テクニック向上を目指して

2012年03月20日

自分を向上させるコツ

最近は、
ビル・エヴァンスやショパンのブログに
記事を投稿したり、楽譜を見直したり、
カプースチンの楽譜も分析したりして、
このブログの更新が出来なかった。

その間、
みんなの練習は進んでいたよね?

コツコツ続けることが上達のコツ。

楽しんで練習しよう。

私もね、
レッスンの合い間に(少し)練習している。

自分が出来ないことをやるんだ。

まったく出来ないことではなくて、
練習すれば出来そうな課題を作って、
毎日やるんだね。

そうすると出来るようになる。

そうしたら次の課題を作って練習。

その繰り返しだね。
自分を向上させるコツは…。

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2011年11月25日

「鍵盤音楽の運指法」新刊

ピアノや鍵盤楽器をやっている人は
運指法が大切だよね。

指使いが悪いと曲が弾き難い。
アドリブ・フレーズでも同じこと。

そこで今回は
運指法の新刊書を紹介しよう。

バロックとその前後の
「鍵盤音楽の運指法」
便利で合理的な弾き方を演奏実践に生かす
橋本 英二 (著)

<内容説明> amazonより

ピリオド楽器、モダン楽器の別を問わず、
バロック音楽を演奏する鍵盤楽器奏者のために、
運指法の概要から
個々の事例まで網羅した必携の一冊。

第1部では、
ドイツ、スペイン、イギリス、イタリア、フランス
各国の教本・理論書の記述を、時代別に紹介。

J.S.バッハ、F.クープラン、ラモー、D.スカルラッティ、
C.P.E.バッハ、マールプルク、テュルク
などが実践した指使いを検証する。

第2部では、
各指の使用法や手の位置、
アーティキュレーションと指使い、
並進行、装飾音など
演奏実践に即した項目別に解説。

膨大な資料から要点をまとめ、
実際の楽曲を含む譜例を多数掲載して、
現代の奏者が演奏に生かせるよう
目配りが行き届いている。

R.カークパトリックの直弟子であり、
シンシナティ大学名誉教授の橋本英二氏による、
好評既刊
『バロックから初期古典派までの音楽の奏法』
に続く書き下ろし。

著者の専門領域である運指法についての
待望の解説書。

☆内容(「BOOK」データベースより)

16世紀後半から18世紀末までの文献を参考にして
現代の奏者にわかりやすく伝える。

モダン楽器・ピリオド楽器の別を問わず、
鍵盤楽器奏者必携!理論から実践までが1冊に。

バロックとその前後の鍵盤音楽の運指法: 便利で合理的な弾き方を演奏実践に生かす





<目次>

序説
方針
口絵

第I部 文献の検討

 第1章 バロックの運指法を学ぶ際役に立つ知識
  第1節 当時の運指法の意義と特徴
  第2節 指使いによる表現の相違
  第3節 指をさす数字
  第4節 当時の鍵盤楽器の説明
  第5節 初期にはなぜ黒鍵の多い調を使用しなかったか
 第2章 16世紀から17世紀前半にかけて
  第1節 ドイツ
  第2節 スペイン
  第3節 イタリア
  第4節 イギリス
  第5節 本章で述べた運指法の比較
 第3章 17世紀半ばから18世紀前半にかけて
  第1節 フランス
  第2節 ドイツ
  第3節 イタリア
  第4節 イギリス
 第4章 18世紀の後半
  第1節 ドイツ
  第2節 イタリア/イギリス
  第3節 フランス

第II部 バロック運指法の考察と応用
 第5章 パッセージ奏法
 第6章 各指の適切な使用法
 第7章 手の位置
 第8章 アーティキュレーションと指使い
 第9章 片手で並進行を弾く指使い
 第10章 装飾音の指使い
 第11章 手の交差
 第12章 指の置き換えと同一音の打ち返し
 第13章 反復進行での指使い
 第14章 バロック音楽の暗譜演奏について
 第15章 運指法の実例

追記
参考文献
索引

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2011年11月14日

トイピアノも面白そう!

最近ずっと調べていたのだけれど、
おもちゃのピアノの世界も奥が深いようだ。





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2011年10月05日

EWI(ウィンド・シンセ)教則本

「EWI」(ウィンド・シンセ)の教則本は
これ1冊しかないようだ。

「EWI MASTER BOOK」
CD付 教則完全ガイド [楽譜]
宮崎隆睦 (著)

「EWI USB」本体に付いてくる薄い解説書よりも
この教則本の方がよくわかった。

EWI MASTER BOOK CD付 教則完全ガイド





「EWI 4000s」本体に付いてくる解説書は
いろいろな機能について詳しく書いてある。

「日本語で良かった」

というのは、並行輸入品の場合(安いけれど)、
英語の解説書らしい?

英語でも大丈夫な人ならいいけれど、
私は音色の選び方すらわからなかったと思う。

           ☆

「EWI」を持っている人、これからの人も、
これ1冊しかない教則本なので手に入れよう。

私は本体を買う前に
教則本だけ先に買って読んでいた。

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2011年04月28日

辻井伸行の新刊本発売!

辻井伸行の本「ピアノのともだち」は
小〜中学生用に書かれた本だ。

小〜中学生のピアノ学習者に
読ませてあげよう。

もちろん大人が読んでもいい。

世の中への扉
「ピアノはともだち」
奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密
[単行本]
こうやま のりお (著)

<内容説明> amazon より

奇跡のピアニスト・辻井伸行誕生の秘密
ピアノは単なるモノじゃない。
僕のともだちなんだ。

ピアノで人とつながることを覚えたひとりの少年が
青年に成長する姿と、痛快なまでの天才ぶりに
感動必至!

世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密






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2011年03月01日

辻井伸行 奇跡の音色

天才を育てるには、どうすれば…?

そもそも天才を育てることなど出来るのだろうか?

それが「出来る」のだ。いや「出来た」のだ。

実際に育ててしまった人がいる。

ピアニスト「辻井伸行 奇跡の音色」
〜恩師・川上昌裕との12年間の物語〜
   [単行本(ソフトカバー)]
      神原一光 (著, 編集)

私は40年以上ジャズ・ピアノを教えて来て、
プロを育ててきた経験がある。

プロまでにはならなくても、一般の人を
ジャズ・ピアノが弾けるように育てることには
かなりの自信がある。

しかし「天才を育てられるか?」と問われると…?

    ☆      ☆

「どうやって育てたのだろうか?」
以前から非常に興味があったテーマなのだ。

しかも同じピアノ教育だ。(ジャンルは違うけれど)

この本をじっくり読んで勉強させていただきたい。

ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 〜恩師・川上昌裕との12年間の物語〜

<内容紹介>

◎「川上先生がいたから、
  僕はピアニストになれた」 辻井伸行

◎西田敏行さん、感涙!

◎辻井と川上の往復書簡も特別掲載!

■辻井伸行と恩師・川上昌裕との"感動の物語"■

第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで
「奇跡の音色」と賞賛された辻井の美しい音色は
いかにして生まれたのか。
その誕生秘話を初公開!

