コード進行の勉強

2019年03月07日

コード進行分析記号

前4回(2/28、3/1、3/2、3/4)で
コード進行のとても良い教材を紹介した。

まだ解説することが残っているので
さらに詳しく説明を続けよう。

きっと勉強になる話なので読んでね。

<各巻共通の特長>として、
次のような内容の項目を書いたよね。

☆コード・ネームだけでなく、
コード進行を分析する時に必要な
理論的分析記号もある。
ジャズ理論書に出て来る
矢印やカギカッコ。
ドミナント代理コードからは点線の矢印。
それから度数の記号。
ドミナントは「坑掘廚覆鼻

これぐらいのことを書いたけれど、
この説明には、さらに詳しい続きがある。

キーCで本来のドミナント「G7」は
「坑掘廚派修后
では、セカンダリー・ドミナントは?

例えばキーCで「A7」=「今掘廖
これは「坑/供廚判颪い討△襦
読み方は逆から読んで、
「次の小節の2度(Dm7またはD7)
に解決するドミナントです」と読む。

同じようにキーCで「B7」=「撮掘廖
これは「坑/掘廚判颪い討△襦
読み方は上例と同じで逆から読んで、
「次の小節の3度(Em7またはE7)
に解決するドミナントです」と読む。

それでは、これは「sub坑/后廖

「sub」というと「subdominant」の
略かと思ってしまいそうだけれど、
「substitute」の略で代理のこと。

読み方は同じで逆から読んで
「本来のドミナント(后瓧韮掘砲
解決するセカンダリー坑掘福瓧庁掘
の代理(sub)コードです」と読む。
キーCの場合「A♭7」の下に
この記号が書いてある。

こんな感じでこの秘伝書をめくれば、
その曲のコード進行、使用スケール、
各コードがどこにつながっているか、
一目瞭然でわかってしまう仕組みなんだ。
(不足なところもあるけれど、
それは理論書を学んで補えばいい)

コード進行を覚える時に、
意味もわからず丸暗記では
なかなか覚えられないけれど、
各コードがどこにつながっているか、
意味がわかると多数の曲を覚えられる。

上達のコツ(秘伝)の重要な一つなんだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


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2019年03月04日

ジャズ学習教材の別冊

3回(2/28,3/1,3/2)続けて紹介した
コード進行(百科事典)の説明を続けよう。
初めての人は1回目から先に読んで下さい。

今回紹介するのは第3巻の別冊。
(最初に結論を言ってしまうと、
ちょっと期待外れだったので、
前回までの記事では紹介しなかった)

別冊があるのは、なぜか第3巻のみ。
今後、第1〜2巻も出るのだろうか?

別冊は
<Reharmonized>編なんだけれど、
曲目は「ほぼ」同じ。
(「ほぼ」の意味は最後で説明)

通常の第3巻との違いは、
コード進行がさらに改良されている。

中級者以上が対象だけれど、
「期待外れ」について、この後で説明する。

☆第3巻の別冊<Reharmonized>

The Jazz Standards Progressions Book Reharmonized Vol. III:
Chord Changes with Full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis
(英語) ペーパーバック – 2018/12/17
mDecks Music (著)
469ページ





この下にあるのが通常の第3巻の表紙。
色も同じでとても似ているけれど、
上記は<REHARMONIZED>と書いてある。





「RE-HARMONIZEDって何?」
という人のために説明しよう。

そもそもこのシリーズは
作曲者が付けた原曲のコード進行を
ジャズのアドリブをしやすいように、
または覚えやすいように、理論的に
つながる進行に直してある曲集だ。

だから広い意味では、
それもRE-HARMONIZEDと言える。

でもね、
普通はRE-HARMONIZEDというと、
さらに自分なりの独自のコード進行
を付けることなんだね。

そこでこの別巻なんだけれど、
トニックが続くところで
「5−♯5−6」や
「7−6−♯5−6」にしたり、
「僑蹌掘櫚坑掘廚痢岫坑掘廚
代理にしたりする程度の内容なんだ。

「坑掘廚梁緲については
このブログで最近話したけれど
テーマの時はほとんど合わない。

それがわかる人ならいいけれど、
何も知らない人がこのまま弾いたら、
ちょっと気の毒だよね。

「アドリブの時に使いなさい」
ということで書いてあるのかな?

あまり余計なことは言いたくないけれど、
まったく役に立たないという訳ではない。

上記に書いたトニックのことなど、
知らなかった人には勉強になるだろうから。


通常の第1〜3巻は良いと思って
紹介したけれど、別巻については
もう少し研究して良い面があれば
また別の機会に報告しようと思う。

The Jazz Standards Progressions Book Reharmonized Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition
This is Volume III - RE-HARMONIZED.
We took each song and created a re-harmonized version.
Play jazz standards from a different perspective!
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians. Every function, chord-scale, modulation and pivot-chord was carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume III has 352 songs including
Ain’t Misbehaving * All The Way * Bye Bye Baby * Cheek to Cheek * Come Fly With Me * Days of Wine and Roses * From This Moment On * I Left My Heart in San Francisco * I’m Old Fashioned * Mona Lisa * Norwegian Wood * Skylark * So In Love * Unforgettable and hundreds more!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最初に曲目は「ほぼ」同じと言った意味。

☆1曲なくなっていたのは?

通常の第3巻にある曲で
「リハモ編」では
なくなっている曲が1曲だけあった。

第3巻の350ページにある
「soft lights and sweet music」
<IRVING BERLIN>作曲が
「リハモ編」にはない?

ページの脱落かと思ったけれど
ページ番号はつながっているので
何らかの理由でカットされたらしい?

