2015年10月09日

ジャズピアノ独習法(22)

ビージー・アデール研究(20)

今回は、
ほとんどの人は読む必要がありません。

なぜなら上級の話だからです。
そして以前(独習法19回目)の応用編なので、
(例え上級者であっても)その時のフレーズを
学んでいなければ話は伝わりません。

ですから、ごくごく一部の人が対象です。

それと、レッスンの時なら
中級者でもわかり易く説明しますが、
今回は最初から上級対象なので、
ごく一部の人だけが理解出来るように書きます。

ほとんど人は、こんなことをやる前に、
やるべきことは沢山ありますので、
読む必要はありません。

     ☆

普通にアドリブが出来るようになった段階で
一部の小節(コード)で上部構造の3和音を
乗せるやり方を教えます。

さらに進んだ段階になると
上部構造の小節を増やして、
乗せる3和音も4和音になったりします。

最終的には、すべての小節(曲全体)で
上部構造のコードでアドリブをします。

つまり左手のジャズ・コードに対して、
右手はまったく別の3〜4和音でアドリブ
していることになります。

少し話は横道に入りますが、ある程度
普通のアドリブが出来るようになったら、
スタンダードをモード的に解釈する方法を
中心に教えますが、今回のやり方は対象的に
徹底的に縦構造を中心にした方法ですね。

私のジャズピアノ教育方針は、
まずスタンダードを普通のスタイルで
弾けるようにする。(これだけでも大変でです)

次にある程度の段階でモード奏法も学ぶ。
そしてモード奏法をスタンダードに応用する。

これらの過程でモード的(横構造)と対象的な
縦構造も徹底的に学ぶこともやっています。

つまり両極端を学び、ある曲に対して、
どちらの方法でも自由に弾けるようにする。

同じ曲を同じ人が弾いているのですが、
アドリブはまったく違う印象になります。

材料(曲)を、どの様にも料理(アドリブ)
出来るようにするのです。
その時々によって使い分けるということ。
自由に組み合わせてもいい。

ここで話は戻ります。

縦構造を徹底的に各小節でやると、
一つ問題が出て来ます。

それはフレーズが(上部構造と言っても)、
どうしても分散和音的になってしまいます。

だからと言って、下手に経過音を使うと、
スケール的なアドリブになってしまい、
何のために上部構造の3〜4和音を使って
いるのか、意味がなくなってしまいます。

そこで対処方法は、いくつか考えてあります。

さて話が大変長くなりましたが、以前のフレーズは
決して初心者用のものだけではなく、
使い方によっては上級のアドリブにも応用出来る。

一つの方法としてヒントになると思います。

以上です。

            ☆

こんな話は書くのをやめようと思ったのですが、
その段階にいる人がたまたま読むかもしれないと思い、
書いておくことにしました。

何回も言いましたが、ほとんどの人は関係ありません。

しかし将来の目標(10年後?)にしてもいいかも?
いや必要ないかな。

2回ぐらい生れ変ってからでもいいかもしれません。


terusannoyume at 23:58│Comments(0)TrackBack(0)効果的なアドリブ上達法 | コード進行の勉強

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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