2022年04月20日

アドリブ・コピー譜分析

最近のレッスンは
ほとんどオンラインになりました。
Zoomを使ってレッスンしています。
オンラインの便利な点は、
生徒がどんな遠くに住んでいても、
パソコンやスマホで
すぐレッスンが出来る事。
逆にこちらが東京にいても京都にいても、
どちらからでもレッスン出来ることです。
この教室は生徒各自が学びたいこと、
自分の目標に向かって何をすれば良いかを
指導するので、ピアノを弾くレッスンだけでなく、
最近はアドリブ・コピー譜を分析するレッスンも
増えました。
ある程度アドリブが出来るようになった生徒は
アドリブの質を向上させるために分析は必要です。
ジャズ・ピアニスト達がどんなことをしているのか、
1音1音分析して自分の演奏に取り入れていく段階です。
上手くなった人は必ずやっている上達方法です。
ビル・エヴァンス、チック・コリア、キース・ジャレット、
マッコイ・タイナー、ハービー・ハンコックなど、
1曲すべての音を分析してから演奏を聴くと
手に取るように理解することが出来ます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここからが今回の本題です。
ジャズ・ピアノのレッスンですので、
ジャズ・ピアニストのコピー譜を中心に分析するのですが、
絶対に避けて通れないのがチャーリー・パーカーです。
自分の楽器に関係なくパーカー・フレーズはアドリブの基本。
セッションでもビバップの曲は必ず演奏しますよね。
ピアニスト分析をしながらパーカー分析をやっている生徒もいます。
私のレッスンは決して強制ではないので、
その必要性を感じた生徒のみです。
今回は、その時の教材を紹介します。

Charlie Parker Omnibook: For C Instruments:
Transcribed Exactly from his Recorded Solos
英語版 Charlie Parker (作曲), Chris Stewart (寄稿)





(Jazz Transcriptions).
This second volume follows up on the success of the original volume of solos transcribed exactly from recordings by the Bird with 60 more of Parker's best. Songs include:
Bird Feathers
Bird of Paradise
Body and Soul
Cherokee (Indian Love Song)
Cool Blues
Crazeology
Drifting on a Reed
Embraceable You
Groovin' High
I'll Remember April
Love for Sale
My Old Flame
A Night in Tunisia
On a Slow Boat to China
Quasimodo
'Round Midnight
Salt Peanuts
Sweet Georgia Brown
Tiny's Tempo
What Is This Thing Called Love?
and more.
Includes preface by book transcriber Charles "Doc" Stewart.


terusannoyume at 06:15│Comments(0) 効果的なアドリブ上達法 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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