2014年03月18日

ジャズ上達の鑑賞法(9)

アドリブが出来るようになった初心者は、
〜休符がなくて、ずっと弾いている〜
という話を以前しましたね。

多分、独習者にも多いと思います。

休符のことまで意識している人は
ほとんどいない?(と思うのです)

そこで今回の話は、その解決策ですが、
これも以前すでに話した上達の鑑賞法、
〜管楽器を聴き、追い掛けて歌うこと〜
なのです。

管楽器は演奏中に必ず息を吸いますよね。

そこが休符になる訳ですね。

2つの話が関連していたということです。

すでにアドリブが出来る人は、
これから休み方の研究もしてみて下さい。

<今回の課題>

そのような視点で
ジャズのCDを聴いてみましょう。


terusannoyume at 23:44│Comments(1)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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この記事へのコメント

1. Posted by アマチュア・プレイヤー   2014年03月19日 19:41
はじめまして。ウッドベースでベースソロも弾きたいと思っている者です。

色んな教材を元に独学ですが、バッキングのベースは出来るのですが、ベースソロをどのようなスケールを元に組み立てたらよいか解らず困っています。

坂元先生にお願いがあります。
良くやるスタンダード曲をアナライズして、使用可能スケールを示した本を作って頂けませんか? 以前、そのような本を出されていたと聞いたのですが、絶版で入手できません。

一部の曲は、他の教本や、ネット上の不確実な情報でスケールを確認できますが、数曲しか集められません。

その、曲からスケールを求める方法ですが、ディグリーネームにアナライズしてもそれが何の代理コードなのか、ダイアトニックコードを少し勉強したくらいでは理解できないのです。例えば、酒バラの、IMaj7 - bVII7 の、フラット7セブンスのコードが、何の代理コードなのか、使えるスケールは何なのかが解らないのです。

この、アナライズと使えるスケールを割り出す作業が、初心者には敷居が高いために、何度も曲に合わせて弾きながら、合う音を探すという、総当り的な作業になってしまい、ほとんどの人がこの段階でアドリブをするという事に挫折してしまいます。

もしもこのような本が出版されたら、初級〜中級のアマチュアジャズ層に一気に売れると思うのですが如何でしょうか?


使用スケールが解れば、スケール練習用のエクセサイズを作って練習して手に覚えさせることが出来ます。

私が今作って練習しているものは、BIAB で作っていますが、このような動画を DVD で本につけて売れば、音程を変えないで再生速度を変えられるプレイヤーは一般に普及しているので、(Media Player等)問題ないと思います。

枯葉スケール練習
http://www.youtube.com/watch?v=wFtrPbHxPTU

all the things you are アルペジオ
http://www.youtube.com/watch?v=cNCYEXGuvWw

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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