに
なるんだね。

さて、このコード、いつでもどこでも
使える訳じゃない。

どういう時に使えるのか、
数日前に紹介した曲集などを調べて
研究するといい。

前後のコード進行、メロディーが
どうなっている時に使えるのか?

理論書には書いてないので
自分で分析して身に付けるんだ。

コードの使い方がレベルアップして
勉強が楽しくなってくると思う。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年08月12日

エンディングが増えた

今日もコード進行の勉強をしていた。

2日前に紹介した曲集には、
偽終止の変型がいくつも出て来るので、
それをノートに書き出したり、
ヒントにして自分なりの応用例を
いくつか考えていたら楽しくなってきた。

これらの進行を12キーで練習すれば
エンディングが増えることになる。

自分の音楽の幅が広がると同時に
レッスンの課題にも使えそうだ。

学ぶことは楽しいよね。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年08月11日

自分の可能性を高める

今日はコード付けの勉強をしていた。

今までにいろいろなジャンルの曲を
アレンジ(コード付け)してきた。

そうすると自分の癖というか、
好みの進行が限られてきてしまう。

そこで前回紹介した曲集を弾くと、
自分ではやったことがない進行が
出てくるので、すごく勉強になる。

「へえー、こんな方法があるのか」
と、参考になる所が多数あるので、
書き出してまとめようと思っている。

自分の枠を広げられそうで楽しい。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2017年08月10日

コード進行を極めたい人へ

同じ曲でもジャズ・ピアニスト
それぞれのコード進行がある。

自分なりの解釈でコード付けを
して、人前(CDなど)で演奏する。

ジャズは自分なりのアレンジで弾く
ということだね。

そのレベルまで行きたい人に
良い教材(お手本)を紹介しよう。

あなたも知っている
「ザ・リアルブック」シリーズには
通常の曲集とは別のものが
いろいろあって、今回の曲集は
その内の一つで特殊なものだ。

何が違うかというと、
コード進行が従来の曲集とは違う。

ジャズ・ピアニストが
自分なりのコード進行を付ける、
そのような感じでコードが書いてある。

メロディーとコードネームだけで、
押さえ方までは書いていないので
ある程度ジャズ理論をわかっている
人が手に入れると宝物になる。

The Real Book:
Enhanced Chords Edition (英語)
Plastic Comb – 2016/12
David Hazeltine (クリエイター)





The Real Book: Enhanced Chords Edition

以下の曲名は、ほんの一部です。

通常の「ザ・リアルブック」や
他の曲集にもある有名曲ばかりですが
コード進行が別のものになっています。

All the Things You Are
Alone Together
Body and Soul
Days of Wine and Roses
Falling in Love with Love
Georgia on My Mind
Have You Met Miss Jones?
If I Should Lose You
In a Sentimental Mood
Just Friends
Moonlight in Vermont
My Funny Valentine
My One and Only Love
My Romance
The Nearness of You
On Green Dolphin Street
Satin Doll
The Shadow of Your Smile
Speak Low
Star Eyes
Stella by Starlight
Summertime
Tangerine
There Is No Greater Love
There Will Never Be Another You
The Very Thought of You
What a Wonderful World
When I Fall in Love
When Sunny Gets Blue
Yesterdays

and more!

コード進行がある程度わかっていて、
さらに極めたい人向きですが、
内容を100%信じないで下さい。

「ちょっと変かな?」
というところもあります。

それを判断出来る人なら大丈夫です。

大部分は参考になると思いますので
ぜひ手に入れて
コード付けをマスターして下さい。

「なるほどね」と思うところ、
参考になる、勉強になるところも
多数あると思います。


terusannoyume at 00:34|PermalinkComments(0)

2017年08月08日

間違えは共通している

ジャズ・ピアノを50年も教えていると
生徒の多くが間違うところは
共通していることに気が付く。

「ある曲のこの小節が注意」と、
いろいろな曲で決まっている。

間違えやすい条件があるようだ。

時間がある時に書いてみようと
思っている。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年08月06日

「Nardis」謎の音(2)

ジャズの名曲
「Nardis」(ナルディス)には
従来のジャズ理論では
説明出来ない音が2ヵ所ある。

前回は、
その1つについて書いたけれど
今回は、
残りのもう1つを問題にしよう。

      ☆

前回、
最初の4小節のコード進行は、
以下のようになっていると書いた。

|Em|FM7|B7|CM7|

今回は、この後の4小節。
(楽譜がある人は見てね)

|Am7|FM7|EM7|Em|

このコード進行、何か変では?

キーは「Em」だから
上記3小節目は「Em」になるはず。

もちろん転調してキーが「E」に
なることもある。

ところが「EM7」になった途端
すぐに本来のトニック「Em」に。

こんなことって他の曲にある?

もっと変(不思議)なのは、
3小節目のメロディーだ。

|♯ソ、ラ、♯ソ、ファ|

「Em」のはずなのに、
「♯ソ」が出て来たから
コードを「EM7」にした?

それにしても、もっと変なのは
「ファ」の音。

「EM7」だったら、
何で「ファ」が使えるの?

従来のジャズ理論では
「EM7」のスケールは、
「ION」と「LYD」だよね。

そこに「♭9」なんてある?

ここがこの曲の謎だよね。

「解釈は2つある」と
私は思っているんだ。

あなたも研究してみてね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2017年08月04日

「Nardis」謎の音(1)

「Nardis」(ナルディス)は
ジャズの名曲だから知っているよね?

マイルスの作曲、演奏、それから
エヴァンスの演奏でも有名だね。

この曲はカッコいいから
演奏した人も多いと思う。

でもね、この曲、普通の理論では
絶対に説明出来ない音が2ヵ所ある。

今回は、その1つを問題にしよう。

      ☆

この曲の最初の4小節のコード進行は、
以下のようになっているね。

|Em|FM7|B7|CM7|

2小節目「FM7」のメロディー
知っているかな?