辻井が小学校1年生から高校3年生までの12年間、
ピアノを教えた恩師・川上と辻井の感動の物語。

■辻井の才能を伸ばした指導法を紹介■

川上は辻井のなかにある
“才能”を引き出し、伸ばすために
それまでの常識を捨てて
オリジナルな指導法を考え出していった。

“才能”と“やる気”を最大限に引き出し、
育てるためのノウハウをたっぷり紹介。

ピアノを習っている方やその親御さん、
音楽に携わっている方をはじめ、
経営者からビジネスマンの方、
幅広い年齢層の方、必読の1冊です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本書の構成】

◎往復書簡 辻井伸行から川上昌裕先生へ◎

プロローグ 「こころの遺伝子」
1章 世界中の人に聞いてもらいたい
2章 「ブラボー!」が聞きたく
3章 6歳と29歳、運命の出会い
4章 ピアニスト川上昌裕が挑んだ道
5章 この子に合った指導法とは?
6章 「奇跡の音色」へ 輝きだした才能
7章 二人の夢、ショパン・コンクールへ
8章 自立と別れの季節に
エピローグ 今日も世界にピアノが響く
◎往復書簡 川上昌裕から辻井伸行くんへ◎

●今なら、辻井の恩師・川上昌裕の
 スキルアップ ピアノ術(メールマガジン全5回)を
 無料でプレゼント♪

 辻井伸行の音楽の才能を引き出した
 川上オリジナル・レッスン法を
 5日間連続でお届けいたします!

 主な内容
 ・表現力をつけるために大切なこととは?
 ・才能を上手に引き出す方法とは?
 ・才能をダメにしてしまうレッスン法とは?
 ・暗譜するときのポイントとは?
 ・上達するための目標の設定方法は? など
 *内容は一部変更になる場合があります





詳しくは
「ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色」
公式ホームページへアクセス!
[PC版] http://www.kisekinoneiro.net
[携帯版]  http://www.kisekinoneiro.net/m

著者について

■辻井伸行 (つじい・のぶゆき)

1988年、東京都生まれ。
1995年4月、6歳のときに川上昌裕と出会い、12年間ピアノの指導を受ける。

同年、7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。
99年10歳で全国PTNAピアノコンペティションD級にて金賞を受賞。
2005年10月、ワルシャワで行われた第15回ショパン国際ピアノコンクールに
最年少で出場し、「批評家賞」を受賞。
09年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた
第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで
日本人として初の優勝を飾り、「奇跡の音色」と賞賛された。
07年10月、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。
11年2月、最新作・佐渡裕指揮「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」をリリース。
これまで増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄、田部京子各氏に師事。
公式サイト: http://www.nobupiano1988.com

■川上昌裕 (かわかみ・まさひろ)

1965年、北海道生まれ。
東京音楽大学(ピアノ演奏家コース)を首席で卒業。
88年、マリア・カナルス国際コンクール入賞。
92年、留学先のウィーン・コンセルヴァトリウムを首席で卒業。
7年の留学を経て95年帰国。

東京音楽大学講師として後進の指導にあたりながら、
ピアニストとしてコンサート活動やテレビ・ラジオへの出演、
楽譜の編集出版、執筆、講演、コンクール審査、
マスタークラスの講師など国内外で多方面に活躍中。
これまでに CD「バラキレフ&スクリャービン」「メトネル 嵐のソナタ」
「カプースチン 室内楽作品集1」など7枚のアルバムをリリース。

特にロシアの音楽家ニコライ・メトネル、ニコライ・カプースチンの
演奏、研究には定評があり、カプースチン氏からはピアノ曲を献呈されている。
著書に『ちょっとピアノ 本気でピアノ』(ヤマハ ミュージックメディア)がある。
公式サイト: http://www.cam.hi-ho.ne.jp/pianistas/

■神原一光 (かんばら・いっこう)

1980年、東京都生まれ。
早稲田大学卒業後、NHK入局。静岡局を経て、
制作局第1制作センター青少年・教育番組部ディレクター。
これまで「トップランナー」「パフォー!」「天才てれびくんMAX」
「ドキュメント20min.」など若者向け番組を担当。
ドキュメンタリー番組
「こころの遺伝子 ~あなたがいたから~ 
器の大きなピアニストになれ 辻井伸行」
も担当し、今作が初の著書となる。


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2010年11月01日

新たなスタートの日だ!

今日は、11月1日(月曜日)です。

「1」が「3つ」も続いて気持ちいいですね。

新たなスタートに、ちょうどいい日です。

あなたの勉強、練習は進んでいるでしょうか?

このブログは
 今月17日で(4年が経過して)
   5年目のスタートを迎えます。

毎日のように書いていたブログも
先月は<お休み>が多くなってしまいました。

しかし、最近また書き始めて、
 少しずつ調子を取り戻してきています。

今日(11月1日)から
  「新たなスタート」という気分です。

これからも自分が好きなことを学んで
 お互いに進歩、向上して行きましょう。

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2009年07月28日

フィンガー・フィットネス

昨日のフィンガー・フィットネス観ましたか?

私は昔ちょっとやってみたのですが、
今回もう1度やってみようかなと思っています。

現代は動画を持ち歩く環境になっていますから、
昔よりも勉強しやすい気がします。

でも、カフェなんかでやっていたら変?

テーブルの下に手を持って行ってやればいいかな?

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今、夜11時40分過ぎに京都から帰って来ました。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

去年まで参加していたブログ・ランキングですが、
 もう1ヵ所、近いうちに復帰するつもりです。

応援よろしくお願いします。

右上カレンダー下のバナーです。

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2009年07月27日

指の独立訓練をしよう

指の訓練には、いろいろな方法がある。

今回、ユニークな訓練を紹介しよう。

ピアノがなくても指の訓練が出来る。

ピアノを弾けない状態の時、旅行中、
 仕事中、授業中、真夜中などなど、
これならどこでも出来る指の訓練だ。

もちろん普段から毎日練習しよう。

私は、数十年前に、このビデオを買った。

ところが今は無料で観れてしまうなんて…。

とにかく面白くて役に立つので、
    じっくり観てほしい。

この動画は、第2章 FOLDS だけれど
 以下の表を参考にして他の章も観てみよう。

greg irwin finger fitness

 1. WARM-UPS
 2. FOLDS
 3. TAPS
 4. BENDS
 5. SPLITS
 6. COMBINATIONS OF
    BENDS AND SPLITS
 7. OPPOSITES
 8. SHUFFLING
 9. CROSS-THRUS
10. FINGER FEATS





 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ランキングの応援よろしくね。

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2009年07月04日

「辻井伸行」増刊号発売!

