効果的なアドリブ上達法

2020年09月21日

ヒメノ第2集を聴こう!

前回の記事で「ヒメノ」第1集を
聴いてもらったけれど、
今回は第2集も聴いてみよう。
6曲すべての音源があるけれど
宣伝用の音源なので途中までだ。
1曲が1分前後なので6曲聴いても
10分もないので、ぜひ聴いてみてね。
「ヒメノ」のカッコよさが伝わると思う。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ヒメノ」(GIMENO)
演奏会用リズム・エチュード第2集

〔曲目〕

1 Ex-Samba(エクス・サンバ)





2 Blues(ブルース)





3 Swing-i-Au(スウィング・イ・アウ)





4 Country(カントリー)





5 Rumba-Bolero(ルンバ・ボレロ)





6 Cool(クール)





注意、
YouTubeの各曲画面下にある曲名に
「Rumba-Bolero」(ルンバ・ボレロ)
が2曲ある。(2020.9.21 の時点で)

再生時間「1分3秒」の方が正解で、
「44秒」の方は
第1集の「Bolero」(ボレロ)。
曲名が似ているので間違えたのかも?
今回の紹介では正しい方を選んでいる。
(今後YouTubeの方も修正されると思う)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ヒメノ」(GIMENO)
演奏会用リズム・エチュード第2集
(全音ピアノライブラリー)
(日本語) 楽譜 – 2020/7/15





ヒメノ:演奏会用リズム・エチュード 第2集 (全音ピアノライブラリー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前回と今回で合計12曲を
聴いてもらったけれど、
ラテン・ピアノのカッコよさが
充分伝わったと思う。
しかし
1音1音を詳細に分析してみると、
聴いただけではわからなかった
ジャズ理論で説明出来ないこともやっていて、
とても興味深い。
新しい解釈というか、
現代風の技法というか、
何と言ったらいいのか?
「え!そんなのあり?」
ということもあって、とても勉強になった。
今のところ(世界で)一人だけで
楽しんでいる状態なので(理論的解釈を)
その面白さを多くの人と共有するため
近い内に分析結果を報告する予定だ。
お楽しみに!


terusannoyume at 03:14|PermalinkComments(0)

2020年09月09日

4度和声を上に乗せる

今回は中級者、上級者用の資料を紹介する。
国内教則本には、まったくない発想の本だ。

      ☆

8月5日の過去記事で
アッパーストラクチャーの教材を紹介した。
(今回の記事の二つ下にあります)
普通のアッパーストラクチャーといえば
あるコードの上にそのコードとは別の
長三和音や短三和音を乗せるよね。
例えば
左手「C7」(ジャズコード)の上に
右手「A♭」の長三和音を乗せる。
ところが今回の教材は
上に4度音程の3和音を乗せる。
今までも曲の1部分では無意識にやっていた。
しかし1曲全部のコードでそれをやる。

ここから詳しく説明するので、
じっくり読んでね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

音を3つ使って4度和声を作ると
3種類出来る。
1番目は完全4度と完全4度の組合せ。
「ド」をルートにすると
下から「ド、ファ、♭シ」
これを「C47」と表記する。
2番目は完全4度と増4度の組合せ。
「ド、ファ、シ」
これを「CM74」と表記する。
3番目は増4度と完全4度との組合せ。
「ド、♯ファ、シ」
これを「CM7♯4」と表記する。

この3種類は12音の上に出来るので
合計36種類ある。
この中のどれかを1曲のすべてのコードに使う。

例えば
分数の上が「A♭M74」で
分数の下が「C7」を例にすると、
上に「A♭音」が来るということは
「C7」はオルタード系なので
「ミ、♭シ、♭ミ」にして
上(右手)は「♭ラ、♭レ、ソ」になる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下の曲集には1冊につき
約100曲のスタンダード曲のコード進行があり、
すべてのコードが分数コードで書かれている。
(たまに出来ないコードもある)
☆このシリーズ、メロディーはないので注意。
曲名をA、B、C順に分けて3冊ある。

1冊目はAからFまでの曲。

Upper Structures: Quartals Volume 1 A to F
(C Instruments):
Over Complete Jazz Standards Progressions
(Jazz Standards w/Upper Structures)
(英語) ペーパーバック – 2019/12/10





Upper Structures: Quartals Volume 1 A to F (C Instruments): Over Complete Jazz Standards Progressions (Jazz Standards w/Upper Structures)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2冊目はGからOまでの曲。

Upper Structures: Quartals Volume 1 G to O
(C Instruments):
Over Complete Jazz Standards Progressions
(Jazz Standards w/Upper Structures)
(英語) ペーパーバック – 2019/12/10





Upper Structures: Quartals Volume 1 G to O (C Instruments): Over Complete Jazz Standards Progressions (Jazz Standards w/Upper Structures)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3冊目はPからZまでの曲。

Upper Structure Quartals Volume 1 P to Z
(C Instruments):
Over Complete Jazz Standards Progressions
(Jazz Standards w/Upper Structures)
(英語) ペーパーバック – 2019/12/10





Upper Structure Quartals Volume 1 P to Z (C Instruments): Over Complete Jazz Standards Progressions (Jazz Standards w/Upper Structures)

このシリーズは本当にスゴイとしか言えない。


terusannoyume at 02:59|PermalinkComments(0)

2020年09月05日

ハービー・ハンコック

ハービー・ハンコックのファンなら
すでに手に入れていると思う。
当然私も手に入れた。
しかし(ひょっとして)
まだ手に入れてないファン、
または
この本を知らない人がいるかも?
と思って紹介することにした。

ジャズ批評 2020年07月号
ハービー・ハンコック生誕80周年記念号





ハンコックのことをもっと知りたい人。
CDを集める時の参考にしたい人など、
ファンには必読書。

ジャズ批評 2020年 07 月号 [雑誌]


terusannoyume at 00:47|PermalinkComments(0)

2020年08月05日

アッパーストラクチャー

今回は上級者用の資料を紹介する。
かなり専門的な内容で
しかも輸入版なので
国内の楽譜店にはないと思う。

      ☆

最近このブログでジャズの曲の
コード進行とスケール名が書いてある
百科事典のような曲集を紹介した。

今回の本はさらにすごくなっていて、
コード進行、使用スケール名に
プラスして
Upper Structures: Triads
(上部構造の3和音)が加えてある。
☆このシリーズ、メロディーはないので注意。

曲名をA、B、C順に分けて3冊ある。

1冊目はAからFまでの曲。

Upper Structures: Triads
Volume 1 A to F (C Instruments):
Over Complete Jazz Standards Progressions
(Jazz Standards w/Upper Structures)
(英語) ペーパーバック – 2019/12/9
Ariel J Ramos (著)