なお1段譜(メロディーとコード)
の楽譜は「THE REAL BOOK」第3巻
361ページにあった。
この曲のみ「リハモ」がなくても
特別に困ることはないと思う。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下は前回までに紹介した第1〜3巻。

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 14:30|PermalinkComments(0)

2019年03月03日

うれしいひなまつり

今回はジャズ・コード進行の勉強をしよう。

今日(3月3日)は「ひなまつり」なので
久し振りに<童謡ジャズ>を聴こう。
(かなり昔に投稿したもの)

ジャズ・コード進行の勉強をすると、
どんなジャンルの音楽でも自分なりの
スタイルで弾けるようになる実例だ。

「♪あかりをつけましょぼんぼりに〜」
という歌詞の「うれしいひなまつり」を
あなたも聞いたことがあるだろう。

しかし今あなたがイメージしている
「その曲」と、これから聴く曲では
同じ曲とは思えない程になっている。

「何が違う?どこが違うのか?」

ここで1回聴いてもらってから
話の続きをしよう。

【初音ミク】うれしいひなまつり <童謡ジャズ>





この動画は<2013/02/26>に公開
したので、もう7年前になるのかな?

この時、毎週いや少なくとも毎月
続けて投稿しようと思っていたのに
その後は何も出来なかった。

あ!話をコード付けに戻そう。

このコード進行を「いいね」と思うか、
「とんでもない」と思うかは人それぞれ。

でもね、コード付けが出来るようになると、
普通に3コードの3和音で弾くことも出来るし、
中間ぐらいにも出来る。

つまりね、その状況に応じて
自由にコントロール出来るんだ。

子供に聞かせるならもっと単純に、
でも今回は大人用に、特にジャズを学んでいる
学習者用に思い切りジャズ・コードにした。

つまりね、あなたが好きなジャンルの曲を
自分なりに自由に弾けるようになりたいか、
なりたくないか、ということなんだね。

複雑にも、単純にも、その中間でも自由に
アレンジ出来るようになると楽しいんだよ。

「そうなれたらいいな」と思った人は
勉強&練習を続けることだね。
楽しい未来を夢見て…。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆このアレンジのコード進行を
ブログの過去記事に書いていたんだね。

2015.3/3.3/4.3/8の3回に分けて、
「ひな祭り」ジャズ秘伝というタイトルで
途中までだけど書いていた。

興味のある人は読んでみてね。

ブログ左側「categories」の
「ボーカロイド、初音ミク」から入るといい。
または「2015年3月」からでも。


terusannoyume at 01:57|PermalinkComments(0)

2019年03月02日

強力なジャズ学習教材(3)

前回と前々回に続けて紹介した
コード進行(百科事典?)の説明を続けよう。
(初めての人は先に前々回から読んで下さい)

この教材は本当に百科事典のように
ジャズ奏者が一生使える資料だと思う。

<第1巻〜第3巻(各巻)共通の特長>
この項目を前回すでに読んだ人のために
さらに詳しく説明を続けよう。

☆各コードネームの下に使用スケール名あり。
しかも国内の理論書にはないスケールもあり。

ここまでは前回に書いたけれど、
「どんなスケールなのか?」を書いてみよう。

「アイオニアン♯5」
「ドリアン♭2」
「リディアン♯5」
「ミクソリディアン♭13」
「ミクソリディアン♭9」
「ミクソリディアン♭9♭13」
これは以前書いたけれど「HmP5↓」のこと。

「ロクリアンn9」
「ロクリアンn13」
上記2つの「n」はナチュラルのこと。
ブログでも困るのだけれど文章の活字に
<ナチュラル>がないんだよね。
それで「n」にしているようだ。
意味は従来の「ロクリアン」の「9」や
「13=6」をそれぞれ半音上げればいい。

その他では
「ヘキサトニック」(6音音階)3種など。

他にもあるけれどこれぐらいにしておこう。

従来の国内ジャズ理論書にはなかった
スケールだけれど、比較的新しい理論書
には書いてあるものもある。

今回紹介している教材は発売されたばかりなので、
最新情報の内容になっているのも特徴の一つだね。

さて今回は第3巻を紹介しよう。

The Jazz Standards Progressions Book Vol. III:
Chord Changes with Full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis
(英語) ペーパーバック – 2018/12/15
mDecks Music (著)
469ページ





The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians. Every function, chord-scale, modulation, pivot-chords were carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume III has 352 songs including
Ain’t Misbehaving * All The Way * Bye Bye Baby * Cheek to Cheek * Come Fly With Me * Days of Wine and Roses * From This Moment On * I Left My Heart in San Francisco * I’m Old Fashioned * Mona Lisa * Norwegian Wood * Skylark * So In Love * Unforgettable and hundreds more!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 06:35|PermalinkComments(0)

2019年03月01日

強力なジャズ学習教材(2)

前回紹介した一生使える教材の説明を続けよう。

このシリーズ第1〜3巻を持っていれば、
ジャズの勉強時間がかなり短縮されるかも?

その理由は、
ある曲をこれから練習する場合、
「この曲の正しいコード進行は?」
という疑問が、
この本を調べればすぐに解決してしまう。

次の段階は、
各コードのスケールがわからないと、
アドリブも出来ないし、
左手コード、両手コードなどで使用する
テンションもわからないので、
作業が続かなくなる。
ところがこの本を見れば、各コードの下に
使用スケール名が書いてあるので瞬時にわかる。

さらに次の段階は、
曲を覚える時に丸暗記では
数曲覚えるのも大変だし、覚えてもすぐ忘れる。
それは理論的に理解して覚えていないからだ。
「このコードの機能は何?」
「どのコードに解決している」
「今、何のキーに転調した?」
「転調はどこから?」
「どこで元のキーに戻った?」
「このコードは代理?元のコードは?」
普段から疑問に思っている多数のことが、
理論的分析記号を見れば瞬時にわかってしまう。

ここまででも学習時間がかなり短縮される。
これを独りでやろうと思ったら何年も、
いやいや何十年掛かるのか?

「この教材、誰にも教えたくない!」
「こっそり手に入れて、
自分だけ上手くなっちゃおう!」
と思う人がいても不思議ではないかも?