<辻井伸行 金メダルへの軌跡>が発売された。

月刊「ショパン」誌の7月臨時増刊号だ。

今回のコンクールのことが写真と記事で
詳しく報告されている。

授賞式の感動の写真などが大きく載っていて
1冊すべてが辻井伸行に関することなので、
ファンの人には記念になる嬉しい特集号だ。







最後の数ページには
月刊「ショパン」過去掲載記事があり、
  11歳(小学校6年生)の時から
すでに取り上げられていたことがわかる。

        ☆

私は昨日買って来て、じっくり読んでいた。

すぐにブログで紹介しようと思ったけれど
初音ミクちゃんのことを先に書いてしまった。

「ごめん、ゴメン!許してね」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以前このブログで紹介した
お母さん(辻井いつ子)の本は読んだかな?

「今日の風、なに色?」は、
生まれた時から12歳までのことが書いてある。


今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで


「のぶカンタービレ!」は、
13歳〜19歳までの話だ。


のぶカンタービレ! 全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで


どちらもとても勉強になる本なので
 ピアノが好きな人はぜひ読んでほしい。
  (私は2冊とも3回以上読み直した)

terusannoyume at 23:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月26日

マイケル・ジャクソン

今日の話題は、マイケル・ジャクソン。

テレビでは朝から放送していましたね。

09.6.26(金曜日)が、
このような日になるなんて、
 昨日までは
  夢にも思っていませんでしたよね。

       ★

私は、ずっとジャズをやっていたので
 マイケルの音楽を特別に追い掛けた
  ことはありませんでした。

それでも大ヒットした頃の楽譜などは
 当然ですが買いましたね。

今でも本棚の奥にあると思いますよ。

あの頃、歌って、踊って、しかも
  そのダンスがすごくカッコいい。

音楽もカッコいいけれど、見せる要素も
沢山あって、日本のポップス歌手達にも
  多大な影響を与えていますよね。

今でも歌って踊る人は沢山いますけれど
やはり、その頂点にいた人ではないかな?

何の分野でも頂点を極めるのは大変なこと。

誰でも出来ることではないですよね。

ごく限られた人にしか与えられない才能が
 一つ消えてしまったのは悲しいけれど、
別の新しい才能が出て来ることに期待して、
   希望を持って生きて行かなくちゃね。

terusannoyume at 19:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月03日

ショパンをどう弾くか?

ショパンが大好きな人のために、
  とても良い解説書が出ましたよ。

本の題名が、そのものズバリ。

「ショパンをどのように弾きますか?」
 〜その答えを探してみましょう〜

レギナ・スメンジャンカ 著 ヤマハ







私がこの本を購入した個人的な理由は、
弾き方だけでなく、曲の形式についても
書いてあるので分析の時に役立つからだ。

もちろんピアノの弾き方中心の内容なので
ピアノ指導者、学習者にも役に立つはず。

著者は、ポーランドのピアニストで、
ワルシャワショパン音楽アカデミー名誉教授。

ショパン国際ピアノコンクールなどの審査員
も務めたり、かなり実績がある人のようだ。

詳しい紹介は本の終りに載っているので参照。

(数日前に発売されたばかりの新刊書です)

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2009年05月05日

2本指のピアニスト

左右の指が2本ずつのピアニスト、

イ・ヒアさんについては以前紹介しました。
(07.11)

今回は、イ・ヒアさんの動画を観ましょう。






terusannoyume at 19:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月01日

クリック・ピアノ上達法!

テル式クリック・ピアノ上達法

<前置き>
私は長年ノート・パソコンを愛用していましたので、
マウスは使わずに本体を人差指で「撫でなで」しながら、
クリックも本体だけで行っていました。

ところが数日前に(京都で)マウスを買って使ってみると
「やりやすい、使いやすい、作業が早い」

早速、東京に帰って来て、新宿西口ヨドバシ・カメラに。

今回は、そこで出会った「お宝発見」から発展した物語。

            ☆

みなさんご存知のように、マウスは「左右対称のもの」と、
「カーブしているもの」(カッコの右のような形→)が
ありますよね。(確かにこのカーブは握りやすいです→)。

ヨドバシには京都で見た何倍ものマウスが置いてあって、
どれにしようか迷っていた時に、その「お宝」を発見しました。

何と、左手専用のマウスがあるのですね。
あなたは知っていましたか?

その左手用マウスは、カーブが反対(←カッコの左側)に
なっているんです。(←これだけでも感心したのに…)
さらに、マウスの両目のうち左目が通常クリックですが、
さすが左手の専門家は右目が通常クリックになっています。

「おお、スゴイ!」
私は感激して思わず「買っちゃおうかな」と思いました。

「テル先生は、左利きなの?」

「いえいえ、生まれた時から右利きですよ」

「じゃあ、どうして…?」

「ピアノのための左手訓練ですよ」

私は売り場でしばらく迷い、そして考えました。
左手専用だと親切にも右目クリック(人差指)になっている。
ところが私は「弱い薬指」を鍛えたい…。

「そ、そ、そうだ…!」
普通の右手用を左手で使えば、
左目(通常クリック)は、ちょうど薬指が使える位置になる。
カーブしていては、やり難いから買うなら「左右対称だ!」。

「わーい、大発見、大発明!」
「これで私は大ピアニストになれる!」(ホンマかいな?)

        ☆

♪テル式クリック・ピアノ上達法

<準備>
マウスをパソコンの左側に置いて下さい。

<基本編>
マウスの左側面を小指、右側面を親指で支えます。
左目は薬指、右目は人差指が担当します。
両目の真ん中にある「第三の眼」を中指が担当。

これで完璧!スゴク使いやすいです。

<中級編>
左側面の小指は同じですが、右側面を人差指に変更。
左目の薬指は同じで、右目を中指に変更。
超能力を発揮する「第三の眼」は薬指が担当。
つまり、ほとんどの操作を薬指中心に行います。
ピアノ上達のための「薬指強化合宿」です。

<上級編>
左側面は小指で同じ。右側面を中指に変更。
両目と「第三の眼」を、すべて薬指で!
こ、こ、これは、やり難いです。
非能率的でクリック出来ません。

(この上級編だけは冗談ですから、
物好きな人だけ挑戦して下さい)。

       ☆

私は毎日ネットを見ながら何時間も過ごし、
「ピアノの練習もしなければなあ」と
後ろめたい気持ちでいっぱいでした。

ところが今日、たった今からは
「これはピアノの練習だい!」と胸を張って宣言出来ます。

「誰に対して?」

「か、か、神様に…」

「ちょっと無理じゃないの。神様を誤魔化すなんて」

           ☆

私は普段は<中級編>にして、疲れてきたら<基本編>
にしようかなと思っています。

天才は「左利き」が多いそうです。
左手は、右脳につながっているからですかね?
「ひらめき」(右脳からのアイデア)が欲しい人は、
日常から左手を使うように心掛けましょう。

もともと左利きの人は、どうするのか?右にするの?
いや、そのままの方がいいかも…。
右利きの人よりも「ひらめき」が多いでしょうからね。

みんなで「左利き」になって、
どんどん「ひらめき」が来るように祈ろう!

