2014年04月04日

初音ミクはなぜ世界を変えたのか?

初音ミク現象について、
しっかりと書かれている本が出ました。

このブログでも何回か書きましたが
音楽の世界だけでなく他分野まで巻き込み、
さらに世界を変える勢いです。

革命が起きている時、大衆は気付きません。
もっと後になってやっと気が付くのですね。

でも、今まさに革命が始まっています。

私たち(日本人)は、これから
どのように生きていけばいいのでしょうか?

私は本書の終章「未来へのリファレンス」
を何度も読み返すつもりです。

「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」
[ 単行本 ]
柴 那典 (著)





<内容紹介> Amazonより

2007年、初音ミクの誕生で三度目の
「サマー・オブ・ラブ」が始まった。

気鋭の音楽ジャーナリストが
綿密な取材を元にその全貌を描ききる、
渾身の一作!

◆2007年8月に登場した
ボーカロイドソフト「初音ミク」。

ニコニコ動画を中心に
「ボカロP」と呼ばれる一般ユーザーたちが
大量の新曲を発表する原動力となった彼女は、
単なるツールやソフトウェアの枠組みを超え
「音楽の新しいあり方」を示す象徴となった。

現在、初音ミクを使用した楽曲は
オリコン/カラオケチャートにおいて
上位を占め、
CDショップでは専用コーナーが常設され、
海外展開も積極的に行われている。

◆クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
伊藤博之氏・佐々木渉氏、
ヤマハ株式会社
剣持秀紀氏など開発担当者、
また
ニワンゴ株式会社
杉本誠司氏など周辺関係者に多数取材。

さらには著者が長年続けてきた
ryo(supercell)氏、
kz(livetune)氏、
じん(自然の敵P)氏、
とくP氏、
冨田勲氏、
渋谷慶一郎氏らクリエイターへの取材を元に、
00年代の日本のインターネット発で生まれた
熱気とエネルギーを描き出す。

◆キャラクター文化やオタク文化、ネット文化、
新たなビジネスモデルの象徴……。

様々な側面から語られてきた
"初音ミク"の存在を
初めて音楽の歴史に位置づけ、
21世紀の新しい音楽のあり方を指し示す
画期的な論考である。

初音ミクはなぜ世界を変えたのか?

内容(「BOOK」データベースより)

新しい文化が生まれる場所の真ん中には、
インターネットと音楽があった。

2007年、初音ミクの誕生と共に始まった
三度目の「サマー・オブ・ラブ」とは。


terusannoyume at 23:16│Comments(0)TrackBack(0) ボーカロイド、初音ミク 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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