Upper Structures: Triads Volume 1 A to F (C Instruments): Over Complete Jazz Standards Progressions (Jazz Standards w/Upper Structures)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2冊目はGからOまでの曲。

Upper Structures: Triads
Volume 1 G to O (C Instruments):
Over Complete Jazz Standards Progressions
(Jazz Standards w/Upper Structures)
(英語) ペーパーバック – 2019/12/10
Ariel J Ramos (著)





Upper Structures: Triads Volume 1 G to O (C Instruments): Over Complete Jazz Standards Progressions (Jazz Standards w/Upper Structures)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3冊目はPからZまでの曲。

Upper Structure Triads
Volume 1 P to Z:
Over Complete Jazz Standards Progressions
(Jazz Standards w/Upper Structures)
(英語) ペーパーバック – 2019/12/9
Ariel J Ramos (著)





Upper Structure Triads Volume 1 P to Z: Over Complete Jazz Standards Progressions (Jazz Standards w/Upper Structures)


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2020年04月18日

今だからこそ出来る事

これからは家にいる時間が多くなりそうだね。

健康に気を付けることは大前提だけれど、
生活に少し余裕がある人は、
今まで出来なかったことを始めるよい機会
と考えることも出来る。

このブログに来る人は音楽をやっているか、
興味を持っている人が多いと思うので、
練習時間を増やしたり、楽典や理論の勉強、
音楽を聴く、作詞や作曲をやってみるなど、
いろいろ考えて実行していこう。

テレビばかり観ていると暗い気持ちになるから、
楽しい音楽を聴いたり好きなことをするといい。

「仕事がなくなってそれどころじゃない」
という人も多いと思う。

「今の仕事をどうやって続けるか?」

「いや、ひょっとしたら別の仕事の方が
自分には向いているのでは?」と思ったら
今を将来の準備期間にして何かを始める。

今後の人生を考える時でもね、
暗い気持ちのまま考えると
どんどん暗い方へ暗い方へと落ちて行くよ。

「ピンチはチャンス!」という言葉があるよね。

落ち込んでいると体力も落ちて抵抗力もなくなるよ。

どんなことでもマイナスに考える人と、
プラスに考える人がいる。

「とても今の状況をプラスになんか考えられない」
という人もいるだろうけれど、
それが続くとストレスが溜まって怒りっぽくなって
人に八つ当たりしたりして迷惑を掛けることになる。

音楽って人の心を励ましたり、立ち直らせたり、
前向きにさせる力を持っているよね。

過去にもそういう経験があったと思う。

今の自分がマイナス方面に行ってるなと思ったら
好きな音楽を聴く、歌を歌う、楽器を演奏するなど、
何か好きなことをやってみるのもいいんじゃないかな。

そして少しでも元気が出て来たら落ち込むのではなく
この状況をみんなで乗り越えるにはどうすればいいか、
自分に出来ることはないか、なんて考え始めれば、
君は立派にプラス方面に向かっている証拠だよ。

音楽の力を信じよう。
音楽の力を借りよう。


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2020年04月16日

ジャズ・オンライン・レッスン(2)

オンラインレッスンを始めたことは
少し前に話しましたよね。
コロナとは関係なく去年の終りから
実験的に試みていました。

それはどのようなレッスンなのか、
今回はその内容を紹介しましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

例えば生徒がピアノ・レッスンを受ける場合、
自分の部屋に
ピアノとパソコン(ネット回線)があるのか?
という問題があります。

つまり家族が常にいる部屋に
ピアノまたはパソコン(ネット回線)があると、
落ち着いてレッスンが受けられませんね?

いや、それ以前に
「自分の部屋もない!」
という生徒もいました。

これではピアノのレッスンは出来ません。

パソコンはタブレットかスマホでも大丈夫ですが、
ピアノがないと困りますよね。

しかしジャズ理論やコピー譜の分析なら
ピアノがなくても出来ます。
自分の部屋さえあれば…。

いや、部屋がなければ近くの静かな公園か、
春の小川がさらさら流れる岸辺の近くとか、
われは海の子の白波がさわぐ磯辺の松原に
タブレットかスマホを片手に、そして
もう一方の手に五線紙を持って行けば
レッスンはどこでも受けられますよね。

「雨が降ったら傘はどちらの手に…?」

「そんなことは自分で考えなさい!」
と言いたいところですが、
「スマホとノートをコンビニ袋に入れて持ち、
もう片方の手で傘を持つといいよね」
と、テル先生は何でも教えてくれます。

「なんでコンビニ袋でカバンじゃだめなの?」
「コンビニ袋なら雨に濡れてもいいでしょ!」
と、テル先生は何でも教えてくれます。

アドリブ・コピー譜を分析して
「このフレーズは12キーで練習したらいい」
「このアプローチノートの使い方を覚えること」
「このコード進行はよく出てくるから覚えること」
「これは理論書に書いてないので必ず覚えること」
「これはジャズメンがよく使う手だから練習して」
などなど、テル先生は何でも…?

あれ!急に話が飛躍したよね。
イントロがいきなり展開部に行ったみたいだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前置きが大変長くなりましたが、
アドリブ・コピー譜の分析を
オンライン・レッスンで
やっていました。

これはある程度アドリブは弾けるけれど、
プロのようなフレーズにならない人には
1番ピッタリのレッスン方法なのです。

理論もある程度は知っているけれど、
もう一段成長出来ないで悩んでいる人は
もうこの道しかありません。

一流のプロのプレイヤーが
ジャズ理論をどのように
応用して演奏しているのか、
コピーして徹底的に分析して、
自分の演奏に応用するのです。

しかしこの分析が難しいのです。
自分では出来ると思っていても
沢山の落とし穴があるからです。

それは指摘されて初めて気が付くことが
沢山あります。

例えば…。

(次回に続く)


terusannoyume at 23:53|PermalinkComments(0)

2020年04月15日

最新ビル・エヴァンス・コピー譜

ビル・エヴァンスのコピー譜は、
今までにも海外版、国内版いろいろある。

しかし今回紹介するコピー譜は、
過去最高のページ数で充実している。

曲は40曲収録されていて、
356ページもある充実の内容だ。

私は過去に発売されたエヴァンスの曲集、
コピー譜は全部持っているつもりだけれど、
これだけのページ数のものは初めてだ。

Bill Evans Omnibook for Piano:
Transcribed Exactly from His Recorded Solos
(英語) ペーパーバック – 2020/1/1
Bill Evans (作曲)
ペーパーバック: 356ページ
出版社: Hal Leonard Corp (2020/1/1)