「勝手にやれば…」

「そ、そ、そんなあ。折角長い文章書いたのに…」

「才能の無駄使いよね」

「…」

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2007年03月06日

音楽上達に役立つ課題

今回は、久し振りに「ハノン」の応用。
次のことが身に付きます。
たった1つの課題で、
指の訓練、コード進行の基本、小節感、リズム訓練の4つです。
早速、始めましょう。

              ☆

「ハノン7番」の「ド、ミ、レ、ファ、ミ、ソ、ファ、ミ」を練習します。

左手は「ハノン」のとおりにそのまま弾きます。
右手は中央のドから「ド、ミ、ソ」のコードを弾きます。

2小節目
左手「レ、ファ、ミ、ソ、ファ、ラ、ソ、ファ」
に対して右手はコードで「レ、ファ、ラ」
以下、
3小節目「ミ、ソ、シ」
4小節目「ファ、ラ、ド」
5小節目「ソ、シ、レ」
6小節目「ラ、ド、ミ」
7小節目「シ、レ、ファ」

8小節目は、次のように変えます。

「ハノン」原曲は、さらに続きますが、
この課題では、
左手は「ド」の音のみ(1小節分)。
右手はコード「ド、ミ、ソ」。
原曲は、4分の2拍子ですから2分音符。

1小節の各音を8分音符で感じて
4分の4拍子にしている人は、全音符。

とにかく、キッチリ8小節にします。
原曲の2小節分を4分の4拍子に感じている人は、4小節になります。
4小節、または8小節単位で感じることがとても大切なのです。
(その点では「ハノン」は変ですね)

続けて下行します。

1小節目
左手「ソ、ミ、ファ、レ、ミ、ド、レ、ミ」
右手「ド、ミ、ソ」のコード。

2小節目
「ファ、レ、ミ、ド、レ、シ、ド、レ」で、
コードは「シ、レ、ファ」

以下、上行の逆です。
7小節目「ラ、ファ、ソ、ミ、ファ、レ、ミ、ファ」
コードは「レ、ファ、ラ」
8小節目、左手「ドの音」、右手コード「ド、ミ、ソ」。

       ☆      ☆

以上の課題を、12キーで練習しましょう。
左右の手を逆に、
左手「コード」、右手「ハノン」もやりましょう。
弾けるようになった人は、
最近の課題「メトロノームの裏拍」を取り入れてもいいです。

この課題をしっかり12キーで練習すると、
コード進行の勉強が理解しやすくなります。
クラシック、ポップス、ジャズなど、
すべてのジャンルの曲の解釈が
以前より少しわかって来ますよ。
(これだけですべてがわかる訳ではありませんが)

あなたにとって損なことは何もありません。
必ず得することばかりです。
ぜひ、練習してみて下さい。

terusannoyume at 06:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年02月24日

ピアノを美しく響かせる(2)

以前、このタイトルで記事を書きました。(2月1日です)
実は、あの時、前書きだけで終ってしまったのです。
「ピアノに話し掛ける」という話です。
覚えていますか?
今回は、本題の「タッチ」「音色」の話です。

ジャズピアノ学習者は
「アドリブをいかにカッコよく弾くか」などに気を取られて
「ピアノを美しく響かせること」など考えていないかもしれません。
あるいは余裕がないかな?
クラシックの人は当然意識しているテーマだと思います。
「音色まで余裕がない」という人も、話だけは聞いておいて下さい。
ピアノ学習者は、ジャンルに関係なく大切な話ですから。

          ☆

「タッチ」「音色」の話は私の専門ではありませんので、
詳しいことはクラシックの先生に指導してもらったり、
本などで学んで下さい。

私の場合の話をします。

私の演奏活動は、コンサート、ライヴ、レコーディングなど
すべてピアノ・トリオです。
ジャズ・ピアノ・トリオの編成というと、
普通はピアノ、ウッドベース、ドラムです。
常にドラムがいる。
つまり「ドラム相手にピアノを美しく響かせる」こと。
これが私の課題なのです。

少し話が関係のある横道に行きます。

私は趣味でドラムをやっています。
多くのドラマーは「ドラムはパワーだ」と考えているのでは?
私のドラムは上手くはありませんが、
常にドラムのタッチを考えて叩いています。
トップシンバルをいかに美しく響かせるか?
スネア、タムタム、バスタムなどを綺麗な音で叩く。
そんなことを考えているのです。

私が東京音大付属高校の打楽器科に入学した話、
以前このブログで話しましたよね。
この時も、例えばトライアングル。
小学校で使うものより大きいです。
トライアングルなんて誰でも叩けると思いますよね?
でもね、綺麗な音を出せるかというと、
やはり練習しないと出せません。

大きなシンバルを片手に1枚ずつ持って「ジャーン」と合わせる。
こんなもん、サルでも出来ると思いますよね。
だって、オモチャでありますもんね。
あれも「美しく一発!」というと、何十回も練習しないと出来ません。
そういえば、音大の定期演奏会、オーケストラでやりましたよ。
長い曲で、最後の方で一発だけ出番があります。
そこで叩かなかったら、何のために何ヶ月も練習し、合宿まで行き、
本番でもずっとステージで座ってみんなの演奏を聞いていたのか、
すべての意味がなくなってしまうのです。
緊張の一瞬です。
「ジャーン」
上手くいきました。ホッとしました。
でも、この日の出番は、たったこの一発。
悲しい!ヴァイオリンやっておけばよかった!

     ☆      ☆

こんな経験が先にあったからなのか、
ピアノでも、たった1音を「コーン」と弾いて
その音の残響が消えてなくなるまで聴いている。
そんな練習を繰り返しました。
ドラム相手だからといって、力ずくではダメです。
コツは、腕の重みを利用する。
指先が鍵盤に触れる瞬間だけ力が入りますが、
音が出た後はもう力を抜いている。
鍵盤の少し上から腕を落とす。
指先の一点に腕の重みが掛かる。
すぐ力を抜く。

女性のハイヒールで足を踏まれたら痛いですよね、きっと?
全体重が踵の一点に集中するのですから、ものすごい力です。

スティックでシンバルを叩くのも、トライアングルを響かせるのも、
野球のバットでボールをジャストミートで叩くと、ボールが遠くまで
飛んで行くのも、すべて共通するような気がします。

上手く説明出来ませんが、自分で研究してみて下さい。

余裕のない人も、今の段階では「出来る」「出来ない」よりも
音色まで「意識している」「していない」「考えたこともない」では、
あなたの今後の演奏が違って来ます。
余裕が出来たら、いつか挑戦しましょうね。

terusannoyume at 05:24|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

2007年02月10日

ジャズ上達の秘訣が明かされる

ハノンを12キーで楽しく弾く方法。
最近このブログで何回か取り上げました。
あなたは、すでに挑戦していますか?
まだやっていない方は、ぜひ、挑戦してみて下さい。
実は、そこにジャズ・ピアノ上達の秘密が隠されています。
誰も気が付いていません。
もちろん、あなたも。
だから、やる気が起きませんよね。
今回は、その秘密を解く鍵の話です。

