2015年07月29日

ミシェル・ルグラン自伝

ミシェル・ルグランの自伝が出ました。

ルグランといえば、
代表作『シェルブールの雨傘』など、
フランス映画音楽界の巨匠ですが、
ジャズでは『ルグラン・ジャズ』が名盤。

「ミシェル・ルグラン自伝」
ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ
単行本(ソフトカバー) – 2015/7/24
ミシェル・ルグラン (著)
ステファン・ルルージュ (著)
& 2 その他





<内容紹介> Amazonより

フランス映画音楽界の巨匠が名画と
名盤のドラマを初めて赤裸々に語った
珠玉の回想録!

『シェルブールの雨傘』
『ロシュフォールの恋人たち』を筆頭に、
60年以上数々の映画音楽を手がけてきた
巨匠ミシェル・ルグラン。

本書は、
フランス映画界やハリウッドを舞台にした
華麗で多彩な音楽人生を、
赤裸々に、かつ格調高く綴った
珠玉の回想録です。
本国フランスでは2013年に発売されて
ベストセラーとなりました。

盟友のジャック・ドゥミとボリス・ヴィアン、
作詞家のアラン&マリリン・バーグマン、
エディ・マルネ、
名監督のジャン=リュック・ゴダール、
シドニー・ポラック、ノーマン・ジュイソン、
あるいは
俳優のスティーヴ・マックイーン、
カトリーヌ・ドヌーヴ、
さらには
マイルス・デイヴィス、
ビル・エヴァンス、
クインシー・ジョーンズ、
レイ・チャールズ、
エディット・ピアフ、
ジャック・ブレル、
モーリス・シュヴァリエ
といった
大スターたちとの共作・共演・交友が、
生々しいエピソードとともに活き活きと
味わい深く語られています。

【最新情報】
83歳になるルグランは今もなお現役。
2015年7月18日からは音楽を担当した話題作
『チャップリンの贈り物』が
恵比寿ガーデンシネマにてロードショー公開されます。
また、同じく7月に渋谷の文化村ル・シネマでは
ヌーヴァル・ヴァーグの特集上映が組まれるなど、
ルグランとその周辺への関心が高まっています。

■ミシェル・ルグランが音楽を手がけたおもな映画作品
『シェルブールの雨傘』
『ロシュフォールの恋人たち』
『おもいでの夏』
『恋』
『愛と哀しみのボレロ』
『ローラ』
『華麗なる賭け』
『女と男のいる舗道』
『愛のイェントル』
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』

<著者について>

ミシェル・ルグラン Michel Legrand
1932年2月24日、
母マルセル、父レイモンのもとパリで生まれる。
本名ミシェル=ジャン・ルグラン。
幼少時からピアノに親しみ、

11歳でパリのコンセルヴァトワールに入学。
和声法とピアノを専攻、作曲法を
ナディ・ブーランジェに師事。

54年、フィリップスと契約し、
作・編曲活動が本格化。

以来今日に至るまで、
ヌーヴェル・ヴァーグ期を含む
フランス映画やハリウッド作品の音楽を
多数手がけている。

63年には盟友ジャック・ドゥミとともに
斬新なミュージカル映画『シェルブールの雨傘』
で世界を席巻。

またマイルス・デイヴィスらを起用したアルバム
『ルグラン・ジャズ』(58年)や、
自身のヴォーカル・アルバム
『ミシェル・ルグラン』(81年)も高い評価を得た。

音楽を手がけたおもな映画に
『ローラ』『ロシュフォールの恋人たち』
『おもいでの夏』『女と男のいる舗道』
『華麗なる賭け』『愛と哀しみのボレロ』
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』などがある。

ミシェル・ルグラン自伝 ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ

<目次>

親愛なる日本の友人たちへ
ミシェル・ルグラン
フランソワーズ・サガンによる
ミシェル・ルグラン(1972)
序 ステファン・ルルージュ

1 静かな時代
2 八歳での戦争
3 マドリッド通り一四番地
4 マドモワゼル・ブーランジェ
〜〜音楽の母
5 1944年春
〜〜5日間の大冒険
6 幼い頃の夏
7 父とのパス・ワーク
8 夏の公演旅行
9 ジュネール通り六番地
10 パリ、ニューヨーク
11 ディジー、マイルス、エヴァンス
12 新しい波と旧い波
13 ジャック・ドゥミ(一)
〜〜『シェルブールの雨傘』
『ロシュフォールの恋人たち』
14 ジャック・ドゥミ(二)
〜〜『ロバと王女』
15 地を這うコンサート
16 ハリウッドへのパスポート
〜〜〈風のささやき〉
17 バラ色と黒
〜〜クロード・ヌガロ
18 私は歌う
19 ミニチュア飛行機クラブ
20 スティーヴ・マックイーンの三つのイメージ
21 父親代わりの人々
22 作曲の場(永遠の初心者)
結びにかえて(一時的なあとがき)



terusannoyume at 23:31│Comments(0)TrackBack(0) 作曲法あれこれ 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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