楽譜がある人は見てみてね。

|♯レ、ミ、ミ(8度上)、♯レ、ド|

まず、最初の「♯レ」は、
「ミ=M7」に行く半音下からの
アプローチ・ノートと思えば、
(珍しいけれど)一応は説明が付くね。

ところが残りの3音をよく見てみよう。

まず、オクターヴ上の「ミ」から
「♯レ」に半音で降りて、さらに
その「♯レ」は増2度下の「ド」
に行っているよね?

この「♯レ」、
従来のジャズ理論では
絶対に説明出来ないよね?

コードは「FM7」だよ。

経過音ではなく、
完全に独立して使っているよね。

理論を知っている人なら
わかると思うけれど、
「FM7」のスケールは?

「ION」または「LYD」だよね。

その中に「♯レ」なんてないでしょ?

それで説明が付かないから、
楽譜によっては(苦しまぎれに)
ここだけカッコして(EM7)にしている。

でもね、これ上級のジャズ理論で、
説明が付くんだよ。
(いや新ジャズ理論かな?)

それが、あの「銀恋」なんだよ。

「銀恋」の謎の音が解決すれば、
その応用でこれがわかるんだ。

いや、実はね、逆なんだ。

「NARDIS」のこの音が
わかったから、その応用で
「銀恋」の謎が解けた。

まあ、どちらが先でもいいよね。

前に紹介した本を読めば
謎は解けると思うよ。

興味ある人は、じっくり研究しよう!


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2017年07月27日

「銀座の恋の物語」映画

「銀座の恋の物語」(映画)DVD
が解説とセットで本日発売されました。

ジャズ理論上級「銀恋」分析をしたばかり、
ちょうどよいタイミングでの発売ですね。

この曲を歌う人は
映画も観ておいた方がいいですよ。

曲の解釈が深まりますから。

曲は知っていましたが、
映画の内容まで知らなかった私も、
今回DVDを観て楽しかったです。

ジェリー藤尾が夜の店で弾く
ピアニスト役で出て来るのです。
(知らなかったよ)

この石原裕次郎シリーズは
隔週発売で93号まで出ます。
すごいですね。
今回は、まだ2号ですので、
始まったばかりです。
(売られているのは書店です)

石原裕次郎シアター
DVDコレクション 2号
[分冊百科] 雑誌 – 2017/7/27





<内容紹介> Amazonより

石原裕次郎、没後30年企画
昭和の大スター・石原裕次郎の名作を
DVDとマガジンで!!

昭和の大スターとして、
今なお根強い人気を誇る
石原裕次郎の映画出演作品の中から、
日活・石原プロモーション製作の93作品を
コンプリートした待望のDVD付きマガジン。

DVDでは、
デビュー作「太陽の季節」をはじめ、
「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」
「黒部の太陽」など、
裕次郎の魅力全開の主要作品の中から
毎号1作品を収録。

マガジンでは、豪華キャスト解説、
本編のコマ割り画像64カットを
使ったSTORY紹介、
製作時の秘話満載の裕次郎とわたし、
裕次郎の素顔に迫る
撮影の現場からを掲載します。

裕次郎の時代では、
公開当時の映画興行状況などについても
触れていきます。
貴重な初公開写真も掲載!

石原裕次郎シアター DVDコレクション 2号 [分冊百科]

――刊行予定(全93号)――

2号以降の通常価格 → 1,657円(税抜)
★印は特別定価 → 1,843円(税抜)
※特別定価号にはポストカード2枚付

【1号】 嵐を呼ぶ男
【2号】 銀座の恋の物語
【3号】 陽のあたる坂道
【4号】 夜霧よ今夜も有難う
【5号】 狂った果実
【6号】 あいつと私
【7号】 風速40米
【8号】 赤いハンカチ
【9号】 乳母車
【10号】憎いあンちくしょう
【11号】零戦黒雲一家
【12号】黒い海峡
【13号】鷲と鷹
【14号】紅の翼
【15号】太平洋ひとりぼっち
【16号】太陽の季節
【17号】錆びたナイフ
【18号】アラブの嵐
【19号】二人の世界
【20号】★黒部の太陽
【21号】★栄光への5000キロ
【22号】★富士山頂
【23号】★ある兵士の賭け
【24号】★甦える大地
【25号】若い人
【26号】城取り
【27号】男の世界
【28号】スパルタ教育 くたばれ親父
【29号】夜のバラを消せ
【30号】勝利者
【31号】あじさいの歌
【32号】泣かせるぜ
【33号】天下を取る
【34号】君は恋人
【35号】花と竜
【36号】世界を賭ける恋
【37号】忘れるものか
【38号】嵐の勇者たち
【39号】闘牛に賭ける男
【40号】遊俠三国志 鉄火の花道
【41号】夜霧のブルース
【42号】俺は待ってるぜ
【43号】街から街へつむじ風
【44号】栄光への挑戦
【45号】幕末太陽傳
【46号】昭和のいのち
【47号】堂堂たる人生
【48号】夜の牙
【49号】男なら夢をみろ
【50号】青春大統領
【51号】雲に向かって起つ
【52号】夕陽の丘
【53号】人間魚雷出撃す
【54号】赤い波止場
【55号】嵐の中を突っ走れ
【56号】男が命を賭ける時
【57号】戦争と人間 第一部
【58号】天と地を駈ける男
【59号】「小さき闘い」より 敗れざるもの
【60号】黄金の野郎ども
【61号】太陽への脱出
【62号】殺人者を消せ
【63号】青春とはなんだ
【64号】明日は明日の風が吹く
【65号】青年の樹
【66号】赤い谷間の決闘
【67号】若い川の流れ
【68号】やくざ先生
【69号】今日のいのち
【70号】鉄火場の風
【71号】月蝕
【72号】山と谷と雲
【73号】今日に生きる
【74号】清水の暴れん坊
【75号】青年の椅子
【76号】白銀城の対決
【77号】あした晴れるか
【78号】素晴しき男性
【79号】何か面白いことないか
【80号】男が爆発する
【81号】喧嘩太郎
【82号】男と男の生きる街
【83号】金門島にかける橋
【84号】鉄火場破り
【85号】逃亡列車
【86号】夜霧の慕情
【87号】帰らざる波止場
【88号】嵐来たり去る
【89号】波止場の鷹
【90号】海の野郎ども
【91号】地底の歌
【92号】お転婆三人姉妹 踊る太陽
【93号】ジャズ娘誕生