        ☆

以下の説明も書き加えたので、
前回読んだ人も、再度読んで下さい。
内容がさらにわかると思います。

<各巻に共通の特長>

☆スタンダード曲を演奏する時、
市販されている作曲者が付けたコードではなく、
アドリブがしやすい、覚えやすいコード進行に
変更している。(理論的につながっている)
一般的によく使われるコード進行が書いてある。

☆コード進行の理論的分析記号あり。
ジャズ理論書に出て来る矢印やカギカッコ。
ドミナント代理コードからは点線の矢印。

☆コード・ネームだけでなく、コード進行を
分析する時に必要な度数の記号あり。

☆各コードネームの下に使用スケール名あり。
しかも国内の理論書にはないスケールもあり。

☆スタンダード曲だけでなく、ジャズメンの
オリジナル曲も多数あり。

☆圧倒的な情報量。
第1〜3巻まで合計1、200ページ以上!
(1巻408+2巻470+3巻469ページ)

☆第3巻のみ(全曲のリハモ編)別冊まであり!
この第3巻の別冊(リハモ編)も加えると
なんと1,800ページ以上!
(第3巻の別冊469ページ)
注意、ただし宣伝ページも多い。
これについては後半で書いたので読んでね。

今回は第2巻を紹介しよう。

The Jazz Standards Progressions Book Vol. II:
Chord Changes with Full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis
(英語) ペーパーバック – 2018/12/15
mDecks Music (著)
470ページ





以下は欠点ではないけれど、
「ちょっとなあ〜」と思うところ。

☆すべての曲のメロディーはないので、
「ザ・リアルブック」その他の曲集を
持っていれば問題ないけれど、
持っていない人はジャズ曲集も必要だ。

☆もっと良い進行がある場合もあるので、
100%信じない方がいい。
と言っても
それを自分で判断出来る人なら問題ない。
しかし、それが判断出来ない人でも、
かなりの部分は役立つので不足部分の
理解は将来の課題にすればよいと思う。
まず最低限のコード進行が決まらなければ
その後のコードの押さえ方、アドリブなど
勉強&練習が何も始まらないのだから…。

☆作詞、作曲者の名前が書いてないので、
題名を知らない曲は誰の作品かわからない。
特にジャズメンのオリジナル曲。

☆途中に宣伝ページがかなりある。
第1〜3巻までのページ数は多数あるが、
途中にアプリの宣伝ページもかなりある。
これには<正当な理由?>があって、
見開きで2ページ目に続く曲は、
ページをめくらなくていいように
必ず左ページから始まる仕上げになっている。
そうすると前ページの曲が
1ページで収まる曲の場合は左側になり、
右ページが空白ページになる。
ここに毎回同じアプリの宣伝が入る。
これがかなり何ページも出て来る。
見開き2ページでページをめくらなくて
便利だけれど、宣伝ページがこんなにあって
「う〜ん、仕方ないのかなあ〜」と…?

The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians. Every function, chord-scale, modulation, pivot-chords were carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume II has 358 songs including
Ask Me Now * Beyond the Sea * Cantaloupe Island * Caravan * Chameleon * Five Brothers * Georgia On My Mind * I Hear a Rhapsody * I Remember You * In Walked Bud * Manteca * Mercy Mercy Mercy * Moon River * Now’s the Time * Tenor Madness * Yardbird Suite and hundreds more!

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 06:00|PermalinkComments(0)

2019年02月28日

強力なジャズ学習教材(1)

今回から一生使える教材を紹介しよう。
去年12月に発売された輸入版なので、
ほとんどの人はまだ知らないと思う。

こんな強力な教材は、
国内外で過去になかったものだ。

     ☆

ジャズの曲を学ぶ時、
「コード進行を正しく直すところから始める」
ということを最近話していたよね。

ところが初心者は〜
「正しいコード進行って何?」
「普通に売っている楽譜じゃダメなの?」
「どこをどうやって直すの?」
と、疑問だらけだと思う。

その答えが一目瞭然に書いてある
ジャズ学習者にはお経よりもありがたい
ジャズ曲コード進行百科事典みたいな教材。

しかもコード進行だけではない特長もあり。
(コード進行だけなら過去にもあったが〜)

このシリーズは今のところ第1巻から第3巻、
そして第3巻のみ別冊(リハモ編)、計4冊
あるので4回に分けて説明していく予定だ。

今回は第1巻から。

The Jazz Standards Progressions Book Vol. I:
Chord Changes w/full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Brackets
(英語) ペーパーバック – 2018/12/12
mDecks Music (著)
408ページ





<各巻に共通の特長>

☆ジャズ演奏に使われる一般的なコード進行。
<注意>
メロディーはないので別の曲集も必要。
100%信じてはいけないけれど、
学習者にはかなり参考になると思う。

☆コード進行の理論的分析記号あり。
ジャズ理論書にある矢印やカギカッコなど。

☆各コードネームの下に使用スケール名あり。
しかも国内の理論書にはないスケールもあり。

☆コード・ネームだけでなく度数記号もあり。
(「坑掘廚里茲Δ壁週法)

☆圧倒的な情報量。
第1〜3巻まで合計1、300ページ以上!
(1巻408+2巻470+3巻469ページ)

☆第3巻のみ別冊(全曲のリハモ編)まであり!
この第3巻の別冊(リハモ編)も加えると
なんと1,800ページ以上!
(第3巻の別冊469ページ)

The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition.
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians.
Every function, chord-scale, modulation and pivot-chord was carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume I has 291 songs including
All Blues * Autumn Leaves * All of Me * Blue Trane * Body and Soul * Desafinado * Donna Lee * Girl From Ipanema * It Don’t Mean a Thing * Like Someone in Love * Misty * Moment’s Notice * My Favorite Things * Prelude to a Kiss * Stella By Starlight * Wave * and hundreds more!

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

とにかくスゴイ教材だ。
次回から少しずつ特長を説明する。


terusannoyume at 01:11|PermalinkComments(0)

2019年02月24日

なぜ♯9は♭3で書く?

なぜ「♯9」は「♭3=♭10」と書くのか?