        ☆

ハノンを弾く目的は「指が速く動くようになるため」、
「しっかりしたテクニックを身に付けるため」と
誰もが思っています。
確かに間違っていません。
しかし、ジャズ・ピアノ上達を望む人、
ジャズでなくても即興演奏したい人、
ピアノを自由自在に弾きたい人、
クラシックの曲を今よりもっと早く確実に覚えたい人は、
ただ指を動かしているだけではダメです。
考えながら弾くのです。

「何を?」

これが上達の秘密です。
次のことを考えるのです。

まず大きく全体を、
「いま何のキーを弾いているのか」
「そのキーの長音階の各音(7つ)はどれか?」
その7つの音を右手は親指、左手は小指が受け持ちます。

そして、次が重要です。
7つの各音の上に作られるコードまで考えるのです。
わかりやすく「ハ長調」で説明します。
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、各音の上に
音階内の音を積み重ねて3和音を作って下さい。

ドの上には「ドミソ」、レ「レファラ」、ミ「ミソシ」
ファ「ファラド」、ソ「ソシレ」、ラ「ラドミ」、シ「シレファ」

次のことも重要です。
1度、4度、5度のコードは長3和音。
「ドミソ」「ファラド」「ソシレ」
2度、3度、6度のコードは短3和音。
「レファラ」「ミソシ」「ラドミ」
7度のコードのみ減3和音。
「シレファ」(シとファの音程が減5度)。

    ☆     ☆

具体的に説明しましょう。
ハノン1番を例にすると
「ドミファソラソファミ」の時に
「中心になる音は?」=「ド、ミ、ソ」
「装飾的な音は?」=「ファ、ラ」
ファはミとソの間の経過音。
ラはラソとソに向かって解決している音です。

次の「レファソラシラソファ」は
「レ、ファ、ラ」が中心で
「ソ、シ」が装飾的。

以下、同じように、すべての音に対して
和音(中心)、その他(装飾)を考えながら練習しますので、
とても速くなんか弾けません。
最初はゆっくりゆっくり納得しながらやります。

ここが重要です。
「すべての音を理解して弾く」
この法則は、すべてに当てはまります。

ジャズの曲で「テーマ」や「アドリブ」を弾く時、
クラシックで「ショパン」「ベートーベン」などを弾く時、
「すべての音を理解しているか?」
「理論的に」です。
ジャズでは「ジャズ理論」、クラシックでは「和声学」など。
この話は大変に長くなりますので省略します。(別の機会に)

しかし、あなたがジャズ、またはクラシックを学ぶ場合でも
すべての人に共通する基本課題が、このハノン練習法なのです。

とても大変そうですが、慣れてくれば誰でも出来ます。
少しずつ進んで下さい。
この課題の練習方法を近い内に取り上げます。

terusannoyume at 12:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年02月07日

指強化アドリブ上達法(2)

楽しく指を強化し、
アドリブまで上達する時間がやってまいりました。
今回は「同タイトル(1)」の続きです。
まだ読んでいない方は、先に(1)を読んでおいて下さい。
前回の内容をさらに発展させた話になります。

        ☆

今回の課題は、
前回のテーマ(4分音符)を8分音符にして、
さらに新たな4小節を加えます。
これがカッコいいですよ。

では、練習を始めます。

「レファソラドラソファ」で1小節です。
8分音符で弾くのですからね。

左手の音域はハノン1番の2小節目と同じ。

右手は、左手の2オクターブ上です。

では両手で「レファソラドラソファ」を3回繰り返して弾きます。
これで1〜3小節目ですね。
4小節目は「レ」を8分音符2つ。
つまり「1ト2ト3ト4ト」の「1ト」を「レレ」と2つを弾き、
「2ト3ト4ト」は休みです。(左手は止まりませんよ)

次は、右手が左手の10度上の「ファラシドミドシラ」を3回。
これで5〜7小節目ですね。
8小節目は「ファ」を8分音符2つ。2〜4拍は休み。
左手はもちろん弾き続けています。

さて、ここからが今回、新たに加わります。
左手の5度上で「ラドレミソミレド」を3回。
9〜11小節ですね。
左右の手が接近していますよね。
どうですか、このサウンド。ジャズみたいでしょう?
12小節目は「ラ」2つ8分音符で。(2〜4拍目は休み)

以上が「テーマ」(12小節)です。

では、曲として演奏しましょう。

     ☆      ☆

「ハノン1番による変奏ジャズ即興曲」(作品2)

「イントロ」
左手だけで4小節弾いて下さい。
これを「イントロ」にします。

「テーマ」
上で練習した12小節を弾きます。

「アドリブ」(右手で)
「レファソラド」の音で8分音符を中心にしてアドリブします。
2〜3オクターブの間を自由に動いて下さい。
出来ましたら3連符、16分音符も加えていきます。

やめたくなったら「テーマ」を弾き、
左手だけ数回繰り返し、「レ」の音で終ります。

    ☆    ☆    ☆

上級者は、いつものように12キーで弾きましょう。

<前回の補足>

♪4小節(または8小節)単位で感じること。
これが重要なポイントです。
モードの曲はコード進行がありません。
「ソー・ホワット」のように16小節弾いたら半音上に上がるという場合、
どこを弾いているのか見失いますから。

♪コツは、フレーズを4小節単位で考え、
4小節目の1〜2拍目まで弾き、
3〜4拍目で休む感じで弾けば上手くいきます。

♪前回「8分音符、3連符、16分音符で弾く」と言いましたが、
「それらの音を中心に」と言う意味で、それ以外も使って構いません。
4分音符、付点4分音符などを組み合わせてもいい。
8分音符を中心に4分音符が入ってもいいということです。

♪休符も上手く使って下さい。
休みなく弾く訳ではありませんよ。

       ☆

初心者の方も弾ける範囲で一緒に進みましょうね。
「では、みんなで楽しく上達しようぜ!」

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2007年02月05日

指強化アドリブ上達法(1)

指を強化しながら、アドリブの練習が出来る方法です。
これは面白いです。強力です。しかも奥が深いです。
最近、私が楽しくて楽しくて仕方ないと言っていた、
ハノン海賊版、違った!改良版。いや「ハノンのジャズ化」です。

このブログに初めて来た方で
「何だハノンか、つまらなそうだから他のブログへ行こう」
と思った方。ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい。

これは本当にカッコいいんです。
楽しくて、指も動くようになる。
ぜひ、じっくり読んで試して下さい。

あなたは、このブログを読んで良かったと思いますよ。

          ☆

まず、ハノンの1番、みなさん復習していますよね。
まだの人は少し練習して下さい。

私はハノンの中にある「分散和音」も練習しているのですが、
右手4と5の指で3度音程を弾かなくてはいけない時があります。
そこでハノン1番を改良しました。

「ドミファソ[ラ]ソファミ」の1番高い音[ラ]だけを[シ]の音に変えました。
そうすると
「ドミファソ[シ]ソファミ」ですね。
2小節目は「レファソラ[ド]ラソファ」、
以下、同じ音型で上がって行き
「シレミファ[ラ]ファミレ」まで来たら
そのままの音型で下がります。
「ラファミレシレミファ」
「ソミレドラドレミ」以下同じように。