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2017年07月25日

新ジャズ理論のヒント

新ジャズ理論の勉強になる本。

といっても理論書ではなく
<ジャズの歴史本>
という設定になっているけれど、
ジャズ理論を学んだ人なら
ぜひ読んでほしい内容だ。

文章中心の本なので、
譜例が多い理論書ではないけれど、
理論的な内容が充実している。

従来のジャズ理論については
別の視点から書かれていたり、
新しいジャズ理論も少しだけ
説明があり、評論家の書いた
歴史書とは違い、演奏者にも
学ぶことがいろいろある本だ。

「VOICE OF BLUE」
舞台上で繰り広げられた
真実のジャズ史をたどる旅
単行本
(ソフトカバー)
2017/4/20
高内 春彦 (著)





<内容紹介> Amazonより

ジャズの面白さを再発見!
ニューヨークの演奏現場から明かす
リアルなジャズ史。

ニューヨークを拠点に活動し、
ジャコ・パストリアスや
スタンリー・タレンタインなどとの
共演で経験を重ね、
ウェイン・ショーターを迎えたCDを
米国キャピトル/ブルーノートの
マンハッタン・レーベルから
リリースしている実力派ギタリスト、
高内春彦(HARU)が
ミュージシャンの視点から
ジャズの歴史を語る書籍です。

ギル・エヴァンスに習った
モード・ジャズの実際、
ポール・モチアンが明かした
民族と音楽性の関係、
ジョー・ザヴィヌルが求めた
東アジアの音楽文化、
ジョージ・ベンソンが語った
人種差別の実態……などなど、
長年にわたって
NYのジャズ・シーンを肌で感じて
暮らしてきた著者だからこそ書ける
“リアル"なエピソードが盛りだくさん。

ジャズの素晴らしさ、
カッコ良さを改めて感じることのできる、
ジャズ・ファン必携の一冊です!

VOICE OF BLUE 舞台上で繰り広げられた真実のジャズ史をたどる旅

【CONTENTS】
第1章 デューク・エリントンの遺産
◆デューク・エリントン=ジャズの伝統
◆スミソニアン博物館のデューク・エリントン
◆エリントンの功績
◆ビリー・ストレイホーンとエリントン
◆「エリントン派」の作曲家たち
◆エリントン・チェンジ
◆オーケストラ・アレンジの特徴
◆スウィング時代の各バンドの特徴
◆モンクもオーネットもエリントン派
◆スウィング時代のピアノ・スタイル
◆メインストリームとストレートアヘッド

第2章 ビバップの時代
◆コンボ・スタイルの誕生
◆ビバップの語源
◆ビバップの方法論
◆同時多発したビバップ
◆ビバップはジャズの伝統を破壊したか?
◆自由なテンポによる音楽表現の広がり
◆マックス・ローチによるドラム・セットの開発
◆スタンダードとジャズ・チューン
◆ポスト・ビバップの楽器編成
◆作曲できるジャズマンの台頭
◆熱くならないジャズの誕生
◆クール⇔ファンキー!?
◆西海岸ジャズの流行
◆ポスト・ビバップにおけるピアノ・スタイルの変遷
◆究極のビバップ=「ジャイアント・ステップス」
◆「ジャイアント・ステップス」の成り立ち
◆コルトレーンの作曲法の秘密
◆コルトレーンによるソロのライン(アドリブ)の革命
◆シーツ・オブ・サウンドの実際

第3章 モードの真実
◆マイルス・デイヴィスとギル・エヴァンスの共同作業
◆ギル・エヴァンス
◆モードのコンセプトとは?
◆印象派とは?
◆ギル・エヴァンス先生のレッスン
◆マイルスとギルのモード
◆ジョン・コルトレーンのモード
◆マイルスとコルトレーンの比較(ドラマー編)
◆マイルスとコルトレーンの比較(ピアニスト編)
◆音階としての「モード」
◆モード・ジャズの構造的な特徴
◆メモリー帳
◆ポップスやロックへの影響
◆モード・ジャズからの理論的な革新
◆マイルスのジーンズ
◆新しさを外部に求める時代へ

第4章 エスニシティとジャズ
◆民族、文化の融合でジャズは生まれた
◆ブルース、ゴスペル、スウィング
◆アフロ・キューバン
◆ストレート8thとボサ・ノヴァ
◆アフリカン・アメリカン・ミュージック
◆ソウルフード/ヨーロッパとジャズ、その輸出と逆輸入
◆ユダヤ系ミュージシャンとアラブ系ミュージシャン
◆民族楽器の導入
◆サルサ
◆さらに新しいエスニシティ、回帰?
◆新たな黒人カルチャー
◆母国語と音楽