Bill Evans Omnibook for Piano: Transcribed Exactly from His Recorded Solos

<収録曲目>
ALICE IN WONDERLAND
AUTUMN LEAVES
DAYS OF WINE AND ROSES
MY FOOLISH HEART
MY FUNNY VALENTENE
MY ROMANCE
などお馴染みのスタンダード曲が
他にも多数含まれていて、
さらにエヴェンスの代表的なオリジナル曲、
WALTZ FOR DEBBY
VERY EARLY
その他のオリジナル曲もあり。

エヴァンスの海外版コピー譜を
すでに何冊も持っている人には、
よく見掛ける曲目が多いが、
これだけ1冊にまとめたものはないので
持っていても決して損はしないと思う。

国内版しか持っていない人には
見たこともないコピー譜が沢山あるので
これを手に入れて
ジャズピアノ学習の教科書にするといい。


terusannoyume at 23:56|PermalinkComments(0)

2020年01月20日

「男の子女の子」ジャズ(その6)

今回は、[ B ] 9(サビ)のコード進行を学ぼう。

この曲「男の子女の子」の形式は
サビ付きのブルースだったよね。
[ A1 ] 12
[ A2 ] 12
[ B ] 9
[ A3 ] 12

すでに[ A1 ] 12、[ A2 ] 12のコード進行は学んだ。
[ A3 ] 12は、
[ A1 ] 12のコード進行と同じにすればいいので、
あとは[ B ] 9を学べば
この曲を演奏出来ることになる。

       ☆

原曲のコード進行を<キーB♭>で書くと〜

| E♭ | E♭7 | B♭ | B♭ |

| D7 | Gm7 | C7 | F7 | F7 (sus4) |

次に私が付け替えたコード進行。

| E♭|E♭m7 | Dm7 Dm7/C | Bm7(♭5) B♭7 |

| Am7(♭5) D7 | Gm7 Gm7/F | Em7(♭5) E♭m6 |

| Dm Dm(M7) Dm7/G G7 | Cm7 F7 |

コード進行は気分で勝手に付けているのではなく、
すべてのコードにちゃんとした理由がある。

2小節目「E♭m7」は、
本来ならサブドミナント・マイナー
「E♭m6」が来るところだが
メロディーに「♭レ」があるので
このようになった。

原曲3〜4小節目はトニック(B♭)だが、
トニックは [ A3 ] の頭で出したいので、
ここは代理を利用したコード進行にした。
沢山の曲を分析すると、
この意味がわかると思う。

7小節目のメロディーは、
「ド」が8分音符で7つもあり、
コード「C7」ではベースも「ド」。
それでベース音を変えた。
この場合、原曲のコードを
まったく無視しているのではない。
「C7」と「Em7(♭5)」は
同じコード。ベースが違うだけ。

8小節目のメロディーは
「ファ」が4分音符で4つ。
コードも「F7」のみ。
これでも決して悪くはない。
しかし私は一つの声部だけは変化させようと思い
「クリシェ」を使った。
実際の押さえ方は次回説明する。

コードネームだけでは伝わらない場合がある。

例えば9小節目の「Cm7」。

「そんなの知ってるよ」
「ド、♭ミ、ソ、♭シでしょ!」
と答える人達のために〜。

ここは左手でベース音「ド」を弾いて、
右手は「ソ、♭シ、レ、ファ」を弾く。

「え〜、何で〜?」

次回説明する。

      ☆

簡単に主要部分を説明したけれど、
もちろんすべてのコードについて
説明出来るし理由がある。
コード進行はフィーリングで付けるのではない。

ベースライン(横の流れ)と
なるべくメロディーと重複しないコードを選ぶ。

いや、これだけではない。
これでは誤解を与えるかもしれない。
まだまだいろいろな約束事がある。

和声学を学んだ人なら理解出来ると思うけれど、
どんなに細かいコードを付けても、
すべて説明出来る。
一定のルールの中で
各自が自由に付けるゲームみたいなもので、
結果は一人ずつ違ってくるから面白い。

(続く)


terusannoyume at 07:10|PermalinkComments(0)

2020年01月08日

「男の子女の子」ジャズ(その5)

今回は全員に関係ある大事な話なので
しっかり読んで勉強しよう。

ジャズのセッションでは
必ず「F」のブルースを演奏するよね。

「F」ブルースはセッションに行かない人でも
ジャズを学ぶすべての楽器の人の必修科目だ。

そこで質問。
例えば「Now's The Time」は
代表的な「F」のブルースだけれど、
楽譜を見ると5〜8小節目に
|B♭7|B dim7|F7 | D7 |〜
と書いてある。

この「F7」をピアノで右手コード、
左手でベース音を弾く時に
ベース音は何の音を弾く?

「そんなの簡単だよ」
「F7だから当然<ファ>だよね」
と思った人は<間違い!>。

では何の音を弾く?
その理由は?
ジャズ理論で何と言う?
つまり理論書のどの項目に書いてある?

ジャズ理論を理解している人なら
上記の質問は即座に答えられるよね。

わからない人は今回じっくり学ぼう。
ブルースは初心者から上級者まで
すべての楽器の人の必修定番曲だからね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それでは前回の続きです。
話は「キーB♭」のブルースに戻ります。

前回学んだのは5〜6小節目、
サブドミナントの領域。
「E♭7」2小節でもいいけれど、
6小節目に「E dim7」を入れて、
その理由を説明しました。

さて、ここからです。

次の小節(7小節目)は
トニックに戻りますので、
コードは「B♭」または
ブルースですので「B♭7」。

ここが問題のところです。
ここでベース音は「♭シ」ではなく、
「ファ」を弾きます。
「B♭7」の第5音です。

「なぜ?」

ここで「ファ」を弾かないで
「♭シ」を弾いてしまったら
前の小節「B dim7」の行き場所(解決先)が
なくなってしまうのです。

逆から言えば
「E♭7」(5小節目)と
「B♭7(Bass F)」(7小節目)のベース音、
「♭ミ」(5)と「ファ」(7)の全音の間に
「ミ」(6小節目)を入れて
半音階で経過的に連結するのです。

これを経過的な減7の和音、
パッシング・ディミニッシュというのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

理解出来ましたか?
これを「F」ブルースに置き換えてみましょう。

(1〜8小節)
|F7|B♭7|F7|F7|
|B♭7|B dim7|F7 | D7 |〜

5小節目から8小節目までの
ベース音の基本ラインが
「♭シ→♮シ(ナチュラル)→ド→レ」
のようになります。

市販の「Fブルース」の楽譜で
「F7(Bass C)」と
書いてない場合が多いので、
ここはしっかり覚えておいて下さいね。

(続く)


terusannoyume at 10:28|PermalinkComments(0)

