2015年09月26日

ジャズピアノ独習法(19)

ビージー・アデール研究(17)

今回は、キレイなフレーズを覚えよう。
とても単純な作りなんだけれど、
初心者ではなかなか気が付かない作り方。

「A列車で行こう」アドリブ1コーラス目、
「A2」6〜8小節目のフレーズを見よう。
(楽譜がない人は過去記事の音源がある)

楽譜を持っている人は、30ページ、
下から2段目2小節目、
3拍目裏「ソ、ラ、シ」から
4小節目1拍目「ミ、ド」まで。
(その後のフレーズは今回省略する)

今回のフレーズを分析すると、
骨組み「ド、ミ、ソ、ド、ミ」の間を
半音を含む経過音を使っているだけだよね。

最初にフレーズを見ると単純と思うかも?

でもね、この経過音と半音の使い方は、
学習者が自分ではなかなか気付かないと思う。

理路整然として、本当に分かりやすくて、
キレイなフレーズだよね。

では、早速12キーに移調して練習しよう。
そして、
いろいろな曲に応用してみようではないか。


terusannoyume at 23:34│Comments(1)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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この記事へのコメント

1. Posted by ヤマ   2015年09月27日 06:39
5 テル先生

連日の教えありがとうございます

昨日の3拍フレーズ
8分音符以外に4分音符が入っても良いのですね
弾きやすいです
(8分音符だけだとロストしてしまう)

今日のフレーズも気づけば
コードトーン

毎回参考になります

ありがとうございます‼︎

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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