第5章 ロックとジャズ
◆ジャズから生まれたロック
◆アメリカン・ポップスの源流はスウィング
◆ストレート8thの追求と発展
◆ジャズ・ロックの楽器の変化
◆ジャズ・ロックと現代のジャム・バンド
◆コンテンポラリー・ジャズ・シーンの多様化とその始まり
◆シンセと編集による新しい音
◆ジャズ・フュージョン/ファンクの時代のストレートアヘッド
◆クロスオーヴァーからフュージョンな時代
◆1980年代フュージョンの楽器的変化
◆フュージョンのバンド編成とレコーディング事情
◆現代ジャズへの着地点

第6章 米国ジャズ界の現状
◆メニューが出揃った現在のジャズ・シーン
◆What's New About Drummers
◆Revenge Of The Acoustic Players
◆Jazz Guitar Players Today
◆ジャズ・シーンに対する日本の貢献
◆Keyboardists
◆Piano Players
◆Saxophone Players
◆Roy and Doc(tp)
◆アメリカ内でのジャズ文化の違い
◆外国人で溢れるNY
◆Jazz City
◆最後に僕のこと

<出版社からのコメント>

名ギタリストHARUさんが、
先達の証言、
ミュージシャン仲間の口伝、
自身の研究から集めた、
そうだったんだ!
とびっくりするような
トピックが満載の書籍です。

一例を挙げると、
モード・ジャズに関する解説。

よくあるジャズ評論には、
“モードとは、コードではなく
モード・スケール(旋法)に
基づいたジャズである"
……などと書かれています。

「So What?」や
「Milestone」(マイルス)や
「Impressions」(コルトレーン)は
そう言われればそうかもしれないけど、
モード時代の代表作とされる
ハービー・ハンコックの
「Dolphin Dance」や
ウェイン・ショーターの
「Nefertiti」、
「Footprints」なんかは
ちゃんとコード進行があるみたいだし、
モードじゃないジャズとどう違うの……?

“モード"に関する言説に
何か釈然としない思いを
持っていた人は多いはず。

この本では、
モードの立役者である
ギル・エヴァンスから
HARUさんが直接教わった、
モードのはじまりと発展が
しっかり書かれています。

そして、
“現在となっては
モード・ジャズの曲と
そうでない曲を区別するのに
意味はありません"
という衝撃の一言も!

その他にも、スウィングから
最新ジャズ・シーンに至るまで、
この本でしか読めない
ジャズの新しい魅力を大量収録。

著者独特の、
“スウィングする"文体も、
ぜひお楽しみください!
(出版部/橋本)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここから再びテル先生のコメント。

前回の記事「銀恋2」読んだかな?
実は、
この本に解答のヒントが書いてある。
興味ある人は、ぜひ読んでみてね。

そのことについて書いてある本は
なかなかないので貴重な本だと思う。


terusannoyume at 19:11|PermalinkComments(1)

2017年07月24日

「銀座の恋の物語」分析2

ジャズ理論<上級者のみ>
ぜひ最後まで読んで下さい。

「絶対にありえない!」
<驚きの音使い>が出て来ます。

従来のジャズ理論では説明不可能。

あなたは「銀恋」に対して
見る目が変わります。

「これはスゴイ曲だ!」と…。

では第2回目を始めます。

     ☆

「銀恋」の形式は、 
「A」(8)+「B」(8)+「C」(12)
合計28小節でしたね。

今回は「C」7〜8小節目。

|は、じ、め、て|あ、(あ)、たー|

この8小節目に注目して下さい。

|あ、(あ)、たー|3音のメロディー。

実際の音は|ミ、♯レ、シー|
コードは「E7」です。

「え!信じられない」と思いますよね?

「わからない」という人に説明しましょう。

「E7」のコードトーンは、
「ミ、♯ソ、シ、レ」です。

第7音は「レ(ナチュラル)」ですが、
メロディーは「♯レ」になっています。

「E7」で「♯レ」を使う場合、
普通なら「♯レ、ミ」のように
「ミ」に解決する音として使います。

上下の音から
「ファ、♯レ、ミ」
「♯ファ、♯レ、ミ」

半音の経過音として
「レ、♯レ、ミ」
または半音で下降する
「ミ、♯レ、レ(ナチュラル)」
(この場合は下降型ですが
「♭ミ」ではなく「♯レ」で書きます)

問題の旋律は、上の例にはなく、
「♯レ」が完全に独立して
長3度下の「シ」に行っています。

しかもコードは「EM7」ではなく
キー「Am」のドミナント「E7」です。

ここで従来のジャズ理論を復習しましょう。

ジャズ・コード「E7」を組み立てる時、
使っていい音は12音の内、11音ですね。

コード・トーンとテンションです。

1、3、5、♭7、(sus4なら4)、
9、♭9、♯9、♯11、13、♭13
以上の11音ですね。
「♭5」「♯5」はテンションの中に
異名同音があります。
使い方は違いますが今回の話とは
関係ないので省略します。

今回のポイントは、
「E7」では「♯レ=M7」以外の
11音が使えるが、
ただ一つ使ってはいけない「♯レ」を
堂々と歌のメロディーに使っている!

「こんなことが許されるのでしょうか?」

「当然、許されません」(普通のレベルでは)

しかし、
ごく一部の上級者なら許されるのです。

「なぜ?」
「根拠は?」
「どんな理由で」
「その上級ジャズ理論とは?」

ここから先は、
ほとんどの人は読んではいけません。

なぜか?