「♯9」をメロディーとして使う場合、
「♯9」から「♭9」に進み、
4度上のコードの第5音に進むことが多い。

例えば「G7」の「♭シ、♭ラ」から
「CM7」の「ソ」に行くような使い方だ。

この時のメロディーが「♯ラ、♭ラ」では
不自然だ。
やはり「♭シ、♭ラ」と書いた方が自然だし、
コードと共に弾くと「♭シ、♭ラ、ソ」と
聞こえて、決して「♯ラ、♭ラ、ソ」とは
聞こえない。

自分で弾いてみると納得すると思う。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月23日

「♯9」は「♭3」で書く

前回「♯9」のことを少し書いたけれど、
楽譜に書く時は「♭3」で書く。

例えば「C7」の「9」は「レ」なので
「♯9」は「♯レ」と書きそうだけれど、
実際は「♭ミ」=「♭3=♭10」で書く。

以前学んだ「♭9」を含んだコード。

「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」
(1、3、♭7、♭9、♭13)

このコードを「♯9」にすると〜

「ド、ミ、♭シ、♭ミ、♭ラ」
(1、3、♭7、♯9、♭13)

このように数字は「♯9」だけれど
実際の音は「♭ミ」で書くことになっている。
「♭シ、♭ミ、♭ラ」が完全4度になって
きれいだよね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月21日

「♯9」も使えるよ

最近ずっと続いていたコードの話で、
「♭9」が使えるコードは「♯9」も使える。

私が例に出したコード、それを応用して
あなたが作った左手コードなどで、
「♭9」の音があるところを「♯9」に
置き換えてみよう。

「♭9」よりも
「♯9」の方が強烈なサウンドになる。

どのように使い分けるかは、
その時々で判断する。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月19日

「ヤングマン」コード付け

西城秀樹の大ヒット曲
「YOUNG MAN (Y.M.C.A)」を知っているよね。

今でも歌われている曲だけれど、
ピアノ用にコード進行を付けてみた。

以前(年末に)聴いてもらった
「ちびまるこちゃん」と同じように、
私がコード付けをして、ピアノは
この曲を弾きたいと言った本人が
弾いている。

西城秀樹ヒット曲ピアノ演奏シリーズ
「YOUNG MAN (Y.M.C.A)」





このピアノを弾いている人は
西城秀樹の曲をすでに10曲
発表してホームページまで作っている。

10曲ともコード進行を付けたのは私で、
これらの曲を弾きたいと言った本人は、
楽しんで?演奏している。

とにかくジャズ・ピアノが弾ければ、
どんな曲でも自分なりに好きなように弾ける。

以前にも話したけれど、
左手の伴奏は書いてない。

ジャズ演奏と同じ1段譜に
メロディーとコード進行のみ書いてある。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月18日

何事も基本が大切だね

前回からの続きです。

ジャズ理論を学ぶ以前に、
楽典を理解しているだろうか?

例えば、音程。
「音程なんて知ってるよ」
と思っている人でも、
わかっていない場合が多い。

「3度」や「6度」を数えられても、
それが「短3度」なのか「長3度」なのか?
「ド」の音を基準にしてだけでなく、
すべての音から答えられるだろうか?

例えば、
「♭ミ」から「長6度」上の音は?
「♭ミ」から「短6度」上の音は?

2つ目の問題(短6度上)を
「シ」と答えたら間違いだ。
正解は「C♭=♭ド」になる。
鍵盤上では同じ音でも
「シ」は「増5度」になる。

このように落とし穴はいっぱいあって
多分100点を取れる人は少ないと思う。

音程を知らないと
コード進行を正しく書けなかったり
ジャズ・コードを音符で書く時に、
実に変な書き方をする。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月17日

ジャズ理論を学ぶ前に

ジャズ理論を学ぶ前に、
楽典を理解しているか、
確認した方がいい。

音程、調性、コードの基礎知識など。

例えば音程も「C音」を基準にして
わかっている気になっていないか?

例えば「F♯音」から長6度上の音は?
短3度は?など、即座に答えられるか?

何の音からでも、すべての音程を答えられるか?

増4度と減5度の違いがわかるか?

ジャズ理論以前の楽典でも
知らないことが沢山あると思う。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月15日

ジャズ・コード拡大解釈

前回までに学んだ両手コード、
あなたが作った片手コードなどは、
もう1つのスケールとも共用出来る。

どういうことかというと、
「ミクソ・リディアン」のコードは
「リディアン♭7」と共用出来る。

両者の違いは第4音だけ。
その第4音を省略したコードなので
共通して使えるわけだね。

「ミクソ・リディアン♭9、♭13」
のコードは「オルタード」と共用出来る。

これはテンションが一致するからだね。

それぞれのスケールは
ジャズ理論書で確認してみてね。

共通するテンションがあるので、
前回まで学んだコードが共通で使えるんだ。

もちろんそれぞれ特有の積み重ね方もある。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2019年01月25日

代理コードは難しい

代理コードはいつでもどこでも使える
というわけではない。

前回は、こんな話だったけれど、
もう少し話を続けよう。

ジャズ理論書には、
このコードには、こんな代理が使えます
と書いてあるだけで、どんな時に使えて、
どんな時には使えない、などは書いてない。

もっというと、そこで代理コードを
使った方がいい場合、
絶対に使えない場合、
どちらでもいい場合などがあるけれど、
こんなことまで説明している理論書は
見たことがない。

それで理論書を読んだ人は、
いつでもどこでも使えると
勘違いしても仕方がないかもしれない。

メロディー1音1音をよく見ること。

ピアノで弾いて耳で確認すること。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2019年01月24日

代理コードは注意して

代理コードを学ぶと、
いつでもどこでも使えると
勘違いする人が多いと思う。

特にドミナントの代理コードは
気を付けなければいけない。

例えばキーCで
「G7」の代理で「D♭7」は
ほとんどの場合使えない。

なぜかというと、
「G7」のメロディーは基本的に
「ミクソリディアン」で出来ている。

そこに「D♭7」を弾いても
合うわけがない。

「D♭7」のスケールは
「リディアン♭7」なので
構成音がまるで違う。

メロディーが「ソ、ファ」、
または「シ」だけなど、
両者に共通の音だけで出来ていると
使えるが、他の音があると使えない。


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2019年01月23日

コード進行の付け替え

「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
コード付けの話を進めていこう。

前回の話は1小節目3〜4拍目で
「Cm(BassE♭)」と「E♭7」
どちらも使えるという話だった。

今回は5小節目のメロディー
「ソードー」の「ド」(3〜4拍目)
に「Cm(BassE♭)」を使おう。

1小節目3〜4拍目は「E♭7」にして、
5小節目3〜4拍目に「Cm(BassE♭)」
を配置すれば両方のコードを活かせて、
同時に変化に富んだコード付けになる。

以下に1〜7小節までのコード進行を
まとめたので確認しよう。

メロディーを知っている人は
このコード進行と共に弾こう。
テンポはゆっくりでいい。

1|Cm E♭7|
2|Dm7(♭5) D♭7 |
3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |
5|Cm Cm(BassE♭)|
6|Dm7(♭5) G7 |
7|Cm|