2020年01月06日

「男の子女の子」ジャズ(その4)

前回はブルースのコード進行を書き出して、
解説を始めたところで終わってしまいました。

今回は、その続きから始めます。

|B♭|E♭7|B♭|Fm7/B♭ B♭7|

|E♭|E dim7|B♭/F Dm7(♭5)/A♭|G7|

|Cm7 Dm7 |E♭M7 F7|

「1|B♭ G7|Cm7 F7|[A2] へ戻る。
「2|B♭ E♭|B♭ B♭7|[B] へ進む。

4小節目にある「Fm7/B♭」は
「Fm7(Bass B♭)」でしたね。
このコードは「B♭7(sus4)(9)」ですが、
こう書くと難しくなるので「Fm7/B♭」と
書いています。
どちらもコードの構成音はまったく同じです。

「♭シ、♭ミ、ファ、♭ラ、ド」
最初の4つの音が「B♭7(sus4)」で
「ド」が「9th」。

逆に最初の1音「♭シ」を左手でベース音として弾き、
残りの4音を右手で弾けば「Fm7」(第3転回型)ですね。

なお、この小節のメロディーは1拍目「ファ」、
2拍目は休符です。
もしコード・ネームが「B♭7」しか書いてなくても、
この様な状況の時は自動的に「Fm7/B♭」を弾きます。
内声を動かすためです。
今回は念のため書いておきました。

      ☆

次に進みます。
5〜6小節目はサブドミナントの領域。
「E♭7」2小節でもいいのですが、
6小節目に「E dim7」を入れました。

この小節のメロディーは「ド」です。

原曲のコードは「F」ですので
「ド」は第5音でコード・トーン。
サブドミナントの領域に、
意図的にドミナントを使い、
ブルース色をなくして
ポップス色を出したのかもしれません。

今回は逆にジャズのブルース色を強調するので
「E dim7」を使うことにより
「ド」がテンションになりジャズっぽくなるのです。

コードの押さえ方は、
左手(低音)で「ミ」を弾き、
右手は中央の「ド」から
オクターブ上の「ド」を小指で弾き、
そこから4度下の「ソ」、
さらに短3度下の「ミ」、
さらにその下にある「♭レ」

なお6小節目で「♯ dim7」が使われる例は
「Now's The Time」、「Au Privave」、
その他のブルースでも多数ありますし、
テーマに出て来なくても、
アドリブ・コーラスを繰り返す間のどこかで
使うのは常套手段ですね。

(続く)


terusannoyume at 17:37|PermalinkComments(0)

2019年03月07日

コード進行分析記号

前4回(2/28、3/1、3/2、3/4)で
コード進行のとても良い教材を紹介した。

まだ解説することが残っているので
さらに詳しく説明を続けよう。

きっと勉強になる話なので読んでね。

<各巻共通の特長>として、
次のような内容の項目を書いたよね。

☆コード・ネームだけでなく、
コード進行を分析する時に必要な
理論的分析記号もある。
ジャズ理論書に出て来る
矢印やカギカッコ。
ドミナント代理コードからは点線の矢印。
それから度数の記号。
ドミナントは「坑掘廚覆鼻

これぐらいのことを書いたけれど、
この説明には、さらに詳しい続きがある。

キーCで本来のドミナント「G7」は
「坑掘廚派修后
では、セカンダリー・ドミナントは?

例えばキーCで「A7」=「今掘廖
これは「坑/供廚判颪い討△襦
読み方は逆から読んで、
「次の小節の2度(Dm7またはD7)
に解決するドミナントです」と読む。

同じようにキーCで「B7」=「撮掘廖
これは「坑/掘廚判颪い討△襦
読み方は上例と同じで逆から読んで、
「次の小節の3度(Em7またはE7)
に解決するドミナントです」と読む。

それでは、これは「sub坑/后廖

「sub」というと「subdominant」の
略かと思ってしまいそうだけれど、
「substitute」の略で代理のこと。

読み方は同じで逆から読んで
「本来のドミナント(后瓧韮掘砲
解決するセカンダリー坑掘福瓧庁掘
の代理(sub)コードです」と読む。
キーCの場合「A♭7」の下に
この記号が書いてある。

こんな感じでこの秘伝書をめくれば、
その曲のコード進行、使用スケール、
各コードがどこにつながっているか、
一目瞭然でわかってしまう仕組みなんだ。
(不足なところもあるけれど、
それは理論書を学んで補えばいい)

コード進行を覚える時に、
意味もわからず丸暗記では
なかなか覚えられないけれど、
各コードがどこにつながっているか、
意味がわかると多数の曲を覚えられる。

上達のコツ(秘伝)の重要な一つなんだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 02:17|PermalinkComments(5)

2019年03月04日

ジャズ学習教材の別冊

3回(2/28,3/1,3/2)続けて紹介した
コード進行(百科事典)の説明を続けよう。
初めての人は1回目から先に読んで下さい。

今回紹介するのは第3巻の別冊。
(最初に結論を言ってしまうと、
ちょっと期待外れだったので、
前回までの記事では紹介しなかった)

別冊があるのは、なぜか第3巻のみ。
今後、第1〜2巻も出るのだろうか?

別冊は
<Reharmonized>編なんだけれど、
曲目は「ほぼ」同じ。
(「ほぼ」の意味は最後で説明)

通常の第3巻との違いは、
コード進行がさらに改良されている。

中級者以上が対象だけれど、
「期待外れ」について、この後で説明する。

☆第3巻の別冊<Reharmonized>

The Jazz Standards Progressions Book Reharmonized Vol. III:
Chord Changes with Full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis
(英語) ペーパーバック – 2018/12/17
mDecks Music (著)
469ページ





この下にあるのが通常の第3巻の表紙。
色も同じでとても似ているけれど、
上記は<REHARMONIZED>と書いてある。





「RE-HARMONIZEDって何?」
という人のために説明しよう。

そもそもこのシリーズは
作曲者が付けた原曲のコード進行を
ジャズのアドリブをしやすいように、
または覚えやすいように、理論的に
つながる進行に直してある曲集だ。

だから広い意味では、
それもRE-HARMONIZEDと言える。

でもね、
普通はRE-HARMONIZEDというと、
さらに自分なりの独自のコード進行
を付けることなんだね。

そこでこの別巻なんだけれど、
トニックが続くところで
「5−♯5−6」や
「7−6−♯5−6」にしたり、
「僑蹌掘櫚坑掘廚痢岫坑掘廚
代理にしたりする程度の内容なんだ。

「坑掘廚梁緲については
このブログで最近話したけれど
テーマの時はほとんど合わない。

それがわかる人ならいいけれど、
何も知らない人がこのまま弾いたら、
ちょっと気の毒だよね。

「アドリブの時に使いなさい」
ということで書いてあるのかな?