メチャクチャと紙一重だからです。

11音を充分に使いこなすまで、
10年、20年、人によっては一生。
それで充分にジャズを楽しめます。

今回あなたに知ってほしいのは、
「この曲はスゴイ曲だったのだ」
ということです。

(続く)


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2017年07月23日

「銀座の恋の物語」分析1

ジャズ理論中級〜上級者は
ぜひ最後まで読んで下さい。

「え!何で?」と思うでしょうが、
「これはスゴイ曲だ!」と
目からウロコ状態になるでしょう。

従来のジャズ理論では説明不可能な
音の使い方が出て来るから驚きです。

では始めます。

デュエット曲の定番曲、
あなたは「銀恋」を知っていますよね。

形式は、 
A(8)+B(8)+C(12)=28小節

イントロは8小節で、最後の2小節は、
|ラ、ソ、ミ|シ、ミ、♯ファ、ミ|です。
最後の小節は
コード「Am」なので、
|9、5、6、5|ですよね。

「9th」と「6th」が出て来て
ジャズっぽいですね。

そして歌が始まります。
「A」の1〜2小節目、
|ファ、ミ、ド、ラ|(繰り返し)
歌詞は
|こ、こ、ろ、の|
|そ、こ、ま、で|です。

コードは「Am」ですから
第5音「ミ」の半音上「ファ」
(アプローチ・ノート)から
曲が始まるなんて珍しい例ですよね。

しかもイントロの最後で
「6=♯ファ」を聞かせておいて
曲の頭は「ファ(ナチュラル)」です。

     ☆

さて、ここからが本題です。
この曲のスゴイところは〜

「B」の1〜2小節目
|な、み、だ、が|
|お、も、わ、ず|のところです。

この2小節目(おもわず)は、
コード「Dm」で、
メロディーが
「ラ、♯ソ、ファ、ファ」なんです。

「ビックリしましたか?」

「いや、何だかわからない?」

解説しましょう。

この「♯ソ」の次に「ラ」があるなら
驚きません。

「ラ」に行くための半音下の
アプローチ・ノートですから
ごくごく普通です。

ところが、
この「♯ソ」は「ファ」に行っています。

普通「ラ」から「ファ」に行く経過音は
「ソ(ナチュラル)」に決まっています。

「ラ、ソ、ファ、ファ」になります。

スケールは「ドリアン」ですからね。

では「♯ソ」は、異名同音の「♭ラ」で
ブルーノート「♭5」なのでしょうか?

その可能性もあるかもしれませんが、
ここは「♯ソ」で良いと思います。

「B」の1小節目
|な、み、だ、が|のメロディーは
|ラ、ラ、ラ、♯ソ|で
「が=♯ソ」のすぐ後で
2小節目|お、も、わ、ず|の
「も=♯ソ」が出て来るのです。

前小節の「♯ソ」を次の小節で
もう1回繰り返して使ったのですね。

「♭5」ではない理由として
後半に別の形が出て来ますので
そこでもう1度説明しますね。

では、この「♯ソ」は何でしょう?

答えは「♯4=♯11」で、
スケールは「ドリアン♯4」ですね。

スケールの構成音は
「レ、ミ、ファ、♯ソ、ラ、シ、ド」

海外のジャズ理論書には
以前から出ていたスケールですが、
(日本のジャズ理論書は遅れていて)
最近の教則本で少しずつ
日本語でも見かけるようになりました。

従来のジャズ理論を学んだ人なら
「HmP5↓」を知っていますよね。
「完全5度下のハーモニック・マイナー」。

このような言い方で「ドリアン♯4」を
説明すると「HmP4↓」になります。
「完全4度下のハーモニック・マイナー」。

つまり「Dm7」のルート「D音」から
完全4度下「A音」の和声的短音階。

逆に言えば「Am」の和声的短音階を
「レ」から弾けば「Dドリアン♯4」
になります。

「Am」の和声的短音階
「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、♯ソ」

「Dドリアン♯4」
「レ、ミ、ファ、♯ソ、ラ、シ、ド」

「わかりますか?」

次に、この曲の後半で、
別の形で使われている所を見て下さい。

「C」の5〜6小節目
|わ、か、い、|
|ふ、たー、り、が|のところです。

この2小節のコードは「Dm」で
6小節目のメロディーは
|ラ、ラ、♯ソ、ラ、♯ソ|です。

次の7小節目はコード「Am」で
8分休符が入ってからメロディー「ミ」。

つまり6小節目、最後の「♯ソ」は
完全に独立して使われていますよね。

ということは「♯11=♯4」です。

もし異名同音「♭ラ」
(ブルーノート)なら
次に「ミ」へ行くのは(休符が入っても)
何か変?ブルースっぽくありません。

「いかがでしたか?」

この曲の「すごさ」がわかりましたか?

でもね、不思議です。

この曲が発表されたのは
1961年(昭和36年)で
映画の公開は1962年3月。

現在でも「ドリアン♯4」なんて
知らない人がほとんどなのに、
約57年も前に作曲者は
知っていたのでしょうか?

多分、別の理由で使ったのでしょうね。
例えば、
Amの和声的短音階を意識して作った。
または、
民族音楽的な音階を使っている?

      ☆

さて、この曲、
これで話が終りではありません。

何と!この後にもっともっとスゴイ、
「もう信じられな〜い」
「絶対にありえない!」
驚きの音使いが出て来るのです。

「ジャズ理論上級者は絶対に読んでね」

お楽しみに!


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2017年07月22日

とても楽しいと思うよ?

今回は、とても楽しい(変な?)記事を
書く予定だったけれど時間がなくなってしまった。

あなたが「え!何で?」と思うタイトルなんだ。

でも、きっと勉強になる。

意外なところに大発見があった。

そんな内容なんだけれど、お楽しみに!


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2017年07月21日

転調を本格的に学ぼう!