上記のコード進行と
下記の市販楽譜のコード進行を
比較しながらコード付けを分析研究しよう。

1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|
6|Dm7(♭5) G7 |
7|Cm|

(続く)


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2019年01月22日

ドミナント代理コード

「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
調子よく続いているコード付けの話を
さらに進めていこう。

前回はドミナント「G7」の
代理コード「D♭7」を使った。

今回は、
この理論を他の小節に応用する。

    ☆

1小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

|ドーソー|
|Cm Cm(BassE♭)|

この小節の3〜4拍目は、
数日前の説明で「Cm」の第1転回形
(BassE♭)にした。

実は、ここで「E♭7」が使える。

その理由は、
次の小節「Dm7(♭5)」に行く
「A7」の代理コードで、メロディー
「ソ」にも合うからだ。

この3〜4拍目、ベース音は同じだけど、
「Cm(BassE♭)」も「E♭7」も
どちらも使える。

コード付けの段階では、同じ小節でも
使えるコードを書き出しておき、
最後に調整してどちらかを選ぶ。

この微妙な響きの違いを
ピアノを弾いて確かめよう!

(続く)


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2019年01月21日

コード進行付け替え体験

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
さらに話を進めよう。

今回は2小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

|(ン)ファソファソーファー|
|Dm7(♭5) G7 |

3〜4拍目のメロディーは
「ソーファー」で、
コードは「G7」だ。

メロディー3拍目「ソ」と
ベース音「ソ」が重複する。
メロディー音は他に「ファ」しかない。

このような条件の時には
「G7」の代理コード「D♭7」が使える。

前回学んだ前小節(1)のベース音と
3小節目「ド」まで続けてみると、
|ドー♭ミー|レー♭レー|ド|
「♭ミ」から「ド」まで半音下降している。

コード・ネームでも確認してみよう。

<コード進行>
1|Cm Cm(BassE♭)|
2|Dm7(♭5) D♭7 |
3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |
5|Cm|

以下にある元(普通)のコード進行と、
上記の例をピアノで弾いて確認しよう。
メロディーにもピッタリ合うはずだ。

1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

「コード進行の付け替えとは、
どの様なことなのか?」
これで体験出来たと思う。

(続く)


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2019年01月20日

メロディーとベース音

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
話を進めよう。

キーは「Cm」だったね。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

今回は1小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

メロディー|ドーソー|
コード|Cm|

これを右手メロディー、
左手ベースを弾く場合を考えてみよう。

テーマの時のベースは、
2分音符中心に弾くことが多い。
(2ビートだね)

その場合、ベース音を
|ドードー|とは弾かないで普通は
|ドーソー|のように第5音を弾く。

しかし、この小節のメロディーは
2分音符で|ドーソー|なので、
メロディーもベース音も
まったく同じになってしまう。

これでは面白くないので、
ベース音「ソ」を「♭ミ」にする。

|ドー ソー|メロディー
|ドー ♭ミー|ベース

右手メロディー、
左手ベースをピアノで弾いてみよう。

ベースを|ドーソー|と弾く場合と
どちらがいいか?体験するといい。

「♭ミ」にした場合、
次の小節(2)のベース音「レ」
に半音下降することも良い点だ。

(続く)


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2019年01月19日

ジャズ・コード進行体験

<スタンダード曲のコード付け>

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
コード付けを体験してみよう。

キーは「Cm」だったね。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

前回は4小節目の1〜2拍目を
「Dm7(♭5)(BassA♭)」
にしたので、3〜4拍目「G7」
に向かってベースが半音下降になった。

今回は3小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

まずメロディーは、
|ドー♭ミー|で
コードは|Cm|になっている。

この小節(3)の3〜4拍目、
メロディー「♭ミ」のところに
コード「Am7(♭5)」を入れる。

なぜ入れられるかというと、
「Cm」は「Cm7」ではないので
「Cm6」ということで第3転回形が
「Am7(♭5)」になる。

「Cm6」基本形(ド、♭ミ、ソ、ラ)
第3転回形(ラ、ド、♭ミ、ソ)で
「Am7(♭5)」になり、
この2つのコードは同じコードなんだ。

それからメロディー「♭ミ」は
「♭5」になるのでちゃんと合うよね。

さて、このようにしてから
ベース音を見てみよう。

|ド ラ|♭ラ ソ|

「ラ」から「♭ラ」と「ソ」へ、
半音下降のラインが出来たよね。

3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |

ピアノで弾いてジャズの響きを確認しよう。

(続く)


terusannoyume at 23:50|PermalinkComments(0)

2019年01月18日

ジャズの曲に応用する

<なぜ分析が必要なのか?>

理由の1つは、
曲の理解が深まること。
漠然と弾いたり聴いたりしているよりも
曲の仕組み、組み立て方が理解出来る。

もう1つの大きな理由は
仕組みがわかると他の曲にも応用出来る。

今回は、ジャズ曲への応用について話す。

     ☆

<ジャズ曲への応用例>

「朝日の如くさわやかに」を例にして、
最近学んだコード進行を応用してみよう。
キーは「Cm」だ。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

4小節目のメロディーと
コード進行を見てほしい。

まずメロディーは、
「レ」が中心で「♭ミ」は装飾音。

コード進行の1〜2拍目は
「Dm7(♭5)」なので
ベース音は「D音=レ」で、
メロディーの「レ」と重複する。

このような時こそ最近<分析>で
学んだことを応用する場面だ。

テーマのメロディーは変えられないので、
「Dm7(♭5)」の
「♭5」=A♭をベース音にする。

その結果、
「Dm7(♭5)(BassA♭)」
の1〜2拍目が「♭ラ」になって、
3〜4拍目「G7」の「ソ」に
ベースが半音下降する。

これでメロディー音とベース音が
重複しないことになる。

ルート(根音)=「レ」を弾いた場合と、
ベース音「♭ラ」を弾いた場合の違いを
ピアノで弾いて体験してほしい。

1〜5小節目までのメロディーと
コード(ベース音も含め)を弾くこと。
(曲の流れがあるので…)

どちらも間違いではないけれど、
あなたはどちらを採用するかな?

