2018年12月30日

いろいろな段階がある

最近いろいろと書いたけれど、
その記事が当てはまる人と、
当てはまらない人がいても
当然のことなんだ。

例えばね、
前回「次は分析の段階」と言ったけれど
ジャズ理論を知らなければ、
巨匠のアドリブを分析しようとしても
「何でこうなっているのか?」
まったく理解出来ないよね。

「あ、わかりました。じゃあ先に
ジャズ理論を学べばいいのですね」
と言う人がいても、
「いやいや君は
それ以前の楽典から学びなさい」
と先生が言うかもしれない。

あるいは逆に
「ジャズ理論と
近代のクラシック理論も学びなさい」
と言われる人もいると思う。
(現代のジャズを学びたい人には)

とにかく今、
その人がどの段階にいるのか?

それによって、
その人へのアドバイスが変わってくるのです。


terusannoyume at 23:59│Comments(0) 効果的なアドリブ上達法 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集