ポピュラーのコード進行で
転調だけを取り上げた解説書が
数日前に出ました。

ありそうでなかなかない企画なので
貴重な資料として勉強になります。
(クラシックなら輸入版であります)

内容は、
見開きで左ページ上に
8小節のコード進行が
コードネームのみで書かれていて、
その下に音符で
コードが書かれています。

右ページは解説が書いてあります。

この形式で統一されて
01から50まで転調の例が進むので
とても分かりやすいですよ。

作曲で変化を付けたいと
思っている人や、
コード進行の勉強、分析など
自分の能力を高めたいと思う人は
参考になるんじゃないかな。

「転調テクニック50」
イマジネーションが広がる
実践的コード進行集
(オーディオと
MIDIデータ収録の
エンハンスドCD付)
単行本(ソフトカバー)
2017/7/19
梅垣 ルナ (著)





転調テクニック50 イマジネーションが広がる実践的コード進行集 (オーディオとMIDIデータ収録のエンハンスドCD付)

<内容紹介> Amazonより

作曲の幅を転調で広げよう!

作曲中に「もうヒトヒネリしたいな」
と思うことってありますよね。

でも、良いアイディアが浮かばなくて
行き詰まってしまう……。

そんなときにオススメなのが転調です。

平歌からサビへ向かうとき、
あるいは
サビをさらに盛り上げたいときなど、
転調を使うとさまざまな場面で
感情の移り変わりを
ダイナミックかつ繊細に表現でき、
スパイシーで彩り豊かな楽曲に
仕上げることができます。

本書ではポップスで活用しやすい
50の転調パターンを掲載しました。

1パターンは最長でも
9小節とコンパクトなので、
的確かつ簡潔に転調のコツを学べます。

また多くのパターンは
定番的なコード進行を
利用しているため、
作曲ネタとしても利用可能。

本書で転調の面白さに
どっぷり漬かってみてください!

【CONTENTS】
INTRODUCTION 転調の基礎知識
SECTION 1 転調とは?
SECTION 2 近親調と遠隔調
SECTION 3 各キーのダイアトニック・コード
SECTION 4 本書の読み進め方

CHAPTER 1 シンプルなアプローチ
01 マイナー系楽曲の展開作りに便利に使える短3度上
02 ノーブルなカノン進行の短3度下転調
03 各コードに共通する音を利用した「メロディ系」アプローチ
04 「Im」から「Im」へ短2度下げるだけでも効果的
05 マイナーからメジャーへ美しく展開したいときは平行調
CHAPTER 1のまとめ

CHAPTER 2 「V7」をクッションに活用
06 メジャー・キー同士で落ち着いた雰囲気作りに
07 メジャー・キー同士の短3度上で華やかな展開に
08 エンディングを盛り上げる全音下パターン
09 マイナー・キー同士の全音下でドラマチックに
10 半音上への転調はエンディング前のサビに効果的
11 セカンダリー・ドミナントで滑らかに下属調へ
12 マイナーからメジャーへのセカンダリー・ドミナント技
13 属調の関係にあるメジャー・キーをセカンダリー・ドミナントでつなぐ
14 全音上へのアプローチも「V7」でバッチリ
15 大サビへの展開に有効な「V7」の平行移動
16 明暗の対比が面白い同主調でのアプローチ
17 マイナーからメジャーへ同主調でポジティブな展開を
CHAPTER 2のまとめ

CHAPTER 3 「V7」の応用テクニック
18 元キーの裏コードを使う.メジャー・キー版
19 元キーの裏コードを使う.マイナー・キー版
20 転調先の裏コードをクッションに使う
21 セカンダリー・ドミナントの裏コード技1
22 セカンダリー・ドミナントの裏コード技2
23 ツー・ファイブ・ワンで華やかな展開を作る
24 ツー・ファイブ・ワンで重厚なサウンドへ
25 マイナー・キーのツー・ファイブ・ワン
26 オン・コードを利用した転調テクニック
27 F6(onG)を利用してかわいらしさから荘厳さへ
CHAPTER 3のまとめ

CHAPTER 4 「半音」「全音」&さまざまなクッション技
28 ポジティブ感を演出するメジャー・キーへの転調
29 ツー・ファイブからの半音移動で彩りを加える
30 ツー・ファイブからの半音移動で真逆のイメージに
31 ヒネリを加えたツー・ファイブ+半音移動
32 半音の平行移動で循環コードの最初のコードに
33 平行移動したコードからツー・ファイブ・ワンを作る
34 明るいイメージを急激に重くするアプローチ
35 全音上の平行移動は美しい響きが魅力
36 「IV -V -I」で作る調性のグラデーション
37 サブドミナント・マイナーで明暗を滑らかに
38 マイナー・ツー・ファイブ・ワンの「切なさ」を加速させる手法
39 「Im」を「I」に置き換えてナチュラルにメジャー・キーへ
CHAPTER 4のまとめ

CHAPTER 5 ディミニッシュ&オーギュメントのアプローチ
40 ディミニッシュで瞬時に世界感を変える
41 パッシング・ディミニッシュで滑らかに転調
42 オーギュメントでインパクトを打ち出す
43 オーギュメントでメジャーからマイナーへ
CHAPTER 5のまとめ

CHAPTER 6 連続転調
44 短3度上の転調の中にもうひとつ別のキーを潜ませる
45 半音技と裏コード技で3つのキーを渡り歩く
46 2段階の転調をナチュラルに
47 ツー・ファイブ・ワンを利用したテクニカル系アプローチ
48 オン・コードを使ったスムーズな連続転調
49 ツー・ファイブ・ワンでおしゃれに連続リハーモナイズ
50 メジャー・セブンスの平行移動で明るくさわやかに
CHAPTER 6のまとめ

APPENDIX 転調に役立つ音楽理論
SECTION 1 度数
SECTION 2 ダイアトニック・コード
SECTION 3 コードの機能
SECTION 4 代理コード
SECTION 5 定番コード・テクニック


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2017年07月20日

効果的な曲の覚え方(10)