以前、言いましたように左右の手は2オクターブ離して弾きます。
当然12キーで、出来るだけ速く。
私は、こうして右手4と5の指を強化していました。
そして、ひらめいたのです。

     ☆        ☆

「ハノン1番による変奏ジャズ即興曲」(作品1)

左手は、ずっと止まらずに
「レファソラドラソファ」(Dマイナー・ペンタトニック)
を4分音符で弾き続けます。(2小節になりますね)
ハノンに書いてある音域で、
4ビートのベースをイメージして弾きましょう。

では「テーマの練習」を始めます。
テーマは16小節です。
左手は4分音符ですから「レファソラ」が1小節目、
「ドラソファ」が2小節目です。
左手は、この2小節をずっと繰り返して下さい。

さて、右手です。
左手と同じ音を2オクターブ離して3回繰り返す。(1〜6小節)
7小節目は「レ」全音符。8小節目は休み。

次が問題です。今度は右手が左手の10度上を弾きます。
「ファラシドミドシラ」を4分音符で3回。(9〜14小節)
15小節目は「ファ」全音符、16小節目は休み。

これがテーマです。
この間、左手は「レファソラ」「ドラソファ」(2小節)を弾き続けます。

そして、この後、右手は「アドリブ・コーラス」になります。
使う音は、「レファソラド」(Dマイナー・ペンタトニック)。
8分音符を中心にしてアドリブして下さい。
いきなり8分音符は無理だと言う人は、4分音符でもいいです。

8分音符が出来た人は、3連符で弾く。
さらに、次の段階は16分音符です。
私は当然ですが、16分音符で弾きまくっています。

しばらくアドリブして、やめたくなったらテーマに戻ります。
右手のテーマが終っても
左手だけは繰り返し弾き、少しずつ音を小さくして、
最後は「レ」の音で終ります。

     ☆     ☆     ☆

どうですか、出来そうですか?

上級者は、これを半音ずつ上げて12のキーでやりましょう。
(私は当然ですが12キー、16分音符で弾けます)。
そうすると、マイナーペンタトニックを12キーでマスター出来ます。
将来、あらゆるコードで(モードでも)応用出来、世界が広がります。
上級者には、この「深い意味」が想像出来るでしょうから
今は、あえて説明しません。

初心者でも、出来ましたら「この課題」(Dマイナー)と
「半音上のキー」(E♭マイナー、全部黒鍵)で
弾けるようにしましょう。(たった2つのキーでもいいのです)
そうすると、ジャズのモード奏法の代表曲「ソー・ホワット」や、
コルトレーンの「インプレッションズ」が弾けるようになります。
今は何のことか、意味はわからなくても、
「将来、何か得するのかな」と思ってくれればいいです。

       ☆       ☆

次回は、さらに、もっともっとカッコいいですよ。
その準備が今回の課題です。
この課題が出来なければ、次回の課題は手が出ません。
みなさんは、それぞれの段階で、弾ける範囲のことをやって下さい。

この課題は、私自身の復活ライヴ(今週8日)のために
昔のテクニックを取り戻したくて考えた練習です。
私が「楽しい楽しい」と言って練習している一部を公開しただけ。
これが出来ないからといって、決して落ち込むことはありません。
基本的なコードやスケールの練習を各自のレベルでやって下さい。

では、楽しんで(苦しんで?)練習しましょう。
「明るい未来を目指して!」

terusannoyume at 00:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年02月01日

ピアノを美しく響かせる(1)

「ピアノさん、こんにちは。
今日は私がお相手させていただきます。
よろしくお願いします。美しく鳴って下さいね」

演奏活動をすると毎回会場が違います。
当然ですが、ピアノもその会場にあるものを使用します。
会場に着くと、私はいつも鍵盤一つ一つを拭きながら
ピアノさんに話し掛けます。

「今日はいい天気でよかったですね」
「ピアノさんも調子が良さそうですね」

人と人が出会うと、必ず挨拶を交わします。
「こんにちは」
「お元気ですか」

では、ピアノさんと出会った時は?
もう当然の話です。

「なぜ?」

ピアノさんと私で、その日の音楽を奏でるからです。
お互いに、一人では生きて行けない。
2人で1人。一心同体。
話し掛けない方がおかしい。
挨拶しない方が失礼だと思いませんか?

       ☆

私にとって、挨拶は当たり前であって
さらに先の話があります。
(冗談と思ってもいいですよ)。

「私の奏でた1音1音が光のシャワーに変わり、
 会場にいる人々の心が幸せになりますように」
「最低限、公害を撒き散らすような音楽にしないで下さい」
「ピアノさん、本当によろしく、お願いしますね」

実は、この思いはコンサートの時だけでなく
私が以前から常に心掛けていることなのです。

    ☆      ☆

あなたは、なぜ音楽を学ぶのですか?
「楽しいから」
「カッコよさそうだから」
そうですね。第一歩はそこからです。

では、プロになった方は
何のために音楽をやっているのですか?
「生活のため」
そうですよね。私たちは体を維持していくためには収入が必要です。

では、楽しくて生活も安定していたら(いえ、安定していなくても)
本当は、何のために音楽をやるのでしょう?

「♪〜♪〜♪〜♪〜」

この答えは、あなた自身で考えて下さい。
1人1人、答えが違うでしょうね。

    ☆   ☆   ☆

あなたも今日から家にあるピアノさんに話し掛けて下さい。

「わたしが落ち込んだ時に、いつも励ましてくれてありがとう」
「ピアノさんとは一生、付き合うつもりよ」
「今日もよろしくね。美しく響いて下さいね」

毎日毎日、あなたが言いたいことを話し掛けて下さい。
不思議なことに、ピアノの響きが変わって来ますよ。

 「おいおい、冗談だろ」
 「わたしは、信じるわ」

あなたの魂の成長度が試される時です。
(これも冗談と思われそうですね!)

terusannoyume at 06:37|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2007年01月31日

ああ、何と楽しい練習なのだ!

あなたの練習は進んでいますか?