(続く)


terusannoyume at 23:53|PermalinkComments(0)

2019年01月17日

あなたは確実に上達する

先月末から続いている
「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
について、まだ部分的な解説だけれど、
この段階でも最初に聴いた時よりも
いろいろなことが理解出来たと思う。

曲の理解度が深まったということだ。

このようなやり方で、あなたが好きな
ピアニストや曲を分析するといい。

例えば、ビル・エヴァンスが好きなら
エヴァンスが弾いている好きな曲を選んで、
徹底的に聴くこと。

出来れば1音1音採譜するのがいいけれど、
それは面倒という人は、以下の項目だけでも
徹底的に聴いて分析するといい。

曲の形式、1曲全体の構成(アレンジ)、
イントロ、エンディング、テーマの弾き方、
コード進行、コードの押さえ方、
アドリブ・フレーズを追い掛けて歌う、
左手コードの入れ方、リズムの乗り方など、
まだまだ沢山の項目が考えられる。

自分が普段から疑問に思っていること、
そこを重点的に聴くのでもいい。

何十回〜何百回と徹底的に聴けば、
あなたは確実に上手くなっている。

努力した人は必ず報われる。
いや「努力」と思うと苦痛になって
長続きしないので「遊び」と思ってやる。

毎日の通勤電車の中で、
行き帰りにスマホで聴くのでもいい。
自分の部屋でゆったりとして聴くのでもいい。

楽しく毎日長続きするように、
今日の聴くべきテーマを決めてもいい。

例えば、今日は
「左手コードを入れるタイミングを聴こう」
などと今日の課題を絞って取り組む。

これを続ければ、あなたは確実に上達する。

その理由は、今のあなたにないものを
徐々に気付いて、取り入れていけば、
出来なかったことが出来るようになるからだ。

そうすると嬉しくて、もっと上手くなりたい
と、自然に続けられるようになり、
運命が好転して行く!

        ☆

あなたの練習&勉強を楽しんで続けよう!


terusannoyume at 22:22|PermalinkComments(0)

2019年01月16日

よく使う代理コード

前回の最後にある<ヒント>の補足です。

<ヒント>にあった
「A7」と「G7」の間にあるコード
を先に考えてから、その答えを全音上げて
「A7」の前に置けば正解になります。

これで「G7」まで半音下降のベース音に
なりましたよね。

|(?)A7|(?)|G7|(C)|

ただしベース音は同じでも
コードは2種類でしたね。

1つのコードは
ジャズでよく使われている代理コード、
もう1つの転回形は
ジャズ理論書には出て来ませんが、
応用範囲が広くてジャズで使えますよ。

(続く)


terusannoyume at 21:35|PermalinkComments(0)

2019年01月15日

さらに発展するコード

ちょうど1週間前(1月8日、9日)
に出した問題がありましたね。

「次のコード進行の(カッコ)内に
4種類ずつコードを入れて下さい」
という問題。

|(?)A7|(?)|G7|C|

実は、その時に説明したのは基本編で、
まだ続きがあります。

「走れ正直者」で私が実際に付けた
コード進行は、まだ説明していません。

今回の記事から読んでいる人は、
何を言っているのか分からないと思うので
以前の記事(12月31日)から読んで下さい。

      ☆

あの時(1月8日、9日)に
次の設定をしたコードがありましたね。

☆メロディーとベース音が
重複しないコード=仮に「B」

私は、この「B」を2種類用意しました。
メロディー音とベース音を重複させたく
なかったからです。

それで「B1」と「B2」を用意しました。

注意、この「B1」と「B2」は
コードネームではありません。
2種類のコードを分類する記号です。

あの時に説明した<組合せ例2>は、
以下のようになっていました。

メロディー音とベース音が重複しない例。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=B 7=B

これを発展させて、
「C1」6=B1 7=B1
「C2」6=B2 7=B2
このようにしました。

他の可能性として上例を逆にすると、

「C1」6=B2 7=B2
「C2」6=B1 7=B1

さらに交互に入れ替えて、
「C1」6=B1 7=B2
「C2」6=B2 7=B1

上例の逆も考えられますね。

「C1」6=B2 7=B1
「C2」6=B1 7=B2

私が実際に付けたコード進行は
少し凝っていて「C1」「C2」を
まったく同じベース音にして、
コードの種類だけを変えてあります。

「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
(12月31日に投稿)をよく聴けば
ベース音はよくわかると思います。

「C1」6=B1 7=B1
「C2」6=B2 7=B2

「C1」の6〜8小節目と
「C2」の6〜8小節目は
まったく同じ半音下降のベース音ですが、
コード・ネームは「C1」と「C2」で
別のものになっています。

|(?)A7|(?)|G7|(C)|

どうなっているのか、わかりますか?

<ヒント>
「A7」と「G7」の間にあるコード
を例にして説明しましょう。

1つは、よく使われるコードの代理コード。
これを「B2」として使いました。

もう1つは1番よく出て来るコードの
1音を変えて転回形を使っています。
これを「B1」として使いました。

こうすることによって、
ベース音がまったく同じ半音下降でも
2種類のコードを使い分けられるのです。

(続く)


terusannoyume at 18:02|PermalinkComments(0)

2019年01月13日

自分のレベルを確認する

(カッコ)内に4種類ずつ
コードを入れて下さいという問題。

|(?)A7|(?)|G7|C|

数日前(1月8日、9日)に
出した問題ですが、
あなたは、すでにわかりましたよね。

この問題、私なら1秒で出て来ます。
自分が作った問題だからではありません。

常套句というか、あまりにも沢山の曲で
使われているコードの連結だからです。

ジャズ理論を理解している人なら
多分1分以内に出て来たでしょう。

これは決して才能の問題ではなく、
勉強、そして訓練の問題です。

ここでもう1度試してみましょう。

次の(カッコ)内にコードを1つ、
数秒内で入れて下さい。

ジャズ理論を学んだ人、
スタンダード曲を10曲以上
弾いたことがある人なら簡単ですね。

|C Am7|(?) G7|C|

どうですか?
1つならすぐ出て来たでしょう?