あまり余計なことは言いたくないけれど、
まったく役に立たないという訳ではない。

上記に書いたトニックのことなど、
知らなかった人には勉強になるだろうから。


通常の第1〜3巻は良いと思って
紹介したけれど、別巻については
もう少し研究して良い面があれば
また別の機会に報告しようと思う。

The Jazz Standards Progressions Book Reharmonized Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition
This is Volume III - RE-HARMONIZED.
We took each song and created a re-harmonized version.
Play jazz standards from a different perspective!
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians. Every function, chord-scale, modulation and pivot-chord was carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume III has 352 songs including
Ain’t Misbehaving * All The Way * Bye Bye Baby * Cheek to Cheek * Come Fly With Me * Days of Wine and Roses * From This Moment On * I Left My Heart in San Francisco * I’m Old Fashioned * Mona Lisa * Norwegian Wood * Skylark * So In Love * Unforgettable and hundreds more!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最初に曲目は「ほぼ」同じと言った意味。

☆1曲なくなっていたのは?

通常の第3巻にある曲で
「リハモ編」では
なくなっている曲が1曲だけあった。

第3巻の350ページにある
「soft lights and sweet music」
<IRVING BERLIN>作曲が
「リハモ編」にはない?

ページの脱落かと思ったけれど
ページ番号はつながっているので
何らかの理由でカットされたらしい?

なお1段譜(メロディーとコード)
の楽譜は「THE REAL BOOK」第3巻
361ページにあった。
この曲のみ「リハモ」がなくても
特別に困ることはないと思う。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下は前回までに紹介した第1〜3巻。

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 14:30|PermalinkComments(0)

2019年03月02日

強力なジャズ学習教材(3)

前回と前々回に続けて紹介した
コード進行(百科事典?)の説明を続けよう。
(初めての人は先に前々回から読んで下さい)

この教材は本当に百科事典のように
ジャズ奏者が一生使える資料だと思う。

<第1巻〜第3巻(各巻)共通の特長>
この項目を前回すでに読んだ人のために
さらに詳しく説明を続けよう。

☆各コードネームの下に使用スケール名あり。
しかも国内の理論書にはないスケールもあり。

ここまでは前回に書いたけれど、
「どんなスケールなのか?」を書いてみよう。

「アイオニアン♯5」
「ドリアン♭2」
「リディアン♯5」
「ミクソリディアン♭13」
「ミクソリディアン♭9」
「ミクソリディアン♭9♭13」
これは以前書いたけれど「HmP5↓」のこと。

「ロクリアンn9」
「ロクリアンn13」
上記2つの「n」はナチュラルのこと。
ブログでも困るのだけれど文章の活字に
<ナチュラル>がないんだよね。
それで「n」にしているようだ。
意味は従来の「ロクリアン」の「9」や
「13=6」をそれぞれ半音上げればいい。

その他では
「ヘキサトニック」(6音音階)3種など。

他にもあるけれどこれぐらいにしておこう。

従来の国内ジャズ理論書にはなかった
スケールだけれど、比較的新しい理論書
には書いてあるものもある。

今回紹介している教材は発売されたばかりなので、
最新情報の内容になっているのも特徴の一つだね。

さて今回は第3巻を紹介しよう。

The Jazz Standards Progressions Book Vol. III:
Chord Changes with Full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis
(英語) ペーパーバック – 2018/12/15
mDecks Music (著)
469ページ





The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians. Every function, chord-scale, modulation, pivot-chords were carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume III has 352 songs including
Ain’t Misbehaving * All The Way * Bye Bye Baby * Cheek to Cheek * Come Fly With Me * Days of Wine and Roses * From This Moment On * I Left My Heart in San Francisco * I’m Old Fashioned * Mona Lisa * Norwegian Wood * Skylark * So In Love * Unforgettable and hundreds more!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 06:35|PermalinkComments(0)

2019年03月01日

強力なジャズ学習教材(2)

前回紹介した一生使える教材の説明を続けよう。

このシリーズ第1〜3巻を持っていれば、
ジャズの勉強時間がかなり短縮されるかも?

その理由は、
ある曲をこれから練習する場合、
「この曲の正しいコード進行は?」
という疑問が、
この本を調べればすぐに解決してしまう。

次の段階は、
各コードのスケールがわからないと、
アドリブも出来ないし、
左手コード、両手コードなどで使用する
テンションもわからないので、
作業が続かなくなる。
ところがこの本を見れば、各コードの下に
使用スケール名が書いてあるので瞬時にわかる。

さらに次の段階は、
曲を覚える時に丸暗記では
数曲覚えるのも大変だし、覚えてもすぐ忘れる。
それは理論的に理解して覚えていないからだ。
「このコードの機能は何?」
「どのコードに解決している」
「今、何のキーに転調した?」
「転調はどこから?」
「どこで元のキーに戻った?」
「このコードは代理?元のコードは?」
普段から疑問に思っている多数のことが、
理論的分析記号を見れば瞬時にわかってしまう。

ここまででも学習時間がかなり短縮される。
これを独りでやろうと思ったら何年も、
いやいや何十年掛かるのか?

「この教材、誰にも教えたくない!」
「こっそり手に入れて、
自分だけ上手くなっちゃおう!」
と思う人がいても不思議ではないかも?

        ☆

以下の説明も書き加えたので、
前回読んだ人も、再度読んで下さい。
内容がさらにわかると思います。

<各巻に共通の特長>

☆スタンダード曲を演奏する時、
市販されている作曲者が付けたコードではなく、
アドリブがしやすい、覚えやすいコード進行に
変更している。(理論的につながっている)
一般的によく使われるコード進行が書いてある。

☆コード進行の理論的分析記号あり。
ジャズ理論書に出て来る矢印やカギカッコ。
ドミナント代理コードからは点線の矢印。

☆コード・ネームだけでなく、コード進行を
分析する時に必要な度数の記号あり。

☆各コードネームの下に使用スケール名あり。
しかも国内の理論書にはないスケールもあり。

☆スタンダード曲だけでなく、ジャズメンの
オリジナル曲も多数あり。

☆圧倒的な情報量。
第1〜3巻まで合計1、200ページ以上!
(1巻408+2巻470+3巻469ページ)

☆第3巻のみ(全曲のリハモ編)別冊まであり!
この第3巻の別冊(リハモ編)も加えると
なんと1,800ページ以上!
(第3巻の別冊469ページ)
注意、ただし宣伝ページも多い。
これについては後半で書いたので読んでね。