私は最近、練習が楽しくて仕方ありません。
「ハノン」の課題を実践的に改良して楽しんでいます。
今は自分で試している段階ですが、もうすぐ公開しますね。

ただ普通に1〜20番の課題を弾く時も、
左右の手を、2オクターブ離して弾くと
ラテン・ピアノを弾いている気分で楽しいですよ。
原曲は1オクターブですから、スタートの時に
右手が左寄りになりますよね。
それを、右手は中央のドから弾くのです。(キーCの場合)
(つまり左手は原曲通りで、右手だけ2オクターブ上です)

さらに、練習パターンに自分なりのシンコペーションを付け
アドリブしている感じに。
さらにさらに
ラテン・パーカッションのリズムに合わせて弾いたら
気分は熱帯の国。練習も熱く燃えます。
この瞬間、あなたはラテン・ピアノの大家になれます。
(中級以上の方は、当然12キーで)

これだけでも、結構楽しめます。
あの退屈だった「ハノン」が
「こんなに楽しかったのか」という感じです。
ぜひ、あなたも楽しんで下さいね。

現在の私は、もっと実践的で、
すごいことを考えて、試しています。
練習結果報告を、お楽しみに。もうすぐです。

terusannoyume at 09:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年01月24日

指の動きが速くなる練習法(2)

今日、強力な指の訓練をやりました。
何だか上手くなった気分で嬉しいな。
もっと早い時期にやりたかったなー。
30年前にやっていれば、今頃は〜。

私には、とても楽しい練習でしたが、
全員に向いているとは言えませんね。

今回のテーマは「指動速法」(しどうそくほう)。
別名「指導速報」(今日の学びをすぐ伝える)。
「テル先生、その用語って有名なんですか?」
「あるわけないでしょ、今、作ったんだから」
「ひどい、いい加減な指導者!」
「だってね、いちいち、
指の、動きが、速くなる、方法、なんて
入力してられないでしょ。だから
このブログだけで通用する用語。
我ながら上手く名付けたもんだ!」
「順に漢字を並べただけじゃん」
「なに!、何か言った?」
「いえ、言いません」
(〜心の中では〜)
<変わり者の先生だけど我慢しよう>

♪「チャン、ちゃん」(ソ、上のドへ)♪

今回は、上級者へのアドバイスです。
(前半は、初心者へのアドバイス)。

ジャズピアノをマスターしたかったら
まず、長音階を12のキーで弾けるようにすること。
出来れば両手で、4オクターブの上行下行。
各自のレベルによって2〜3オクターブでもいい。

まったくの初心者で、両手で弾けない人は
右手で1オクターブの上行下行だけでいい。

ここで大切なことは、指が速く動くことよりも
フラットやシャープがいくつ付くと何のキーで
音階はこうだ、と納得して弾くこと(覚える)。

「指動速法」は、「ハノン」1〜20番をやりましょう。
(普通に、書いてあるキーのみで、少しずつ進む)

=======================

さて、ここからが上級者へのアドバイスです。
専門用語が多数出ますので、
一般の方は☆から☆へ飛んで下さい。

       ☆

メジャースケールを12キーで弾くことは
絶対条件です。なぜなら、そこから派生する
7つのチャーチモード、ドリアン、ロクリアン、
ミクソリディアンなどを覚える時に必要だからです。
大元がわからなくては、各スケールを理解出来ません。

ダイアトニック・スケール・コードも12キーで
いつでも弾けるようにしておいて下さい。
歌伴で、曲を何のキーでも弾けるようにするには
最低限、必要な訓練です。

上級者(またはプロの方)は、以上の課題を弾けますよね。
しかし、スケール音をそのまま順に弾けるようになったら、
次の段階として、もっと強力な方法がありました。

このブログのコメントでヒントをもらったので、
昨日、早速やってみたのです。
強力で、面白かったですよ。
「ハノン」を12のキーで弾くのです。

昔から話としては知っていました。
「ハノン」にも「12キーで弾け」と書いてあります。
しかし、自分でやろうなんて思いませんでした。
だって、つまらなさそう。時間の無駄。
「ごめんなさい、ハノンさま!」

でも、実際にやってみると、新鮮で楽しいんです。
あなたも1番を12キーで弾いてみて下さい。
Cなら簡単なのに、Dフラットになっただけで
やり難いですよ。何となく想像出来るでしょう?

12キーで弾けるようになったら
2番、3番の課題へ進みましょう。
もちろん、12キーです。

強力な指の練習になって、チャーチモード、
ダイアトニック・スケール・コードの復習にもなる。

「当分の間、楽しめそうで、嬉しくなっちゃうね!」

     ☆     ☆

今回は、上級者が対象でした。
12キーで長音階を弾けない人は、
この課題は出来ません。
もっと他に覚えることが沢山あります。
基本コードや長音階などです。
決して仲間外れにする訳ではありません。

また、明日から初心者に向けて
メッセージを送りますからね!

terusannoyume at 08:20|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

2007年01月23日

指の動きが速くなる練習法(1)

「指の動きが速くなるための方法は?」
 という質問をいただきました。
その答えは「ひたすら練習すること」です。
(質問者ひっくり返る。あまりの当たり前の答えに)

この答えじゃダメですよね?
「何を?」
「どのように練習したらいいのか?」
「わからないもんね」

いろいろな方法があるのでしょうが、
私の若い時の体験談を話しましょう。

       ☆

私は、クラシックピアノはやらないで、
いきなりポピュラーから弾き始めました。
譜面どおりに弾くのではなく自由に弾く。

もう少し詳しく説明しましょう。
ポピュラーやジャズの曲を弾く時に
左手の伴奏まで書いてある2段譜ではダメです。

「なぜ?」

「だって応用が利かないでしょう?」

例えば、バンドのメンバーに
「イントロ、エンディングをもっとカッコよくやってよ」
「アドリブをもう1コーラス弾いて」
「歌うからメロディーを弾かないで伴奏だけして」
「歌うのにキーが高いから3度ぐらい下げて」
などと言われた時、その場ですぐに弾けますか?
譜面どおりに覚えているだけの人は出来ません。

「では、どうすればいいのでしょう?」

1段譜を弾けるようにするのです。
メロディーだけが書いてある譜面。
左手の伴奏は書いてありません。
伴奏はメロディーの上に書いてある
コード・ネームを見て弾くのです。

私は、このようなやり方でピアノを始めました。
最初から実際の曲(ヒット曲)を弾いたのです。
つまりクラシックのように練習曲など弾かずに。

その方が、楽しい、上達も早い、応用が利く。
指も、そこそこ動けば弾ける。
8分音符ぐらい弾ければいい。
これなら誰でもすぐに弾ける。
退屈な指の訓練なんかしなくていい。

私は、楽しくて楽しくて毎日が天国。
しかし、2〜3年してからでしょうか、
「もう少し指が速く動くといいのにな」
と思うようになったのです。

その時点での私は、3連符は弾けたのですが、
16分音符が弾けなかったのです。
アドリブ・フレーズに1ヵ所なら入れられるのですが、
16分音符で弾きまくることが出来ませんでした。

    ☆      ☆

実は、ピアノを始めた頃に
<ハノン>をやったことがありました。
その時の感想は、
「何と退屈で、つまらない練習なんだ」
と、三日坊主で終りました。
(だって曲を弾いてる方が楽しいもんね)

しかし「もう少し指を速く」と思ってから、
「もう1度<ハノン>をやってみよう」
という気になりました。
あの有名な1番「ドミファソラソファミ」ですね。
(うわあ!懐かしいなー)