曲を覚えられない理由として、
「記憶力」は関係ないと説明した。

別の理由で「私は頭が悪くて…」
というのもよくあるけれど、
日常生活が出来るなら関係ない。

とにかく何回も説明したように
丸暗記は時間のムダ。

クラシックのソナタなど長い曲を
丸暗記するのは大変だと思う。

理論を勉強して分析した方が、
効率よく曲を覚えられる。

しかし「勉強はしたくない」
という人は仕方ない。

今までどおり丸暗記でいくことになる。

クラシックの場合は、
ほとんどの人が丸暗記なので、
それでも通用してしまう(ように思える)。

その結果、応用力、即興、作曲などが
苦手になる場合がほとんど。

ということは、
ジャズはそれではダメだよね。

だってね、丸暗記じゃ
アドリブ(即興演奏)ではないから。

ジャズの曲を伴奏付きの楽譜で
そのまま弾いても
それは本当のジャズじゃないでしょう。

本当の即興演奏じゃないということだね。

「それでもいい」という人は、
もちろん「それでいい」のだけれど、
「ちゃんとしたジャズをやりたい」
という人は、
地道にジャズ理論を学んでいこう。


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2017年07月19日

効果的な曲の覚え方(9)

前回の最後で「コード進行は
デタラメに並んでいるのではなく、
法則に基いて連結されている」
という説明をした。

もう少し具体的に説明すると
以下のような場合、
5つのコードを丸暗記するのではなく、
「トニックに向かって4度進行している」
と理解する。

|Em7 A7|Dm7 G7|C|

そうすると「Em7」以下は、
(覚えなくても)
自動的に出て来ることになる。

大きくグループ化して理解する。


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2017年07月18日

効果的な曲の覚え方(8)

前回までに
「コード」(縦の積み重ね)
の話をしたけれど、
今回は「コード進行」(横の流れ)
の話をしよう。

いままでに何回か同じ話をしたけれど、
コード進行を覚えるのに<記憶力>は
まったく関係ない。

「記憶力がないから覚えられない」
という人がよくいるけれど、
その考えは間違っている。

何千曲も覚える人は、
意味も分からずに丸暗記しているのではない。

コード進行は
デタラメに並んでいるのではなく、
法則に基いて連結されている。

従って法則を学べばいい。

そういう意味で
理論を学ぶことは絶対に必要なんだね。


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2017年07月17日

効果的な曲の覚え方(7)

今回は
「コード」(縦の積み重ね)の続き。

前回はクラシックの場合だったので
今回はジャズの場合。

ジャズのコードは
コードトーンとテンションを
組み合わせて出来ている。

まず基本コードを覚えることは
大前提。

<左手コード>
コードトーンとテンションを
組み合わせて片手で押さえられる
コード。

例えば「G7」
「ファ、ラ、シ、ミ」
(♭7、9、3、13)

同じコードネームでもいくつもある。

<両手で弾くコード>は
大きく分けると2種類ある。

<ルートを入れた両手コード>
と、
<ルートを省略したコード>
の2種類だ。

丸暗記で弾いている人は、
曲の途中どこかで必ず間違える。

しっかり覚えるには、
どこにコードトーンが来ているか?
どれがテンションなのか?
を意識すること。

もちろん具体的に
コードトーンなら何度の音なのか、
テンションなら「9」「♭9」「♯9」
または
その他のテンションか?
しっかり分析して覚えること。

いつも言っているように丸暗記では
曲をなかなか覚えられないし、
他の曲にも応用出来ないからだ。


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2017年07月16日

効果的な曲の覚え方(6)

曲を効果的に覚えるには、
曲のすべての要素を分析すること。

形式、旋律、和音、進行など。

今回は「和音」つまり「コード」。

縦の積み重ね。

クラシックの場合は
基本形だけでなく
転回形を上手く使っている。

ベース音に
何度の音(1、3、5、7)
が来ているか注意すること。

メロディーも見て、
両者の関係を頭に入れる。

メロディー音と重複しないように
転回形を使う場合が多いからだ。

       ☆

ジャズの場合は、
コードトーンとテンションを
理解すること。


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2017年07月15日

効果的な曲の覚え方(5)

曲を効果的に覚えるには、
その曲の隅々まで理解すること。

自分が作った曲のように
なぜこうなっているのか、
分析して理論的に理解する。

このような話をすると、
頭ばかり使っていては
良い音楽は出来ない
と言う人がいて驚いてしまった。

このようなやり方を
体験したことがない(出来ない)から
想像で言ったのだろうけれど、
良い音楽演奏するために分析する
ということが理解出来ないらしい。

演奏中にも頭だけを使うように
思っているらしいけれど、
演奏中はそんな細かいことまで
考えていない。

あくまでも効率よく曲を理解するため、
そして
覚えるために必要なことなんだよね。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年07月14日

効果的な曲の覚え方(4)

ジャズのアドリブ・フレーズを
分析する時に気を付けること。

      ☆

コピー譜に書いてあるコードを
信じないこと。

同じ曲でも演奏者によって
コード進行が違うのでよく調べること。

テーマとアドリブ・コーラスでは
コード進行を変えている場合もある。

1コーラス目とその後のコーラスでは、
コード進行を一部分変えることがある。

分析している小節のフレーズが
次の小節(別コード)に
はみ出すことがある。

逆に、前の小節から(弱起のように)
次の小節のフレーズを始めている
例もある。

以上のように、
分析は出来ると思っている人でも、
実際にやってもらうと、
かなり勘違いしていることが多いです。

指摘されると「あ、なるほどね」と
なるのですが、自分では気が付きません。

何十回も注意されると、
少しずつ分かってきます。

何事も経験ですね。

とにかく分析は難しいですが、
何をやっているのか分からないと
応用して使うことが出来ませんから
丸暗記ではダメなのですね。

意味、内容を理解すると、
覚えるのが楽になります。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年07月13日