今回は第2巻を紹介しよう。

The Jazz Standards Progressions Book Vol. II:
Chord Changes with Full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis
(英語) ペーパーバック – 2018/12/15
mDecks Music (著)
470ページ





以下は欠点ではないけれど、
「ちょっとなあ〜」と思うところ。

☆すべての曲のメロディーはないので、
「ザ・リアルブック」その他の曲集を
持っていれば問題ないけれど、
持っていない人はジャズ曲集も必要だ。

☆もっと良い進行がある場合もあるので、
100%信じない方がいい。
と言っても
それを自分で判断出来る人なら問題ない。
しかし、それが判断出来ない人でも、
かなりの部分は役立つので不足部分の
理解は将来の課題にすればよいと思う。
まず最低限のコード進行が決まらなければ
その後のコードの押さえ方、アドリブなど
勉強&練習が何も始まらないのだから…。

☆作詞、作曲者の名前が書いてないので、
題名を知らない曲は誰の作品かわからない。
特にジャズメンのオリジナル曲。

☆途中に宣伝ページがかなりある。
第1〜3巻までのページ数は多数あるが、
途中にアプリの宣伝ページもかなりある。
これには<正当な理由?>があって、
見開きで2ページ目に続く曲は、
ページをめくらなくていいように
必ず左ページから始まる仕上げになっている。
そうすると前ページの曲が
1ページで収まる曲の場合は左側になり、
右ページが空白ページになる。
ここに毎回同じアプリの宣伝が入る。
これがかなり何ページも出て来る。
見開き2ページでページをめくらなくて
便利だけれど、宣伝ページがこんなにあって
「う〜ん、仕方ないのかなあ〜」と…?

The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians. Every function, chord-scale, modulation, pivot-chords were carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume II has 358 songs including
Ask Me Now * Beyond the Sea * Cantaloupe Island * Caravan * Chameleon * Five Brothers * Georgia On My Mind * I Hear a Rhapsody * I Remember You * In Walked Bud * Manteca * Mercy Mercy Mercy * Moon River * Now’s the Time * Tenor Madness * Yardbird Suite and hundreds more!

☆第1巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis


terusannoyume at 06:00|PermalinkComments(0)

2019年02月28日

強力なジャズ学習教材(1)

今回から一生使える教材を紹介しよう。
去年12月に発売された輸入版なので、
ほとんどの人はまだ知らないと思う。

こんな強力な教材は、
国内外で過去になかったものだ。

     ☆

ジャズの曲を学ぶ時、
「コード進行を正しく直すところから始める」
ということを最近話していたよね。

ところが初心者は〜
「正しいコード進行って何?」
「普通に売っている楽譜じゃダメなの?」
「どこをどうやって直すの?」
と、疑問だらけだと思う。

その答えが一目瞭然に書いてある
ジャズ学習者にはお経よりもありがたい
ジャズ曲コード進行百科事典みたいな教材。

しかもコード進行だけではない特長もあり。
(コード進行だけなら過去にもあったが〜)

このシリーズは今のところ第1巻から第3巻、
そして第3巻のみ別冊(リハモ編)、計4冊
あるので4回に分けて説明していく予定だ。

今回は第1巻から。

The Jazz Standards Progressions Book Vol. I:
Chord Changes w/full Harmonic Analysis,
Chord-Scales and Arrows & Brackets
(英語) ペーパーバック – 2018/12/12
mDecks Music (著)
408ページ





<各巻に共通の特長>

☆ジャズ演奏に使われる一般的なコード進行。
<注意>
メロディーはないので別の曲集も必要。
100%信じてはいけないけれど、
学習者にはかなり参考になると思う。

☆コード進行の理論的分析記号あり。
ジャズ理論書にある矢印やカギカッコなど。

☆各コードネームの下に使用スケール名あり。
しかも国内の理論書にはないスケールもあり。

☆コード・ネームだけでなく度数記号もあり。
(「坑掘廚里茲Δ壁週法)

☆圧倒的な情報量。
第1〜3巻まで合計1、300ページ以上!
(1巻408+2巻470+3巻469ページ)

☆第3巻のみ別冊(全曲のリハモ編)まであり!
この第3巻の別冊(リハモ編)も加えると
なんと1,800ページ以上!
(第3巻の別冊469ページ)

The Jazz Standards Progressions Book Vol. I: Chord Changes w/full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Brackets

<内容紹介>〜アマゾンより〜

(Fake Book).
Perfect Binding Edition.
This unprecedented, revolutionary collection of jazz standards progressions includes all harmonic progressions with full harmonic analysis, chords, chord-scales and arrows & brackets analysis.
Every Jazz Standard analysis was hand-made by well-versed jazz musicians.
Every function, chord-scale, modulation and pivot-chord was carefully chosen to create the best possible harmonic interpretation of the progression.
All double-page songs are presented side-by-side, so no flipping through pages is necessary.
Available for Concert, Bb & Eb Instruments.
Volume I has 291 songs including
All Blues * Autumn Leaves * All of Me * Blue Trane * Body and Soul * Desafinado * Donna Lee * Girl From Ipanema * It Don’t Mean a Thing * Like Someone in Love * Misty * Moment’s Notice * My Favorite Things * Prelude to a Kiss * Stella By Starlight * Wave * and hundreds more!

☆第2巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. II: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

☆第3巻
The Jazz Standards Progressions Book Vol. III: Chord Changes with Full Harmonic Analysis, Chord-Scales and Arrows & Bracket Analysis

とにかくスゴイ教材だ。
次回から少しずつ特長を説明する。


terusannoyume at 01:11|PermalinkComments(0)

2019年02月23日

「♯9」は「♭3」で書く

前回「♯9」のことを少し書いたけれど、
楽譜に書く時は「♭3」で書く。

例えば「C7」の「9」は「レ」なので
「♯9」は「♯レ」と書きそうだけれど、
実際は「♭ミ」=「♭3=♭10」で書く。

以前学んだ「♭9」を含んだコード。

「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」
(1、3、♭7、♭9、♭13)

このコードを「♯9」にすると〜

「ド、ミ、♭シ、♭ミ、♭ラ」
(1、3、♭7、♯9、♭13)

このように数字は「♯9」だけれど
実際の音は「♭ミ」で書くことになっている。
「♭シ、♭ミ、♭ラ」が完全4度になって
きれいだよね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月21日

