2014年04月22日

暗譜のコツは〜(9)

今回は、[B](17〜24小節)の
最後の2小節(23〜24)を説明
する予定でしたが、23小節だけ、
つまりたった1小節で終りそうです。

それぐらい奥が深い話になりますので
初心者は読まなくてもいいですよ。
(ウソです。読めば分かるかも?)

では23小節目の説明を始めましょう。

この小節(23)は、
キーF になる。
または キーFm になります。

どちらも、それぞれ理由があります。

実際に何冊かの曲集を調べましたが、
どちらもありました。

まず キーF つまり
コードが FM7 の場合を説明します。

[A1] の7小節目は CM7 なので、
ここ(23)は FM7 で当たり前、
という考えです。

もう説明しなくても分かるでしょうが
[B] は
[A1]のメロディーとコード進行が
完全4度上に転調でしたね。
(最後の2小節は違いますが…)

では、キーFm の場合の説明です。
つまりコードが Fm になります。

この小節(23)のメロディー音は
「ソ、ファ、ド、ファ」ですから
「ラ」も「♭ラ」もありませんので
コードは「FM7」でも「Fm」でも、
どちらも合うのです。

しかし前後の小節(22と24小節)を
よく見るとメロディーに「♭ラ」が
ありますから 23 は
Fm の方が自然です。

ですから、ここ(23)は絶対に「Fm」
と言いたいところですが、
そうはいきません。

なぜかというと、
[A1] に例があるように、

キーCm(4〜6)から
Cm に帰るように見せかけて
キーC に転調(7)してしまう。

これを(23)に当てはめると

キーFm (20〜22)から
Fm に帰るように見せかけて
キーF に転調(23)してしまう、

〜ということもあるからです。

ですからここ(23)は
あなた次第、
「どちらでも好きなようにしていいわ」
という話なのです。

さて、あなたは「どちらがお好き?」

曲を最初から何回も弾いて
じっくり判断して下さいね。


terusannoyume at 23:58│Comments(1)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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この記事へのコメント

1. Posted by かっちゃん   2014年04月23日 02:27
5 正直‥まだコードはスラスラ弾けません…。ノートに書いたコードをジーッ!!と見てるだけです。
ただ素人考えではA3のCM7に行くためにはハ長の 垢魴侏海垢襪戮ではないのかと‥そう思ってるところです。トニックはどのコードにも進められる‥という利点もあるのでFM7からDm7、G7。またはFmからDm7、G7…。そんな風に考えてしまいます。
…エッ?メロディーに♭ラがある?
もしかしてCとFは関係が深いから7だけでも転調出来るような…そんな気も…。ちよっと…また頭がコンガラがってきました。12のスケール練習しながらまたテル先生の説明を待ちます。もう寝ます…。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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