2014年02月22日

ナラ・レオンの伝記

ボサノヴァの資料は少ない。

この伝記は貴重な資料だ。

ナラ・レオン
美しきボサノヴァのミューズの真実
(P‐Vine BOOKs) [単行本]
セルジオ・カブラル (著)
堀内隆志 (監修)
荒井めぐみ (翻訳)





<内容紹介> Amazonより

ナラ・レオン没後20周年記念出版。

コパカバーナの少女時代から、
激しい恋、
ボサノヴァ誕生の真相、
エリス・レジーナとの対立、
映画監督との結婚、
出産、病魔との闘い、
そして
亡くなるまでの
47年という波瀾万丈の生涯を、
知られざるエピソードをふんだんに
盛り込みながら綴った伝記・決定版。

カフェ・ディモンシュの堀内氏による
思い入れたっぷりの序文(8年越しの企画)、
ディスコグラフィー付き。

思わず手にとりたくなる装幀は
『板尾日記』でおなじみの小野英作氏。

ボサノヴァ好きはもちろん、
ナラ・レオンという
一人の女性の生き方を通して、
生きる力を伝えてくれる内容の濃い1冊です。

音楽ファンだけでなく、
多くの女性に読んでいただきたい、
自信をもっておすすめできる作品です。

「ナラは、
僕が夢見ていた女性像そのものだったんだ。
愛嬌があって、繊細で、音楽的で、裏表がなくて、
知的で、スイートで、教養があって、とにかく全て」
---ホナルド・ボスコリ

「ボサノヴァなんて眠くなるし興味がないわ」
---ナラ・レオン

ナラ・レオンって誰…?
Nara Leao(1942〜1989)/

「ボサノヴァのミューズ」と称えられた
最も人気の高いブラジル女性シンガー。
1950年代、

コパカバーナにあった自宅に
音楽仲間が集い、
「ナラのサロン」として
ボサノヴァ・ムーヴメント
が広がっていったのは有名。

71年にパリで録音された
『美しきボサノヴァのミューズ』は
現在もロングセラーを続け、
ボサノヴァのカタログで
最も売れている記録的1枚。

ナラ・レオン 美しきボサノヴァのミューズの真実 (P‐Vine BOOKs)

内容(「BOOK」データベースより)

コパカバーナの少女時代から、
激しい恋、ボサノヴァ誕生の真相、
映画監督との結婚、パリでの生活、
闘病の日々まで…
一人の女性の壮絶な闘いの記録。
こうしてナラ・レオンは伝説となった。

<目次>
●日本語版出版に寄せて(堀内隆志)
●コパカバーナの少女
●プレイボーイ・ボスコリ
●亀裂
●左へ
●オピニオン
●反逆分子
●ア・バンダ
●ナラ・レオン・ヂエゲス
●二児の母に
●歌手として再び
●人生への戦い
●ナラを支えた人たち
●一縷の望み
●ディスコグラフィー


terusannoyume at 23:46│Comments(0)TrackBack(0) 作曲法あれこれ 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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