ジャズ理論書の最初の方に出て来る
基本のコード進行ですからね。
実際の曲でも沢山の例がありますよ。

このような学習の積み重ねで2つ、
3つ瞬時に出て来るようになります。
あくまでも訓練の問題です。

1つが数秒以内に出て来なかった人は、
ジャズ理論書を読み直して下さい。

スタンダード曲を
10曲以上弾いている人で、
すぐ出て来なかった人は、
曲を丸暗記で弾いている人ですね。

1曲ごとに
コード進行がどうなっているのか、
意識していませんね?

その曲のキーは何で、
各コードが何度から何度に行っている。

トニック、ドミナント、サブ・ドミナント、
ツー・ファイブ、コード・パターン、
代理コードなど、ジャズ理論を学んで
意識して弾くことが大切です。

このような作業が曲の理解につながり、
曲を沢山覚えられて、しかも忘れない
ということなどに関係してくるのです。

感覚一発、フィーリングだけで弾かないこと。

すべてを理解して弾けば、
自信を持って弾けるようになります。

勉強&練習を楽しんで続けて下さい。


terusannoyume at 04:36|PermalinkComments(0)

2019年01月11日

C(BassE)について

今回の話は「C(Bass E)」と
「Em7」の違いについてです。

先月(12月31日)から続いている
「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)。

私が付けたイントロと間奏のコード進行を
何回か前に書きましたね。

|C|C|Am7|Am7|
|FM7|C(BassE)|Dm7|G7|

ここに出て来る「C(BassE)」ですが、
「Em7」ではいけないのでしょうか?

|FM7|Em7|Dm7|G7|

コード進行だけ見たら、よくありますね。

しかし今回はダメです。
メロディーを見ていないからです。

私が作ったイントロと間奏のメロディーは
曲の最後のメロディー「レーードーーーー」
をモチーフにして作りました。

この6小節目も同じ「レーードーーーー」
なのです。
メロディーが「ド」で止まっているので
「Em7」に出来ません。

もしメロディーが
「レーードーーシー」という場合なら
「ド」が経過音になりますから
「Em7」になります。

では「レーードーーソー」では?

これは「ド」が独立しているので、
「C(BassE)」になります。

ではメロディーが「ソ」だけなら?

どちらも使えます。
前後の流れ、全体の雰囲気、バランス、
いろいろ試して良いと思う方を選びます。

     ☆

今回の例をすべてピアノで弾いて、
耳で聴いて確認して下さい。
文字だけ読んでも
微妙な感覚がわからないと思います。

では練習&勉強を楽しんで続けて下さい。


terusannoyume at 05:01|PermalinkComments(0)

2019年01月10日

各自の段階に応じて

前回の話は、ジャズやポップス、
その他あらゆるジャンルの曲で
応用出来るように記号で書きました。

あなたが弾きたい曲で応用して下さい。

前回の説明が長くなってしまったので、
面倒な人は読まなくていいですよ。

細かいコード付けをしたい人だけ、
時間のある時にじっくり読んで下さい。

あのような考え方、組合せ方は、
これから沢山の曲に応用出来ます。

ただしセッションに行っている人は、
みんなが弾いているコード進行で
演奏しなければいけないので、
コード進行を変えてはダメですね。
使い分けが出来ればいいのですが。

ソロ・ピアノで活動している人や、
レギュラー・バンドをやっている人、
変えたコード進行を使える環境なら
ぜひ挑戦してみて下さい。

同じメロディーに別のコード進行、
初心者は頭が混乱するので、まず
普通の進行で弾けることが先です。

こうやって考えていくと、
今回の話はごく一部の人が対象です。

しかし、将来の目標として、または
頭の訓練、ジャズ理論修得、各自の
条件に合った段階で挑戦することが
1番いいと思います。

練習&勉強を楽しく続けて下さい。


terusannoyume at 06:25|PermalinkComments(0)

2019年01月09日

コード付け体験講座

前回からの続きです。

「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
のコード付けを体験してもらいます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「C2」
6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<「C2」6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|

<問題3>
「C2」(6)のメロディー音、
1拍目に「ミ」がありますので、
ベース音が重複しないように
あなたが選んだコードから
ルート(根音=1度)が「E」
のコードを除外して下さい。
そうすると残ったコードはありますか?
1つ?あるいは全滅?
全滅の人は新たに1つ考えて下さい。
<条件>
メロディー「ミ、レ」に合うコードで
ルート(根音=1度)が「E」ではなく、
「A7」と理論的につながるコードです。
理論的に説明出来ることが条件です。
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<問題4>
「C2」(7)のメロディー音は
「レ」のみですが、
ベース音が重複しないように
あなたが選んだコードから
ルート(根音=1度)が「D」の
コードを除外して下さい。
残ったコードはありますか?
1つ?あるいは全滅?
全滅の人は新たに1つ考えて下さい。
<条件>
メロディー音「レ」に合うコードで
ルート(根音=1度)が「D」ではなく、
次の「G7」と理論的につながり、
前の「A7」ともつながるコードです。
理論的に説明出来ることが条件です。
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|

どちらの問題も
ジャズ理論を学んでいる人なら
簡単ですね。
というよりも最初の段階で
4つの中に選んでいましたよね。

これで最低2種類のコードが揃いました。
ここからコード付けの体験です。
あなたが選んだコードを以下のように
仮の設定にして説明します。

☆メロディーとベース音が
重複するコード=仮に「A」

☆メロディーとベース音が
重複しないコード=仮に「B」

注意、この「A」と「B」は
コードネームではありません。
2種類のコードを分類する記号です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<応用体験>
ここから2種類のコードを使って
コード付けを体験してもらいましょう。