「とにかく今はこれをやってみよう」
「これで指が速く動くようになるはずだ」
「もっともっと上手くなりたいじゃないか」
などと、心の中でつぶやきながら弾きました。

不思議ですね。
以前は「退屈で、つまらん!」と思ったのに
「何と楽しく、素晴らしい練習方法なのだ!」
と考え方が180度も変わってしまいました。

今日の話は、ここがポイントです。

同じ課題なのに目的意識を持つと違って見える。
何事も、いやいややっていてはダメなのです。

   ☆    ☆    ☆

あなたが仕事をいやいややっていたとする。
慢性病の原因になりますからやめて下さい。
別の角度から見て楽しさを発見して下さい。

「仕事があるから生活出来る。ありがたい」
と感謝するのでもいいですよね。

「じゃあ、仕事なくした人はどうするのよ」
その時は、
「今は、テル先生のブログを読んで、
人生を振り返る時なんだなー。ありがたい」と。

どんなことでも、良くも悪くも考え方次第ですよね。
何が起きてもプラスに考えましょう。

あなたは、ピアノが上手くなります。
今日から仕事も、きっと上手くいくでしょう。
いえ、上手くいく方法をいくつも考えるのです。

そして、あなたは幸せになるのです。

terusannoyume at 01:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年01月16日

カフェで幸せ!

オシャレなカフェで
ジャズを聴いて勉強する話の続編。
今回は、
ピアノの練習までしてしまう話です。

私は、今日も
京都のカフェでコーヒーを飲んでいました。
その店で流れていたジャズピアノは
新しいスタイルで
「へえ、すごいことやってるな」と
関心して聴いてしまいました。
他のお客さんは誰も聴いていませんが、
自分だけ200円のコーヒー代で
勉強させていただき得した気分です。

私は耳でジャズを聴きながら、
「指の訓練も同時に」しています。

以前「DVD(映画など)を観ながら練習」
の話をしましたよね。
あの訓練をテーブルの上でやるのです。

右手5本の指先をテーブルの上に置いたまま
1本ずつ順番に弾いていく課題です。

ただし、注意することがあります。
お客さんの話し声がうるさい時にやって下さい。
静かな時にやると、
トントン叩く音が聞こえて迷惑ですから。

私は、静かな時は
「薬指だけ」を訓練することにしています。

他の4本をテーブルに付けたまま
薬指でテーブルを叩いても
大きな音は出ませんからね。
かなり訓練をした人以外は、
かすかな音しかしません。

大きな音が出る人は、
自分の膝の上でやりましょう。
(他人の膝をさわっちゃダメですよ)。
自分の膝なら誰にも迷惑を掛けませんからね。

200円でコーヒーが飲め、
ジャズが聴けて、
ピアノの練習が出来、
本まで読める。

私の幸せの一時です。

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2007年01月07日

一石二鳥の「指」強化法!

以前「一石二鳥のピアノ上達法」の話をしました。
「私はビデオやDVD(映画など)を観ながら
キーボードで指の訓練をしている」という内容でした。
今回は、その続編です。

実は、質問をいただいたのです。
その話の中に出てくる
「4オクターブのキーボードは、どこの製品?」
という質問です。

これは、MIDIキーボード・コントローラーというもので
単独では音が出ません。
メーカーは、EDIROL(ローランド)で、
PCR−M50(49鍵)です。
2万数千円ぐらいですので、ネットで調べて下さい。

なぜ、これを選んだかというと
ピアニストですから、やはり、タッチですね。
「コン、コン」という音が気持ちいいからです。
いや、そういう音がするように訓練するのです。

PCR−M30(32鍵、2オクターブ半)でも
いいかもしれませんよ。(2万円を少し切る)
鍵盤数が違うだけで機能は同じです。

さて、ここからが今回の本題です。

このキーボードを使って
私がどのような「秘密の訓練」をしているのか?
一部ですが紹介しましょう。

<課題1>
右手の各指を、ドレミファソの上に置いて下さい。
ドは親指、ソは小指ですね。
5本の各指先が鍵盤に触れているだけの状態にします。
この状態で、1本ずつ弾いていきます。

まず、親指(ド)で、ゆっくり4分音符を何回か弾いて下さい。
この時、他の4本の指は鍵盤に触れたまま動かさないように。
以下、順番に、人差し指、中指、薬指、小指で弾いていきます。
(各指が弾いている時、他の4本は動かさないようにしてね)。

出来ましたか?
ほとんどの人は、薬指が他の指より動かなかったと思います。

<課題2>
今度は、ドレミファソの各指を鍵盤の下まで押さえ込んだ状態にします。
これで先程の順に、親指から弾いていって下さい。
1本ずつ弾いていく間、残りの4本は鍵盤を押さえたままの状態です。
腕、肩に力が入らないように注意して下さい。
この課題も、薬指が動きませんよね。

以上のことを、左手でも訓練しましょう。

<注意、注意、注意>
急に長時間やると「ケンショウ炎」になります。
休み休み、少しずつ練習して下さい。

腕、肩の力を抜くことをわすれないで。
(一生懸命になると、わすれますよ)。

効果抜群ですが、危険も伴います。

腕がだるくなったら、必ず何日か休むこと。
くれぐれも気を付けて、
自分の責任で練習して下さいね。


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2007年01月02日

一石二鳥のピアノ上達法!

私は怠け者で、ピアノの練習をサボります。
そこで
「楽しく練習する方法はないか」
と考えたのが
「怠け者のための一石二鳥ピアノ練習法」です。

私は、ここ数日、DVDを観ていました。
「認知行動療法」のDVDです。
これは、私や、あなたが
「どうしたらピアノが上手くなるか」
効果的な学習方法に応用するためです。

私は、以前から心理療法の本はいろいろ読んでいました。
ただし、読んでいるだけで、どれだけ応用出来たかは疑問です。
しかし、今回は
本(文字)だけ読むよりも
映像で観たので、とても分かりやすかったです。
「認知行動療法」については、
今回のテーマに関係ありませんので、
いつか改めて紹介するかもしれません。

さて、ここからが今回の本題です。

私は、ビデオやDVDなどを観ている時、
4オクターブのキーボードをひざの上に乗せて
フィンガー・トレーニングをやっています。

キーボードは
データ入力用のものですから音は出ません。
ビデオやDVDの音を聞きながらですから、
キーボードの音は出ない方がいいのです。
それに軽いので、ひざの上に乗せても大丈夫。

2〜3オクターブのキーボードでもいいのですが
4オクターブあると両手の練習が出来るのです。
1オクターブでも片手ずつ弾けば使えますけれど。

映画は2時間ぐらいあります。
この時間を練習に利用出来たら有意義ですよね。

目と耳は映画を楽しみ、
両手は、指の訓練。
「ああ、楽しいな!」という感じです。
これなら怠け者の私でも、本当に楽しく練習出来ます。
一石二鳥テル式怠け者ピアノ練習法の完成です。

ただし、映画の2時間、
ずっと指を動かしている訳ではありません。
適当に指は休ませます。
いやいや、違います。
映画の重要な場面では、自然に指が止まります。
「愛の告白」シーンでは、指も「シーン」となるのです!


terusannoyume at 04:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0)
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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