2014年11月13日

スクリャービン研究資料

スクリャービンについて書かれた本は
とても少ない。

しかも
本人と直接会話した友人の話なので、
かなり貴重な資料だと思う。

スクリャービン
〜晩年に明かされた創作秘話
楽譜 – 2014/9/16
レオニード・サバネーエフ (著)
森松 皓子 (翻訳)





多くの人に影響を与える人は、
必ず精神世界を理解していることが、
この本からもわかるよね。

<内容紹介> Amazonより

本書は、
晩年のスクリャービン(1871〜1915)を
真近で見た友人レオニード・サバネーエフ
(1881〜1968)による貴重な「記録」である。

晩年の作曲構想〜
神智学の隙間から覗き見た
西欧ロマン主義の独自の解釈〜、
当時のロシア音楽界、家族のことなど、
多くがスクリャービン本人の言葉で
語られている。

時には歯に衣着せぬ批評をしたとして
敵も多かったサバネーエフだが、
スクリャービンからは一目おかれていた。

初版は1925年に出版されたものの、
サバネーエフが西側へ亡命したこともあり、
旧ソヴィエト政権下では忘れられていたが、
2003年に本国で再刊された。

ロシア音楽界では必読書として
読み継がれている名著、
待望の日本語完訳である。

本書の最大の特徴は、
スクリャービンが
第3交響曲以降の作品を通じて
具体化しようとした思いが、
本人の言葉通りに記されていることだ。

知られざる晩年のスクリャービンの思想が
浮き彫りとなる、重要な文献の一つ。

スクリャービン: 晩年に明かされた創作秘話

<目次>

次第に見えてきたスクリャービンの姿
“交響曲第三番”と“法悦の詩”
交際の環、“プロメテウス”、神智学
スクリャービンの親族
〜親族に理解されない幻想的人類史
クーセヴィツキーとの断絶
日常的ではない祭典としての芸術志向
〜性的恍惚で終わる神秘劇?
三つのソナタの進捗
神秘劇への記譜法・調性の色
〜“プロメテウス”と神秘劇との中間に序幕
神秘劇実現のためのインドへの夢
〜ブリャンチャニーノフによる英国礼賛
のしかかるパートナーとの問題
〜“光の交響曲”への彼自身の解説
神秘劇の前にその序幕を書く
〜スクリャービンの音楽論を見ながら
第一次大戦、序幕の準備が具体化
長期の演奏旅行の果てに
〜没後に展開された俗悪化


terusannoyume at 23:56│Comments(0)TrackBack(0) 作曲法あれこれ 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集