2016年08月05日

アドリブ・コピー方法(2)

CDなどの音源を1音1音、
または1小節ずつコピー(採譜)
していく作業は大変なことだ。

しかし、上手くなりたい、
CDのように演奏したいと思ったら、
やるしかない。

上手くなった人は、
必ずやっているはずだ。

特にプロを目指すなら、
コピーは避けて通れない。

例えると、
日本だけで英語を学んだ人と、
外国で10年暮らしてきた人の
会話力、発音、反応力など、
いろいろな面で違うはずだ。

コピーをしていない人の演奏を
聞いているだけでは変に思わなくても、
コピーを沢山した人の演奏を聴いた後では、
明らかにレベルの違いが分かるはず。

       ☆

コピーした後、当然のことだけれど、
練習して弾かないと上手くならない。

コピーしただけでは
耳の訓練になるかもしれないが、
それだけでは意味がない。

かなり練習したつもりでも、
バンドやマイナスワンに合わせて弾くと
以外に弾けないものだ。

伴奏の感じがCDと違うし、
テンポも少し違うので弾き難い。

少し遅く、速くなど、いろいろと変えて
練習してみるのもいいかもね。


terusannoyume at 23:58│Comments(1)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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この記事へのコメント

1. Posted by ヤマ   2016年08月23日 06:20
5 先生 デザイン変わりましたね

コピーの話 面白かった

外国に暮らした人の英語の例えで
目がウロコ

話すと聞くは 確かに大事

いつも、為になる話 ありがとうございます

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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