「♯9」も使えるよ

最近ずっと続いていたコードの話で、
「♭9」が使えるコードは「♯9」も使える。

私が例に出したコード、それを応用して
あなたが作った左手コードなどで、
「♭9」の音があるところを「♯9」に
置き換えてみよう。

「♭9」よりも
「♯9」の方が強烈なサウンドになる。

どのように使い分けるかは、
その時々で判断する。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月20日

「ヤングマン」をダンスで

前回ピアノ演奏曲として紹介した
「ヤングマン」を知っていると思うけれど、
知らない人、または忘れてしまった人のために、
西城秀樹の歌と登美丘高校ダンス部の動画を
紹介しよう。

歌とダンスで元気をもらえるよ。

登美丘高校ダンス部 「YOUNG MAN /Y.M.C.A. 」
2019.2.2 中央公会堂イベント (1)
Tomioka Dance Club






登美丘高校ダンス部のことは
「バブリーダンス」で知って
その後ずっと観ているけれど
本当に元気をもらえるんだ。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月19日

「ヤングマン」コード付け

西城秀樹の大ヒット曲
「YOUNG MAN (Y.M.C.A)」を知っているよね。

今でも歌われている曲だけれど、
ピアノ用にコード進行を付けてみた。

以前(年末に)聴いてもらった
「ちびまるこちゃん」と同じように、
私がコード付けをして、ピアノは
この曲を弾きたいと言った本人が
弾いている。

西城秀樹ヒット曲ピアノ演奏シリーズ
「YOUNG MAN (Y.M.C.A)」





このピアノを弾いている人は
西城秀樹の曲をすでに10曲
発表してホームページまで作っている。

10曲ともコード進行を付けたのは私で、
これらの曲を弾きたいと言った本人は、
楽しんで?演奏している。

とにかくジャズ・ピアノが弾ければ、
どんな曲でも自分なりに好きなように弾ける。

以前にも話したけれど、
左手の伴奏は書いてない。

ジャズ演奏と同じ1段譜に
メロディーとコード進行のみ書いてある。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月18日

何事も基本が大切だね

前回からの続きです。

ジャズ理論を学ぶ以前に、
楽典を理解しているだろうか?

例えば、音程。
「音程なんて知ってるよ」
と思っている人でも、
わかっていない場合が多い。

「3度」や「6度」を数えられても、
それが「短3度」なのか「長3度」なのか?
「ド」の音を基準にしてだけでなく、
すべての音から答えられるだろうか?

例えば、
「♭ミ」から「長6度」上の音は?
「♭ミ」から「短6度」上の音は?

2つ目の問題(短6度上)を
「シ」と答えたら間違いだ。
正解は「C♭=♭ド」になる。
鍵盤上では同じ音でも
「シ」は「増5度」になる。

このように落とし穴はいっぱいあって
多分100点を取れる人は少ないと思う。

音程を知らないと
コード進行を正しく書けなかったり
ジャズ・コードを音符で書く時に、
実に変な書き方をする。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月15日

ジャズ・コード拡大解釈

前回までに学んだ両手コード、
あなたが作った片手コードなどは、
もう1つのスケールとも共用出来る。

どういうことかというと、
「ミクソ・リディアン」のコードは
「リディアン♭7」と共用出来る。

両者の違いは第4音だけ。
その第4音を省略したコードなので
共通して使えるわけだね。

「ミクソ・リディアン♭9、♭13」
のコードは「オルタード」と共用出来る。

これはテンションが一致するからだね。

それぞれのスケールは
ジャズ理論書で確認してみてね。

共通するテンションがあるので、
前回まで学んだコードが共通で使えるんだ。

もちろんそれぞれ特有の積み重ね方もある。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0)

2019年02月14日

本格的ジャズ・コード

前回の最後に書いた両手コードは、
数字の少ない順に並べた基本形。

Cのミクソ・リディアン
「ド、ミ、♭シ、レ、ラ」
(1、3、♭7、9、13)

このままでも1つの例として使える。

しかし
もう少し幅広いコードにしたい時は
3と9を1オクターブ上げるといい。

「ド、♭シ、ミ、ラ、レ」
(1、♭7、3、13、9)

左手で「ド、♭シ」(1、♭7)
右手で「ミ、ラ、レ」(3、13、9)

♭7と3はオクターブ以上離さないこと。
(そんなことは知っていると思うけれど)

<課題1>
このコードを12キーで弾こう。
まず1つのミクソ・リディアンを弾き
それに対応させてコードを弾いていく。
つまり12のミクソ・リディアンと
コードを関連付けて練習して覚える。

<課題2>
「ミクソ・リディアン♭9、♭13」
でも12キーで同じように練習しよう。

<基本形>
「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」
(1、3、♭7、♭9、♭13)

☆スケールとコードは関連付けて覚えよう!


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月13日

重要なスケール新解釈

最近の記事で
「HmP5↓」
(完全5度下の和声的短音階)を例にして
説明していたけれど、練習の順番としては、
「ミクソ・リディアン」を先にした方がいい。

Cのミクソ・リディアン
「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、♭シ」

これに対して「CのHmP5↓」は
「ド、♭レ、ミ、ファ、ソ、♭ラ、♭シ」
だったよね。

でもね、この「HmP5↓」という名前は、
日本の理論書だけで輸入版の理論書では
「ミクソ・リディアン♭9、♭13」と
なっているものもある。

ミクソ・リディアンを12キーで弾ける人なら
このように考えた方が理解しやすいと思う。

復習してみよう。

スケール音を1つ置きに見ていくと
コード・トーンだったね。
そして各コード・トーンの間にある音が
経過音だった。(カッコ内の音)

Cのミクソ・リディアン
「ド(レ)ミ(ファ)ソ(ラ)♭シ」

Cのミクソ・リディアン♭9、♭13
「ド(♭レ)ミ(ファ)ソ(♭ラ)♭シ」

両者を比べるとコード・トーンは
まったく同じ「ド、ミ、ソ、♭シ」で
コードとしては使えない「ファ」も共通。

両者の違いは<残りの2つの音>で、
「(2=9)と(6=13)」に対して
「(♭2=♭9)と(♭6=♭13)」
ということになる。

つまりね、ミクソ・リディアンを先に
12キーでしっかり覚えておけば、
9と13を半音下に変えるだけで
「ミクソ・リディアン♭9、♭13」になる。

この2つのスケールはとても重要で
メジャー・キーのドミナント(坑掘砲任
「ミクソ・リディアン」を中心に使う。

マイナー・キーのドミナント(坑掘砲任
「ミクソ・リディアン♭9、♭13」を中心に使う。
(両者とも他のスケールも使えるけれど、
中心になるのがこの2つなので重要なんだ)

