2019年01月09日
コード付け体験講座
前回からの続きです。
「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
のコード付けを体験してもらいます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「C2」
6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<「C2」6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
<問題3>
「C2」(6)のメロディー音、
1拍目に「ミ」がありますので、
ベース音が重複しないように
あなたが選んだコードから
ルート(根音=1度)が「E」
のコードを除外して下さい。
そうすると残ったコードはありますか?
1つ?あるいは全滅?
全滅の人は新たに1つ考えて下さい。
<条件>
メロディー「ミ、レ」に合うコードで
ルート(根音=1度)が「E」ではなく、
「A7」と理論的につながるコードです。
理論的に説明出来ることが条件です。
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<問題4>
「C2」(7)のメロディー音は
「レ」のみですが、
ベース音が重複しないように
あなたが選んだコードから
ルート(根音=1度)が「D」の
コードを除外して下さい。
残ったコードはありますか?
1つ?あるいは全滅?
全滅の人は新たに1つ考えて下さい。
<条件>
メロディー音「レ」に合うコードで
ルート(根音=1度)が「D」ではなく、
次の「G7」と理論的につながり、
前の「A7」ともつながるコードです。
理論的に説明出来ることが条件です。
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
どちらの問題も
ジャズ理論を学んでいる人なら
簡単ですね。
というよりも最初の段階で
4つの中に選んでいましたよね。
これで最低2種類のコードが揃いました。
ここからコード付けの体験です。
あなたが選んだコードを以下のように
仮の設定にして説明します。
☆メロディーとベース音が
重複するコード=仮に「A」
☆メロディーとベース音が
重複しないコード=仮に「B」
注意、この「A」と「B」は
コードネームではありません。
2種類のコードを分類する記号です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<応用体験>
ここから2種類のコードを使って
コード付けを体験してもらいましょう。
この曲(走れ正直者)の
「C1」の6〜8小節と
「C2」の6〜8小節は
メロディーが同じです。
6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<組合せ例1>
メロディー音とベース音が重複する例。
「C1」6=A 7=A
「C2」6=A 7=A
<組合せ例2>
メロディー音とベース音が重複しない例。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=B 7=B
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「C1」と「C2」で
同じメロディーが繰り返されるので
2種類のコードを混ぜても使えます。
この方が変化が付きます。
<組合せ例3>
「C1」6=A 7=A
「C2」6=B 7=B
普通は単純な方を先にして
複雑な方を後にします。
<組合せ例4>
例3の逆。後半を普通にしたい時、
これもありです。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=A 7=A
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下は、さらに細かい設定。
<組合せ例5>
「C1」6=A 7=B
「C2」6=B 7=A
<組合せ例6>
例5の逆です。
「C1」6=B 7=A
「C2」6=A 7=B
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上のように
いろいろな組合せを試して下さい。
コード付けは、このようにして
最終的にあなたが一番いいと思う
組合せを選びます。
「走れ正直者」(ピアノ・アレンジ)
のコード付けを体験してもらいます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「C2」
6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<「C2」6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
<問題3>
「C2」(6)のメロディー音、
1拍目に「ミ」がありますので、
ベース音が重複しないように
あなたが選んだコードから
ルート(根音=1度)が「E」
のコードを除外して下さい。
そうすると残ったコードはありますか?
1つ?あるいは全滅?
全滅の人は新たに1つ考えて下さい。
<条件>
メロディー「ミ、レ」に合うコードで
ルート(根音=1度)が「E」ではなく、
「A7」と理論的につながるコードです。
理論的に説明出来ることが条件です。
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<問題4>
「C2」(7)のメロディー音は
「レ」のみですが、
ベース音が重複しないように
あなたが選んだコードから
ルート(根音=1度)が「D」の
コードを除外して下さい。
残ったコードはありますか?
1つ?あるいは全滅?
全滅の人は新たに1つ考えて下さい。
<条件>
メロディー音「レ」に合うコードで
ルート(根音=1度)が「D」ではなく、
次の「G7」と理論的につながり、
前の「A7」ともつながるコードです。
理論的に説明出来ることが条件です。
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
どちらの問題も
ジャズ理論を学んでいる人なら
簡単ですね。
というよりも最初の段階で
4つの中に選んでいましたよね。
これで最低2種類のコードが揃いました。
ここからコード付けの体験です。
あなたが選んだコードを以下のように
仮の設定にして説明します。
☆メロディーとベース音が
重複するコード=仮に「A」
☆メロディーとベース音が
重複しないコード=仮に「B」
注意、この「A」と「B」は
コードネームではありません。
2種類のコードを分類する記号です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<応用体験>
ここから2種類のコードを使って
コード付けを体験してもらいましょう。
この曲(走れ正直者)の
「C1」の6〜8小節と
「C2」の6〜8小節は
メロディーが同じです。
6|ミ、レ、♯ド、ミ|
7|レ〜|
8|(ン)ファ、ファ、ミ、レ|
<6〜8小節のコード進行>
|(?)A7|(?)|G7|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<組合せ例1>
メロディー音とベース音が重複する例。
「C1」6=A 7=A
「C2」6=A 7=A
<組合せ例2>
メロディー音とベース音が重複しない例。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=B 7=B
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「C1」と「C2」で
同じメロディーが繰り返されるので
2種類のコードを混ぜても使えます。
この方が変化が付きます。
<組合せ例3>
「C1」6=A 7=A
「C2」6=B 7=B
普通は単純な方を先にして
複雑な方を後にします。
<組合せ例4>
例3の逆。後半を普通にしたい時、
これもありです。
「C1」6=B 7=B
「C2」6=A 7=A
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下は、さらに細かい設定。
<組合せ例5>
「C1」6=A 7=B
「C2」6=B 7=A
<組合せ例6>
例5の逆です。
「C1」6=B 7=A
「C2」6=A 7=B
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上のように
いろいろな組合せを試して下さい。
コード付けは、このようにして
最終的にあなたが一番いいと思う
組合せを選びます。