効果的な曲の覚え方(3)

メロディーは全体の流れを覚えたら、
一音一音分析します。

クラシックの場合は
和声音と非和声音を分類して、
メロディーの大きな流れ、
旋律の骨組というか、
中心になっている音を
理解するといいですね。

ジャズの場合は、
アドリブ・フレーズを分析して
なぜこうなるのか?を理解しないと
応用して使うことが出来ませんから
丸暗記ではダメなのです。

そして分析は難しいです。

なぜかというと、
コピー譜に書いてあるコードが
違っている場合があります。

これを見抜く力が必要です。

さらに、もっと難しいのは〜

(続く)


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2017年07月10日

効果的な曲の覚え方(2)

曲を効率よく覚えるには、
曲のすべてを理解することです。

<曲のすべて>とは、
曲を構成する要素です。

曲全体の構成
<形式>

<メロディー>

<コード>(縦と横)
コードの積み重ね方。
これは「縦」ですね。

コードの「横」の流れが
コード進行です。

<リズム>

これらを理論的に
しっかり理解することです。

     ☆

最初に<形式>です。
ジャズでしたらよくある形式は〜

A+A+B+A
A+B+A+C

「枯葉」は少し例外で、
A+A+B+C形式ですね。

クラシックなら「ソナタ形式」とは?

まず
「曲の全体から理解していくこと」
が大切ですね。


terusannoyume at 23:56|PermalinkComments(0)

2017年07月09日

効果的な曲の覚え方

よく耳にするセリフがあります。

「私は記憶力が悪いので、
曲を覚えられない」というもの。

<記憶力>は、まったく関係ありません。

クラシック・ピアノ曲を例にして説明します。

曲の覚え方でよくある方法は、
弾いて、弾いて、弾いて、弾きまくって
手に覚えさせる。

つまり<丸暗記>ですね。

この方法はものすごく時間が掛かって、
体力消耗と時間の無駄ですね。

しかも、やっと覚えた曲も、
次の曲に進むと前の曲は忘れます。

音大ピアノ科4年間で数十曲弾いても
卒業したら忘れていて、
まともに最後まで聞かせられる曲は
1曲もありません。

こんな人は沢山いますよね?

そして本人も自分が「変だ」とは
夢にも思いません。

だって周りの人も同じだからです。

音大生や音大卒ではなくても、
クラシックのレッスンで過去に学んだ曲、
今でも間違いなく何曲も弾けるでしょうか?

ここであの有名なフレーズが登場します!

「私は記憶力が悪くて…」

<記憶力>は関係ありません。
やり方が悪いだけ。

「じゃあ、どうすればいいの?」

     ☆

ここで前回の話になるのですが、
もう少し詳しく話しましょう。
(続く)

☆ジャズにも関係してきます。
いや、ジャズこそ丸暗記では
即興演奏になりません。


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2017年07月08日

コード進行の覚え方

コード進行は、
好きなようにコードを並べれば
いいわけではなく、ちゃんと決まりがある。

その決まりが理解出来れば、
コード進行を効率良く覚えられる。

このコードが来たら次はこれが来るよね、
などといくつかのコードをグループ化して
理論的に覚えていく。

決して丸暗記ではない。

意味もわからずに丸暗記の人は、
10曲覚えるのも大変だと思う。

理論的に覚えれば何百曲でも
楽に覚えられ、しかも忘れない。

そういう意味でも理論は大切なんだね。


terusannoyume at 23:56|PermalinkComments(0)

2017年07月07日

「BE MY LOVE」(11)

前回(10回)6月30日の記事まで
読んだ人は、じっくり読んで下さい。

それ以外の人は読む必要ありません。
あまりにも細かい話になるからです。

別の言い方をすると、
ものすごく細か過ぎる話で、
ジャズ理論書には絶対に
書いていない内容です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

では始めましょう。

前回は、15〜16小節で
以下のコード進行が使える
と言いましたね。

|Am7(BassD)E♭7|
|D7(sus4)D7|

しかし、これには条件があります。

「ザ・リアルブック」16小節目
3〜4拍目メロディー「♯ド、レ」
のところは「E♭7、D7」になって
いますよね。

もしこれを使うなら、
上記15小節目のコード付け
「E♭7」は使いません。

「なぜか?」

使ってもいいのですが、
あまりにも近過ぎる小節なので
同じコードが続いてしまうのは
出来れば避けた方がいいからです。

繰り返してもいいコード進行や、
時と場合などの条件によって、
いろいろありますが、
ここでは別の例を考えます。

例えば、15〜16小節を

|Am7(BassD)|
|D7 E♭7D7|

16小節目3拍目のみ「E♭7」で、
1〜2拍目、4拍目が「D7」です。

または15小節目を、

|Am7 A7(BassC♯)|でもいいかな?

他にも考えてみて下さい。

        ☆

では、逆の場合も考えてみましょう。

15小節目に「E♭7」を
3〜4拍目で使う場合は?

16小節目、1〜2拍目で「D7」。
3〜4拍目は、コードを弾かないで、
メロディーを単音で弾く。

この例の変型として、

1拍目「D7(sus4)」
2拍目「D7」。
3〜4拍目は上の例と同じで、
メロディーのみ。

または

1〜2拍目「D7(sus4)」
3拍目「D7」。
4拍目は、メロディーを8分音符で。

他にもまだ考えられるでしょう。
自分でもいろいろな可能性を考えて下さい。

          ☆

今回の話は理解しなくてもいいです。

一つだけ理解してほしいことは、
「<コード付け>とは、
こんなに細かいことまで
考えながら付けている」ということです。

それが何となく伝われば、今回はOKです。


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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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カプースチン・ピアノ曲集