さて今回の話が理解出来たら、
ここから経過音、両手コード、片手のコードなど
最近学んだやり方で両方のスケールを練習しよう。

それぞれ12キーで少し大変と思うかもしれない。

でもね、自分が上手くなるために必要なことだし、
義務教育で仕方なしにやるわけでもないよね。

好きでやっていることなんだから、
楽しんで勉強&練習をしてほしい。

<勉強のヒント>
ルート入り両手コードの例

Cのミクソ・リディアン
「ド、ミ、♭シ、レ、ラ」
(1、3、♭7、9、13)

Cのミクソ・リディアン♭9、♭13
「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」
(1、3、♭7、♭9、♭13)

両者とも第5音を省略。

12キーで練習しよう!


terusannoyume at 23:40|PermalinkComments(0)

2019年02月11日

音階をしっかり覚える

最近ずっと続いていたスケールの話は
そのままミクソ・リディアンにも応用出来る。

ところが他のスケールは注意すること。

6が13として使えなかったり、
逆に4が11として使えたり、
♭2が♭9として使えないスケールもある。

スケールによって
使えるテンションが違ってくるし、
使えない音も変わってくるということだね。

このへんのことは
ジャズ理論書をじっくり読んで研究すること。

いろいろなスケールをコード・トーン、
経過音、テンション、使えない音などを
しっかり理解して、ピアノで音を出して
覚えること。

地道な作業だけれど理論を理解して
練習した方が効率的に進歩すると思う。

何もわからず練習しても上達しないよね。

曲と並行して練習&勉強を楽しんで続けよう。


terusannoyume at 04:40|PermalinkComments(0)

2019年02月09日

ジャズ・ピアノ上達の近道

ジャズ理論書に出て来るスケールを
すべて12キーで弾いて覚えること。

それがアドリブ(即興演奏)の材料になるし、
ジャズ・コードを作る時にも必要だからだ。

この大切な話は最近ずっとしていたよね。

それから2オクターブの往復で弾くことも
話したし、その理由もその時に説明した。

それと<両手で弾くこと>は言ったかな?

これはね、スケール音がわかっていても
運指(指使い)を知らないと弾けない。

理論書に書いてあるDドリアンの例だけを見て
「これでドリアンはわかった」と勘違いして
実際には12キーで弾けない人が沢山いる。

C♯やG♯ドリアンでは音を間違えるし、
音がわかっても運指が悪いと弾けない。

前回も話したように基本的な課題は
何年も掛けてじっくり練習すること。
(曲と並行して)

それが
遠回りのように思えるかもしれないけれど
結果的に<上達の近道>になるんだよね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年02月08日

応用して使えるように

最近話が続いていた
「C HmP5↓」の話を
Cの「ミクソ・リディアン」
に置き換えて書き出して
練習しよう。

「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、♭シ」


terusannoyume at 20:58|PermalinkComments(0)

2019年02月07日

上達するためには…

最近話している内容は
じっくり時間を掛けて取り組むといい。

私の教室でも曲(アドリブ)と並行して
スケールとコードの課題をやっている。

ジャズ・ピアノを弾くということは、
アドリブが出来ないといけない。

そのためにはいろいろな材料を知って、
それを使えるように訓練することが大切。

時間も掛かるし地道な作業だけれど、
上手くなるためにはやるしかないんだね。

少しずつでもいいから進んで行こう。


terusannoyume at 19:36|PermalinkComments(0)

2019年02月06日

片手コードへの応用(2)

またまた前回の続きです。
というよりも最近は話が
かなり前から続いています。

前回は両手コードから
片手で弾くコードを作りましたが、
実はもう1つあります。
これを知らないと困ることになります。

前回学んだコードは
以下の両手のコード
「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」から
1番上の「♭ラ」を
1オクターブ下に持っていきました。

今回は下から2番目の「ミ」を
1オクターブ上に持っていきます。

左手ベース(ルート)「ド」のみ、
右手で「♭シ、♭レ、ミ、♭ラ、」

これで左手はベースを弾いて
右手で伴奏のコードを弾けます。

さらにこのコードを左手で弾けば、
右手はアドリブやメロディーを弾けます。

片手のコードを左手で弾く場合、
この2種類を知らないと困ることがあります。

左手コードをピアノで弾く音域が
限られているからです。

片方しか知らないと、あるコードは
高過ぎたり低過ぎたりしますので。

<課題>
スケール音と共にこれらのコードを
12キーで書き出してピアノで音を
確認しながら練習しましょう。


terusannoyume at 23:54|PermalinkComments(0)

2019年02月05日

片手コードへの応用

最近は話が続いています。

前回学んだコードは
「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」
これは両手のコードでした。

今回は、
このコードを片手用にするため
1番上の「♭ラ」を
1オクターブ下に持って来ます。

左手ベース(ルート=ドのみ)
右手で「ミ、♭ラ、♭シ、♭レ」

これで左手はベースを弾いて
右手で伴奏のコードを弾けます。

さらに、このコードを左手で弾けば、
右手はアドリブやメロディーを弾けます。

最近連続して説明しているように
スケールの話からここまで関連しています。

ジャズ・ピアノ上達のためには
「スケールを覚えることが大切なんだ」
と理解出来たのではないかな?

ジャズ理論書を読んで、他のスケールも
このような方法でコードと関連付けて
12キーで練習しよう。


terusannoyume at 23:57|PermalinkComments(4)

2019年02月04日

ジャズ・コードの作り方

前回の続きです。

CのHmP5↓(完全5度下のHm)は、
「ド、♭レ、ミ、ファ、ソ、♭ラ、♭シ」

このスケールを1つ置きに縦に積重ねると
「ド、ミ、ソ、♭シ、♭レ、ファ、♭ラ」

この内「ファ」は「sus4」なので除外する。
「ド、ミ、ソ、♭シ、♭レ、♭ラ」

ここまでが前回の話だったね。

今回の話は、
♭13(♭ラ)が上にある時、
5(ソ)も省略する。
(理由は短9度が出来るので…)


「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」

左手で「ド、ミ、♭シ」
右手で「♭レ、♭ラ」を弾いてみよう。

これがジャズの両手コード
「C7(♭9、♭13)」になる。

このようにスケールとコードを
関連させて12キーで覚えていくといい。

このスケールだけでなく、
すべてのスケールをこのやり方で覚えよう。

最近連続して話したように練習すれば、
スケールをアドリブにも応用出来るし、
コードの組み立てにも使えることになる。

ジャズ・ピアノ上達のためには
ジャズ理論を学ばなくてはいけない
ということが、これでわかったと思う。

そして理論書に出て来るスケールを
すべて12キーでコードと関連付けて覚える。

これが大切なんだね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0)
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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