この曲(走れ正直者)の
「C1」の6〜8小節と
「C2」の6〜8小節は
メロディーが同じです。
6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<組合せ例1>
メロディー音とベース音が重複する例。
「C1」6=A 7=A
「C2」6=A 7=A
<組合せ例2>
メロディー音とベース音が重複しない例。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=B 7=B
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「C1」と「C2」で
同じメロディーが繰り返されるので
2種類のコードを混ぜても使えます。
この方が変化が付きます。
<組合せ例3>
「C1」6=A 7=A
「C2」6=B 7=B
普通は単純な方を先にして
複雑な方を後にします。
<組合せ例4>
例3の逆。後半を普通にしたい時、
これもありです。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=A 7=A
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下は、さらに細かい設定。
<組合せ例5>
「C1」6=A 7=B
「C2」6=B 7=A
<組合せ例6>
例5の逆です。
「C1」6=B 7=A
「C2」6=A 7=B
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上のように
いろいろな組合せを試して下さい。
コード付けは、このようにして
最終的にあなたが一番いいと思う
組合せを選びます。


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2019年01月08日

ジャズ理論クイズ大会

<テル先生の新春スペシャル番組>

ジャズ・コード進行クイズ大会を、
あなたにお年玉として贈りましょう。

対象はジャズ理論中級者以上ですが、
今回は初心者でも少しは出来るかも?

「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
の分析がしばらく続いていますが、
最初に聴いた時(先月12月31日)よりも
この曲に対する理解度が増してきたでしょう。

「分析することの大切さを体験してほしい」
と思って続けていますが、
今回は<コード進行の勉強>です。

前回は「形式」を学びましたが、
その内の「C2」6〜9小節目の
メロディーは以下のようになっています。

6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
9|レ〜ド〜|

☆この9小節目が前回説明した
曲の終わりと同時に間奏が始まる小節です。
形式の全体では33小節目になります。

☆さて、ここからが問題です。

6小節目「ミ、レ、♯ド、ミ」の
3〜4拍目「♯ド、ミ」に対して
「A7」を付けました。

<問題1>
この小節(6)の1拍目に
入れられるコードは何でしょうか?
<条件>
メロディー「ミ、レ」に合うコードで
「A7」と理論的につながること。
理論的に説明出来ることが条件です。
4種類のコードを考えて下さい。

6〜9小節の全体は、
以下のようになっています。

|(?)A7|(?)|G7|C|

<問題2>
7小節目にコードを1つ入れて下さい。
<条件>
メロディー「レ」に合うコードで
「G7」と理論的につながり、
前の小節「A7」からもつながること。
理論的に説明出来ることが条件です。
こちらも4種類考えて下さい。

<ヒント>
<問題1>で4種類考えた人は
それをそのまま<問題2>に当てはめる。
逆に、
先に<問題2>を考えてから
<問題1>に当てはめてもいいですよ。

ジャズ理論書を読んだことがある人なら
1つや2つは、すぐに出てきますよね。
でも4つ考えないと次の<問題3〜4>
で脱落しますよ。

(続く)


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2019年01月07日

曲の理解は形式から分析

ある曲を理解しようと思ったら、
形式から分析するといいですよ。

形式だけなら理論を知らない人でも
曲を聴けばすぐにわかりますからね。

ジャズやポップスの曲では、
8小節が1つの段落になります。
(もちろん例外もありますが…)

最近あなたに体験してもらっている
「走れ正直者」を例に説明しましょう。

最初に出て来るメロディーが
「A」になります。
次に出て来るメロディーが
「A」と同じなら「A2」。
別のメロディーなら
「A」じゃないので
「B」になります。

「走れ正直者」前半は
「A」(8)
「B」(8)ですね。

続いて
次のメロディーが
「B」と同じなら「B2」。
「A」が3回目なら「A3」。
「A」でも「B」でもないなら
「C」になりますので、
「走れ正直者」なら「C」でしたね。

さらに次も
「C」と同じメロディーなので、
最初の「C」が「C1」
2回目の「C」が「C2」になります。

「走れ正直者」の後半は
「C1」(8)
「C2」(10)ですね。

「走れ正直者」の全体は〜
「A」(8)
「B」(8)
「C1」(8)
「C2」(10)

ここで注意するのは
「C2」(10)です。

普通の場合(32小節の曲)なら
「C2」は8小節で
7小節目(全体の31小節目)に
トニックが来て曲が終ります。
そして最後の32小節目は、
「A」に戻る時は
ドミナントなどを入れたり、
そこで終る時はトニックのままです。

ところが「走れ正直者」の「C2」は
「9小節目(全体の33小節目)に
トニックが来て曲が終ります。
と同時に間奏がスタートするのです。

つまり「C2」の9〜10小節目は
曲の終わりであると同時に
間奏の始まりでもあるのです。

ジャズやポップスで
このアレンジ技法はよくあるので
覚えておいて下さい

ジャズのスタンダード曲を例にすると、
31小節目がトニックでテーマが終り、
そこからいきなり間奏が始まるのです。

〜「走れ正直者」に話を戻すと〜

「間奏」を8小節と考えると
「C2」は8小節になってしまい
以下のようになります。
「A」(8)
「B」(8)
「C1」(8)
「C2」(8)
「間奏」(8)
このように考えた方が
「C2」(10)+(間奏6)よりも
すべて8小節で覚えやすいですかね?

この間奏を加えた形式を1セットとして
曲を聴くと、すごく理解出来ると思います。

「A」(8)
「B」(8)
「C1」(8)
「C2」(8)
「間奏」(8)

なお、この間奏のコード進行は
前回学んだイントロと同じです。

|C|C|Am7|Am7|
|FM7|C(BassE)|Dm7|G7|

       ☆

今後、ジャズやポップスを聴く時、
または弾く時、常に形式を意識して
その曲の形式を分析(理解)する習慣を
身に付けて下さい。
これなら今日から早速実行に移せますね。
スマホで通勤電車の中でも
勉強が出来るのです。
知っている曲も、知らない曲も
関係なく勉強になるので
好き嫌いがなくなり今年は成長出来ますよ!

こんな楽しくて良いことはやるべきです。

では練習&勉強を楽しんで下さいね。


terusannoyume at 07:13|PermalinkComments(0)
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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